開催日時
令和元年6月25日(火)午後3時30分から午後5時15分まで
開催場所
三次警察署
出席者
協議会 会長以下8人
警察署 署長以下9人
会議内容
会長挨拶
署長挨拶
業務説明
三次警察署管内の犯罪情勢について(生活安全課長)
刑法犯認知件数は,本年5月末で51件(昨年同期比-7件)です。
検挙状況は,本年5月末で32件(昨年同期比-10件),検挙率は62.7%(昨年同期比-約10%),検挙人員は22人(昨年同期比-6人)です。
特殊詐欺被害状況は,本年5月末で0件(昨年同期比-1件,被害額-約64万円)です。
本年の取組みについては,メルマガ等による情報発信,金融機関等と連携した特殊詐欺被害未然防止策の推進,子供・女性対象のつきまとい事案等に対する事件化や相手方への口頭警告を積極的に推進しています。
◇質問(渡谷委員)
三次警察署管内の特殊詐欺の発生状況について
◇回答(署長)
葉書による年金等の還付を装ったものの相談を受けており,メルマガで情報発信するなど注意を呼びかけています。
また,電子マネーを騙し取るものや五輪を口実とした詐欺についても注意を呼びかけています。
三次警察署管内の交通情勢について(交通課長)
交通事故発生件数は本年5月末で548件(昨年同期比-192件)で,人傷事故,物損事故とも減少傾向にあり,交通事故死者数は1人(昨年同期比-1人)です。
子供と高齢者の安全な走行の確保と高齢運転者の交通事故防止,歩行者ファースト意識の醸成を重点に活動しており,幼稚園・保育所の協力によるオリジナルダンスやもののけに扮した動画をYouTubeで配信するなどの広報活動を実施しています。
◇説明(警務課長)
JAFが「信号機のない横断歩道に歩行者が立っていたときに何%の車両が道を譲るか」という調査をした結果,広島県は1%でワースト2位だったため,歩行者ファースト意識の醸成に取り組んでいます。
ちなみに1位は長野県で58%でした。
◇質問(中久保委員)
長野県が58%で1位だった理由について。
◇回答(交通課長)
長野県警では,子供が横断したした後,運転手と目を合わせてお辞儀をするという教育を県全体でしていることが要因と考えられます。
三次警察署も同じように自然に安全に横断できるようにしたいと考えています。
◇質問(渡谷委員)
横断歩道を2,3歩渡りかけた歩行者の前をやむを得ず,車で通過したら違反になりますか。
◇回答(交通課長)
横断歩行者等妨害等という違反になります。
手前に横断歩道があり,横断歩行者が近くにいれば,速度を落として運転してください。
当署の速度取締り指針については,過去の交通事故発生状況を分析し,国道54号線と国道183号線を重点的取締り路線にしています。
◇説明(署長)
「はるちゃんのひまわり」という京都府警が始めたプロジェクトに賛同し,三次市内の幼稚園や保育所にひまわりの種を配って育ててもらっています。
◇意見(久保田委員)
園外保育で散歩に行くことがありますが,市役所前の横断歩道がなかなか渡れなくて残念に思います。
◇説明(署長)
横断旗の設置について検討していきます。
警察に対する意見等
◇意見(坂田委員)
もののけミュージアムの妖怪に扮した着ぐるみによる交通安全教室を出前講座で開催してもらいたい。
◇回答(交通課長)
交通安全教室は,希望により実施しています。
◇質問(渡谷委員)
三次警察署管内の高齢者の運転免許証返納状況につい
◇回答(交通課長)
当署管内の高齢者の免許証自主返納状況は,平成29年には224件,昨年は254件,本年5月末現在では134件(昨年同期比+17件)です。
◇質問(菊間委員)
免許証返納後の対策について。
三次市ではタクシーチケットを配ったりしているが,無料送迎車両の運用など代替策があれば紹介願います。
◇回答(交通課長)
運転免許証を自主返納された方を対象に,自治体による支援やタクシー等の運賃割引制度があります。
三次市の乗合タクシーの整備状況・ルートについて,自治体に確認し回答します。
◇質問(中久保委員)
もののけミュージアムオープンに伴う事件や事故の発生状況について。
◇回答(警備課長)
もののけミュージアム開館に伴い,特異な事件・事故の発生はありませんでした。
◇意見(松尾会長)
もののけミュージアムに行く際に,歩道が狭かったので,本通りの方を通って行かれれば広いし,本通りのことを知ってもらえるので,そちらを通られた方がよかったのかなと思います。
◇説明(署長)
駐車場への出入りについては,開館当初は渋滞対策として左折のみによる出入りで運用していました。
交通安全動画の視聴
- オリジナルダンス「安全な横断で」
- オリジナルダンス「上手に渡れたね」等