ローカル鉄道は、地域住民の通学・通勤・通院などの日常生活を支える重要な交通基盤であると同時に、観光による地域活性化など、まちづくりを含めた地方創生を進めるために重要な広域ネットワークです。
しかし、近年、人口減少やモータリゼーションの発展等に伴う、鉄道利用者の急速な減少により、鉄道のあり方の検討を求めるJRの表明が全国各地で相次いでおります。広島県内では、令和6年3月に「芸備線再構築協議会」が設置され、芸備線の備後庄原~備中神代間における最適な公共交通のあり方について議論が始まりました。
本項では、全国的に問題となっているローカル鉄道に対する本県の考え方や広島県内における議論の状況、利用促進の取組等についてご説明いたします。
広島県をつなぐローカル鉄道