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芸備線の概要

印刷用ページを表示する掲載日2025年1月16日

芸備線路線図

芸備線路線図

 

JR芸備線は、広島市の広島駅から北上し、広島県北部の安芸高田市、三次市、庄原市を経て岡山県新見市の備中神代駅に至る、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)の鉄道路線です。

途中、塩町駅(三次市)で福塩線、備後落合駅(庄原市)で木次線と接続します。広島市と中山間地域を結ぶとともに、広島都市圏の近郊路線としての性格をあわせ持っています。

【路線データ】
路線距離(営業キロ) 159.1km
駅数 

44駅 

(起点:備中神代駅(岡山県新見市) 終点:広島駅)

路線形態 単線・非電化
使用車両 キハ47,キハ40,キハ120
最高速度 85km/h
全通 昭和11年(1936年)10月10日
交通系IC(ICOCA) 広島駅~狩留家駅間で利用可

芸備線利用状況

【芸備線区間別平均通過人員(輸送密度)の推移】
年度 広島~下深川 下深川~三次 三次~庄原 庄原~備中神代

1987

(JR発足)

10,556 3,500 1,257 570

2007

10,872 2,293 364 104
(2004年)
2019 10,593 888 381 48
2023 8,676 998 373 62

引用元:令和5年5月10日開催 第2回JR芸備線利用状況等に関するヒアリングのJR提供資料
令和6年3月26日開催 第1回芸備線再構築協議会JR提供資料

  • JRが発足した昭和62年(1987年)以降の芸備線の利用状況は、広島市近郊の広島ー下深川区間では変動は小さいものの、広島市以降の区間では大きく減少しています。
  • 全区間において、学生の通学利用が大きな割合を占めており、学生の通学手段として欠かせない存在であるものの、学生以外の住民の方々のご利用が、広島市近郊を除き少ない状況となっています。
  • 少子化により今後通学利用の減少が見込まれる中で、このような状況が続けば、通学利用者も減少し、地域住民の誰にも使われない路線となってしまいます。
  • 芸備線を存続していくためには、働き世代・高齢世代の方々にも、ふだんの生活で芸備線をご利用いただくことが必要です。

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