令和7年6月12日に、警察音楽隊に「たーしー」こと、プロサックス奏者の大瀬戸嵩さんが来隊され、広島テレビの番組「テレビ派」のコーナーである「たーしーとヴィヴァろう♪」の取材を受けましたので、そのときの様子をご紹介します。
音楽隊の玄関では、広島県警察シンボルマスコット「メイプル君」も一緒に取材班をお出迎えです。
訓練室では隊員たちが、「まさに警察という」刑事ドラマ「太陽にほえろ」オープニング曲の合奏訓練中で、そこへ楽器を持った大瀬戸さんが入ってこられました。
演奏会では特殊効果として「パトライト」を使用することがあるのですが、大瀬戸さんはそのパトライトを目の前にして「警察らしい!」と大興奮!
貫井楽長と、しばし音楽隊についてのやりとりが行われ、取材に入っていきます。
隊員は大瀬戸さんから、「どうして音楽隊員になったのか?」など音楽隊についての質問をはじめ、「最近ヴィヴァったこと」から「好きな食べ物」まで幅広い質問を受けました。
これまでも番組でさまざまな吹奏楽部の取材をしている大瀬戸さんですが、今回は“警察”の音楽隊ということで、はじめは少し緊張気味のようでした。
でもインタビューが進むにつれ、お堅いイメージだった警察のイメージはなくなったようで、テンションも次第に上がっているようでした!
次々と展開する、たーしーからの質問に隊員はドキドキでしたが、インタビューも一通り終わり、緊張もほぐれたところで、最近の放送から始まった「ロングトーン対決」の撮影に移行しました。
「ロングトーン対決」とは、一息でいかに長く音を出し続けることができるかを競うもので、なんと私たち警察音楽隊の前の取材で、大瀬戸さんが中学生に負けてしまうという出来事があったそうで…大瀬戸さんもプロの意地をかけた戦いの場となりました。
そんな対決に挑んだ音楽隊員は2人!
今年の4月に入隊したばかりの新人福永隊員と、なんと大瀬戸さんも通っていた音楽高校の後輩であり、かつ大瀬戸さんがその高校で教育実習していた際の生徒という川村隊員です。
大瀬戸さんはソプラノサックス、福永隊員はアルトサックスということで、同じ楽器で勝負に挑みました!
そして川村隊員はというと、なんと“警察官なら誰もが持っているあの楽器”で勝負!
3人の勝負の結果は…
さて、ロングトーン対決も終わり、取材の最後には、大瀬戸さんと「VIVARU」をコラボ演奏しました。
さすが大瀬戸嵩さん!とてもヴィヴァっていて、その勢いに隊員は圧倒されました!
県警公式YouTubeにも演奏動画を掲載していますので是非ご覧ください。
ずっとヴィヴァヴィヴァ言っているけども…ヴィヴァってなんなんだ!?という方がほとんどだと思いますのでここで解説しますと、番組名の「たーしーとヴィヴァろう♪」の“ヴィヴァ”は、音楽用語の「Vivace(ヴィヴァーチェ)…活発に」からきているそうです。
コラボ演奏も終わり、最後は大瀬戸さんも一緒に敬礼で締めて、取材は終了となりました。
※取材を受けた時の状況は“7月7日”に広島テレビの番組「テレビ派」で放送されました。