このページの本文へ
ページの先頭です。

新型コロナウイルス『医療非常事態警報』の発出【令和4年12月16日会見】

印刷用ページを表示する掲載日2022年12月19日

令和4年12月16日に知事会見を行い、本県独自の『医療非常事態警報』を発出しました。
本県の感染状況は、現状ではレベル2ですが、直近の1週間で感染者が急増しています。
このままの増加スピードが続くと、年明けには緊急フェーズ2の病床も満床になる恐れがあります。
また救急搬送困難事例も急増しています。

病床が満床にならないように、更なる病床の確保、入院対象の厳格化や病床の回転率向上を図り入院治療の必要性がより高い患者が優先的に入院できる体制の強化、そして感染状況の改善に取り組みます。

そのため、県民の皆さまにはオミクロン株対応ワクチン接種の検討、日常生活での対策、会食での会話時のマスク着用、重症化リスクの高い方を守る行動の実践、救急外来及び救急車の利用は真に必要な場合に限っていただけるよう、お願いします。
また事業者の皆様には、業種別ガイドラインの遵守、従業員の感染対策、そして重症化リスクの高い方を守る対策の実践をお願いします。

会見資料「新型コロナ『医療非常事態警報』の発出について」 (PDFファイル)(1.2MB)

​【参考リンク】新型コロナウイルス感染拡大防止のための広島県の対処方針​

感染状況

​感染状況シミュレーション

本県の感染状況は、現状では「レベル2」ですが、直近の1週間では感染者が急増しています。

直近1週間の人口10万人あたり新規報告者数は12月15日には1010.3人。
9月3日以来、103日ぶりに1,000人を超えました。

人との接触機会が増加する年末年始を控え、現状のままでは更なる感染拡大の恐れもあります。

本県の感染状況

次に示すのは11月30日に実施したシミュレーションに直近の感染状況を反映したグラフです。

感染状況シミュレーション(11/30実施) 

一旦は、緑色のラインを下回っていましたが、増加スピードが上昇しています。
そのため、より高い前週比で設定していたオレンジ色のラインを突き抜ける恐れがあります。

そこで、直近の感染状況を反映して改めてシミュレーションを行いました(12/13実施)。

感染状況再シミュレーション12/13実施

オレンジ色のラインは直近の広島県の前週比を、
緑色のラインは12月12日時点で感染水準の高い5県の平均的な前週比を参考に設定しています。

現在の増加スピードが年末まで続くと、12月30日には第7波のピーク時の感染状況を超える恐れもあります。

▲ TOPに戻る

入院患者の状況

入院患者数シミュレーション

先ほどの感染状況のシミュレーションを基に、入院患者についてもシミュレーションを実施しています。
 
このままの増加スピードが続けば、年明けには緊急フェーズ2の病床も満床になる恐れがあります。

入院患者数シミュレーション(12/13実施)

▲ TOPに戻る

入院患者の状況

次の図は、直近の入院患者の状況を示しています。

入院患者の状況

上のグラフが感染者を示しています。
水色、オレンジ、灰色の50代以下が8割以上を占めています。

一方で、下のグラフは入院患者を示しています。
黄色と青色の60代以上が、逆に8割以上を占めています。

入院患者数を感染者数で割った入院割合を見てみます。
50代以下では1%に満たない状況ですが、80代以上の高齢者では14%近く、
およそ7人に1人の方が入院されています。

高齢になるほど、感染すると入院する方が多くなります。
高齢者の感染を防ぐことが重要です。

​​▲ TOPに戻る

救急搬送困難事例の増加

次は広島県全体の感染者数と広島市消防の救急搬送困難事例数のグラフです。

赤枠の部分をみると、救急搬送困難事例も急増していることがわかります。
すでに第7波の最大に近づきつつあります。

救急搬送困難事例の増加を示した図

​​▲ TOPに戻る

12月16日から『医療非常事態警報』 発出

このことから、広島県は県独自の『医療 非常事態警報』を発出します。

医療非常事態警報を12月16日から発出します

現在、感染拡大スピードが上昇しています。
このままの増加スピードが継続すると、年明けには緊急フェーズ2の確保病床が満床になるおそれがあります。

そこで、広島県独自の警報を発出し、県民の皆様へ感染対策の呼びかけを強く発信いたします。

医療を守り、行動制限を可能な限り避け、経済活動との両立を図るためにも、
県民の皆様におかれましては、今一度、お一人お一人ができること、
基本的な感染防止対策、高齢者等の重症化リスクが高い方を守る行動に、しっかりと取り組んでください。​

​​▲ TOPに戻る

入院患者数のシミュレーションから、​今後、病床が満床にならないために大事なこととしては、
 ・1つ目は病床をさらに確保し、赤のラインを上げること。
 ・2つ目は入院対象者の厳格化などを通じて、オレンジの実線を点線のラインにすること。
 ・そして、最も大事なことは、3つ目の感染状況を改善し、「オレンジの線」を「緑の線」にすることです。

入院患者数シミュレーション

特に3つ目の感染状況の改善には、基本的な感染対策の徹底など、県民のみなさまのご協力が不可欠です。
こちらについては、お願い事項として後ほどご説明します。

3つの取組により、保健医療提供体制を確保し、高齢者等重症化リスクの高い方を守る必要があります。

​​​​▲ TOPに戻る

広島県の取組

年末年始を控えた感染の拡大、病床のひっ迫等に対する本県の取組を説明します。
まず、病床使用率が高まっていることから、入院病床を最終フェーズの「緊急フェーズ2」に引き上げて対応します。

広島県の取組 

年末年始を控え、更なる感染拡大にも対応できるよう、次のことに取り組みます。

  • 医師会、病院協会等と連携し、更なる病床の確保
  • 病床使用率の上昇を抑制するため、入院対象の厳格化、病床の回転率向上により、入院治療の必要性がより高い患者が優先的に入院できる体制を強化
  • 高齢者施設等における医療提供・往診体制の充実
  • 年末年始の相談体制、検査・診断体制、自宅療養者の支援体制の維持・確保
  • 年末年始の発熱外来(休日当番体制)の拡充

広島県の取組(年末年始を見据えた対応) 年末年始を見据えた対応2

​​​​▲ TOPに戻る

県民の皆様へのお願い

ワクチン接種

  • オミクロン株対応ワクチンの早期接種を検討してください。

【関連リンク】
​ ​オミクロン株に関する情報と感染状況
 オミクロン株対応ワクチン接種について(3・4・5回目)
 【最新】オミクロン株対応ワクチン接種はいつから?対象者は?接種方法は?

日常生活

  • 基本的な感染対策の再徹底してください。 (「三つの密」の回避、手洗い等の手指衛生、効果的な換気等)
  • 混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出など、感染拡大に繋がる行動を控えてください。
  • 学校や部活動、習い事・学習塾、友人との集まりでの感染に、特に気をつけてください。
  • 普段と異なる症状がある場合には、外出、出勤、登校・登園を控えることを改めて徹底してください。​

会食

  • 会話の際のマスク着用をお願いします。

重症化リスクの高い方を守る行動

高齢者等重症化リスクの高い方を守る行動の実践

  • 帰省等で高齢者等に会う場合は、事前に検査をお願いします。
  • 高齢者等と会話する際は、マスク着用やこまめな換気など感染対策に特に注意​してください。

救急搬送

救急搬送困難事例も増加しているため

  • 救急外来及び救急車の利用は、真に必要な場合に限ってください。
    特に、発熱や咳のみなど軽症の場合は救急車の利用は控えてください。

※ 判断に迷ったら、

  • 救急受診アプリ (「Q助」)の活用
  • 救急相談センター 広島広域都市圏「#7119」へ電話

【関連リンク】​
 全国版救急受診アプリ (愛称「Q助」)​※総務省消防庁ホームページへリンク
 
救急安心センター事業(♯7119)ってナニ?※総務省消防庁ホームページへリンク​

​​県民の皆様へのお願い1 県民の皆様へのお願い2

​​​​▲ TOPに戻る

​事業者の皆様へのお願い​

それぞれの業種別ガイドラインを遵守して、実情に合った適切な感染防止対策を実施してください。

従業員の感染対策

従業員の感染対策として

  • テレワークなどの推進
  • 感染対策の再徹底
  • 飲食店において十分な換気や、座席の間隔の確保、又はパーティションの設置等

を実施してください。

重症化リスクの高い方を守る

重症化リスクの高い方を守るため、

  • 従業員の頻回検査
  • 効果的な換気などの感染対策の徹底
  • クラスター発生を前提とした準備
  • 高齢者施設等を利用されている方は、一時帰宅時などの節目での検査

を実践いただくようにお願いいたします。​

事業者の皆様へのお願い1 事業者の皆様へのお願い2

▲ TOPに戻る

まとめ

本日(12月16日)県独自の「医療非常事態警報」を発出しました。

病床使用率や救急搬送困難事例の増加が続いており、保健医療提供体制への負荷軽減が必須です。

重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患を有する方に感染させないよう、お一人お一人の感染拡大防止対策をいま一度、徹底してください。

県民全員で、医療提供体制への負荷の軽減に取り組みましょう。

まとめ

▲ TOPに戻る

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

おすすめコンテンツ

この記事をシェアする