2022年1月7日
直近で感染が急拡大していますが、オミクロン株が影響している可能性が大きいと考えています。12月30日~1月4日での県内のスクリーニング検査では、オミクロン株の疑いのある割合が約8割近くありました。
新型コロナウイルスの変異株の一つであり、国立感染症研究所により「懸念される変異株」と位置付けられています。
国立感染症研究所が公表している新規変異株に関する報告
国内外の報告から、感染・伝播性の増加が示唆されています。デルタ株に比べて世代時間、倍加時間や潜伏期間の短縮、二次感染リスクや再感染リスクの増大が確認されており、感染拡大のスピードが極めて速いとされています。(参考:内閣官房 基本的対処方針)
デルタ株と比較してオミクロン株では重症化しにくい可能性が示唆されていますが、重症化リスクがある程度低下していたとしても、感染例が大幅に増加することで、重症者も増加する可能性があります。引き続き、更なる知見の集積が必要であるとされています。(参考:内閣官房 基本的対処方針)
2022年2月1日
感染者が多い状況では保健所業務がひっ迫し、最も重要な患者への対応や、高齢者施設などへのクラスター対策ができなくなるおそれがあります。そこで、積極的疫学調査を重点化することにより、保健所業務を合理化し、患者の重症化防止に力点を置いた取組に切り替えます。(詳細:令和4年1月25日会見)
風邪の症状等があった場合は、積極ガードダイヤルにお電話ください。
「風邪かな?」と感じたらまず電話!
県内で新型コロナウイルス感染症にかかる診療・検査医療機関のうち、ホームページでの公表に同意いただいた医療機関を掲載しております。
新型コロナウイルス感染症に係る診療・検査医療機関の一覧
個人の基本的な感染予防策としては、変異株であっても、従来と同様に、3密の回避、特に会話時の正しいマスクの着用、手洗いなどの徹底が推奨されます。
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