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研究員日記

印刷用ページを表示する掲載日2020年6月2日

当センターの研究員が日記を書きます。謎多き?研究員の日常を少しだけご紹介します。

成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度  令和2年度~

令和2年6月2日 ハート型のレモンの葉,しかもダブルです!

①大小2枚連なったハート型のレモン葉
昨年度の研究員日記では,果樹研究部の研究圃場で見つけた珍しい形のカンキツ類の果実として,7月25日と11月12日に「ハート型ミカン果実の発見と成熟」を,また, 12月6日に「仏の手をしたレモン果実」について紹介しましたが,今回は,レア物のレモンの葉を紹介します。
先週末に,カンキツ担当の職員が当部の研究圃場でレモン樹の剪定と誘引作業を行っていた時に,ハートの形をしたレモンの葉を見つけました。
しかも,1枚の葉と思いきや,大きいハートと小さいハートの葉が2枚連なっています。
これを見つけた二人の職員は,一人は独身で,もう一人は新婚さんです。
このハート型のレモン葉が,独身の彼には愛のある新たな出会いを,新婚さんには奥様との更なる愛の深まりをもたらしてくれますように…!
(果樹研究部Kmo&Mk&Nh)

令和2年6月1日 研究圃場における落葉果樹の生育は今…?

①ナシ「幸水」の果実肥大 ②モモ「さくひめ」の果実肥大 ③ブドウ「ピオーネ」の開花
今日から6月となりましたので,今日は,果樹研究部の研究圃場に植えてある落葉果樹の最近の生育状況を紹介します。
露地栽培のナシ「幸水」は,先週までに摘果を終え,果実の肥大は丁度大人の親指を越えた位の大きさです。
露地栽培のモモ「さくひめ」は,当部のモモ園にある品種では最も果実肥大が進んでおり,次第にテニスボールの大きさに近づいています。
簡易被覆栽培のブドウ「ピオーネ」は,先週末に開花期を迎えたばかりで,ジベレリン処理の時期となっています。
いずれの樹種も適切な栽培管理により順調に成長しています。
(果樹研究部Ss&Sn&Nh)

令和2年5月29日 果樹の成長につれ多様な農作業に勤しんでいます

①ナシ摘果 ②レモン幼木の剪定 ③カンキツ園の除草
季節は,あらゆる生命が満ち満ちていく時期とされる「小満」を迎え,果樹も陽光を浴びて旺盛な成長を示しています。
今週の果樹研究部の研究圃場では,果樹の成長に付随して増加してくる病害虫の防除頻度が高まるとともに,ナシの摘果,レモン幼木の剪定&誘引,繁茂する雑草の刈り取り等,職員が様々な栽培管理に勤しんでいました。
職員は研究圃場での諸作業に追われていますが,農繁期のピークは,これからです。
(果樹研究部Kma&Kmo&Dma&Dmi&Mc&Wd&Yn&Nh)

令和2年5月28日 ガラス室の屋根のお化粧

①うっすらと白く変色したガラス室の屋根
5月も終盤に差し掛かり,徐々に日中の日差しが強まりつつある中,本日,果樹研究部のガラス室では,ポット育成しているカンキツ樹を夏の暑さから守る一方策として,白色の炭酸カルシウム剤に接着剤を混和して屋根に散布する作業が行われていました。
散布後のガラス室の屋根は,薄っすらとお化粧を塗ったように,色白に変わりましたよ。
この作業は当部における毎年の恒例作業ですが,今年も暑熱対策として多少なりとも有効に機能しますように…。
(果樹研究部Km&Nh)

令和2年5月26日 早くも貯水池に菱が・・・

①貯水池の菱
ここのところ日差しの射す天候が続いており,果樹研究部では,あちらこちらの研究圃場で貯水池から汲み上げた水の潅水作業が行われています。
ふと貯水池の水面に目をやれば,今年も,浮草の「菱」が広がり始めていました。
今年の菱の発生は,例年よりも早いような気がします。
果樹研究部では,例年,厄介者の菱対策には悩まされていますが,菱が水面を覆ってから対応したのでは手間取りますので,今年も早めに除去したいものです。
ボートが貯水池の水面で活躍する時期は近そうですね。
(果樹研究部Nh)

令和2年5月25日 通り道

①修繕箇所の正常な状態 ②修繕後に何者かが通った跡
果樹研究部には敷地の周囲に高さ1m程度のフェンス等が張り巡らされていますが,フェンスの金網が何者かによって壊され,大きな穴を開けられていることがあります。
昨冬も敷地の北端部付近のフェンスが壊されていたので,15~20cm間隔で直管パイプを地面に打ち込んで応急対策を講じたのですが,訪れる度に直管パイプの中央部が開き,大きな隙間ができているではありませんか。
今でも何者かが,ここを当部の研究圃場への通り道として利用しているようです。
ここにも招かざる侵入者の痕跡が生々しく残されており,獣の気配が感じられます。
コロナ対策等で山中の職場への訪問者が例年よりも少ない日々ですので,獣とは言えども一時の賑やかしになりますが,試験樹に悪影響を与えないように,早急に更なる補強が必要ですね。
(果樹研究部Nh)

令和2年5月21日 温州ミカンの開花

①開花直後の温州ミカンの花 ②落弁期の温州ミカンの花
4月28日の研究員日記では,果樹研究部の研究圃場における温州ミカンやレモンの花の生育状況を紹介しましたが,その後,花の生育の進展は予想していたよりかなり遅れ,温州ミカンでは先週末から今週始めに満開期を迎え,現在は花弁が褐変して落ち始める落弁期に差し掛かっています。
当初は暖冬の影響で本年のカンキツの開花が例年よりも早まることを心配していましたが,結局,今年の開花時期は平年並みでした。
とは言え,ちょうど先週末以降に満開期から落弁期を迎えていた当部の温州ミカン園では,開花期防除試験の時期に降雨や強風が重なったため,防除のタイミングに気をもみました。
どうか試験結果に悪影響を及ぼしませんように…!
(果樹研究部Mt&Nh)

令和2年5月18日 多目的ネット張り

①モモ園での展張作業 ②展張作業が終わったイチジク園
果樹研究部にあるモモ,イチジクおよびナシの研究圃場では,園内に飛来してくる,夜蛾,カメムシ,シンクイムシ,カミキリムシ等の害虫を始め,カラス,ヒヨドリ等の鳥類や,極々稀に発生する降雹等の被害から果実を守るため,生育期間中には多目的ネットを活用しています。
今日は8名の職員により,モモとイチジクの研究圃場で多目的ネットの展張作業を行いました。
ナシの研究圃場は40a近い面積があるため,今日の2倍程度の人手を確保できる日に展張作業を行う予定です。
この作業は多人数を要しますが,安心して果実を育てるために,もうひと手間が必要です。
(果樹研究部Dm&Mc&Wd&Nh)

令和2年5月14日 棘

①野いばらの花 ②野いばらの棘 ③レモンの棘
一昨日のお昼休みに果樹研究部の敷地内を散歩していたら,防風樹に絡みついている野薔薇の白い花に目が留まりました。
野薔薇の花は,この時期に山野等でよく見かけ,微かに初夏の訪れを感じさせてくれます。
しかし,ゲーテが作詞し,シューベルトやヴェルナーが作曲した「野薔薇」という曲にも,「折るなら折ってごらん。貴方が忘れないように棘で刺すから…」と解釈できる歌詞があるように,その涼しげで清楚な花を摘もうとすると,茎にある鋭い棘が指に刺さり,痛い目にあいます。
身近な果樹では,カンキツ類も棘が発生しやすく,本県で生産振興しているレモンはその代表格で,生産現場では棘の無い品種の育成を期待する声があります。薔薇には棘があるからこそ美しさが際立つのかもしれませんが,レモンの枝にある棘は,生産者にとって確かに危険で邪魔な産物ですね。
(果樹研究部Nh)

令和2年5月11日 ブドウの新梢管理

①芽かぎ ②捻枝 ③誘引等の技術継承
果樹研究部では,先週後半の晴天日に,ブドウの新梢管理が行われていました。
この時期のブドウの樹には,短梢栽培の主枝の両側に,伸長した新梢が乱立しています。
ブドウでは,側枝1か所から複数の芽が伸長可能なように芽数が残されているため,発生した新梢をそのまま放置すると葉が重なり合って混雑します。
このため,隣接する側枝との間隔を考慮しながら,花穂の着生している新梢を1か所1~2本残すように「芽かぎ」という作業を行います。
残された新梢は棚付けを行うのですが,新梢をそのまま棚付けすると折れてしまうことがあるため,新梢基部の節を指で固定して枝を捻じ曲げる,「捻枝」という作業後に棚付けを行うことがあります。
こうして棚面に引き寄せられた新梢は,テープナーを用いて棚に結束され,「誘引」という作業が完了します。
これら一連の作業は,この時期のブドウ樹に必須の新梢管理です。
果樹研究部では,今年も,経験の浅い職員に対し経験豊富な職員から技術継承を図りつつ,ブドウの新梢管理を進めていきました。
(果樹研究部Dm&Mc&Wd&Nh)

令和2年5月8日 立夏の頃

庁舎南側風景
暦の上では,今年も5月5日に「立夏」を迎えました。
「立夏」は「夏の気配を感じ始める頃」とされています。
日々の気温は次第に暖かくなってきたとは言え,「立夏」の言葉を聞いても,空には夏に特有な積乱雲は未だ無く,ピンと感じられない方が多いと思いますが,ここのところ晴天に恵まれたお陰もあって,心地よい爽やかな風を感じながら農作業をこなすことができるようになりました。
果樹研究部の職員を見渡すと,上着を身に着けた職員は殆ど見かけなくなってきましたし,日中は半袖に着替えたくなるような暖かい時間帯も出始めましたね。
これから益々気温が上がる季節になっていきますが,まだ体が暑さに慣れていない時期でもありますので,熱中症対策にも配慮して農作業を行わないといけませんね。
(果樹研究部Nh)

令和2年5月7日 果樹園への招かざる侵入者

①イチジク葉での加害
小高い山の上にある果樹研究部の研究ほ場には,春を迎えて果樹の葉が展開し始めると,周辺の山中から次々と招かざる侵入者が訪れます。
今年もイチジク園に小さな侵入者達が許可なく入り込み,園主の隙を突いて葉を食害しています。
写真はクワゴマダラヒトリの幼虫で,毎年,部内の果樹園に侵入してくる代表格の毛虫です。
胴体の黄色い紋様付近から生えている刺々しい毛は,まるで襟巻のようですね。
こんなに食い漁って,美味いんだろうなぁ~。
でも,試験樹に悪影響を与えないうちに撃退しないとネ…!
(果樹研究部Nh)

令和2年5月1日 ハナミズキ,サツキ,フジの花が咲いています

①ハナミズキ ②サツキ ③フジ
4月1日の研究員日記では,果樹研究部と管理第二課のある安芸津の職場でサクラとツツジの花が満開期を迎えたことを紹介しました。
現在,安芸津の職場では,グラウンドの隅にあるハナミズキ,法面に植えられたサツキ,職場への登り道の脇に自生しているフジが咲いています。
新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中で,気持ちがスッキリしない日々が続きますが,これらの身近な花々は一縷の清涼感と癒しを与えてくれます。
(果樹研究部Nh)

令和2年4月28日 研究圃場のカンキツの花の生育は今・・・?

①温州ミカン「宮川早生」 ②温州ミカン「石地」 ③レモン「ビラフランカ」
昨秋から今春までは暖冬でしたので,多くの植物の生育が前進しています。
本年の県内カンキツ産地での早生温州ミカンの満開日を5月5日と予報する情報もありますので,カンキツの開花期防除の試験を担当する者としては,連休を前にしてカンキツの花の生育状況が大変気になります。
そこで,果樹研究部で露地栽培しているカンキツ研究圃場を巡回し,花の生育状況をチェックして回りました。
温州ミカン「宮川早生」では,蕾が覗いているものの,まだ小さく固く閉じたままですが,温州ミカンの中でも開花の早い品種とされる「石地」では,白い蕾が膨らみ始めており,先端が割れているものもあります。
レモン「ビラフランカ」では,まだ出蕾初期の小さな蕾に特有な赤紫色を呈している状態が多いのですが,「石地」よりも大きく膨らみ,赤紫の色素も薄れている蕾もあり,中にはちらほらと開花した白い花弁も見られ始めています。
コロナ対策で外出自粛が求められている最中なので,連休中に開花が進み,急遽出勤しなければならない事態になりませんように・・・!
(果樹研究部Nh)

令和2年4月27日 接ぎ木研修の支援

①接ぎ穂作成 ②刃磨ぎ ③高接ぎ後のカンキツ樹
今日は,果樹研究部の研究圃場で,レモンの接ぎ木研修が行われました。
研修は,当研究部でカンキツ類を担当するベテラン研究員が講師を務め,農業技術指導所で果樹を担当する若手の普及指導員4名と本年度から当研究部に配属になった新任研究員1名の計5名が受講しました。
いずれの受講者も接ぎ木は初体験のようでしたが,少数精鋭の研修でしたので貴重な技術継承の機会となったようですね。
今後は,更なる自己研鑽により,技術力の向上を図ってください。
(果樹研究部Ky&Nh)

令和2年4月23日 鹿の角擦り跡・・・?

①鹿の角擦り跡
果樹研究部の最南端のレモン園へと続く道沿いに杉並木がありますが,久しぶりに歩いてみれば,杉の地際に近い幹の部分が赤茶色に変色していました。
近寄ってみれば,赤茶色に変色した部分では,樹皮の表面が剥がれ,所々に何かで引っ掻いたような跡が見て取れました。
周辺を見渡せば,程度の差はあるものの,約20樹の杉が似たような症状を呈していました。
そういえば,以前にも,他の雑木の幹に類似の引っ掻き傷があり,近くに鹿の角が落ちていたことがありましたので,今回の杉の幹の傷跡も,鹿の角擦り跡なのでしょうか?
山の上にある職場には,獣の気配を感じ取れる箇所があちこちにあります。
(果樹研究部Nh)

令和2年4月21日 執務室のコロナ対策「ビニールカーテン」

①ビニールカーテン設置後の執務風景 ②ビニールカーテン設置後の執務風景
新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言が全国に発令されています。
こうした状況下で,当センターでも,これまでにマスク着用,手洗い,アルコール消毒の徹底は必須事項であり,不急の出張と会議開催,外来者受入の中止,勤務形態の分散等,様々な感染拡大防止対策が講じられています。
今朝は,農業用のビニール資材,パッカー,直管パイプ等を活用して,執務室における新たな対策として,ビニールカーテンが設置されました。
このため,果樹研究部の執務室は5つのスペースに区分されて見通しが悪くなりましたが,対面配置となっていた机の間に物理的な間仕切りができたお陰で,安心して執務できる環境が整いました。
主体となって設置してくれた管理第二課の皆さん,ありがとうございました。
(果樹研究部&管理第二課)

令和2年4月14日 晩生カンキツ品種の果実調査

①晩生カンキツ類の果実調査風景
今朝,果樹研究部の調査室を覗いたら,4月以降に食べ頃を迎える,晩生カンキツ品種の果実調査が行われていました。
温州ミカンに代表される国産カンキツ類は,秋から冬には様々な品種が大量に巷に流通しますが,春以降には出荷される品種数も流通量も減ってきますので,この時期に美味しく食べることのできるカンキツ類は貴重です。
当センターでも,この時期に出荷可能な美味しい晩生カンキツ品種を皆様にお届けできるよう,鋭意努力しています。
(果樹研究部Kj&Nh)

令和2年4月6日 心土破砕機と逆転ロータリー耕でホウレンソウ圃場準備

写真左 心土破砕機写真中央 深耕・全層破砕後写真右 逆回転ロータリーをかけている

硬くなった下層の耕盤を破砕すると土が柔らかくなりホウレンソウの収量が増加することがわかりました。本年は、更に堆肥施用を追加し,心土破砕機(写真左)で深耕・全層破砕後(写真中央),逆回転ロータリーをかけ(写真右)、下層土の物理性、化学性改善効果とホウレンソウの収量に及ぼす影響を明らかにする試験を開始しました。

(生産環境研究部 K2)

令和2年4月6日 カンキツのせん定を技術継承しました

①カンキツ剪定講習会
果樹研究部のカンキツ研究ほ場では先月からせん定作業を順次進めています。
カンキツのせん定は,長年の熟練を必要とする重要な作業のため,4月から新しく加わった人材を含めて,カンキツほ場の管理を担当する職員が集まり,講習会により技術継承の機会を設けました。
まず,カンキツを担当する研究員がせん定の考え方や方法を説明し,その後,関係職員がチームを組んで剪定を行っていきました。
これも果樹研究部の大切な技術継承事項の1つです。
(果樹研究部Ky&Nh)

令和2年4月2日 虹

①虹250
昨日は日中に雨が降り続きましたが,雨上りの夕方に果樹研究部から東の空を眺めたら,久しぶりに大きくて美しい虹を見ることができました。
空には2本の虹が架かり,内側には濃い主虹,その外側には薄っすらとした副虹を見ることができました。
翌日には暗雲が見られず,すっきりとした晴天となったように,この虹が世界中で蔓延しつつある新型コロナウイルス感染症という暗雲を拭い去る前兆であって欲しいものですね。
(果樹研究部 Sn&Nh)

令和2年4月1日 満開のサクラ&ツツジと共に新年度がスタートしました

①桜の開花 ②ツツジの開花
果樹研究部と管理第二課のある安芸津の職場では,敷地内のサクラとツツジの花が満開期を迎えています。
新年度の初日の天候は,あいにくの雨模様となりましたが,今日は,当職場に新規に着任された6名の職員をお迎えし,着任式やオリエンテーション等が行われました。
新しい顔ぶれも揃いましたので,新型コロナウイルス感染症に負けずに,ワンチームとなって貢献度向上に努めます!
(果樹研究部&管理第二課)

 

 

 

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