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研究員日記

印刷用ページを表示する掲載日2020年9月18日

当センターの研究員が日記を書きます。謎多き?研究員の日常を少しだけご紹介します。

成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度  

令和2年9月18日 連日のイチジク「蓬莱柿」の収穫&果実形質調査

①イチジク「蓬莱柿」果実 ②イチジク「蓬莱柿」の果実形質調査

9月4日の研究員日記では,果樹研究部の研究圃場で露地栽培のイチジクの収穫が進んでいることを紹介しましたが,本県では「蓬莱柿(ほうらいし)」と呼ばれる品種が主要品種で,この時期には毎日成熟します。
当部では,この品種を用いて研究課題を推進しており,この時期には実験台の上に日々収穫された「蓬莱柿」が並び,果実形質調査が行われています。
この調査は,本品種の収穫が終わる10月末頃まで続きます。
担当職員は,現場で活用いただける良い成果を,研究課題の終了時にご紹介できるように頑張っていますので,ご期待ください。
(果樹研究部Ss&Sn&Mt&Js&Wd&Mc&Nh)

令和2年9月16日 猛暑の名残

みかん
先週半ば頃から最高気温が30℃を下回る日も出始め,次第に凌ぎやすくなってきました。
昼下がりに果樹研究部の研究圃場を巡回していると,先月に比べて日射しが和かくなっているように感じられ,発汗量も少なくなってきました。
そんな中,部内のカンキツ園では,樹体の外部に所々黄色っぽく見える果実が散見されます。
この時期のカンキツの果皮は未だ濃い緑色ですが,極一部の果実では夏の猛暑の影響で陽のあたる部分の果皮が黄色く変色していました。
当部では現在も渇水対策が続いていますが,本格的にカンキツの収穫を迎えるシーズンまで,大きなトラブル無く果実が順調に生育しますように…!
(果樹研究部Nh)

令和2年9月15日 珍客 Part5 「アオサギ」

①ブロック上のアオサギ ②池の中のアオサギ
6月8,12,17日及び7月1日の研究員日記では,果樹研究部を訪れた珍客として,猪(ウリ坊),狸,カルガモ及び野兎を紹介しましたが,今回の珍客は「アオサギ」です。
先週の木曜日に,渇水状態となっている果樹研究部の貯水池に行けば,1頭のアオサギが貯水池のブロック上や池の中で立ちすくみ,静かに水面を眺めていました。
貯水池では,生息するフナ等の淡水魚が水面近くに時折姿を見せていたため,このアオサギは餌を探していたのでしょうか?
アオサギは,当部の貯水池で,時折,立ち位置を移動させながら終日留まっていました。
このアオサギは,ここでの目的を果たせたのでしょうかねぇ…。
(果樹研究部Nh)

令和2年9月14日 渇水対策-その2 部外での取水と運搬

①取水(風早浄化センター) ②部内水槽への入水
9月7日の研究員日記では,当部の貯水池の水位が低下し,メインポンプからの水の汲み上げ利用ができなくなったため,トラックに積んだタンクに部内で取水しながら潅水を開始したことを紹介しました。
先日接近した台風10号の雨だけでは当部の渇水状況は改善されませんでしたので,農業用水を確保するために,先週から試行的に安芸津町内にある浄水センターや八本松町にある当センターまで出向いて取水した後,部内まで持ち帰りホーロータンクに入水しました。
先週末には当部の近辺で約20mmの降雨があり,今週後半にも降雨が予想されていますので,今後,渇水状況が改善されていくことを期待しますが,この状況が可能な限り早期に解消されますように…!
(果樹研究部Ih&Js&Ky&Tk&Ss&Km&Dm&Nh)

令和2年9月11日 待望の雨

①雨滴の付いたミカン ②雨滴の付いたレモン
9月7日の研究員日記では,果樹研究部の貯水池の水位が低下し,渇水対策を始めたことを紹介しましたが,今日は早朝から待望の雨が降っています。
今のところ,断続的にパラパラと小雨が降っているだけですが,久々にミカンやレモンの果実の上に雨滴が乗っかっているのを見ました。
長い間,殆ど無降雨状態が続いたため,当部の研究圃場に栽植された果樹にとっては,時折の潅水による根からの吸水だけでしたので,僅かな雨滴でも,葉や果実にとっては大いに潤いとなっていることでしょう。
この度の雨が,せめて潅水1回分の纏まった雨量となりますように…!
(果樹研究部Nh)

令和2年9月10日 カンキツ園を優雅に飛び交うナミアゲハだけど・・・

①ナミアゲハ成虫 ②ナミアゲハ若齢幼虫 ③ナミアゲハ終齢幼虫
この時期,まだ残暑の厳しい日中に,果樹研究部のカンキツ園を巡回していると,カンキツ樹の周辺を飛び交うナミアゲハが多数見られます。
ナミアゲハの飛ぶ姿は一見すると優雅に見えますが,時折,カンキツ樹の伸長中の新梢に停まって産卵し,その後に,ふ化した幼虫がムシャムシャと幼葉を食い荒らし,枝先を丸裸にされてしまいます。
ナミアゲハはカンキツ樹を好物としているのかもしれませんが,樹体を拡大中の幼木の新梢を食い荒らされると,今後の成長量に悪影響を及ぼしますので,幼虫の発生状況に応じて防除が必要です。
今日もカンキツの栽培管理を担当する職員から発生情報の提供があり,ナミアゲハの幼虫が多発しているカンキツ園で緊急防除を行いました。
(果樹研究部Km&Nh)

令和2年9月7日 渇水対策

トラックのタンクからの取水作業
今日は,時折,台風10号の吹き返しにより普段より強めの風が吹いていますが,お陰様で果樹研究部では,強風等による台風被害はありませんでした。
9月1日の研究員日記では,当部の貯水池の水位の低下が満水時よりブロック5つ分低下したことを紹介しましたが,この台風は,当部のある安芸津近辺に5mm程度の降雨しかもたらしてくれなかったため,貯水池の渇水は解消されませんでした。
このため,今日から当部の貯水池における水の汲み上げ利用ができなくなり,トラックに積んだタンクに取水してかん水を開始しました。
職員は,トラックに積んだタンクからハウスの脇に設置してあるホーロータンクの中にホースを引き込み,水を移す作業に取組んでいました。
この状況が早期に解消されますように…!
(果樹研究部Km&Nh)

令和2年9月4日 収穫シーズン到来!でも,台風シーズンにも突入…?

①グリーンレモン ②ブドウの収穫 ③ナシ豊水成熟
果樹研究部の研究圃場では,加温ハウス栽培のレモン,簡易被覆栽培のブドウおよび露地栽培のナシやイチジクの収穫が進んでいます。
担当の職員は,これまでの収穫を無事に迎えることができたことで,今年もホッと一息といったところでしょうか。
とは言え,今週末に向けて当地に接近しつつある台風10号には,当部の果樹園で余り暴れまわらないでいて欲しいですね。
(果樹研究部Nh)

令和2年9月3日 週末が心配な台風10号(ハイシェン)

②カンキツ防除
8月18日の研究員日記を記した時点では,この夏に我が国に接近する台風は発生していませんでしたが,その後に発生した台風の北上ルートは次第に我が国に近づきつつあったので,「近いうちに本土上陸する台風も発生するのでは…」と心配していたら,案の定,一昨日に小笠原近海で熱帯低気圧から台風に発達したばかりの10号は,今週末に西日本を直撃する恐れがでてきました。
この台風は,近年にない非常に強い勢力を保ったまま本土に接近するとの報道ですので万全の台風対策で備えるべく,まずはカンキツかいよう病とモモ穿孔細菌病の緊急防除を行いました。
今日と明日の,少しでも天候の安定しているうちに何とか全ての台風対策を完了させたいですね。
本台風の接近が降雨を伴うことにより,1か月以上の無降雨状態の日々が解消されればありがたいのですが,災害につながるような暴風等は勘弁して欲しいですね。
一難去って,また一難…。
台風10号は,中国語で「海の神」を意味する「ハイシェン」と命名されたそうですが,「海の神様,どうか,海に囲まれた我が国をハイシェンの暴風雨からお守りください!」
(果樹研究部Nh)

令和2年9月2日 ナシの新梢が褐変している…なぜ?

①褐変したナシ新梢 ②ナシ被害葉
先日,果樹研究部のナシ園を巡回しいていたら,一部の新梢で褐変している葉が観察され,既に落葉している葉も散見されました。
遠目に眺めていた時には,「安芸津では1か月以上も無降雨なので,とうとう水不足の影響がでたのかなぁ…」と思っていたのですが,近づいて観察すれば,葉のあちらこちらに食害の跡が見つかりました。
食害された周囲の葉を丁寧に調べてみると,所々に小さな蛾の幼虫が忍んでおり,彼らが葉を加害したようです。
このナシ園では,周囲に多目的ネットを掛けてあり,これまで当園での飛来性害虫の被害はほぼ皆無だったので,意外です。
幼虫の外見は,一見してハマキガの幼虫にも似ていますが,被害葉には特有の葉巻症状はありません。
専門家に幼虫を確認してもらったところ,「ハスモンヨトウ」であるとのこと。
早速,緊急の防除を行いましたが,油断大敵ですね。
(果樹研究部Nh)

令和2年9月1日 果樹研究部の貯水池の水がピンチです

①今朝の安芸津の空模様 ②今朝の貯水池の水位
8月20日の研究員日記では,果樹研究部の貯水池の水位の低下が満水時よりブロック3つ分低下したことを紹介しましたが,今朝の時点では,既にブロック5つ分も低下し,以前には水底となっていた地肌も一部で見え始め,ピンチです。
今以上に水位が下がると,ポンプで水を汲み上げる際に土をかむ可能性がありますので,このまま降雨が無ければ,貯水池における水の汲み上げ利用は今週末までとなりそうです。
そうなると,来週からはトラックに積んだタンクに取水してかん水を実施しなければならず,追加作業への対応によって,ただでさえ不足している労務がさらに逼迫し,多くの業務に支障をきたす恐れがあります。
今朝の安芸津上空は台風9号の影響なのか久々に薄曇りとなっていたものの,なんとか1か月以上もの無降雨状態が解消され,今週末までに雨が降って欲しいものです。
(果樹研究部Dm&Wd&Nh)

令和2年8月27日 平棚栽培のカンキツ樹上で見つけた鳥の巣

①平棚栽培のカンキツ樹 ②ホオジロの巣
本日,果樹研究部のカンキツ担当の職員が平棚栽培のカンキツ園で徒長枝のせん定作業をしている時に,棚上の側枝の脇に枯草で椀状に形作られた鳥の巣を見つけました。
巣の中には小さな白い卵が2つあり,殻の表面には褐色の斑点や曲線模様があったので,恐らくホオジロの巣と思われます。
今回のように樹上で巣を作るケースは,当部の果樹園では時折見られます。
ちなみに,今回見つけた鳥の巣は,管理の妨げになるため,そっと取り外されたようです。
突然に巣と卵を失った親鳥は,ホオジロ独特の節回しで「ピッピチュ・ピーチュー・ピリチュリチュー」とさえずるのでしょうかねぇ。
(果樹研究部Km&Nh)

令和2年8月25日 炎天下の作業

①庁舎から南を望む ②ハウスの建設作業 ③乗用草刈機による除草
お昼休みに果樹研究部の庁舎から南の空を見上げると,いつもなら四国山地まで見渡すことのできる景色が霞により全く見えませんでした。
大気中の微小粒子状物質(PM2.5)の飛散速報をチェックしてみたら,本日午前中の中国地方は「多」となっていました。
今年の8月上旬に同様な霞がかかっていた時には,小笠原諸島の西之島の噴煙の可能性をメディアが報じていましたが,本日の霞も同じ原因なのでしょうか?
霞がかかっていても,8月下旬の昼下がりは相変わらず酷暑です…!
昼下がりに当部の敷地内を巡回していたら, カンキツの研究圃場では乗用草刈機で除草作業を,グラウンドでは遮光ネットを張ったハウスの中で打ち水を行いながら高所作業機でハウス部材の取付作業を行っていました。
今日も,酷暑の中で熱心に諸作業を進めていただき,ありがとうございます。
(果樹研究部Nh)

令和2年8月24日 処暑

①レモン圃場から見た積乱雲 ②レモン樹の果実
暦の上では昨日から「暑さがおさまる頃」とされる「処暑」を迎えていますが,果樹研究部におけるレモンの研究圃場から北の空を見上げると,今日も積乱雲がムクムクと湧き出しています。
日中は相変わらず酷暑とは言え,夜間は涼しくなってきましたね。
今朝,調査のため研究圃場を歩いていたら,日差しは盆前頃よりも心持ち和らいできているような気がしました。
この暑さの中,当部で露地栽培しているレモンの果実は,定期的な潅水のかいもあって順調に肥大しています。
(果樹研究部Nh)

令和2年8月20日 現在の果樹研究部の貯水池の水位は…?

①貯水池 ②貯水池の水位
今年の長い梅雨が明けてから3週間余りが経過しました。
果樹研究部のある安芸津近辺では,梅雨明け後には猛暑が続いており,お湿り程度の夕立すらありません。
研究圃場では連日の潅水が行われており,果樹研究部の貯水池の周壁ブロックで水位の低下を確認してみれば,梅雨明け直後に満水だった水源も,既に満水時よりブロック3つ分も下がっています。
せめて,お湿り程度の降雨を待ち望む昨今です。
(果樹研究部Nh)

令和2年8月18日 未だに台風対策の不要な夏…

①曇り空
例年なら,お盆までには本県にも台風が1~2回接近し,果樹研究部では風雨に伴って多発しやすい,カンキツかいよう病やモモせん孔細菌病の追加防除等の台風対策を経験しているはずですが,この夏は未だに本県への台風の接近がありません。
というか,今年は近海での台風の発生が少ないですね。
炎天下の果樹園での緊急防除は散布者にとって大変辛い作業ですので,余計な作業が不要なのは有難いことですが,こう暑くてはお湿り程度の雨が恋しくなります。
とは言え,8月以降には台風の発生が増えるとする予報もあり,9月以降に偏西風が南下してくると,台風が本州付近へ向かう進路をとることが多くなりますので,今年も気を抜かずに急な台風対策に備えておかないといけませんね。
(果樹研究部Nh)

令和2年8月17日 お盆を過ぎても日中の調査は汗だくです

①南の空 ②北の空
今年の梅雨明けは平年より9日遅い7月30日でしたので,猛暑の時期が短くなると喜んでいたのですが,これまで結構な暑さが続いています。
なんでも,日本の上空で太平洋高気圧とチベット高気圧が重なって広がり,ダブル高気圧となって,厳しい暑さをもたらしているとか…。
今日も午前中から晴れ渡っていますが,夏空特有の積乱雲は彼方に見える四国山地の上空に僅かに湧いている程度で,近くの空には秋を思わせる爽やかな雲が流れています。
このため,「今日は幾分か暑さが凌げるのでは…」と期待して果樹研究部の研究圃場に調査に出かけましたが,流石に夏場の日中の気温は高く,歩き始めて10分もたたないうちに汗だくになり,調査終了時には少々バテ気味になりました。
お盆を過ぎても日中は相変わらず暑いですねぇ~。
こんな猛暑日に屋外で歩き回る時には,水分と塩分の補給ができるスポーツドリンクは欠かせませんね。
皆さんも熱中症にはご注意を!
(果樹研究部Nh)

令和2年8月14日 貯蔵レモンの腐敗果調査

①貯蔵レモン ②レモン腐敗果
6月19日の研究員日記では貯蔵レモンの選果作業について紹介しましたが,果樹研究部では,高値で取引される夏季に広島レモンの出荷量を増やすため,貯蔵を始めとする様々な技術の開発に取り組んでいます。
今日は,果樹研究部で長期に貯蔵しているレモンの腐敗果の発生調査を行いました。
貯蔵中にレモンを腐敗させる主要な病気は,軸の周囲から褐変してくる軸腐病や,傷口から白い菌糸を伸ばした後に小さな青色の胞子を形成する青かび病等があります。
こうした腐敗の発生する果実を出来るだけ少なくして,より長期間貯蔵できる技術の開発に取り組んでいますので,今後の成果にご期待ください。
(果樹研究部Tk&Sn&Nh)

令和2年8月11日 県東部の柑橘産地で温州ミカン「石地」の主幹形栽培研修会を開催

①視察園の概要説明 ②栽培ポイントの説明等
本日,尾道市の因島や瀬戸田で主幹形栽培を実践している生産者や指導者ら約65名が集い,現地の導入園を巡回しながら温州ミカン「石地」の主幹形栽培研修会が開催されました。
研修会では,現地で指導に当たる農協職員が視察ほ場の管理概要等を紹介した後,果樹研究部の研究員が各園地のコメントに加え,主幹形栽培の今後の管理に係るポイント等を説明しました。
参加者は,実際の主幹形樹を観察しながら栽培技術について意見交換することができたため,より一層理解を深めることができたようです。
現地での温州ミカン「石地」の主幹形栽培研修会は今後も開催していく予定ですが,果樹研究部の研究ほ場にも「石地」の主幹形栽培園はありますので,関心のある県内の果樹生産者の皆様の視察をお待ちしています。
このホームページの「視察・見学」の欄にある申請書にご記入いただき,果樹研究部にFAX送信いただければ日程等を調整いたします。
(果樹研究部Ky&Tk&Ih&Mm&Nh)

令和2年8月6日被災水田での施肥技術確立のため,生育調査を行いました。

作業の様子

2018年7月の西日本豪雨で土石流により真砂土が流入した水田が多くみられました。被災水田を想定し,真砂土を客土した実験水田で地力回復試験を行っています。生育を比較するため,幼穂形成期から穂ばらみ期のイネの生育調査をしています。イネにつく朝露が消えた時間から調査を開始するので,炎天下の調査になります。そのため,熱中症にならないように気を付けています。 

(生産環境研究部 調査を愛する男)

 

令和2年8月3日 カンキツ園に生えた大きな白いキノコは?

オオシロカラカサタケ
朝,病害虫の発生予察調査のために,果樹研究部のカンキツ園を巡回していた時に,樹冠下にあるクローバーの間から生えている,大きくて白いキノコを見つけました。
このキノコは,白っぽい椎茸のような形状をしており,肉厚な傘は直径20cm程あり,炎天下で映えて,一見,美味そうに見えたため,ちょっと調べてみました。
名称は「オオシロカラカサタケ」で,食べると下痢,腹痛等の激しい中毒症状を起こすらしく,食すことのできない代物でした。
なので,炎天下で涼を感じさせてくれる素材として,眺めて楽しむだけにして,そのまま放置しておきました。
(果樹研究部Nh)

令和2年7月31日 貯水池の水源が活躍する季節

①果樹研究部の貯水池 ②カンキツ潅水
本日は朝から強光が射し,積乱雲が夏空にモクモクと湧き出しています。
中国地方は昨日に梅雨明けしたばかりですが,これから暫くの間は猛暑とのお付き合いが続きそうですね。
盛夏には,果樹研究部の研究圃場に栽植された試験樹への日々の潅水は欠かせません。
今年の当部の貯水池では,5月以降の水面に,水草の菱に加えて淡水赤潮らしき現象も発生し,現在は水面にアオコらしきものが僅かに漂っているものの,長い梅雨の間に満水となった水がスタンバイし,活躍の機会を待っています。
いよいよ,貯水池の水源が活躍する季節になりましたね。
(果樹研究部Nh)

令和2年7月30日 夏,実感!

①カンキツ研究圃場と積乱雲
気象庁は,本日,「九州北部と中国,四国は,梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
中国地方は平年より9日遅く,昨年より5日遅い梅雨明けです。
ここのところ,梅雨前線の影響で降雨日が多かったため,果樹研究部の屋外作業は思うように捗りませんでしたが,今日は午前中から陽射しのある好天に恵まれたため,カンキツ研究圃場で摘果作業を行いました。
炎天下の蒸し暑い中で,眼前の空に湧き立つ積乱雲を眺めつつ,蝉時雨を聴きながらミカンの摘果作業をしていると,まさに,「夏が来たぁ~!」と実感しました。
今日の摘果作業は半日に満たなかったものの,炎天下でじわりと流れ続ける汗で少々バテ気味となりましたが,再々の水分補給により熱中症は免れました。
明日以降も本格的な暑さが続くと思われますので,万全の体調と熱中症対策で,夏バテしないようにしたいものです。
(果樹研究部Nh)

令和2年7月20日 夏の一斉清掃

①全体での進捗確認 ②法面の草刈り ③草刈りと草集め
今日は,果樹研究部&管理第二課のある安芸津職場の一斉清掃日でした。
まだ梅雨明け前のため曇天を期待していたのですが,予想に反して日差しの射す天候となり,熱中症対策を行いながら庁舎や貯水池の周辺の法面や庭園等を清掃しました。
今回の清掃は,例年に比べると少人数での作業となりましたが,作業終了後には清掃箇所が見違えるように綺麗になりました。
また,作業中は蒸し暑さで汗だくになりましたが,休憩時の冷たい清涼飲料水の美味さは格別でした。
参加された皆さんには,大変お疲れ様でした。
(果樹研究部&管理第二課)

令和2年7月3日 現地でのブドウ難防除害虫の防除試験

①神石高原ブドウ園 ②ブドウへの薬剤散布の様子
6月18日の研究員日記では,果樹研究部のミカン園で実施したカンキツ灰色かび病に対する農薬登録に向けた殺菌剤の効果判定試験が完了したことを紹介しましたが,昨日はブドウの難防除害虫「クビアカスカシバ」に対する農薬登録に向けた殺虫剤の効果判定試験の防除を行いました。
クビアカスカシバは,本県のブドウ産地でも10年以上前から被害が顕在化してきた害虫ですが,当部のブドウ園では発生していないため,多発している現地のブドウ園をお借りして試験を行いました。
試験地は,瀬戸内海沿岸部にある当部から100km以上離れた,本県北東部の神石高原町にある標高530mの高地です。
このため,公用車に防除機材一式を搭載し,2時間半かけて幾つもの峠を越えて走行し,最後の鬱蒼とした森の小道を登りきると,まさに,天空の里に相応しいブドウ園が広がっていました。
丁度,梅雨前線が本州に近づいてきている時期でもあったので天候が気になりましたが,梅雨の合間に散布することができ,グッドタイミングでした。
この後は,生産者の皆さんが今回の供試薬剤を防除対策の1つとして将来使用できるよう,この試験の好結果を期待して待つのみです。
(果樹研究部Js&Mt&Sn&Nh)

令和2年7月1日 珍客 Part4 野兎

①野兎
6月81217日の研究員日記では,果樹研究部を訪れた珍客として,猪(ウリ坊),狸,カルガモを紹介しましたが,今日の珍客は,野兎です。
今週始め,昼休憩時の散策中に,庁舎から遠く離れた,以前にモモ園として活用していた園地の一角で1頭の野兎を見つけました。
当部は周囲を山に囲まれているので,猪や鹿の侵入を阻止するため,敷地の周辺にフェンスや電柵を設置してありますが,小さいので,潜り抜けて,園内に侵入してきたのでしょうか?
幸い,このモモ園は既に廃園となっており,今のところ果樹に加害する可能性はなさそうです。
近くにある大久野島では,アナウサギが1000頭近くも増殖して「ウサギの島」として脚光を浴びていますが,ニホンノウサギも繁殖力が旺盛で,1回に1 ~ 4頭の幼獣を年に3 ~ 5回に分けて産むとされているので,余りに増え過ぎて大切な試験樹に悪さをしないで欲しいものですね。
(果樹研究部Nh )

令和2年6月30日 普及指導員の調査研究への支援

①普及指導員の調査研究への支援 ②調査中の普及指導員
本日,県内の各農業技術指導所に勤務する果樹担当の普及指導員8名が果樹研究部に来所し,参加者らが実施しているレモンに係る調査研究で必要な,果実分析手法の統一化を支援するため,果樹研究部栽培技術研究部のカンキツを担当する研究員が対応しました。
研究員から手法等の手ほどきがなされた時には,手元の作業を確認するために,少々密着した範囲内に集まらざるを得ませんでしたが,その後は3密に留意しながら関係者が相互に協力し合って果実の分析を進め,予定していた調査項目を無事に終了することができました。
少しでも普及指導員の皆さんのお役に立つことができたのなら,幸いです。
(果樹研究部St&ky&Tk&Mm&Nh,栽培技術研究部As)

令和2年6月29日 今年は果樹を加害するカメムシ類にご注意を…!

①フェロモントラップ ②トラップされたカメムシ ③カメムシ取材風景
広島県農林水産局は,6月12日に県内全域を対象として病害虫発生予察情報の注意報を発令し,果樹カメムシ類の多発への注意喚起を行いました。
今年は暖冬の影響で果樹を加害するカメムシ類の越冬量が多く,県内5地点に設置しているチャバネアオカメムシの集合フェロモントラップのうち,3地点では6月第1半旬にかけて誘殺数が急増したようです。
このトラップは果樹研究部の敷地内にも設置してあります。
当部の調査地点でもチャバネアオカメムシの誘殺数は気温の上昇とともに増加しつつあり,直近の調査では1週間に100頭以上が誘殺されています。
本県での果樹カメムシ類の多発情報には,民放のテレビ局も関心を寄せておられ,当部でも先週に取材を受けました。
今年は県内各地で果樹を加害するカメムシ類が多発していますので,果樹生産者の皆さんは,大切な果実を吸汁されないようにご注意を…!
(果樹研究部Js&Nh)

令和2年6月25日 普及指導員研修

①レモン貯蔵試験説明(竹岡) ②レモン試験説明(塩田俊)200.jpg ③イエローベル試験説明(川﨑)
本日,果樹研究部では,農業技術指導所に勤務する果樹担当の若手普及指導員に対する専門研修(普及指導員の2年目研修)に7名の職員が対応しました。
果樹研究部長からは果樹研究部の概要や研究課題に加えて育成者権の保護制度等を説明し,カンキツまたは落葉果樹の栽培や病害虫防除を担当する各研究員からは,カンキツでは「新品種育成」や「レモン等の貯蔵や栽培に係る新技術」,ブドウでは「光反射マルチ栽培」,「着色向上技術」及び「根域制限栽培技術」,モモでは「ジョイント仕立て栽培」や「早生品種『さくひめ』の広島県での栽培特性」,イチジクでは「株枯病抵抗性台木の実用化に向けた取組」について,研究圃場での実証展示物等で紹介し,意見交換しました。
今日は朝からあいにくの雨でしたが,関係者は熱心な説明と積極的な意見交換により相互の理解を深めていました。
これを機に,今後,果樹研究部との関わりが一層深まることを期待しています。
(果樹研究部Ih&Kj&ky&St&Mt&Ss&Sn&Nh)

令和2年6月24日 こんなところにヤマモモ…?

①防風樹としてのヤマモモの樹 ②熟して地面に落ちたヤマモモの果実 ③成熟期のヤマモモ果実(樹上)
果樹研究部の所在する安芸津職場の敷地内で北東部の一角に植えてある防風樹は,樹高が10mを超える常緑性の高木です。
白っぽい幹から伸びた枝先には,長楕円形をした緑色の葉が茂っています。
この時期に30m程の並木に近づいてみれば,着果している樹と未着果の樹とがあり,着果樹の下には1cm程の小玉で,表面にビーズの様な粒の見られる,赤くて丸い果実が所々に落ちています。
これは,雌雄異株として知られる果樹の「ヤマモモ」ですね。
ヤマモモの樹は,庁舎から最も遠い敷地の一角で悠然と成長し続けていました。
赤く色づいたヤマモモの実を見ると,初夏を感じますね。
(果樹研究部Nh)

令和2年6月23日 知的財産研修

昨日の午後,果樹研究部で知的財産研修に係るゼミが開催されました。
今回のゼミは,独立行政法人 工業所有権情報・研修館の海外知的財産プロデューサーを講師としてお招きし,「果樹研究部に期待する知的財産活動 ~ミッションの具現化に向けた知的財産の取得と活用~」をテーマに行われました。
ゼミでは,(1)知的財産の創出と活用に向けた基本的事項,(2)活用にフォーカスした知的財産戦略,(3)国内外の特許プラクティスの留意点等を学び,参加者は,広島総研におけるミッションの具現化に向けた知的財産の取得と活用のため,できることから一歩一歩始める必要性を再認識しました。
当部では,ゼミで知り得た知見を今後の技術開発に活用していくとともに,今後も,人材育成の一環として,部内外の研究者等を講師としたゼミを継続して実施する予定です。
(果樹研究部Ih&Js&Oh&Nh)

令和2年6月22日 夏日

(1)四国山地上の積乱雲 (2)カンキツ防除風景 (3)モモ「さくひめ」成熟期の果実
今日は朝から陽射しのある好天に恵まれ,果樹研究部の庁舎から遠目に見える四国山地の上空には積乱雲が発生していました。
部内のカンキツ園では,暑熱対策のために薄手の防除衣を着て一斉防除が行われていました。
モモ園を覗くと,早生の有望品種「さくひめ」の果実がふっくらと大きく膨らみ,果皮をほんのりピンク色に染めて,今や遅しと収穫を待っていました。
今日の屋外での作業は,夏を早どりするような暑さにより,シャツの着替えが必要な程に汗ばみ,本格的な夏が近づいていることを実感する一日でした。
明日は最高気温30℃を超える真夏日が予報されていますので,しっかりと熱中症対策を意識して農作業に取り掛からないといけませんね。
(果樹研究部Nh)

令和2年6月19日 貯蔵レモンの選果

(1)貯蔵レモンの選果風景 (2)ポリ袋で個装された貯蔵レモン
国内産のレモンは12月ころから流通量が増加してきますが,夏場のレモンは流通量が少ないため高値で販売されており,大変貴重です。
昨日,果樹研究部で貯蔵したレモンの出荷に向けた選果作業を行いました。
当部では,これまでに広島レモンの夏期出荷に向けた技術開発を目指し,貯蔵中のロスを軽減するための技術を研究してきました。
今年度も,この技術を使って長期の貯蔵を行い,腐敗果を低減できました。
関心のある方は,まずは当センターのホームページでレモンに係る成果を御覧いただき,必要であれば当部まで御相談ください。
(果樹研究部Ih&Js&Sk&Oh&Nh)

令和2年6月18日 カンキツ灰色かび病の防除試験

(1)試験薬剤の散布風景 (2) ミカン花弁上の灰色かび病分生子 (3)ミカン幼果での灰色かび病斑
5月21日の研究員日記では,果樹研究部における温州ミカンが満開期から落弁期を迎えたことを紹介しましたが,当日はカンキツ灰色かび病に対する農薬登録に向けた殺菌剤の効果判定試験の散布を行いました。
試験薬剤の処理は,試験樹の周囲をビニールシートで囲み,処理区以外の樹に風の影響によって薬剤が飛散することのないように慎重に散布しました。
薬剤散布後には,降雨日の翌朝に花弁での発病を調査し,今週半ばに幼果での発病調査を終えたので,一通りの試験工程が完了しました。
この試験では,防除適期が近づくにつれ,降雨や強風の日々となったため,薬剤散布のタイミングに気をもみましたが, 1つの試験を無事に終えることができ,まずはホッと一安心です。
(果樹研究部Mt&Nh)

令和2年6月17日 珍客 Part3 「カルガモ」

(1)貯水池のカルガモ
6月12日の研究員日記では,果樹研究部の敷地内で先週に1頭の狸がチョロチョロしていたことを紹介しましたが,今週の珍客は「カルガモ」です。
昨日,帰宅途中に当部の貯水池を覗いたら,3ヵ月ぶりにカルガモが飛来し,貯水池の水面を悠然と泳いでいました。
でも,前回の3月には,つがいでしたが,今回は1羽のみです。
カルガモの繁殖期は4~7月とされていますので,メスは営巣地で抱卵・育雛中なのでしょうか,それとも前回とは別の個体なのでしょうか?
カルガモの滞在はごく短時間でしたが,いつもは殺風景な貯水池の水面でカルガモは今回もホッコリ感を与えてくれました。
(果樹研究部Nh)

令和2年6月16日 この時期のミカンの樹は…

(1)密着したミカンの幼果 (2)春枝の少ない樹 (3)春枝の多い樹
5月21日の研究員日記では,果樹研究部の研究圃場における温州ミカンが開花したことを紹介しましたが,梅雨入りを迎えた現時点のミカンの樹では,春枝(春に伸長した新梢)が停止し,開花後に肥大しつつある果実は既にほとんどが1cm大を超えています。
この時期のミカンの樹を観察してみると,開花期に大量の花が咲いていた樹には,沢山の果実が重なるように所狭しと着生していますが,春枝の発生はほとんど見られず,樹に勢いが感じられません。
一方,開花期に花の着生がまばらであった樹には,着果は少ないのですが,多くの春枝が発生し,樹勢がすこぶる旺盛です。
とは言え,果実や春枝のいずれかが多すぎても当年と翌年の果実生産には悪影響を及ぼしますので,これらの樹では毎年適正量の着果と枝伸びとなるよう,今後の栽培管理によって軌道修正し,適正な樹づくりを目指さないといけませんね。
(果樹研究部Nh)

令和2年6月15日 この時期に咲く,栗&珊瑚樹の花

(1)栗の花 (2)珊瑚樹の花とクマバチ
広島地方気象台が10日に広島県の梅雨入りを発表して以来,梅雨前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が続いていましたが,今日は,久しぶりの晴れ間に誘われて昼休憩に果樹研究部の広い敷地内を散策しました。
この時期には,敷地の隅にポツンと植えてある栗の樹や防風樹の役割を果たしている珊瑚樹の花が咲いていました。
いずれの樹も咲ききっている白い花が目を楽しませてくれましたが,所々に薄っすらと褐変した花も見られることから既に満開期は過ぎている様ですね。
珊瑚樹に近寄ると,多数のクマバチがブンブンと聞こえる羽音を響かせて花々を訪れ,蜜や花粉を集めていました。
(果樹研究部Nh)

令和2年6月12日 珍客 Part2 「狸」

お尻の毛が抜けた狸
6月8日の研究員日記では,山中にある果樹研究部への登坂道路で猪の子供の「うり坊」に遭遇したことを紹介しましたが,暖かくなってきた影響なのか,果樹研究部の敷地内では,今週の初めころから1頭の狸がチョロチョロしています。
本来,狸も夜行性のはずですが,月曜日には溜池の畔で,木曜日には研究圃場脇の排水溝で,日中に堂々と姿を見せています。
しかも,この狸は,お尻の周りの毛が抜け落ちています。
これは,ヒゼンダニが皮膚に入り込んで発症する「疥癬症」という皮膚病だそうです。
狸は,民話「カチカチ山」や「分福茶釜」に代表されるように,人を騙したり,化かしたりするイメージが強いのですが,毛の抜けた狸の姿は,ちょっと痛々しいですね。
(果樹研究部Yk&Nh)

令和2年6月8日 路上の珍客

うり坊
先週半ばの日中,ここは,山中にある果樹研究部への登坂道路。
車を運転中,突然,フロントガラス越しに,路上を素早く走る動物が眼中に飛び込んできました。
あれは何だぁ…???
子犬?子猫?いやいや,あの背中の白い縞模様は…。
そう,猪の子供の「うり坊」です。
親から逸れたのか,道端の茂みから車体の前に飛び出して来て,慌てふためいて逃げ惑う姿を同乗者がスマホのカメラで写真にパチリッ!
猪の繁殖期である春に生まれ,まだ4か月を経過していないのか,背中の縞模様がめいりょうに残っています。
今日は可愛い「うり坊」だから事なきを得ましたが,この路上では稀に猪や鹿の成獣に出くわすこともあります。
まぁ,事故が無かったのが不幸中の幸いといったところでしょうか。
皆さんも,山中の路上では,予期せぬ来客にご注意を…!
(果樹研究部Oh&Ih&Nh)

令和2年6月5日 カンキツ葉上のアブラムシとテントウムシ

カンキツ葉上のアブラムシとテントウムシ
果樹研究部の研究圃場に栽植されている果樹には,気温の上昇とともに多くの害虫が加害し始めますが,写真にあるカンキツ新梢の先端部の柔らかい葉上に群がっている緑色の小さな虫はユキヤナギアブラムシです。
ユキヤナギアブラムシは,この時期から主にカンキツ等の若葉の裏側で増殖し,葉の養水分を吸汁するため,葉の裏側を内面にして巻き込んでいきます。
近くの葉上にいて虎視眈々とアブラムシを狙っているのは,ナミテントウムシでしょうか。
テントウムシは肉食のものも多く,カンキツ園ではアブラムシの増殖とともにチラホラと見つけることができ,生産者にとってはアブラムシを食べてくれる有にくい虫です。
とは言え,余りにもアブラムシが増えすぎるとテントウムシだけでは退治できなくなりますので,別の防除手段も考えないといけないでしょうね。
今年も暑さと共に,厄介な虫達の防除時期がやってきましたね。
(果樹研究部Nh)

令和2年6月4日 接ぎ木研修の成果

高接ぎ後のレモン穂木からの新梢伸長
4月27日の研究員日記では,果樹研究部でカンキツ類を担当するベテラン研究員が講師となり,農業技術指導所で果樹を担当する若手の普及指導員4名と本年度から当研究部に配属になった新任研究員1名を受講生として,レモンの接ぎ木研修を行ったことを紹介しましたが,研修材料となった高接ぎのレモン穂木は,その後どうなっているのでしょう?
該当する樹体を観察してみれば,ほとんどの接ぎ穂が活着し,少し赤みを帯びた葉の付いたレモンの新梢が順調に伸長していました。
この結果は,研修での講師の上手な指導と,参加した受講生の呑み込みが優れていたことに由るのでしょうね。
ひとまず,この技術研修は成功のようです。
(果樹研究部Ky&Nh)

令和2年6月2日 ハート型のレモンの葉,しかもダブルです!

(1)大小2枚連なったハート型のレモン葉
昨年度の研究員日記では,果樹研究部の研究圃場で見つけた珍しい形のカンキツ類の果実として,7月25日と11月12日に「ハート型ミカン果実の発見と成熟」を,また, 12月6日に「仏の手をしたレモン果実」について紹介しましたが,今回は,レア物のレモンの葉を紹介します。
先週末に,カンキツ担当の職員が当部の研究圃場でレモン樹の剪定と誘引作業を行っていた時に,ハートの形をしたレモンの葉を見つけました。
しかも,1枚の葉と思いきや,大きいハートと小さいハートの葉が2枚連なっています。
これを見つけた二人の職員は,一人は独身で,もう一人は新婚さんです。
このハート型のレモン葉が,独身の彼には愛のある新たな出会いを,新婚さんには奥様との更なる愛の深まりをもたらしてくれますように…!
(果樹研究部Kmo&Mk&Nh)

令和2年6月1日 研究圃場における落葉果樹の生育は今…?

(1)ナシ「幸水」の果実肥大 (2)モモ「さくひめ」の果実肥大 (3)ブドウ「ピオーネ」の開花
今日から6月となりましたので,今日は,果樹研究部の研究圃場に植えてある落葉果樹の最近の生育状況を紹介します。
露地栽培のナシ「幸水」は,先週までに摘果を終え,果実の肥大はちょうど大人の親指を越えた位の大きさです。
露地栽培のモモ「さくひめ」は,当部のモモ園にある品種では最も果実肥大が進んでおり,次第にテニスボールの大きさに近づいています。
簡易被覆栽培のブドウ「ピオーネ」は,先週末に開花期を迎えたばかりで,ジベレリン処理の時期となっています。
いずれの樹種も適切な栽培管理により順調に成長しています。
(果樹研究部Ss&Sn&Nh)

令和2年5月29日 果樹の成長につれ多様な農作業に勤しんでいます

(1)ナシ摘果 (2)レモン幼木の剪定 (3)カンキツ園の除草
季節は,あらゆる生命が満ち満ちていく時期とされる「小満」を迎え,果樹も陽光を浴びて旺盛な成長を示しています。
今週の果樹研究部の研究圃場では,果樹の成長に付随して増加してくる病害虫の防除頻度が高まるとともに,ナシの摘果,レモン幼木の剪定&誘引,繁茂する雑草の刈り取り等,職員が様々な栽培管理に勤しんでいました。
職員は研究圃場での諸作業に追われていますが,農繁期のピークは,これからです。
(果樹研究部Kma&Kmo&Dma&Dmi&Mc&Wd&Yn&Nh)

令和2年5月28日 ガラス室の屋根のお化粧

(1)うっすらと白く変色したガラス室の屋根
5月も終盤に差し掛かり,徐々に日中の日差しが強まりつつある中,本日,果樹研究部のガラス室では,ポット育成しているカンキツ樹を夏の暑さから守る一方策として,白色の炭酸カルシウム剤に接着剤を混和して屋根に散布する作業が行われていました。
散布後のガラス室の屋根は,薄っすらとお化粧を塗ったように,色白に変わりましたよ。
この作業は当部における毎年の恒例作業ですが,今年も暑熱対策として多少なりとも有効に機能しますように…。
(果樹研究部Km&Nh)

令和2年5月26日 早くも貯水池に菱が・・・

(1)貯水池の菱
ここのところ日差しの射す天候が続いており,果樹研究部では,あちらこちらの研究圃場で貯水池から汲み上げた水の潅水作業が行われています。
ふと貯水池の水面に目をやれば,今年も,浮草の「菱」が広がり始めていました。
今年の菱の発生は,例年よりも早いような気がします。
果樹研究部では,例年,厄介者の菱対策には悩まされていますが,菱が水面を覆ってから対応したのでは手間取りますので,今年も早めに除去したいものです。
ボートが貯水池の水面で活躍する時期は近そうですね。
(果樹研究部Nh)

令和2年5月25日 通り道

(1)修繕箇所の正常な状態 (2)修繕後に何者かが通った跡
果樹研究部には敷地の周囲に高さ1m程度のフェンス等が張り巡らされていますが,フェンスの金網が何者かによって壊され,大きな穴を開けられていることがあります。
昨冬も敷地の北端部付近のフェンスが壊されていたので,15~20cm間隔で直管パイプを地面に打ち込んで応急対策を講じたのですが,訪れる度に直管パイプの中央部が開き,大きな隙間ができているではありませんか。
今でも何者かが,ここを当部の研究圃場への通り道として利用しているようです。
ここにも招かざる侵入者の痕跡が生々しく残されており,獣の気配が感じられます。
コロナ対策等で山中の職場への訪問者が例年よりも少ない日々ですので,獣とは言えども一時の賑やかしになりますが,試験樹に悪影響を与えないように,早急に更なる補強が必要ですね。
(果樹研究部Nh)

令和2年5月21日 温州ミカンの開花

(1)開花直後の温州ミカンの花 (2)落弁期の温州ミカンの花
4月28日の研究員日記では,果樹研究部の研究圃場における温州ミカンやレモンの花の生育状況を紹介しましたが,その後,花の生育の進展は予想していたよりかなり遅れ,温州ミカンでは先週末から今週始めに満開期を迎え,現在は花弁が褐変して落ち始める落弁期に差し掛かっています。
当初は暖冬の影響で本年のカンキツの開花が例年よりも早まることを心配していましたが,結局,今年の開花時期は平年並みでした。
とは言え,ちょうど先週末以降に満開期から落弁期を迎えていた当部の温州ミカン園では,開花期防除試験の時期に降雨や強風が重なったため,防除のタイミングに気をもみました。
どうか試験結果に悪影響を及ぼしませんように…!
(果樹研究部Mt&Nh)

令和2年5月18日 多目的ネット張り

(1)モモ園での展張作業 (2)展張作業が終わったイチジク園
果樹研究部にあるモモ,イチジクおよびナシの研究圃場では,園内に飛来してくる,夜蛾,カメムシ,シンクイムシ,カミキリムシ等の害虫を始め,カラス,ヒヨドリ等の鳥類や,極々稀に発生する降雹等の被害から果実を守るため,生育期間中には多目的ネットを活用しています。
今日は8名の職員により,モモとイチジクの研究圃場で多目的ネットの展張作業を行いました。
ナシの研究圃場は40a近い面積があるため,今日の2倍程度の人手を確保できる日に展張作業を行う予定です。
この作業は多人数を要しますが,安心して果実を育てるために,もうひと手間が必要です。
(果樹研究部Dm&Mc&Wd&Nh)

令和2年5月14日 棘

(1)野いばらの花 (2)野いばらの棘 (3)レモンの棘
一昨日のお昼休みに果樹研究部の敷地内を散歩していたら,防風樹に絡みついている野薔薇の白い花に目が留まりました。
野薔薇の花は,この時期に山野等でよく見かけ,微かに初夏の訪れを感じさせてくれます。
しかし,ゲーテが作詞し,シューベルトやヴェルナーが作曲した「野薔薇」という曲にも,「折るなら折ってごらん。あなたが忘れないように棘で刺すから…」と解釈できる歌詞があるように,その涼しげで清楚な花を摘もうとすると,茎にある鋭い棘が指に刺さり,痛い目にあいます。
身近な果樹では,カンキツ類も棘が発生しやすく,本県で生産振興しているレモンはその代表格で,生産現場では棘のない品種の育成を期待する声があります。薔薇には棘があるからこそ美しさが際立つのかもしれませんが,レモンの枝にある棘は,生産者にとって確かに危険で邪魔な産物ですね。
(果樹研究部Nh)

令和2年5月11日 ブドウの新梢管理

(1)芽かぎ (2)捻枝 (3)誘引等の技術継承
果樹研究部では,先週後半の晴天日に,ブドウの新梢管理が行われていました。
この時期のブドウの樹には,短梢栽培の主枝の両側に,伸長した新梢が乱立しています。
ブドウでは,側枝1か所から複数の芽が伸長可能なように芽数が残されているため,発生した新梢をそのまま放置すると葉が重なり合って混雑します。
このため,隣接する側枝との間隔を考慮しながら,花穂の着生している新梢を1か所1~2本残すように「芽かぎ」という作業を行います。
残された新梢は棚付けを行うのですが,新梢をそのまま棚付けすると折れてしまうことがあるため,新梢基部の節を指で固定して枝を捻じ曲げる,「捻枝」という作業後に棚付けを行うことがあります。
こうして棚面に引き寄せられた新梢は,テープナーを用いて棚に結束され,「誘引」という作業が完了します。
これら一連の作業は,この時期のブドウ樹に必須の新梢管理です。
果樹研究部では,今年も,経験の浅い職員に対し経験豊富な職員から技術継承を図りつつ,ブドウの新梢管理を進めていきました。
(果樹研究部Dm&Mc&Wd&Nh)

令和2年5月8日 立夏のころ

庁舎南側風景
暦の上では,今年も5月5日に「立夏」を迎えました。
「立夏」は「夏の気配を感じ始めるころ」とされています。
日々の気温は次第に暖かくなってきたとは言え,「立夏」の言葉を聞いても,空には夏に特有な積乱雲はいまだ無く,ピンと感じられない方が多いと思いますが,ここのところ晴天に恵まれたお陰もあって,心地よい爽やかな風を感じながら農作業をこなすことができるようになりました。
果樹研究部の職員を見渡すと,上着を身に着けた職員はほとんど見かけなくなってきましたし,日中は半袖に着替えたくなるような暖かい時間帯も出始めましたね。
これからますます気温が上がる季節になっていきますが,まだ体が暑さに慣れていない時期でもありますので,熱中症対策にも配慮して農作業を行わないといけませんね。
(果樹研究部Nh)

令和2年5月7日 果樹園への招かざる侵入者

(1)イチジク葉での加害
小高い山の上にある果樹研究部の研究ほ場には,春を迎えて果樹の葉が展開し始めると,周辺の山中から次々と招かざる侵入者が訪れます。
今年もイチジク園に小さな侵入者達が許可なく入り込み,園主の隙を突いて葉を食害しています。
写真はクワゴマダラヒトリの幼虫で,毎年,部内の果樹園に侵入してくる代表格の毛虫です。
胴体の黄色い紋様付近から生えている刺々しい毛は,まるで襟巻のようですね。
こんなに食い漁って,美味いんだろうなぁ~。
でも,試験樹に悪影響を与えないうちに撃退しないとネ…!
(果樹研究部Nh)

令和2年5月1日 ハナミズキ,サツキ,フジの花が咲いています

(1)ハナミズキ (2)サツキ (3)フジ
4月1日の研究員日記では,果樹研究部と管理第二課のある安芸津の職場でサクラとツツジの花が満開期を迎えたことを紹介しました。
現在,安芸津の職場では,グラウンドの隅にあるハナミズキ,法面に植えられたサツキ,職場への登り道の脇に自生しているフジが咲いています。
新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中で,気持ちがスッキリしない日々が続きますが,これらの身近な花々は一縷の清涼感と癒しを与えてくれます。
(果樹研究部Nh)

令和2年4月28日 研究圃場のカンキツの花の生育は今・・・?

(1)温州ミカン「宮川早生」 (2)温州ミカン「石地」 (3)レモン「ビラフランカ」
昨秋から今春までは暖冬でしたので,多くの植物の生育が前進しています。
本年の県内カンキツ産地での早生温州ミカンの満開日を5月5日と予報する情報もありますので,カンキツの開花期防除の試験を担当する者としては,連休を前にしてカンキツの花の生育状況が大変気になります。
そこで,果樹研究部で露地栽培しているカンキツ研究圃場を巡回し,花の生育状況をチェックして回りました。
温州ミカン「宮川早生」では,蕾が覗いているものの,まだ小さく固く閉じたままですが,温州ミカンの中でも開花の早い品種とされる「石地」では,白い蕾が膨らみ始めており,先端が割れているものもあります。
レモン「ビラフランカ」では,まだ出蕾初期の小さな蕾に特有な赤紫色を呈している状態が多いのですが,「石地」よりも大きく膨らみ,赤紫の色素も薄れている蕾もあり,中にはちらほらと開花した白い花弁も見られ始めています。
コロナ対策で外出自粛が求められている最中なので,連休中に開花が進み,急遽出勤しなければならない事態になりませんように・・・!
(果樹研究部Nh)

令和2年4月27日 接ぎ木研修の支援

(1)接ぎ穂作成 (2)刃磨ぎ (3)高接ぎ後のカンキツ樹
今日は,果樹研究部の研究圃場で,レモンの接ぎ木研修が行われました。
研修は,当研究部でカンキツ類を担当するベテラン研究員が講師を務め,農業技術指導所で果樹を担当する若手の普及指導員4名と本年度から当研究部に配属になった新任研究員1名の計5名が受講しました。
いずれの受講者も接ぎ木は初体験のようでしたが,少数精鋭の研修でしたので貴重な技術継承の機会となったようですね。
今後は,更なる自己研鑽により,技術力の向上を図ってください。
(果樹研究部Ky&Nh)

令和2年4月23日 鹿の角擦り跡・・・?

(1)鹿の角擦り跡
果樹研究部の最南端のレモン園へと続く道沿いに杉並木がありますが,久しぶりに歩いてみれば,杉の地際に近い幹の部分が赤茶色に変色していました。
近寄ってみれば,赤茶色に変色した部分では,樹皮の表面が剥がれ,所々に何かで引っ掻いたような跡が見て取れました。
周辺を見渡せば,程度の差はあるものの,約20樹の杉が似たような症状を呈していました。
そういえば,以前にも,他の雑木の幹に類似の引っ掻き傷があり,近くに鹿の角が落ちていたことがありましたので,今回の杉の幹の傷跡も,鹿の角擦り跡なのでしょうか?
山の上にある職場には,獣の気配を感じ取れる箇所があちこちにあります。
(果樹研究部Nh)

令和2年4月21日 執務室のコロナ対策「ビニールカーテン」

(1)ビニールカーテン設置後の執務風景 (2)ビニールカーテン設置後の執務風景
新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言が全国に発令されています。
こうした状況下で,当センターでも,これまでにマスク着用,手洗い,アルコール消毒の徹底は必須事項であり,不急の出張と会議開催,外来者受入の中止,勤務形態の分散等,様々な感染拡大防止対策が講じられています。
今朝は,農業用のビニール資材,パッカー,直管パイプ等を活用して,執務室における新たな対策として,ビニールカーテンが設置されました。
このため,果樹研究部の執務室は5つのスペースに区分されて見通しが悪くなりましたが,対面配置となっていた机の間に物理的な間仕切りができたお陰で,安心して執務できる環境が整いました。
主体となって設置してくれた管理第二課の皆さん,ありがとうございました。
(果樹研究部&管理第二課)

令和2年4月14日 晩生カンキツ品種の果実調査

(1)晩生カンキツ類の果実調査風景
今朝,果樹研究部の調査室を覗いたら,4月以降に食べころを迎える,晩生カンキツ品種の果実調査が行われていました。
温州ミカンに代表される国産カンキツ類は,秋から冬には様々な品種が大量に巷に流通しますが,春以降には出荷される品種数も流通量も減ってきますので,この時期に美味しく食べることのできるカンキツ類は貴重です。
当センターでも,この時期に出荷可能な美味しい晩生カンキツ品種を皆様にお届けできるよう,鋭意努力しています。
(果樹研究部Kj&Nh)

令和2年4月6日 心土破砕機と逆転ロータリー耕でホウレンソウ圃場準備

写真左 心土破砕機写真中央 深耕・全層破砕後写真右 逆回転ロータリーをかけている

硬くなった下層の耕盤を破砕すると土が柔らかくなりホウレンソウの収量が増加することがわかりました。本年は、更に堆肥施用を追加し,心土破砕機(写真左)で深耕・全層破砕後(写真中央),逆回転ロータリーをかけ(写真右)、下層土の物理性、化学性改善効果とホウレンソウの収量に及ぼす影響を明らかにする試験を開始しました。

(生産環境研究部 K2)

令和2年4月6日 カンキツのせん定を技術継承しました

(1)カンキツ剪定講習会
果樹研究部のカンキツ研究ほ場では先月からせん定作業を順次進めています。
カンキツのせん定は,長年の熟練を必要とする重要な作業のため,4月から新しく加わった人材を含めて,カンキツほ場の管理を担当する職員が集まり,講習会により技術継承の機会を設けました。
まず,カンキツを担当する研究員がせん定の考え方や方法を説明し,その後,関係職員がチームを組んで剪定を行っていきました。
これも果樹研究部の大切な技術継承事項の1つです。
(果樹研究部Ky&Nh)

令和2年4月2日 虹

(1)虹250
昨日は日中に雨が降り続きましたが,雨上りの夕方に果樹研究部から東の空を眺めたら,久しぶりに大きくて美しい虹を見ることができました。
空には2本の虹が架かり,内側には濃い主虹,その外側には薄っすらとした副虹を見ることができました。
翌日には暗雲が見られず,すっきりとした晴天となったように,この虹が世界中で蔓延しつつある新型コロナウイルス感染症という暗雲を拭い去る前兆であって欲しいものですね。
(果樹研究部 Sn&Nh)

令和2年4月1日 満開のサクラ&ツツジと共に新年度がスタートしました

(1)桜の開花 (2)ツツジの開花
果樹研究部と管理第二課のある安芸津の職場では,敷地内のサクラとツツジの花が満開期を迎えています。
新年度の初日の天候は,あいにくの雨模様となりましたが,今日は,当職場に新規に着任された6名の職員をお迎えし,着任式やオリエンテーション等が行われました。
新しい顔ぶれも揃いましたので,新型コロナウイルス感染症に負けずに,ワンチームとなって貢献度向上に努めます!
(果樹研究部&管理第二課)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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