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犯罪被害者週間関連の催し

印刷用ページを表示する掲載日2023年12月7日

毎年、11月25日から12月1日は「犯罪被害者週間」です。
この機会に、犯罪被害を受けた方々の現状を知り、私たちができる支援について考えてみませんか。

令和5年度犯罪被害者週間の活動報告

被害者支援講演会を開催しました

講演会会場

 令和5年11月25日(土曜日)、広島弁護士会館で、被害者の置かれた状況と支援の必要性などについて広く知っていただくための講演会を開催し、約100人の方々に御参加いただきました。 

 

講師​ 平成28年10月、集団下校中で横断歩道を渡っていた小学4年生の則竹敬太さんが、スマートフォン用ゲームを操作していた男が運転するトラックにはねられて亡くなりました。
 今回の講演会の講師である則竹崇智氏は、敬太さんの父親です。
 
 突然の被害により、則竹氏の御家族がそれぞれつらさを抱え、生活も一変してしまった状況のほか、事故は決して他人ごとではなく、ハンドルを握ることは命を預かっているのだと思って、常に交通安全を心がけ、新たな被害者を生まないよう努めてもらいたいことなどについて、お話いただきました。

 演奏会​  講演に続き、地元・広島でギターボーカルとサクソフォンのデュオとして演奏活動をしておられる「Cornel&コリシゲマコト」の演奏会が行われました。

 「贈る言葉」や「上を向いて歩こう」などの耳になじんだ曲が、叙情的ながら心温まる演奏で披露され、来場した皆様は熱心に耳を傾けていました。

 

 
学生ボランティアの皆様チャリティーコーナー
 当日、会場では、広島大学広島修道大学及び広島工業大学に通う大学生有志の方々が、ボランティアとして運営を手伝ってくださいました。
ありがとうございました。
 
 このイベントを主催した公益社団法人広島被害者支援センターの活動や相談電話番号などは、同センターのホームページで御確認ください。

街頭キャンペーンを行いました

 令和5年11月27日(月曜日)、JR広島駅南北自由通路で、犯罪被害者への支援の重要性を広報し、支援活動への参加を呼びかける街頭キャンペーンを行いました。
委嘱状交付

 開始式では、ボランティアとして参加された広島大学及び広島修道大学に通う大学生有志の方々を「一日被害者支援員」に委嘱しました。 (左の写真は、警察本部被害者支援室長から代表者への委嘱状交付の状況)​決意表明

 委嘱状を授与された代表者が、広報啓発活動に参加する決意を述べました。(右の写真)​

 

  参加した関係機関・団体の職員と大学生の「一日被害者支援員」、合わせて約40人で、JR広島駅を利用された方々に、被害者支援に関する広報啓発パンフレットなど約2,500組を配布し、被害者支援活動への参加と協力を呼びかけました。  

配布状況1
配布状況2大学生ボランティアの皆様
 
 
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大学で交通事故被害者遺族による講演会を実施しました

 11月9日、広島修道大学と連携して実施している「社会安全政策論特殊演習」において、事件・事故の被害にあわれた方への支援について学ぶ講義を行いました。

 この日は、飲酒運転者による事故に巻き込まれ、長男の伊織さんを亡くされた三浦由美子氏をお迎えし、突然の事故から現在までに経験した悲しみや、飲酒運転根絶に向けての思いなどについてお話いただきました。

 受講者からは、被害者支援の必要性や、飲酒運転はしてはならないとの思いを強めたとの感想が寄せられました。

広島市立図書館等で資料展示を行っています

 12月18日まで、広島市立図書館で、広報啓発資料等の巡回展示が行われています。会場及び日程などは、広島市のホームページで御確認ください。

 会場では、警察による被害者支援のパンフレット警察職員の手記集などを配布しています。ぜひ持ち帰ってお読みください。

 関連図書のリストは、広島市立図書館ホームページテーマ別資料(犯罪被害について考えてみませんか)に掲載されています。

令和5年度「大切な命を守る」全国中学・高校生作文コンクールについて

 警察庁が主催するコンクールに、県内の中学生・高校生から多数の応募をいただき、ありがとうございました。

 全国から17,670作品の応募があり、警察庁での審査により受賞作品が決定しました。

 優秀作品集は、警察庁のホームページで公開中です。ぜひ御一読ください。

 
 
 
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