令和8年6月29日(月曜日)午後3時30分から午後4時47分まで
呉警察署 4階講堂
警察署協議会 会長以下11名
警察署 警察署長以下11名
警察協議会は、私たち市民と警察の皆様が共通の問題意識をもって意見を交わすことができる大変貴重な機会である。
委員の皆様には、地域の安全、安心に向け、警察の皆様の業務、運営に資する活発な御意見を頂きたい。
犯罪情勢、交通情勢、速度取締りの指針などについて、各課課長が説明するため、皆様から警察署運営につながる忌たんのない意見を頂戴したい。
県警察の機能強化のため、江田島警察署が当署の分庁舎となるなどの複数の案が検討されている。
現在、パブリックコメントが行われ、意見を募集している。
本年5月までの刑法犯認知件数について説明するとともに、自転車盗・特殊詐欺の特徴及び対策について説明した。
また、オトモポリスの追加機能について説明した。
速度管理の必要性について説明するとともに、速度取締り指針の路線と区間について説明した。
また、交通秩序を乱す暴走行為や以前から問題となっている爆音走行車両の対策、交差点における児童・歩行者の安全確保について説明した。
【委員】
国道31号線の事故について、具体的にどこが一番多いか。
【警察側】
事故のヒートマップとしては、大屋橋北詰交差点と大屋橋東詰交差点エリアの正面衝突が多く、魚見山トンネル内もスリップ事故による追突が多く発生している。
二河川と国道31号が合流する場所である東側交差点と吉浦の神賀橋で右折直進の出合頭事故が多い傾向にある。
【委員】
事故発生状況で、かなり件数も負傷者も増えているが、外国人の事故も増えているのか。
【警察側】
令和8年5月末の人傷事故74件負傷者93名のうち、外国人は2件3名であり、令和7年5月末の人傷事故49件負傷者55名のうち、外国人は1件1名であった。
全体の数に対して外国人は、非常に少ないため、昨年同期比の比較では外国人事故の傾向分析には、なじまない件数である。
【委員】
自転車の青切符は、どのような効果があるか。
【警察側】
自転車の青切符については、5月末現在の速報値で、広島県内で150件の検挙があった。
150件のうち、携帯電話の画像注視、通話使用の違反のみで、119件となり約79%を占めており、一時不停止、信号無視等もある。
当署管内において、自転車の青切符が導入された4月以降は、1月から急増していた自転車事故の増加が抑制された状況であり、事故抑止の効果がある程度認められる。
【委員】
夏祭りなどの地域イベントに車両や装備品の展示は可能か、可能であれば要件は何か。
【警察側】
警察活動の広報という趣旨を踏まえて、パトカーや白バイなどの車両を展示することは可能であるが、制服警察官が装着している警棒や手錠などの装備品については、展示をしていない。
地域イベントへの展示などは、個別に協議となる。
【委員】
セルフレジの導入増加による万引き犯罪の実態について知りたい。
【警察側】
呉警察署管内の店舗において、セルフレジで一部の商品のみを精算し、未精算の商品を保安員が現認して万引き犯を捕まえている事例はある。
しかし、多くの万引き犯は、支払う意思がなく、レジで精算することなく店舗に出たところで捕まっている。
【委員】
令和8年8月29日の土曜日に「宮原ホタるん☆フェス☆」が開催されるため、巡視などをお願いする。
住民向け配布物、振り込み詐欺防止等注意喚起などあれば、教えてほしい。
【警察側】
昨年も宮原ホタるんフェスは、不審者や盗撮行為などの防止のため、巡視している。
今年も可能な限り警察官が立ち寄り、対応する。
配布物は、この時期に即した物を用意したいと思う。
【委員】
信号機のない横断歩道を歩行者が渡る際、歩行者に関する規定がないと認識している。
歩行者が横断する際には、「手をあげる」等のアクションが規定になって欲しい。
【警察側】
道路交通法では、歩行者の横断方法について、いくつか規定があるが、「手をあげる」という規定はない。
車両等は、横断しようとする歩行者等がないことが明らかな場合を除き、直前で停止することができるような速度で進行しなければならなく、横断する歩行者の優先が明記されている。
一方で「交通安全教育指針」において、幼児や児童に対する交通安全教育として「手をあげるなどして運転者に対して横断する意思を明確に伝えるようにする」とされている。
法律の主たる目的は、違反した運転手を捕まえることではなく、道路における危険の防止と交通の円滑と安全の確保にあるため、車両を運転される際には周囲に対する注意をお願いする。
【委員】
自転車について子供と老人が自転車で歩道を走ることが可能な条件と年齢制限を教えていただきたい。
また、自動車が車道を走っている自転車を追い抜く時に、1mの間隔が必要だが、中央車線をまたいでも良いのか。
【警察側】
普通自転車は、
は、歩道を通行することができ、普通自転車で歩道通行をする際の方法は、
である。
自動車が車道を走っている自転車を追い抜くことについて、自転車と間隔を空けるために中央線をまたぐことは、車両の通行区分に関して左側通行の例外の一つとして
「左側部分の道幅が6メートル未満の道路で追い越しをする時」と定められている。
ただし、条件として
の全てを満たす必要がある。
【委員】
呉市亀山橋西詰の交差点で、中央桟橋へ向かう方向の自転車の動き方について知りたい。
【警察側】
亀山橋西詰交差点から中央桟橋方向となる南進について、自転車は車道を通行する。
同交差点の南側にある堺川踏切方面に向かう自動車とアンダーパス方面に向かう自転車が交差する場面が生じることが考えられるため、周囲をよく確認し車線変更を行うようにお願いする。
車両の通行台数や周囲の明るさ、時間帯を勘案して通行する路線を選定するなど、より安全な状況で進行して頂きたい。
【委員】
自転車が歩道を走ることができる場合は、13歳未満の子供や70歳以上の高齢者、身体不自由な人が運転をしているときだが、子供が母親や父親と一緒に自転車で走っているときは、どう走ることになるのか。
【警察側】
具体的に定められていない。
親も歩道を通行する場合、自転車を押して歩くことで歩行者扱いとなることもできる。
交通量の多い場所や少ない場所もあるため、車道通行をすると危険な状況もあり、道路の交通状況を考慮した走行をお願いする。
【委員】
呉から広島方面へ向かう途中の大屋橋東詰交差点において、右折して焼山へ上がる道がある。
右折車線から信号が遠く、その信号が赤であれば、進行する車と停車する車がある。
進行と停車のどちらが正しいか教えてほしい。
【警察側】
国道31号を呉から広島方面に進んだ時、大屋橋東詰交差点に設置された右折レーンの先端の線は破線であり、道路管理者が設置する指導停止線である。
指導停止線は、法的な停止義務を課すものではないため、同所から焼山方面への右折は、信号機の規制を受けない。
【委員】
大屋橋東詰交差点では、車両の往来が大変見えにくい位置があり、カーブミラーを設置することはできないか。
【警察側】
警察でカーブミラーを設置することはできないため、管轄する国道事務所、呉市に情報提供する。
貴重な意見・要望をいただいた。
いただいた意見・要望は、呉警察署の運営に活かし、今後の警察業務を推進していく所存である。