令和7年11月12日(水曜日)午後3時30分から午後4時53分まで
呉警察署4階講堂
警察署協議会 会長以下10名
警察署 警察署長以下11名
これから年末に向け、交通事故や特殊詐欺の増加も懸念される。
地域の安全・安心のために呉警察署と協議会が連携していくことが大切だと改めて感じている。
本協議会は、呉警察署の皆様と私たち市民との間に共通の問題意識を持つ絶好の機会となっている。
皆様の活発な意見をお願いしたい。
犯罪情勢や交通情勢など、各担当課長が説明を行う。
意見・要望は、今後の警察署運営に反映するので、より良い呉警察署管内の治安維持のためにも、委員の方からの忌憚のない意見をお願いしたい。
本年9月末までの刑法犯認知件数について説明するとともに、増加している犯罪や被害防止策、取組状況について説明した。
本年9月末までの交通事故発生状況について説明するとともに、交通死亡事故の概要や呉警察署における交通事故の傾向及び防止のための活動などについて説明した。
年に2回内容を見直しており、重点路線の変更はないが、重点時間帯は交通量を勘案して、午前と午後の取締り時間帯を広く取っている。
【委員】
歩行者同士で、歩きスマホの人を避けて、弾みでよろけて転んだ場合、歩きスマホは法的にどうなるか知りたい。
車を運転中、明らかに歩きスマホ(しかもイヤホン使用)をしている歩行者であっても、何らかの事故が起きた場合、車の運転者に10割の過失があるのか。
【警察側】
車両運転者によるながらスマホは道路交通法により禁止されているが歩行者については禁止規定がない。
しかし、歩行者について周囲の安全を確認する注意義務を認めた裁判例もあるため、相手とぶつからなくても因果関係が認められれば過失傷害に該当する可能性がある。
過失割合の言及はできないが、歩行者が一方的な被害者にならない場合も考えられる。
【委員】
虐待されたような猫を見かけた。
虐待されたような猫を見かけた時、私たちにできることを教えていただきたい。
【警察側】
猫の傷が人によるものであれば、「動物の愛護及び管理に関する法律」違反になる。
虐待されたと思われる猫を見かけた場合、現に虐待されている場合やボーガンの矢などが刺さっている場合など、明らかに虐待だと認められるものは、警察に通報し、そのほか保護が必要な場合は、動物愛護センターへの通報をお願いしたい。
【委員】
何らかの理由をつけて、他人が呼び鈴も鳴らさずに門扉を開けて敷地に入り、玄関先まで来る者がいるが、対応を知りたい。
【警察側】
他人に敷地に入られたくないという前提で、
ことをしていただきたい。
本件では、現場を確認していないため明言できないが、住居侵入罪が適用できる可能性がある。
【委員】
宮原地区は、道路が狭く、バスが通過するにもギリギリの車幅であり、登下校時、歩道のないバス通りを通らなければならない子供たちもいる状況である。
通勤道路として使われている道路が多く、子供たちの登下校時刻(午前7時30分から午前8時)に法定速度以上で走行する車やバイクもいる。
そのほか、宮原高校前から子規句碑の間も速度超過の車が多い。
可能な範囲で登下校時刻の巡視などを検討して頂きたい。
【警察側】
意見・要望をいただいた10月14日時点において、宮原交番、警固屋交番に対し、狭路であるバス通り中心の巡回と登下校時間帯の見守り活動を実施させており、今後も継続する予定である。
宮原高校前から子規句碑前交差点の間における速度超過の車両については、パトカーを走行させ、警戒を実施している。
さらに宮原地区だけでなく、呉警察署管内において、速度超過違反の取締りを実施中で、今後も継続してこの種の速度違反を抑止していく。
【委員】
下校時刻(午後2時から午後3時)に宮原地区で不審者情報をよく聞き、酔っ払い風の男性に絡まれるという話も聞く。
こちらも可能な範囲で登下校時刻の巡視などをお願いしたい。
【警察側】
不審者対応も、意見・要望を頂いた10月中旬から宮原地区を宮原交番員が警ら活動を実施している。
【委員】
信号機のない横断歩道を横断する歩行者が見えない遮蔽物があり、車から見えにくいため、良い対策があれば知りたい。
【警察側】
遮蔽物があり、横断歩道に向かってくる歩行者が見えない場合は、横断歩行者がいるかもしれないという意識で運転をお願いしたい。
また、必要に応じて、道路管理者である市役所などにカーブミラーの設置について相談するのも一つの方法である。
歩行者側は、車両が歩行者の存在を見落とすケースもあるため
など、車両が停止したことをよく確認して横断を始めるようにお願いしたい。
【委員】
神賀橋西詰交差点と吉浦東本町1丁目交差点は渋滞が発生しやすいため、信号周期を改善できないか。
【警察側】
現地の交通量や渋滞状況を確認した際に、渋滞のピーク時間に一時的に国道31号へ出ることが難しくなることは予測される。
しかし、同時間帯は国道の車両通行量が多い状況で、渋滞による影響を最小限に抑えるために均衡が取られており、やむを得ない範疇であると考える。
【委員】
国道31号線沿いのバス停でバスから下車した人物が、国道を横断しており危険ではないか。
【警察側】
同場所は、歩行者等横断禁止の交通規制がある道路であり、そのような人物を見かけた際には声掛けを実施している。
【委員】
呉市内などで発生した、中高校生が被害者や加害者になるような事件、例えば闇バイトなどについて、簡単な概要・教訓・対応策があれば教えて頂きたい。
【警察側】
被害者が中高校生の事件については、呉市内でも、殴る蹴るの暴力を受けた傷害事件、現金などを盗まれる窃盗事件などが発生している。
闇バイトに関して、他県ではオンラインゲームのチャット機能を通じて知り合った者から誘いを受けて海外に連行され、オレオレ詐欺の電話をかける役目をさせられた事例がある。
対策は、中高校生に対して、
などを家庭、学校、警察などの機関が教養することが大切だと考える。
中高校生が加害者となるものとしては、自転車での交通事故などがあり、事故の相手に高額な賠償を命じた民事裁判例もある。
令和8年4月から交通反則通告制度が自転車にも適用される。
スマホのながら運転をすると、16歳以上なら高校生でも反則金が科せられる。
また、自分の身を守るためにもヘルメットの着用をお願いしたい。
【委員】
清水ヶ丘高校の正門を下る道の街灯が少ないため暗く、街灯を設置していただきたい。
【警察側】
街灯については、行政への働きかけをしながら、学校側から生徒へ自分の身を守る方法、例えば、懐中電灯・ライト・防犯ブザーを所持する、複数人で登下校をする、オトモポリスを活用する、不審者等から逃げられる経路を探す、より明るい道を選んで通ることなどを教示することも大切である。
貴重な意見・要望を頂いた。
頂いた意見・要望は、呉警察署の運営に活かし、今後の警察業務を推進していく所存である。