一般職員初任科
採用1年目の4月に約4週間入校し、警察行政職員の同期とともに寮生活をします。最初の1週間は警察官の初任科生と一緒に警察礼式などを学び、その後は座学が中心の別カリキュラムです。
学校ページ
科捜研の職員が入校するのは一般職員初任科のみですが、後に警察官の研修講師として警察学校へ行く機会があります。
また、係長級昇任時に中国・四国管区警察学校(広島市南区)へ、課長補佐級昇任時に警察大学校(東京都府中市)へ入校します。
鑑定技術職員養成科
採用1年目の9月中旬から約3か月間入所し、全国の科捜研職員の同期とともに寮生活をします。刑事訴訟法などの法学や鑑識に関する講義を受けたり、生物・化学・工学・文書・心理の課程別に鑑定の基礎知識や技術を講義・実習を通して体系的に学んだりします。
鑑定技術職員現任科
採用5年目の5月連休明けに約3週間入所し、養成科の同期と再会します。独り立ちに向けて鑑定人としての基本を再確認し、4年間の実務経験を踏まえて養成科での学習内容をより深める機会となります。
鑑定技術職員専攻科
現任科を終えた後も、専門分野の鑑定に関する知識や技術を深めるために様々な研修を受ける機会があります。
鑑定技術職員研究科
現任科を終えた後に入所することができ、6か月間の国内研修又は3か月間の在外研修として、研究機関等へ派遣され、鑑定技術向上のための研究に専念することができます。
鑑定技術職員管理科
所属長級昇任時に入所します。
一般研修
初任(後期)研修
採用1年目(鑑定技術職員養成科と重複した場合は2年目)に、警察行政職員、広島県の知事部局・教育委員会職員、県内市町の職員と一緒に受講し、コミュニケーション、経営学(問題解決の方法)、リーダーシップ等について、豊富なグループワークを通して実践的に学びます。
その後も、在籍年数や昇任に応じて段階的に研修を受講します。
特別研修
一般研修の内容をより深く学びたい場合、希望して受講することができます。