令和7年11月17日(月曜日)午後3時45分から午後5時15分まで
広島中央警察署 講堂
警察署協議会 会長以下9人
警察署 警察署長以下8人
この協議会は、皆さんの要望・意見を警察署の業務運営に役立て、警察署の業務運営について理解と協力を求める場となっている。
相互に理解を深めるために積極的な発言をお願いしたい。
当署は県内で一番110番通報件数が多く、日々多くの事象に対応している。
貴重な意見を承り、今後の警察業務に反映して参りたい。
当署管内の概要、地域警察官の任務及び勤務、交番の所在地、110番受理件数、交番等勤務員の服装、地域警察官の街頭活動等の強化等について説明した。
暴力団情勢、暴力団犯罪の取締り、暴力団排除活動等について説明を行った。
流川・薬研堀地区の現状、歓楽街対策における主な取組、今後の対策等について説明を行った。
はいかい高齢者等SOSネットワークの仕組み、協力体制の整備、実際の活用状況、成果や登録状況等について説明した。
来客用駐車場の廃止に至った経緯を説明した。
【委員】
バスや電車等の運転手はサングラスを着用しているが、警察官が着用している姿はあまり見ない。
遠慮せず、着用してもいいのではないか。
警察署内で何らかの取組を実施しているか。
【警察側】
署員のサングラスの着用率は低調である。
安全運転や目の保護の観点から、サングラスの着用を署員に推奨していく。
【委員】
本通アーケード内は通行人が大変多く、また、自転車等の通行禁止時間帯に自転車や電動キックボード等が速い速度で通行することがあり危険である。
みなさんに安心して通行してもらうため、商店街独自の取組を実施しているが、交番の警察官からも注意してもらいたい。
【警察側】
特定小型原動機付自転車等については、警察も問題意識を持っている。
自転車等のマナーアップや指導取締りを強化していく。
【委員】
警察において業務の合理化を図る場合、どのような点にポイントを置いているか。
【警察側】
業務の合理化により、警察の責務が疎かになることがあってはならないと考えている。
旧来からの業務の中にある無駄を省いていくことで業務の合理化を図っている。
また、業務の平準化を図り個々の負担軽減を図っている。
【委員】
広島駅の発展が広島中央警察署の管内に及ぼす影響について
【警察側】
広島駅周辺の発展は、紙屋町周辺の活性化につながるものと考えている。
地域の発展には、安全安心や交通規制等の緩和が必要であるが、バランスを取って進めていくことが重要である。
【委員】
広島県は県外に流出する若者が多いとの報道があった。
広島から都会へ出ていった若者が犯罪に巻き込まれることのないよう、高校生に手厚い防犯指導をお願いしたい。
【警察側】
昨今、犯罪の低年齢化が問題となっており、早いうちから防犯指導を実施する必要性を感じている。
積極的に学校側へ働きかけ、防犯教室や交通安全教室等の開催により、学生の防犯意識の涵養に努めたい。
【委員】
学生対象の防犯教室開催申し込みの窓口はどこか。
【警察側】
警察署に「防犯教室を開催したい」旨の電話連絡をいただきたい。
【委員】
歓楽街に設置されている防犯カメラは何台くらいあるのか、現在設置されている防犯カメラで歓楽街全体をカバーできているのか。
【警察側】
警察が歓楽街に設置している防犯カメラは30台である。
死角の減少や犯罪抑止効果及び防犯力向上のため、今後も町内会及び商店街へ防犯カメラの更なる設置促進を働きかける。
警察業務に対する委員の理解を深めるため、協議会開始前に、交通管制センター及び通信指令課の施設見学を行った。
御要望についてしっかりと対応するとともに、本日いただいた貴重な意見を今後の業務に反映していきたい。