令和7年2月4日(火曜日)午後4時から午後5時10分まで
協議会 会長以下10人
警察署 署長以下20人
先程は感謝状をいただきありがとうございました。
令和元年6月から協議会委員をさせていただき、6年間ありがとうございました。コロナの中で役に立てたかどうか分からないですが、いろいろと勉強させていただき本当の意味で良かったと思います。これからも活かしていきたいと思います。今日は、今年最大の寒波がきていますので、スムーズな会議をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。
先程感謝状を贈呈させていただき、会長をはじめ7名の方、長年にわたり協議会委員を務めていただき誠にありがとうございました。
我々警察としては、一般の方々からいろいろな話をしていただくことで、業務に役立つ意見に気付くことがあります。協議会は、皆様の貴重な御意見を聞くことができる良い機会です。
今回で委員を離れる皆様におかれましては、今後も警察の応援団として、良い話だけでなく、『これはどうなのかな、これでいいのかな』というのも含めて話していただければと思います。
本年度最後の協議会ですが、担当課長から説明をいたします。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
令和6年中の管内の刑法犯認知件数を分類別、罪種別、交番別に分け、それぞれ前年と比較して報告、あわせて特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知状況並びに闇バイト対策について、警察官を騙るオレオレ詐欺のアポ電の音声及び「減らそう犯罪」高校生CM甲子園の作品を紹介し、説明を行いました。
【質疑】副会長
オレオレ詐欺が減らない要因はどこにありますか。
【回答】生活安全課長
いろいろな手口があり、順応できていない高齢者の方が被害に遭ってしまっていること、警察官を騙るオレオレ詐欺でも偽造した警察手帳や逮捕状をLINEで示すなど、手口を巧妙に変化させていることが要因だと考えています。
【意見】副会長
我々が知っているオレオレ詐欺の概念が変わったんだと思います。オレオレ詐欺のままの名前になっているのでオレオレ詐欺に遭っていないと思っている方が多いのかと思いました。
【質疑】副会長
闇バイトの高校生CMの映像はどこかで公開したりしているのですか。
【回答】生活安全課長
高校生CM甲子園の入賞作品は6点あり、県内のデジタルサイネージや大型ビジョンで流しており、県警公式YouTubeでも見ることができます。
令和6年中の管内の交通事故発生状況(人傷事故件数、負傷者数、死亡事故の概要等)について、事故の特徴(歩行者が関係する事故、自転車が関係する事故)等を説明したのち、広報啓発活動の取組状況について紹介しました。
管内及び県内ともに人身事故件数は前年比で減少しているが、物損事故件数は増加している。
また、管内の死亡事故は4件発生しており、前年比で3件増加している。
【質疑】会長
来広外国人が増加していますが、横断歩道ではない場所を渡っているのを見かけるため、外国人が関係する事故の統計やデータが知りたい。
【回答】地域官兼交通官
外国人による事故の統計はありませんが、一部の外国では車の間を縫って横断する傾向にあることが影響していると予想されます。
【意見】会長
街頭やイベント等において、車の間を横断する外国人に横断歩道を渡ることや車の運転者にも歩行者に注意することを周知したらよいと思います。
【質疑】副会長
高等学校に自転車ヘルメット着用の校則制定を働き掛けていると説明がありましたが、高等学校を対象とした理由が知りたい。
【回答】交通第一課長
未成年の自転車事故において、高校生が関係する事故が一番多いことと高校生は運転免許を取得できる年代であることから、高等学校を対象としました。
【意見】副会長
人はデメリットよりもメリットを与えた方が動きやすいため、校則で縛るより、ヘルメット着用のプラス面を訴えるという考えもあります。
【質疑】副会長
高齢者の方の運転免許証の自主返納について、どのくらいの件数がありますか。
【回答】交通第一課長
具体的な資料は手元にありませんが、返納件数は増加傾向にあり、当署は他署の管内居住の方も返納に来られています。
駐車監視員の活動内容及びガイドラインの改正について説明を行いました。
署員に対して、平時においても災害に対する関心を持つことや危機意識の保持等の指導や訓練を行うとともに、警察本部と連携して体制を拡大する等の説明を行いました。