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令和5年度 第2回 福山北警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2023年12月27日

開催日時

令和5年10月25日(水曜日)午後3時30分から午後4時25分まで

開催場所

福山北警察署

出席者

協議会(10名)
池田会長、丸山副会長、大塚副会長、黒田委員、中谷委員、胃甲委員、中嶋委員、原田委員、藤本委員、室委員​

警察署(11名)
署長、次長、警務課長、留置管理課長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、警備課長、警務係長

議事要旨

会長挨拶

 新体制のもと今後ともよろしくお願いする。最近の社会情勢としてインフルエンザ等が増加している状況にある中、署員の皆様は安全安心の実現のため職務に取り組んでおられることを感謝する。署員の方々は、各種犯罪検挙活動、犯罪・事故等の防止活動等に鋭意取り組んでいると聞いている。本日の会議では、福山北署管内の犯罪の発生状況や取組施策、交通事故等の発生状況とその抑止活動について説明してもらうほか、委員の方々から警察署の業務運営に関して、意見や要望等を出してもらい、今後の福山北署の業務運営に反映してもらいたい。​

署長挨拶

 定期異動があり、新体制となっているので引き続きよろしくお願いする。この後、私が当署を取り巻く治安情勢を説明した後、担当課長から当署の犯罪情勢や事故状況の身近な治安情勢について説明していただこうと考えている。委員の方々には地域の代表として忌憚のない意見を述べていただきたい。また、11月2日に県下の逮捕術大会が開催されるが、会議の終了後、委員の方々には署代表の訓練状況を見ていただきたい。​

議事

業務報告

管内状況報告

署長から、福山北警察署の生い立ちと現状の説明を行った。​

管内犯罪情勢等について

生活安全課長から、刑法犯認知・検挙件数、特殊詐欺発生状況、主な防犯活動について説明を行った。

【質問】
日体大の大麻事件など、若い子に大麻が横行している。 貴署管内でも、そのような傾向があるのか。

【回答】刑事課長
若年層の大麻使用はある。大麻を吸引しているという情報もあり、検挙に至っているものもある。

【質問】
SNSを見ていても、大麻の隠語を挙げている者がいて驚いた。そのような大麻情報があった場合、警察では、どのような対応をするのか。

【回答】生活安全課長
サイバーパトロールを行い、逮捕できるものは逮捕している状況である。しかし、SNSなどのアカウントを次から次に変えていくので、追跡していくことが困難。可能な限り捜査を進めて、検挙活動を行っている。

【質問】
AIを使用して詐欺をしているという報道を見た。管内では、そのような詐欺はあるのか。

【回答】署長
当署では、そのような事案は発生していない。主に、警察官騙りやフィッシングなどの詐欺となる。​

交通事故情勢について​

交通課長から、9月末の交通事故発生状況、管内の交通事故分析、 飲酒運転の検挙状況、取組施策について説明を行った。

あらかじめ提出された協議会委員からの意見等について

交通課への御意見・御要望

【要望】
自転車の走行で違反行為に対して、厳しく取締りをしてほしい。

【回答】交通課長
自転車は年齢層の幅広い方が使用しており、運転免許が不要なため、いかに安全教育を推進していくかが大きな課題となっている。
自転車の運転者は安易な気持ちで違反を行い、重大事故に発展しているので、交通安全教育を通して、その危険性を積極的に訴えかけて行く必要がある。

【意見】
山野町に至る県道に設置されている電光掲示板の表示が見えにくい。

【回答】交通課長
電光掲示板については、道路管理者となる東部建設事務所に対して、地元の方からの御意見ということで伝達した。『早急に対応とする』との回答を得ている。

刑事課への御意見・御要望

【質問】
犯罪捜査における防犯カメラの活用について。

【回答】刑事課長
現在は、犯罪が発生すると必ず防犯カメラの捜査を行うというくらい重要なものである。活用方法としては、現に犯行を撮影したものや、犯人の前後の足取り等を街頭の防犯カメラを使用して明らかにすることにより犯人を特定しており、検挙数はかなりある。

【補足】署長
防犯カメラに撮影されているからといって、個人が特定できる訳ではなく、個人を特定できる物や状況を組み合わせ、捜査する必要がある。

生活安全課への御意見・御要望

【要望】
防犯ののぼり旗があればほしい。

【回答】生活安全課長
防犯ののぼり旗は、当署管内の防犯連合会が扱っているものとなる。要望があれば、生活安全課を窓口にしてほしい。

【要望】
町内は高齢者が多い。事例を踏まえた詐欺対策の講習会などを開催してほしい。

【回答】生活安全課長
いつでも講習会に伺わせてもらう。聴講する人数の規模については問わない。防犯意識を高めていただくということは非常に重要である。

その他の意見・御要望

【質問】
特殊詐欺被害に遭われた方の心のケアを警察では行っているのか。

【回答】署長
詐欺の被害者の心のケアについては、警察では行っていないというのが実情である。警察本部に臨床心理士がおり、身体犯についてはケアしたりすることはある。

【質問】
田舎なのだが、ナンバーのないトラクターでの走行はどこまで許されるのか。

【回答】交通課長
トラクターは車の仲間となるので、公道を走る場合は、ナンバーが必要となる。ナンバーについては、行政の担当部署に申請し交付を受ける必要がある。​

令和5年度第3回協議会の開催時期について

次回は、令和6年2月に開催予定。

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