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平成30年度 第4回 福山北警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2019年3月5日

開催日時

平成31年2月13日(水)午後3時56分から午後5時00分までの間

開催場所

福山北警察署

出席者

協議会(10名)
益川会長,藤原副会長,吉津委員,山崎委員,戸田委員,繁岡委員,入江委員,苅屋委員,駒村委員,青木委員

警察署(11名)
署長,次長,警務課長,留置管理課長,会計課長,生活安全課長,地域課長,刑事課長,交通課長,警備課長,警務課係長

議事要旨

会長挨拶

署長挨拶

議事

警察署協議会連絡会議の結果報告

平成31年1月30日に警察本部で開催された,連絡会議で各警察署協議会の会長が発表された,各警察署協議会の取組みの事例などを紹介した。

業務報告

犯罪発生状況及び取組施策(生活安全課長)

昨年の犯罪発生状況については,刑法犯認知件数の総数は671件で,前年比106件の増加となる。特に増加している犯罪は, 侵入盗(125件),自転車盗(32件)と万引き(48件)である。無施錠による犯罪被害は,侵入盗,自転車盗とも80パーセントを超えているのが当署の特徴である。今年の犯罪抑止目標は,昨年に引き続き580件以下とし,犯罪の発生を抑止していく。特殊詐欺被害の状況は,昨年の被害金額は479万円で,一昨年より145万円増加している。アンダー5コール等の水際作戦や,被害防止の広報活動を実施し被害防止を図る。特殊詐欺の手口が巧妙化している。最近では元号が変わるのでキャッシュカードが使えなくなるという理由で,キャッシュカードと暗証番号を送付させたり,市役所や銀行協会の偽職員がキャッシュカードを受け取りに来たりと変化している。これからも,アンダー5作戦を積極的に推進していく。

交通事故発生状況及び取組施策(交通課長)

昨年の交通事故発生件数は,312件と一昨年より20%減少しているが,交通事故死者数は一昨年同様8名と減っていない。死者のうち高齢者が占める割合は9割と高くなっている。また,当署管内の死者8名のうち4名は神石高原町で発生しており,高齢者対策と併せて事故防止施策を実施している。交通事故抑止対策として,悪質交通違反の取締まり強化,重点路線対策,高齢者対策を引き続き実施していく。平成31年の取組施策は,県警のアンダー75作戦を推進し当署の目標は死者数を5人以下とする。本年から,管内の交通事故の実態把握をした上での「一署一策」と銘打って取組を行うが,当署の取組は,高齢者の安全確保で,具体的には,参加・体験・実践型の交通安全教育の推進,運転免許証の自主返納,反射材の着用の推進,横断歩行者等妨害をはじめとする交差点関連違反の検挙などの対策を実施していく。

協議会委員からの意見・要望

交番・駐在所の安全対策について(山崎委員)

【回答】(交通課長)
昨年6月富山県警での拳銃奪取事案を発端に,各県警で交番・駐在所を狙った事件が発生し,当県警でも発生しています。当県警では,耐刃防護衣や大盾など装備資機材の有効活用,カウンターや事務机などの施設面での対応,想定訓練など勤務員への受傷事故防止対策, インターフォンを使用した来訪者対応を含む駐在所家族への教養などを実施しています。交番・駐在所は地域住民の方と密接な関係を持ち,地域の安心安全の要なので,警察官やその家族を守りながら職務を遂行するため不審者の情報提供等の御協力をお願いします。

児童虐待への対応について(入江委員)

【回答】(生活安全課長)
児童虐待事案への対応は,関係法令に則り,こども家庭センターと連携している。昨年の当署での取扱は,78件で,書類通告が75件,一時保護が3件でした。児童虐待認知時,暴行や傷害事件として検挙できる事案は検挙し,その他児童を保護しなければならない場合は,警察法,警察官職務執行法,児童福祉法などにより一時保護しています。警察には児童を保護する施設がないため,こども家庭センターへ引き継いでいます。また,児童相談所から警察署長に対する援助要請,ケース会議への出席依頼などに対応しています。

 危険運転車両遭遇時の対応について(繁岡委員)

【回答】(交通課長)
あおり運転や無理な追い抜きを次々とする危険な車両に遭遇した場合は,運転者,車両を特定する情報と走行状況を合わせて110番通報してください。警察官の現認がない場合は即検挙は難しいところがありますが,発見者の方に協力をいただき所要の捜査をして犯罪を立証していきます。

犬の保護について(苅屋委員)

【回答】(会計課長)
警察では動物愛護法により,犬を保護していただいた方から犬を一時預かり,動物愛護センターへ引き渡しています。

質疑応答

交番・駐在所の防犯カメラはすべての施設に設置されているのか(藤原委員)

【回答】(地域課長)
防犯カメラは全施設への設置はまだですが,徐々に設置していく予定です。

車両の後ろにピタッとついて運転されると不安である。このような状態でも通報してよいのか。(吉津委員)

【回答】(交通課長)
車間距離を詰める,急ブレーキを踏む,割り込み運転などすることをあおり運転と言われています。車間距離を詰めるのは,車間距離保持違反ですので,客観的な資料,証拠により検挙していくこととなります。

福山北警察署管内での児童虐待の取扱いについて。(藤原委員,繁岡委員,駒村委員,入江委員)

【回答】(生活安全課長)
関係機関と連携をとり,被害児童の身体の安全を第一に対応してまいります。

警察官のメンタル不調者対策について(吉津委員)

【回答】(次長)
長時間労働者等体調に不安がある人で希望者は,毎月1回委嘱している産業医の面接を受けています。全職員,ストレスチェック検査を行いメンタルチェックをしています。職場には,生活相談員,ハラスメント相談員を指定し,署員からの各種相談に対応しています。また,働き方改革で時間外の縮小,有給休暇の取得などを推進しています。

平成31年度第1回協議会開催時の時期

平成31年6月中旬

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