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令和2年度 第1回 安芸高田警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2020年10月14日

開催日時

令和2年7月28日(火)午後3時45分から午後4時55分まで

開催場所

安芸高田警察署

出席者

協議会 (7人)
○瀬戸会長 ○大田委員 ○片岡委員 ○児玉委員 ○小玉委員 ○中本委員 ○宮崎委員
警察署 (7人)
○署長 ○次長 ○会計課長 ○生活安全刑事課長 ○地域交通課長 ○警備課長 ○事務局(警務係長)

議事要旨

会長挨拶

管内の犯罪情勢(生活安全刑事課長)

「減らそう犯罪」広島県民総ぐるみ運動~「めざそう!安全・安心・日本一」ひろしまアクションプランの推進~

犯罪抑止対策

当署管内刑法犯認知状況 21件(前年比 -4件,-19.2%)
体感的には減少傾向が著しいと感じており,認知件数の半分は検挙している

特殊詐欺対策

当署特殊詐欺発生状況 0件,被害額 なし,水際阻止 0件
~県下の発生状況87件(うち未遂5件)1億2510万円(昨年比 -10件,-1762万円)
令和元年(平成31年)中当署管内の発生 0件

広報活動の実施
  • メルマガ配信 14件(不審者,熊の出没など)
    今年は熊の出没が多く,13件が熊の出没についての配信
  • お太助フォンによる特殊詐欺被害の警戒放送,防犯動画の配信
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため防犯講話は未実施
  • 青パト講習での防犯指導は今後安芸高田市と調整し,随時開催

少年非行防止総合対策の推進

非行少年の検挙・補導

少年犯罪の検挙0人,少年補導1人(家出少年),触法少年0人

少年補導共助員総会

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から,未実施

防犯教室

向原高校(7月8日),吉田高校(7月16日)に実施

悪質重要犯罪の徹底検挙

凶悪犯罪の発生,検挙状況

発生,検挙なしであるが,いつ発生してもおかしくないという心構えでいる

刑法犯捜査の推進

人員10名,検挙件数11件,検挙率52.4%

特別法犯捜査の推進

人員9名,検挙件数8件(銃刀法違反,廃掃法違反)

高齢者を対象とした犯罪の検挙

現時点発生はなし
特異な事案の発生はないが,押し買いや送りつけ商法が増加している

暴力団等の組織犯罪対策・犯罪インフラ対策の推進

安芸高田市暴力監視追放協議会総会は中止(書面通知)
安芸高田市建設業暴力追放対策協議会については監査報告のみ

管内の交通情勢 (地域交通課長)

安芸高田警察署管内の人傷交通事故発生状況(6月末統計)

令和元年

発生件数 19件,死者数 0人,負傷者数 28人

令和2年

発生件数 14件,死者数 0人,負傷者数 16人

安芸高田警察署管内の交通事故分析

昼夜別
  • 令和元年 昼間12件 夜間5件
  • 令和2年 昼間12件  夜間0件

と昼間の時間帯が多い。

事故路線,類型

路線としては管内主要道路の国道54号線,主要地方道県道37号線がほとんどを占めている
類型としては追突事故がほとんどを占めている

県下の情勢

発生件数,負傷者の数値は減少しているものの,死者に関しては増加している

道路交通法の一部改正(6/30改正)

創設の背景

東名高速での事案,常磐自動車道の事案を受け,いわゆる「あおり運転」に対する厳罰化を求める契機となった。

罰則等
  • 懲役3年以下,又は50万円以下の罰金
    行政処分 25点(免許取消,再取得禁止2年)
  • 著しい交通の危険を生じさせた場合
    懲役5年以下,又は100万円以下の罰金
    行政処分 35点(免許取消,再取得禁止3年)
違反認定の条件
  • 一定の違反のいずれかに該当するもの 10類型
    10類型はその行為自体が交通違反である
  • 違反行為が危険を生じさせるおそれのある方法で行われたこと
  • 他の通行を妨害する目的に行われたこと
対策
  • 安全な場所に停車し,すぐに110番通報
  • ドアロックをして,窓は開けない
  • ドライブレコーダーの設置

コロナウイルス感染症対策,災害対応について (警備課長)

コロナウイルス感染症

コロナウイルス感染状況

新型コロナウイルス感染者,県内で262人,うち死者3名
安芸高田市は感染者0名,広島県警職員も0名

感染予防

手洗い,消毒等感染予防策の徹底
感染症予防対策をとった飲食店の利用

警察では感染症を防ぐ対策はできないため,警察官が感染しない ように予防を徹底している

災害対応

平成30年7月豪雨

管内では2名の死者,1名の行方不明者が出ている。
行方不明者に関しては,これまで通算30回の捜索活動を行ってきたが,現在まで未発見であり,今後も機会を捉えて引き続き実施していく

平素の災害対応

本年4月以降,合計3回の大雨警報が発令された。
警察署としては災害対策本部を設置して対応し,人的な被害の発生はなかった。
災害はいつ発生するか分からないため,平素から危険箇所の把握や市の防災担当課との連携,署員の訓練,教養を実施して災害時に対応が万全となるよう備えている

質疑応答,意見要望

新型コロナウイルス感染症に関する犯罪発生

(質問)
コロナウイルス感染症に関して,詐欺事件などが発生していると聞いたことがありますが,安芸高田警察署管内では発生がありますか(委員)

(回答)
当署での発生はありません。
県下ではマスクに関しての事案が発生している状況です。(生活安全刑事課長)

消防署前交差点の右折矢印信号の設置

(質問)
県道6号線,消防署前交差点の美土里町側から進行してくる信号機に右折矢印信号を設置できませんか(委員)

(回答)
結論からすると設置は難しいです。
吉田から美土里に向かう車線の幅員が狭いため,右折車線を設置できません。
また,現在バイパスを作っており,同道路が完成したら,現在の交通の流れが変わり,国道54号線へ直接アクセスできるため,車両の減少が予想されることから,設置は難しい状況です。(地域交通課長)

通学路の交通規制について

(質問)
八千代小,中学校の登校時,多くの車が国道の渋滞を回避するのに通学路である山に沿った道路を抜け道として利用しています。
児童,生徒が通学路として利用している道路ですが,幅員が狭く多くの車が通過することから,通学する児童生徒が危険な状況になっています。
何らかの対策はできないのでしょうか(委員)

(回答)
現状を把握し,小学校とも情報を共有して対応していきます。
現状においては,車両に速度を落として安全に走行してもらうことが必要です。
当該道路へ車両が流入しないような対策を講じる必要性があると認められますが,時間はかかるかもしれません。(地域交通課長)

(質問)
その場所はゾーン30に指定されていないのですか(委員)

(回答)
ゾーン30は現状吉田町のみ指定しています(地域交通課長)

(質問)
通行禁止の規制をしたらどうでしょうか(委員)

(回答)
住宅街の道路のため,規制をかけると規制の範囲内に居住する住民が大変不便な状況になることが予想されます。(地域交通課長)

送りつけ商法について

(質問)
今日,夫婦とも頼んだ覚えのない商品が送られてきました。
その商品は通常価格より高く,代引きで来たのですが,こういう時は,どのような対応をするのがいいのでしょうか(委員)

(回答)
代引き商品については,受取拒否をすることが一番です。(生活安全刑事課長)

(質問)
一度,通販を利用して頼んだことがあり,それ以来こういったことがはじまったような気がするのですが,詐欺にはならないのですか(委員)

(回答)
詐欺かどうかは判断が難しい
そのため,身に覚えのない代引き商品は受取拒否が一番です。(生活安全刑事課長)

宮の城交差点の信号

(質問)
宮の城交差点の近くにできた道の駅の影響で,同交差点で信号待ちが増えた結果,渋滞が前にも増して多くなっています。
この交差点の信号機を点滅信号に変えるなどの対応はできないのでしょうか(委員)

(回答)
宮の城交差点に関しては,既に今年度予算において,点滅信号となることに決まっているため,今年度中には変わります。(地域交通課長)

署長総括

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