このページの本文へ
ページの先頭です。

「ひろしま『ひと・夢』未来塾」の入塾式・第1回講座(平成27年7月25日)を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2015年8月12日

シンボルマーク
 「ひろしま『ひと・夢』未来塾」の入塾式と第1回講座を開催しました。
塾生のほか,聴講生も数多く来場し,大盛況となりました。

入塾式

 開会に当たり,塾長である湯崎知事が塾生に対して動画でメッセージを伝えました。
 知事からは,「大いに学び,刺激を受け,ネットワークを作り,みなさん自身の夢や目標に向かってチャレンジしていただき,その取組の一つひとつが,中山間地域活性化のコアになり,広島県の元気挑戦に向けたエンジンになることを願っています。」との塾生に対する熱い想いが届けられました。

 塾長ビデオメッセージ

 

講義

・『自分ゴト』からのまちづくり 講師 尾野寛明氏(有限会社エコカレッジ代表取締役)

地方でネット古書店を経営することとなった経緯や地域振興の仕掛けづくりを解説していただきました。
尾野氏は,島根県川本町にあった書店の撤退をきっかけに,東京都にあった自らの古書店をその跡地に移転し,都市部と比較して1/10という安価な賃借料を過疎地域の強みとして経営されています。また,古書店に障がい者の方を雇用する等,地域の課題解決にも取り組まれていることなどを話していただきました。
その他,地元の島根県をはじめとして,全国の過疎地域で地域づくりの実践塾も運営され,気軽で無理なく地域づくりに携っていく人材を育成されています。

尾野さん講義写真

・人材×組織×マーケティングによる地域活性化戦略~住民・組織・行政三方良しのまちづくり~ 講師 井手修身氏(イデアパートナーズ株式会社)

自らの経験を踏まえ,観光をメインとした地域づくりのポイントについて分かりやすく解説していただきました。
団体から個人へ旅行の形態が移り変わり,旅行の目的・楽しみ方も多様化しています。また,SNSなどの普及により,「おもてなし(人のサービス)」が可視化できるようになり,人のサービスを新たな価値として創出することが顧客獲得の要となっています。新たな価値を創出するには,取組を継続することが不可欠なため,その取組を支える地域の協力が得られるよう「取組の理由に大義を盛り込む」ことや,「皆が楽しみ,皆が主人公である」こと等が「肝」であることを,具体的な取組事例を挙げながら,説明していただきました。

井手さん講義写真

講義終了後の質疑では,思いがけず尾野氏から井手氏への質問があり,途中からメイン講師2人のトークセッションが繰り広げられ,会場は大いに盛り上がりました。

ワーク

全体講義の後,はじめの一歩コースとプロフェッショナルコースの塾生はそれぞれのコースに分かれてワークに取り組みました。

はじめの一歩コースでは,まず10名程度の2つのグループに分かれ,事前に準備したマイプランについて,塾生一人ひとりが順番に説明しました。初対面の塾生が多く,はじめはやや緊張気味でしたが,徐々に打ち解けてきて,ときどき笑い声をあげながらも熱心に意見交換をしていました。
その後,4~5名のグループに分かれて今回のワークについて「ふりかえり」を行ったところ,「同じような想いを持っている人がいて安心した」,「いろいろな人の話が聞けて良かった」等の声が寄せられました。

はじめの一歩ワーク はじめの一歩ワーク2

プロフェッショナルコースでは,まず塾生一人ひとりが自らの取組を含めた自己紹介を行い,その後,3人程度のグループに分かれ,意見交換を行いました。中山間地域の振興に対し同じような志を持った同志に出会ったことで,塾生の想いは更に高まり,グループ編成からすぐに活発な意見交換が始まり,終了時刻まで話は尽きることはありませんでした。

プロフェッショナルワーク2 プロフェッショナルワーク

受講後に集約したアンケートには,「講師の実例を基にしたプレゼンが面白く参考になった」という回答のほか,「仲間に出会えた」,「熱い方がたくさんいて驚いた」等の声が寄せられており,初回ながら塾生同士の交流が深められたようです。


今後の講座の開催予定については,次のパンフレットをご覧ください。 
ひろしま「ひと・夢」未来塾パンフレット (PDFファイル)(1.75MB)

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

おすすめコンテンツ