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第3期「ひろしま『ひと・夢』未来塾」の第5回講座(平成29年11月11・12日)を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2017年11月13日

シンボルマーク
「ひろしま『ひと・夢』未来塾」の第5回講座を広島市佐伯区湯来町多田の「田舎cafeおそらゆき」にて開催しました。
「田舎cafeおそらゆき」までの道は,今の季節,紅葉に色づいており,目を楽しませてくれます。
また,この地域はリアルな「かかし」が多いことでも有名で,お店でも入口で出迎えてくれました。

おそらゆき

マイプランコース(11月11日(土)開催)

マイプランコースでは,12月の卒塾式に向けて,
講師の尾野さんからのレクチャーのあと,発表の練習を行いました。

講師によるレクチャー(尾野 寛明 氏)

講師の尾野さんからははじめに社会課題の解決への考え方として
「セオリーオブチェンジ」のお話がありました。

例えば社会課題として「所得格差が固定される」問題について考えた時に
「家が低所得である」⇒「満足な教育が受けられない」⇒「低所得な仕事にしか就けない」・・・
のように負のスパイラルになっていることが見えてきます。

この負のスパイラルを断ち切り,正のサイクルにするために
一番効果的なアプローチがレバレッジポイント(てこの入れ所)であり,
上記の例でいうと,教育に若い優秀な先生をつけることで,
負のスパイラルを好循環化するという変化の法則(セオリーオブチェンジ)が
実際に課題に取組む時にも,プレゼン時にも重要になってくるということを学びました。

レクチャー1レクチャー2

ワークショップ

今回の発表練習では12月の卒塾式での発表に向けて,
具体的なプレゼン資料の作り方などのアドバイスがありました。

今後はスカイプ会議などで本番に向けて,
発表資料のブラッシュアップを進めていく予定です。

ワークショップワークショップ2

マネタイズコース(11月12日(日)開催)

マネタイズコースでは,前回の講義で学んだ提供価値や広報戦略についての振り返りを行った後,講義に入りました。

講義(収益モデル+ワーク)

民間企業であってもソーシャルビジネスであっても,事業を継続するためには収益を確保することが必要です。
地域の課題解決に取り組むソーシャルビジネスにおける収入・資金源としては,事業収入だけでなく,
会費や寄附金,助成金・補助金,委託金,融資などがあり,それぞれの特徴について説明がありました。
そして,収入・資金源はどれか一つに偏ることなく,
複数を組み合わせたバランスのよい収益構造とすることが重要であることや,
組織の成長に合わせて収入・資金源の構成比率が変化していくことなどを学びました。
また,価格設定の基準として,顧客の知覚,競合の価格,コストなどが考えられること,
また,客数や客単価などの売上構成要素を,既存客,新規客,流出客や単価,頻度などに分解することで,
注力すべき点や改善すべき点を見極めやすくなることなどについて説明がありました。

講義に続くワークでは,収入・資金源のアイディアメモや収支計画シートを作成しました。

講義1講義2

12月のプラン発表会前の講義としては今回が最後となるため,
ワークの時間を使って講師の個別指導やメンターへの相談が行われました。
今回も多くのメンターに参加いただき,塾生のプラン作成にあたって,
きめ細やかなアドバイスを行っていただきました。

今後,塾生のみなさんは発表資料の作成が佳境を迎えることになりますが,
講師,メンターによる指導,アドバイスを受けて,発表資料のブラッシュアップを進めていくことになっており,
12月のプラン発表会が楽しみです。

講義3講義4

その他

講座概要については,次のパンフレットをご覧ください。 
平成29年度「ひろしま『ひと・夢』未来塾」塾生募集パンフレット (PDFファイル)(1.45MB)

※ 最終回の会場は「イノベーション・ハブ・ひろしまCamps」に変更しておりますのでご注意ください。

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