「ひろしま『ひと・夢』未来塾」はじめの一歩コースの第3回講座を開催しました。
第3回講座では,現地視察も行いました。
平日昼と週末昼の2コースとも,午前は10~20人程度のグループに分かれて,三次市・世羅町・東広島市の地域づくり活動の実践現場を視察後,午後は三次市に集合してグループワークを行いました。
また,今回も,広島修道大学国際コミュニティ学部地域行政学科から実習生を受け入れ,中山間地域での活動現場を見学してもらいました。
エコカレッジ代表 尾野 寛明(おの ひろあき)さん
学生時代に起業を志し,2001年に東京でネット古書店を創業されました。2006年には,本社を島根県邑智郡川本町の書店跡地に移転して,古書店を経営されています。現在は,この古書店の傍ら,全国各地で地域づくりの「実践塾」を運営し,様々な人材育成講座をコーディネートされています。
午前は,2グループに分かれて,三次市と世羅町を現地視察しました。
午後は,三次市に2グループが集合し,グループワークを行いました。
三次市では,「木のおもちゃHANA(三次市江田川之内町503-1)」で,第3期(2017年度)卒塾生の徳岡真紀さんから,取組に至る経緯や最近の活動状況などをお聞きしました。
徳岡さんは,耕作放棄地で和綿を栽培し,種植えから収穫,糸紡ぎなどのワークショップを開催されておられます。また,和綿でアクセサリーの製作・販売も行っておられます。
世羅町では,「雪月風花 福智院(世羅町大字甲山158-1)」で,第1期(2015年度)卒塾生の吉宗五十鈴さんから,取組に至る経緯や最近の活動状況などをお聞きしました。
吉宗さんは,6次産業推進を目的として,「カメラ女子旅」などの活動を行っておられます。現在は,今高野山の宿坊をリノベーションして,地産地消のお茶処(カフェ)を運営されておられます。
三次市の「ほしはら山のがっこう(三次市上田町388)で,受講生が,一人ずつ,次のテーマについて発表しました。
第2回講座で発表した項目に,「ビジョン・ミッション・マイプラン」を追加した上で,自分のやりたいことやできることを全体的に整理してみました。
今回も,発表を聞いた受講生は,感想やアドバイスなどをコメントシートに記入し,発表者に手渡していました。
プランをブラッシュアップする良い情報を得たようです。
午前は,2グループに分かれて,東広島市と三次市を現地視察しました。
午後は,三次市に2グループが集合し,グループワークを行いました。
東広島市では,「豊栄ウール工房(東広島市豊栄町清武1955-1)」で,第3期(2017年度)卒塾生の山田芳雄さんから,取組に至る経緯や最近の活動状況などをお聞きしました。
山田さんは,地元の農家,パン屋,雑貨屋などが集まるマーケットを企画・運営する「東広島ひとむすび」を立ち上げ,マルシェを定期的に開催しておられます。また,東広島市の地域おこし協力隊員として,羊毛を活用した特産品の開発などにも取り組んでおられます。
三次市では,「川西郷の駅」近くの「古民家」で,第3期(2017年度)卒塾生の上野仁美さんから,取組に至る経緯や最近の活動状況などをお聞きしました。
上野さんは,看護師として広島市内で活躍されておられましたが,地域内でのコミュニケーションの重要性を感じ,コミュニティナースとしての活動を模索されておられます。現在は,地域と協働し,民泊の推進事業にも関わっておられます。
平日昼コースと同様に,三次市の「ほしはら山のがっこう(三次市上田町388)で,受講生が,一人ずつ,次のテーマについて発表しました。
これまで,自分の取り組みたいことなどを考えてきましたが,今回から,本格的なマイプランに向けて,ビジョンやミッションの整理に取り組むことになりました。
ビジョンやミッションのまとめ方に苦慮している人もいましたが,講師の指導で整理の仕方が理解できたようです。
講座概要については,次のパンフレットをご覧ください。
令和元年度「ひろしま『ひと・夢』未来塾」パンフレット (PDFファイル)(3.28MB)
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