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鳥獣被害対策について

印刷用ページを表示する掲載日2019年9月10日

集落ぐるみで取り組む鳥獣被害対策について

 広島県は,野生鳥獣による農作物被害について,集落のみなさんが協力して対策を進める活動を支援しています。

鳥獣被害対策を取り巻く現状

 有害鳥獣の捕獲数や侵入防止柵の設置延長は増加していますが,農作物被害額は高止まりの状態にあります。
 この大きな要因として,無自覚な行動による集落での餌付けが挙げられます。
 餌付けを止めるには,集落全体で取り組まないと効果が得られにくいため,集落での取組を進めていく必要があります。

鳥獣被害対策の課題

集落で餌付けが行われているのは,
○集落で情報(餌付けにつながる行動)が共有されていない
・餌となる残渣や放任果樹の放置
・囲いきれていない柵・外からでも餌にありつける柵の設置
・冬に門扉を開放したり,昼間に電気柵に通電していない
・集落内の潜み場所を作っている
○これらの原因を指摘できる鳥獣被害対策の指導者の不在
という課題があります。

無自覚な餌付けの例

稲刈り後の二番穂(ひこばえ)
稲刈り後の二番穂
田に放置された野菜の残渣
田に放置された野菜くず
樹園地に放置された摘果
樹園地に放置された果樹
柵の外からでも食べることができる野菜
柵の外からでも食べられる野菜
放任されたカキの木
放任されたカキ

施策の展開方向

「自分たちで守れる集落」を育てるために,集落ぐるみの取組を総合的に推進していきます。
(1)「環境改善」
 まずみんなで勉強し,守れる畑・集落づくりの取組を推進
(2)「侵入防止」
 効果的な囲いや追払いを推進
(3)「加害個体の捕獲」
 どうしても防ぎきれない場合の捕獲に農家も参加する体制の整備

対策(1)集落機能の活用

 「モデル集落」を設置するなどして集落ぐるみでの取組の先導的な事例を作ってきました。
 鳥獣被害に取り組む集落において,集落ぐるみでの取組を波及させていきます。

対策(2)指導者の育成

 鳥獣被害防止に係るノウハウを有し,自分たちで守ろうとする集落を支援できる人材を育成するために,鳥獣被害対策の専門家を招へいするなどして,指導者の育成を行っています。
 また,集落で自主的に対策を進めていく集落リーダーの育成を図るため,鳥獣被害対策集落リーダー養成講座を開催してきました。

対策(3)推進体制の充実・強化

 鳥獣被害対策を行政,農業団体などの関係機関が一体となって取り組む体制を,県段階・地域段階に整備しています。

鳥獣被害対策に関する情報

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