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令和元年度第1回「『親の力』をまなびあう学習プログラム」ファシリテーターステップアップ研修報告

研修内容(※受講者 東部会場43名)

日時・会場 

【東部会場】令和元年7月9日(火曜日)10時00分~15時40分 広島県福山庁舎第3庁舎8階 381・382会議室

演習【「親プロ」模擬講座受講体験・意見交流】(10時10分~12時00分)

講師:府中市「親プロ」ファシリテーター 岡本 由姫美
        世羅町「親プロ」ファシリテーター 林 幸江
教材
コ-5「備えあれば怒りなし!?」
教材 展開案 (Wordファイル)(39KB)
演習の様子
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い う
内容
【「親プロ」模擬講座受講体験】
 昨年度開発した「『親プロ』親子コミュニケーション応援編」の教材を使って,経験豊富なファシリテーターの進行による受講体験をしました。メイン,サブと役割を分けるのではなく,2人で会話をするように講座がスタートされ,会場がとても和やか雰囲気になりました。アイスブレイクでは子供と接していて,楽しかったことを参加者がにこやかに話されていました。グループ交流ではテーマを1つに絞り,話し合っていきました。最後に,2人からのメッセージとして,「失敗をおそれず,ファシリテーターの皆さんで多くのチャレンジをして,一緒に『親プロ』を盛り上げていきたい」という思いを語られていました。
【意見交流】
 意見交流では,模擬講座受講体験を通して感じたこと等についてグループ毎に意見交流をしました。「『親プロ』親子コミュニケーション応援編」の教材を進行する上での様々な意見が出ていました。また,話し合いを通して,日頃の自分の活動について情報共有し,ネットワークを広げることができました。
参加者の感想
○ かけ合いで進めることで場が盛り上がるというアイデアに共感しました。
○ 今までとは違ったメイン,サブといった役割がないかけ合いによる,「親プロ」の実施はこのような形式も有ということで少し安心感を持てました。
○ 2人のファシリテーターのかけ合いで進められた講座は新鮮で安心して受講することができました。自分がファシリテーターとして,進行する時の参考になりました。

行政説明「広島県の家庭教育支援事業について」(13時00分~13時30分)

広島県教育委員会生涯学習課 生涯学習支援係長 田崎 志緒 
資料
行政説明資料 (PDFファイル)(1.45MB)
説明の様子
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内容
 午後からは,「乳幼児期における家庭教育支援研修会」と合同開催し,子育て支援に取り組む福祉部局の職員も参加しました。※上記受講者数には含んでいません。
 「広島県の家庭教育支援事業について」説明を行いました。平成29年に策定された「『遊び 学び 育つひろしまっ子』推進プラン」について,5つの力を育成し,生涯にわたり,主体的に学び続ける力を培われていくことを目指すものであることを紹介しました。
このプランにおいて,3つの施策を紹介しました。
 1つ目「子育てに役立つ情報の提供」としては,保護者が多く集まる場所等において,家庭での取組に役立つ情報提供をする取組を行っています。
 2つ目「親の学び・集いの場の充実」としては,「親プロ」の実施や図書館,公民館,ネウボラ,子育て支援センター等の講座・イベントなどにおいて親子で楽しめる体験活動を開発・普及していく取組を行っています。
 3つ目「地域による親子支援」としては,活動を継続し,幅広く展開できるように子育て家庭の支援を行う人材の育成や組織化に取り組んで会います。
参加者の感想
○ 家庭教育支援に係る施策,情報の提供,学びの場の充実地域による親子支援の基本的な考えをしっかり持てました。
○ 親子の学び集いの場の充実・中高生は小さい子の世話をしたことがない子が多いから親になった時に困る。そのために,親になる準備期の学習機会の提供・地域による親子支援の大切さが分かりました。

講演(13時30分~15時30分) 

演題:「子どもの創造的想像力を育む親の役割~どの子も伸びる共有型しつけのススメ~」
講師:環太平洋大学教授,お茶の水女子大学名誉教授 内田 伸子
講義の様子
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内容
 「共感的な子育てスタイル」として県が情報提供している,子供の気持ちに共感した接し方の考えの基になった,「共有型しつけ」について講演をしていただきました。
 その中で,子供たちがこれからのAIに置き換えられる仕事が増える社会に対応していく力を身に付けるために,「共有型しつけのススメ」として,「待つこと」,「子どものこころの声をしっかり聴くこと」が重要だとおっしゃられました。
 また,発達心理学が専門である講師の,科学的データに基づく説得力のある話は参加者の多くの共感と理解につながりました。
参加者の感想
○ 先生の行われた実験とその結果がそれぞれとても興味深かったです。保護者の支援をする身として,大変参考になりました。
○ 共有型しつけについて絵本の読み聞かせの重要性(感性・言語・想像力等)を知り,小学6年生頃までは共感しながら読み聞かせすることが大切であることがわかりました。また,待つという気持ちを持ち,子供の心の声をしっかり聴くこと,子供のつまずきを見抜く洞察力,子供の考えが進むための足場作りをしていきたい。

 受講者からの評価

振り返りアンケート (PDFファイル)(138KB)

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