ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

海や川で安全に楽しむために

印刷用ページを表示する掲載日2023年6月9日

水難対策の必要性

 夏は、海や川などでのアウトレジャーを楽しむ機会が増える季節です。
 自然に触れるレジャーは、楽しみがある反面、自然ならではの危険もあります。
 水の事故を防ぐためには、「自然を甘く見ない」「危険を認識する」「計画を立てて行動する」ことが大切です。

水難者の約半数は死亡事故に!

 令和4年夏期(7月~8月)は、11件(海8件、川3件)の水難事故が発生し、7人が死亡、1人が負傷しています。

   ※ 11件のうち6件は、65歳以上の方が関係する事故

 水難発生件数(件)

区 分
令和2年
令和3年
令和4年
増減(前年比)
発生件数
28 17 33
+16

  水難者数(人)

区 分
令和2年
令和3年
令和4年
増減(前年比)
死 者 20 20 +12
行方不明者
0
+2
負傷者 +2
無事救出 ±0
合 計
32 19 35
+16

 こうした水の事故を防ぐためには、海や川などそれぞれの自然環境を把握し、水難につながりやすい危険な場所、危険な行為などを知っておくことが重要です。

海での水難事故を防ぐための注意点!

  •  海水浴や釣りをする際は、事前に危険な箇所を確認して、決して近づかないようにしましょう。
     危険な場所の付近に「危険」「遊泳禁止」などの標識を掲示している場合もありますので、事前に十分確認して、不用意に遊泳などしないようにしましょう。
  •  「遊泳区域」でも、流れの強さや方向、水深などに注意しながら、安全に泳ぎましょう。
     また、無理に遠泳をしたりせず、自分の体力などを十分に考えながら泳ぐようにしましょう。
  •  釣りをするときには、危険な場所には近づかないようにし、ライフジャケットやスパイクブーツなどを着用し、転落等の事故防止に努めましょう。
     ライフジャケットなどは、自分のサイズに合ったものを着用しましょう。
  •  子供さんを危険な場所に絶対に連れていかないようにしましょう。
  •  体調が優れないときや睡眠不足などで疲れているときは、水泳や釣りなどは控えましょう。
     飲酒後や飲酒しながらの水泳や釣りは、事故につながりやすく危険なので絶対にやめましょう。
     水辺での極端な悪ふざけなどは事故のもとですので、お互いが注意しましょう。
  •  天候の変化に注意し、海が荒れているときや荒れそうなときは、海水浴などを延期又は中止にしましょう。
  •  水深が浅い場所でも、ほんの少し目を離した隙に、子供さんが転倒して溺れたり、波にさらわれたりすることがあります。
     必ず大人が付き添い、絶対に子供さんから目を離さないようにしましょう。
  •  万が一事故が起こったときの通信手段を確保するために、携帯電話を防水パックに入れて携行しましょう。

 ※  海での水難防止については、下記も参考にしてください。

・ 海上保安庁「ウォーターセーフティガイド」→

川での水難事故を防ぐための注意点! 

   魚とりや釣り、水遊びやボート遊びのほかに、河原でのバーベキューなど、水に入ることを目的としない楽しみ方も多くあります。
 そのようなレジャーでも、毎年のように水難事故が発生しています。 
  •  特に、河川では子供さんの事故が多いため、絶対に一人では遊ばせないようにしましょう。
  •  川などに行く前には、必ず天候や川の情報をチェックしましょう。
     悪天候が予想されているときは、無理をせず、中止・延期を検討しましょう。
  •  川では「危険を示す掲示板」が設置されているところがあります。
     そのような掲示板があるところでは遊ばないようにしましょう。
     また、川の地形は複雑で、場所によって流れが速くなったり、急に深くなったりする場所があります。
     地形などを十分観察しながら、そのような場所へは近づかないようにしましょう。
  •  河原や中洲は、急な増水により水没する可能性があります。
     特に、中洲は増水すると逃げ場がなくなり、取り残されてしまう危険性があります。
     また、川幅が狭い場所は、増水すると短時間のうちに水位が上がり、川の流れが速くなる恐れがあります。
     こうした場所は特に注意が必要です。
  •  川辺にいるときは、常に天候の変化や川の状態に注意をしましょう。
     次のような変化が見られたときは、川の水が急に増えるサインですので、すぐに避難をしましょう。
・ 上流の空に黒い雲ができたとき
・ 雷が聞こえたとき
・ 雨が強く降り始めたとき
・ 落ち葉や流木,ごみが流れてきたとき
  •  浅い川でも急に増水することがあるため、ライフジャケットを着用しましょう。
     特に河川では水面下に複雑で強い流れがあります。
     途中で脱げてしまうことがないように、正しく着用し、身体にしっかりフィットさせましょう。

    ※ 川での水難防止については、下記も参考にしてください。

・ 国土交通省「河川水難事故防止!川で安全に楽しく過ごすために」→

ライフジャケット着用の役割と必要性

  •  ライフジャケット着用で生存率が上がります。(浮力を得られて体力を温存できます)
  •  浮くことで通報する機会を得られます。(防水パックなどに携帯電話を入れて常備しておきましょう)
  •  ライフジャケット着用でパニックになることを防げます。(足の方から浮いてきて仰向けに近い状態になります)
【参考】子供さんにおすすめのライフジャケット
 ・ 固定式のライフジャケット
 ・ 目立つ色(黄色・オレンジ色など)
 ・ 股下ベルトのついているもの
 ・ ホイッスルがついているもの
 ・ えり首に持ち手がついているもの 

※ 国土交通省「ライフジャケット着用義務拡大ポスター」

ライフジャケット着用  じゃy

 ☝左画面をクリックしてください。

 

外部リンク

 内閣官房及び内閣府オフィシャルサイト 政府インターネットテレビ

プロに聞く・・・遊泳時4つの心得!

 水難

 ☝画面をクリックしてください。

   ・ 上記リンクは「政府インターネットテレビサイト」へのリンクです。

 警察庁統計資料

 リンク先はこちら→

 

オトモポリスの活用(現在地送信機能)

 広島県警察安全安心アプリ「オトモポリス」には、アプリ上で登録したメンバーに簡単な操作で位置情報を送信できる「現在地送信」機能があります。 
 登録した家族や知人に、「〇〇へ海水浴に行く」などと事前に伝え、防水パックなどに入れて携帯電話を携行し、万が一の際の通報や、ご自身の位置を知らせるのにお役立てください。
 また、定期的に電波の届く場所で現在地を送信するなどして、安否の連絡などにご活用ください。

県警ホームページ

 ☝画面をクリックしてください。

 

問い合わせ先

 〒730-8507     広島市中区基町9番42号 広島県警察本部地域部地域課指導係      

  電話番号 (082)-228-0110 【内線3587】

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

みなさんの声を聞かせてください

満足度 この記事の内容に満足はできましたか? 
容易度 この記事は容易に見つけられましたか? 

県警からピックアップ情報

広島県公安委員会 オトモポリスアプリ 安全安心マップ キッズコーナー 警察行政手続サイトを利用した申請(届出)手続 匿名通報ダイヤル