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オレオレ詐欺の発生、注意しましょう!【竹原警察署速報】
令和7年7月24日午前9時頃、竹原市内において、自宅の固定電話に被害者の息子をかたり、「不倫して相手が妊娠した、示談をする現金300万円が必要だ」「今日、現金が必要で●●(場所)まで来てほしい」旨告げ、代理の者を名乗る者が現れ、現金をだまし取る詐欺事件が発生しています。
息子を名乗る犯人の言葉
- 「〇〇(息子の名前)やけど」「風を引いて、声が変わっている」
→息子さんの名前を名乗るものの、本物の息子さんと声が違うことを指摘されないために「風を引いて声が変わっている」と嘘をつきます。
- 「携帯電話が壊れた。番号を更新したから新しい番号に変えてほしい」
→本物の息子さんと連絡を取らせないように違う電話番号を教えます。相手が指定した番号は、息子さんと全く関係のない詐欺集団の電話番号です。
- 「不倫相手を妊娠させてしまった。示談金を支払わないといけない」「会社のお金を使いこんでしまった。お金を用意しないとクビになってしまう」
→あなたを焦らせ、相談する暇を与えないようにするため、すぐお金を用意するように仕向けます。
被害に遭わないために
- すぐに対応せず、必ず、誰かに相談しましょう。
- 家族間で、電話の合言葉を決めておきましょう。
- 「電話番号が変わった」と言われたら、変わる前の電話番号にかけてみましょう。
- お金の絡む話は、電話ではなく、直接本人と面接してからにしましょう。