開催日時
平成30年9月27日(木) 午後1時5分から午後3時30分まで
開催場所
佐伯警察署講堂
出席者
協議会側 8人
警察署側 11人
議事要旨
議事
「子供の安全確保対策と公民館との連携」について
子供の安全確保対策
- 街頭警察活動の強化
- 不審者情報等の積極的な情報発信
- 声かけ事案等の行為者の特定,指導警告
- 犯罪防止教室,不審者対応訓練,交通安全教育
公民館との連携
- 公民館を中心とした情報発信
- 公民館長会議での情報発信,警察行政に対するニーズ把握
- 公民館だより掲載記事提供
- 第4回佐伯区「防犯川柳」募集協力依頼
「交通死亡事故の発生」について
7月17日発生の交通死亡事故
- 事故概要,道路状況
- 児童を対象とした対策
- 関係機関と連携した対策
- 情報発信活動
9月25日発生の交通死亡事故
質疑応答等
(協議会)
- 公民館だよりへの記事掲載は,「この記事を」と囲みの原稿を持ち込めば掲載しやすい。
- 公民館は,利用者が限定されることが欠点だが,企画展は効果的。地区ごとに石内,河内,観音,八幡,五日市,湯来の6箇所を巡回すれば区内を一巡したことになる。
- 警察の制服を見るとドキッとするので見える形でのパトロールは地域にとってありがたい。
- 安全教室を実施した小学校に何か表示するといい。
子供達がこの表示を見れば習ったことが蘇るし,警察にとっても色々やっていることのアピールになる。
(警察署)
- 次回からは,公民館でそのまま使ってもらえる小さな原稿を持ち込みたい。
(協議会)
- 区役所の立場として公民館の活用はありがたい。
佐伯区内の1小学校区1公民館は地域の資源なので今後ともよろしく。
- 交通死亡事故現場の対策については,区の道路管理担当部署である維持管理課に地域の方からも感謝の言葉が届いている。
(警察署)
- 夏休み直前の事故で,児童館に通う子供は別として大半の子供達が休んでいる間に道路環境整備の工事をしていただき,地元でも感謝の声があがっていた。
美鈴が丘でも現地検討を行う。
(協議会)
- 新聞で佐伯署の上向きライト活用強化路線は,国道488号線と出ていたが国道488号線とはどこか。
(警察署)
(協議会)
- 保育園では,年長を対象に市の道路管理課に依頼して交通ルールや横断歩道の渡り方等について指導してから小学校に送っている。
小学校でどのような指導をされているかわからないが,1年生の時はしっかり守っていても2,3年生になると慣れてくる。
2~3年に1回は交通ルールについて教えてもらう機会があるとルーールを再認識し,認知度も上がって浸透して良いと思う。
(警察署)
(協議会)
- 佐伯区内には都市部の小学校と山間部の小学校があるが,講習をする場合,地域によって講習の仕方を変えているのか。
(警察署)
- 地域ごとの事故の特徴によって講習の内容は変えている。
- 今回は,道路横断中の事故であるため,それぞれの小学校の付近にある横断歩道をメインに指導を行った。
(協議会)
- 子供だけでなく大人に対する啓発も大切と思う。
子供は大人の真似をするので大人への指導も効果的と思う。
(警察署)
- 講習では,大人が見本を示すよう話をしている。
引き続き努力していきたい。
(協議会)
- 交番が襲撃される事件があったが,佐伯署では交番や駐在所にどのような注意喚起をしているか。
(警察署)
- 現在,交番等を巡回して危険箇所や施錠の状況等を確認している。
- 勤務員に対しては,自分の身は自分で守るということで耐刃防護衣の常時着装,装備品の有効活用,緊張感の保持等の指示をしている。
- 悲惨な事件を起こさないようにしたい。
- 昨日,警察本部の指導員が五日市交番に来て対応訓練を実施した。
- 将来的には,交番等にカメラを付けて本部でモニタリングできるようにする構想もあるが,予算がないので随分先になる。
- 不審者がすぐ入り込むことのでる構造ではないか確認し,色々な資機材を使って反撃できるものはないか,色々やって反省や教訓を得て全交番・駐在所でやっていくよう取り組んで行く。
(協議会)
- 警察は命を懸けて警らをしているような気がする。
- 常に緊張感を持っていて精神的にも肉体的にも大変と思う。
- 身体に気をつけて勤務してもらいたい。
若手警察官との対話会
参加
協議会8人,警察署8人(うち若手警察官6人)
主な対話内容
- 警察官になった理由は何か。
- 前職があったのに何故,警察官になったのか。
- 将来の希望は何か。
- 佐伯署に配属と決まった時,どう思ったか。
- 女性警察官として辛かったことはないか。
- 駐在所勤務員としての苦労はないか。
- 家族はどう思っているか。
「わたりジョーズ君」体験会
- 協議会委員8人,警察署員9人が参加し,協議会委員8人が順番に体験。
- 交通状況や道路状況,時間帯や天候を変化させながら全員が体験を行った。