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令和6年度 第3回 東広島警察署協議会

印刷用ページを表示する掲載日2025年3月25日

開催日

令和7年2月25日(火曜日)午後3時30分から午後4時45分までの間

参加人員

委員 10名
警察 11名

議題、意見・要望等の内容

会長挨拶

 会長から、会議出席に対する謝辞を述べられた後、「先日出席した警察署協議会連絡会で他署の取組状況を聞き、協議会の役割について再認識した。安全で住みやすい東広島市とするために何ができるかを考える充実した会にしていきたい。私を含め4名が任期満了を迎えるが、最後まで任務を全うしたい。」旨挨拶されました。

署長挨拶

 署長から、「東広島市は県内でも人口が増加している都市である。それに伴い事案数も増加しており、官民一体となった取組が必要であり、当協議会の在り方が大事になってくる。警察官は他の職業の経験が無い者が多く、多様な見方が難しいといった面もあるため、当協議会では忌憚のない意見・要望をお願いしたい。」旨述べました。

議題

令和6年中犯罪発生状況(生活安全課長)

 県内及び当署管内の刑法犯認知件数、罪種別推移、自転車盗・オートバイ盗の発生状況・対策等について説明しました。

【質疑】
 小学校1、2年生などの低学年に対する交通安全講習の際に、自転車への施錠について声掛けをしてもらえば、意識づけとして効果的だと思われるのでお願いしたい。

【回答】生活安全課長
 幼少教育により習慣化させることは効果的だと思われるため、交通課とも連携し実施していくと回答しました。

【質疑】
 当署管内で闇バイトへの加担や被害は発生しているのか。

【回答】生活安全課長
 現時点で認知されているものはないが、全国的な状況から見ても、いつ発生してもおかしくはない。
 当署では高校生を対象に、闇バイトに加担しないように犯罪防止教育を実施するなど対策を取っている。
 また、レンタカー会社と連携し、不審な客の利用があれば警察への連絡を依頼し、さらにはタクシー会社の防犯協力会に対しても協力の働きかけを行っており、官民が連携できる体制づくりを行っている旨回答しました。

令和6年中交通事故発生状況(交通課長)

 当署管内の物損・人傷・死亡事故の発生状況及び分析結果を説明しました。

事前質問への回答

自転車盗防止対策について

【意見】 
 以前「パトロールランニング」というボランティアをしており、広島市内もそういったボランティアがあると聞いたことがあるので、そのような活動が広まってほしいと思う。
 自転車盗多発地域がアプリ等でマップとして確認できると防犯意識の向上につながるのではないか。

【回答】生活安全課長
 広島県では大学生ボランティア「スリーアローズ」がランニングパトロールを行っています。
 自転車盗の発生場所については広島県警察安全安心アプリ「オトモポリス」で把握することができます。

【質疑】
 無施錠の自転車に対する仕掛けタグの取り付けをボランティアで設置することはできないか。

【回答】生活安全課長
 それは良いアイデアですので検討します。

薄くなった道路標示について

【意見】
 1月発生の女子高生の死亡事故は横断歩道を横断中だったとのことであり、市内には横断歩道や車線が薄く、特に夜間に見えにくい場所が散見される。
 交通事故防止のためにも道路標示がよく分かるようにしてほしい。 

【回答】交通課長
 道路標示は標示の種類によって担当が変わり、交通規制に関する標示が警察の担当となります。
 摩耗が進み更新が必要なものは塗り直し等を行っていますが、予算の都合上、直ぐに工事できていないのが現状です。
 道路標示の塗り直しが必要な箇所があれば情報提供をお願いします。

【質疑】
 警察と道路管理者との連携、情報共有は図られているのか。

【回答】交通課長
 安全対策について道路管理者と協議する際に情報共有は行っています。

令和7年1月発生の死亡事故について

 豊栄町で発生した高校生が亡くなった事故について、原因と対策を聞かせてほしい。

【回答】交通課長
 当該死亡事故は1月16日の夜間に発生し、1月30日に現地検討会を実施しました。
 道路環境面での対策として、照明の見直しや路側標識の増設等を検討しており、また、道路利用者対策として学校側に道路横断時の安全確認の徹底や反射材の活用を指導するよう依頼しました。

外国人市民による犯罪やインバウンドによる影響について

 年々外国人市民が増えているが、それに伴い犯罪関与は増加しているのか。
 コロナ禍以降、インバウンドが増加し、市内でも外国人観光客の姿が目立っているが、その影響で刑法犯は増加しているのか。
 観光地ではインバウンドによる迷惑行為が多発しているが、警察に通報すれば違法性がなくても対応してもらえるのか。

【回答】警備課長
 来日外国人の検挙件数については、特に増加している状況はありません。
 来日外国人犯罪の特徴として組織的に行われる傾向があります。
 対策として、職員の語学研修等により対応能力の向上に努めるとともに、留学生や技能実習生に対して防犯教室等を行い、文化や生活習慣の違いによるトラブル防止等について指導しています。
 外国人観光客による迷惑行為については、事案に応じて個別に対応することとなります。

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