記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はYouTubeのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)
会見日:平成24年1月24日(火曜日)
動画は次のリンクからご覧になれます。なお,動画の収録内容は下の発表項目及び質疑のとおりです。
広島県知事・広島市長会議の開催について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/3]をご覧ください。
広島県知事・広島市長会議の開催について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/3]をご覧ください。
鞆地区地域振興住民協議会について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「2/3]をご覧ください。
「細見谷林道」について
ひろしまEVタウン推進事業について
大河ドラマ「平清盛」に係る兵庫県知事の発言について
※上記項目の動画は上の動画リンクの「3/3]をご覧ください。
(幹事社:朝日新聞)
おはようございます。それでは,定例会見を始めさせていただきたいと思います。知事のほうから発表項目があるということで,よろしくお願いします。
(知事)
はい。発表項目が1つです。広島県知事・広島市長会議の開催についてであります。
今回,今年度第3回として,市長,松井市長との会議を明日の〔1月25日水曜日〕14時から市役所において行うということといたしました。来年度の当初予算編成を目前に控えているわけですけれども,県と広島市の間で最終調整が必要な項目について,トップ同士で直接協議をして,合意形成を図るというものであります。
具体的にはですね,ひろしまの平和拠点性の向上,それから観光振興,そして都市の魅力創造に向けた取組み,県・市連携のあり方研究会などについて意見交換をするという予定にしております。
これらの案件については,これまで,市と事務レベルの調整も進めてきてるところでありまして,調整状況を踏まえて,明日行うということとしたものであります。
今回ですね,広島市役所でやるんですけれども,その移動につきましては,ご承知の「のりんさいくる」これで,そこの県庁の前にありますんで,それを使って行くことにしました。ということで,「のりんさいくる」の宣伝にも一役買おうかなということであります。
はい。私からは以上です。
(幹事社:朝日新聞)
ありがとうございます。
それでは,この件に関する質問のある社はお願いします。
(読売新聞)
読売新聞の矢澤といいます。
知事と市長会議の議題の中にある観光振興と都市創造に向けた取組みについてちょっと伺いたいんですが,観光振興,当然,今,「平〔清盛〕」がやっててですね,いろいろ県としての発信に力のあるところなんですが,市とのどんな相乗効果とかですね,今,ドームがあんな形でだんだん覆われていくこともあってですね,若干,いろいろタイアップする仕方をですね,工夫したり,観光振興にてこが入れられるなら入れた方がいいのかなと,外目にはそういうふうに見える状態かなあとも思うんですが,その辺りの県と市のタイアップ効果とですね,あと都市創造についてですね,やはり都心の開発ということがずっと棚上げ状態になってるんでですね,どのようなことが具体的に来年度予算も含めてですね,議題にあがるのか,この2点についてもう少し詳しく伺えますか。
(答)
はい。まず,観光振興については,県としても今年からですね,非常に力を入れて,大型キャンペーンとして,「平清盛」を含めた機会を利用して,誘客を進めていきたいと思ってますので,当然にそれを進めていく上で,非常に大きな,観光地としても大きな所ですし,また,いろんな意味での力もある広島市と連携していくっていうのはですね,これはもう,当然のことだと思ってます。それについて話をするということですけれども。
あとは,都市の活性化については,いろんな未利用地の問題もありますけれども,全体として,未利用地の話だけではなくて,全体としてどう取り組んでいくか,そこにおける県の役割はどうなのかっていうことも含めてですね,お話をしたいと思ってますけれども。
いずれにしても,詳細についてはね,これはまた,明日議論するんで,その中でまたちょっとご覧いただければなと思っております。
(幹事社:朝日新聞)
他にございますか。
(中国新聞)
おはようございます。中国新聞の村田です。
先ほどあったように明日の話とは思うんですが,「あり方研究会」ですね,改めて明日協議ということになると思いますけれども,知事としてはどういうお考えでですね,この「あり方研究会」については,県としては協議に臨まれたいという。
(答)
どういう考えかというか,これも従前からご説明してることですけれども,1番大事なのはやっぱり,住民の皆さまにとって,どういったサービスが望まれるのかという観点から考えていくということですね。それと,いわゆる二重行政的なことの解消によって効率化を図ることができるのはどういったことがあるかと,そういう観点からも進めたいと思ってますんで,それは,いずれにしても,しっかりと県・市で忌憚ない意見を言い合いながらですね,進めていきたいなと思ってます。
(中国新聞)
他府県の例ではですね,外部の人を入れて,委員会的なものを作ってというようなこともありますけれども,今回の広島県と広島市においてはどういうふうな形でいってるかお伺いできますか。
(答)
現段階ではですね,それは考えてません。まず,洗い出しをしてですね,それは,我々,我々って言うのは,松井市長と私もですね,その過程なりその結論を見ながら,それはまた,考えていく話かなと思いますけども。現段階では,そういう事は想定はしてないですね。
(中国新聞)
「研究会」の検討テーマによってはですね,25年度の予算編成にあたって予算措置が必要なものもあればですね,あるいはケースによってはすぐにでもできることも出て来るかもしれないんですけれども,その辺の「研究会」で議論した中身については,やはりできるものからやっていくというスタンスで臨まれるんでしょうか。
(答)
それはそうだと思いますね。実行を待つ必要のないものは,それはどんどんやればいい話ですし。ただ,それはものによっていろんな状況があると思いますから,その状況を踏まえながら,ということには当然なりますよね。
(中国新聞)
ありがとうございました。
(答)
はい。
(幹事社:朝日新聞)
他,よろしいでしょうか。
(朝日新聞)
すみません。それとこれに関連して1つ,「ひろしまの平和拠点性の向上について」というのがありますけど,これは具体的に何かその共同で会議をやるとか,もう少しその何か形というか,どういうふうな事をお考えになっているのかというのは。
(答)
それは,そもそも担当課ベースで,協議をする場を作りましたよね。その中で,またいろんな役割分担というのを話していくということになってますけれども。当面,来年,再来年に向けて,じゃあどういったことをそれぞれ市と県の役割分担の中でやるのかっていうようなことはですね,明日の主な議題になるのかなというふうに思いますけど。
(朝日新聞)
予算が絡むもの,新年度の予算に絡むものに関しては何か具体的な,イベントというか行動みたいなものも出て来るんですか。明日。
(答)
そういうことになってますね。そもそも予算関連の事で意見交換しましょうということでありますよね。はい。
(幹事社:朝日新聞)
他,よろしいでしょうか。
それでは,引き続き,幹事社からの質問をさせていただきたいと思います。
(答)
はい。
(幹事社:朝日新聞)
〔1月〕29日に鞆の浦の住民協議会の最終会合を開かれるということになっておりますが,知事も出席をされるということで,まずは協議会における知事の役割というか,どういうふうにこの協議会に参加されていく方向であるのか,その辺をちょっとお聞かせ願いたいんですけれども。
(答)
はい。協議会においては,県はこれまでずっと1歩退いた形で,仲介者とそれから住民の皆さまの議論の推移を見守るという形で参加させていただいてますので,そこは基本的には変わらないということであります。技術的な説明を申し上げるとかそういうことは別にしてですね。私としてはですね,これまで1年8ヶ月,大変な労力を割いていただいて,真剣に議論をいただいてますので,この住民協議会にご出席をいただいた住民の皆さまとそれから仲介者のお二人に対して心からお礼を申し上げたいというふうに思っています。
(幹事社:朝日新聞)
それは,冒頭なにかお礼という形でご挨拶されるということで,協議自体には参加されないということなんでしょうか。
(答)
これは住民協議会なので,これまでも県が議論に参加をすると,技術的な説明を除いて,議論に参加をするということはやっていませんので,それは引き続きそういうスタンスで会には出席をさせていただくということになると思います。いずれにしても,これだけ本当に真摯に〔議論を〕やっていただいたことに対して感謝,そして敬意を表するということだと思ってますし,もちろん,私ないしは県に対してですね,言いたいことがあるっていうこともあろうとは思いますけれども,そういうことはお聞きをするということになろうかと思います。
(幹事社:朝日新聞)
すみません,先ほど私「冒頭」と言いましたけれども,お礼の言葉を述べられるタイミングとしては,「冒頭」ということでよろしいんでしょうか。
(答)
いやいや,それは良く分かりません。それはちょっとまた,仲介者の二人が進行されますので,どのタイミングかということはちょっとわからないです。
(幹事社:朝日新聞)
それと,もうひとつだけ。最終協議を踏まえての,これも繰り返しになりますけど,スケジュール感といいますかですね,これはもう知事の最終判断というのがだいたいいつぐらいには判断をしたいという見通しなのか,その辺をもう一度お聞かせ願いたいんですが。
(答)
はい。それは福山市との調整もありますので,いつかということは申し上げにくいですけれども,現時点ではですね,非常に時間をかけるというふうにはしたくないなと思ってます。
(幹事社:朝日新聞)
ありがとうございます。では,この件に関して何かご質問のある社があれば。
(中国新聞)
たびたびすみません,中国新聞の村田です。先ほどお話がありました,知事ご自身は住民協議会の場で,知事に対してどういうご意見があるかというのを聞きたいというお話がありましたけれども,それに対して何らかその・・・。
(答)
いやいや,あの・・・。
(中国新聞)
ごめんなさい。協議会に参加してらっしゃる方の意見が言いたいことがあるだろうから,それは聞くというお話があったと思いますけど,それに対して知事ご自身が聞かれたことに対して「いや,知事としてはこんなふうに考えている」というお答えになる予定は今のところないということなんですか。
(答)
いやいや,それはどういったことかということにもよりますので,それは別に何か排除することはありませんけれども,要するに29日のメインは住民協議会でありますから,住民の皆さん同士が協議をしていただく場であって,それを何ていうか妨げるというつもりはありません。仲介者のお二人もそれを妨げるような形で私が入っていくということはお望みにならないというふうに理解はしています。
(中国新聞)
今までその技術的な説明以外といいますか,県の方から何らか答弁したりということは基本的にはなかったという認識なんですけれども,これまでのところを超えて,せっかく知事が来られるんだから,おっしゃるように,協議会のメンバーの方いろいろ聞きたいことあるいは意見を言いたいことがあると思うんですけど,答えられる範囲ではお答えになられるという。
(答)
いや,だから,どういう進行になるかというのは,それは仲介者のお二人のお考えもありますし,どういったことをおっしゃりたいかということにもよるので,今こうだっていうことはわからないということですね。
(中国新聞)
わかりました。それともう1点,その質問の中にはですね,当然に「橋を作るべきだ」とかですね,あるいは「山側のトンネルにすべきだ」とかですね,具体的な工法についてご意見が出る可能性もあると思うんですけれども,知事ご自身はそこの場でですね,「いや,私としてはこうしようと思う」ということはおっしゃられる予定はないという。
(答)
そういうつもりはありません。
そういう議論をしても,あまり,しょうがないとも思っていますし,協議会というのはこれまで住民の皆さんのニーズは何かというのを議論していただく場でありますから,それを変えるということはないと思います。
(中国新聞)
すると,あくまで協議会の報告を受けて協議会の最終会合のその日ではなくて,改めて・・・。
(答)
それはないです。
(中国新聞)
改めて,ということですね。分かりました。
(読売新聞)
読売新聞の石原です,よろしくお願いします。最終判断にいたるまでにですね,今先ほど基本的には協議会が終わってから判断するということなんですが,例えば,住民とですね,改めて話す場をまた設けるとかですね,意見を聞く場を設けるとかそういった考えがあるのか,それともやはり住民協議会のまとめなり報告なりを受けて,それを絶対的な判断材料として判断されるのか,どういうふうに考えておられますか。
(答)
基本的には協議会の結論を受けてということであります。
(読売新聞)
それじゃ,もう改めてそういう住民の声を聞く場とか,住民協議会がこういうことだったよということで,知事が改めて住民に何らかの報告をしたりだとか,そういう会を設ける気とかはございませんか。
(答)
それはわかりません。
(読売新聞)
以前,説明会の時にはですね,賛否の数がですね,あの場では〔賛否の〕数が重要性を持つような場ではなかったということは言っておられましたが,実際判断するにあたってですね,知事の中で住民がどれくらい「推進」を思っているか,「反対」に思っているかといったことは,判断の材料にはなるんでしょうか。
(答)
全くならないということはないですよね。
(読売新聞)
例えばそれはどういうふうに。以前の会見では投票とかすることは考えていないと言っておられましたが,その辺りをどういうふうに把握されようと考えておられますか。
(答)
いや,それは従来多々いろんな調査もありますんで,そういったものをベースに考えてますけれども。
(読売新聞)
すみません,あと1点。最後の協議会ですが,公開・非公開ということに関してはですね,知事ご自身としてはどういうふうに考えておられますか。
(答)
これは仲介者が決定されるということだと思っています。
(読売新聞)
特に知事ご自身としては,「公開すべき」とか「非公開の方が良い」とか。
(答)
それは,仲介者がお考えになることだというふうに思っています。
(読売新聞)
ありがとうございます。
(時事通信)
時事通信の宮内です。まず,決断と言いますか,判断の時期なんですが,先ほど非常に時間をかけるということはしたくないとおっしゃったんですけれども,ひとつの区切りとして,2月議会,予算議会が2月20日に始まるんですが,その前というふうに考えてよろしいでしょうか。
(答)
いや,それはわかりません。はい。
(時事通信)
では,またちょっと別の観点ですけれども,1年8ヶ月経ってですね,知事が当初協議会を提案された時のいわゆる最終形のイメージと,全体の進行といいますか,これまでの流れと,最終形というか,これまでに至る当初,協議会を提案された時のイメージ,最終協議会のころにはこういう感じになっているかなというものと,現在の状況というのは,ギャップがありますか?それともだいたいイメージ通りに進んできたという感じですか?
(答)
イメージというのも幅を持って考えていますから,想定の幅を超えたことになっているかというと,そうではないと思っています。
(時事通信)
ということは,知事が考えた理想的なものでもないかなという感じですか。
(答)
理想的なものというのはですね,それはそれこそ今そもそもニーズというお話をいただいて,解決策について,これをどう扱うかっていうのは,それはどうなるかわからないということを最初から申し上げていたと思いますけれども,その中で,解決策についても,何かまとまったものが出れば,それは非常にすばらしいことだというふうに思いますということを申し上げたと思うんですけれどもね。
現時点ではそこまでは至ってないと。ただ,それはそれでニーズというものをしっかりとお話をいただくということが,最低限必要なことだというふうに申し上げていた通りでありまして,で,それについては,しっかりとご議論をいただいたんではないかなというふうに私としては受け止めています。
(時事通信)
わかりました。
(答)
はい。まあ最終的に仲介者のお二人がどういうふうに取りまとめられるかというところももちろん最後,ご意見を聞きたいとは思っておりますけれども。
(時事通信)
わかりました。
(山陽新聞)
山陽新聞の正本です,よろしくお願いします。この問題に関して知事は当初予断を持たずに臨まれるというような発言をされていたと思うんですけれども,協議会もいよいよ取りまとめの段階に至って,知事の頭の中では,結論がどうであるかはともかく,一定の方向性というのはもうかなり固まりつつある段階なんでしょうか。
(答)
相変わらず予断は持たずに対応していきたいと思っています。
(山陽新聞)
はい,わかりました。
(幹事社:朝日新聞)
それでは,この件以外でご質問のある社はお願いします。
(毎日新聞)
毎日新聞です。よろしくお願いします。2点あるんですけれども,1つは細見谷林道などの幹線林道の中止ということについて,一応発表はありましたけれども,もう一度改めて知事の方から中止の理由を教えていただきたいのが1つ。
(答)
これはですね,端的に言うと8割が国有林でありまして,民有林の木材生産を県として進めているわけですけども,その低コスト林業団地の面積比率が,逆に言うと2割ぐらいということで,県として進めるというのは断念せざるを得ないということであります。
(毎日新聞)
地元自治体,廿日市の市長が,とはいえ必要性というのはあると思っている,というようなコメントを出されたんですけれども,その必要性ということについてはどうなんでしょうか,コスト・パフォーマンスで考えると確かに低いということかもしれませんけれども,必要性についてはいかがでしょうか。
(答)
必要性というのは。
(毎日新聞)
要するに地元のニーズという意味でですね。それはあるというふうにお考えですか。
(答)
廿日市市が民有林部分についてこれを整備をしたいというのは,それはないでしょうということではなくて,それはあるんだと思います。その扱いについては今後また協議をしていくところかなと思います。
(毎日新聞)
細見谷林道については環境面からも反対の声があったわけですけれども,今回環境面という観点では判断はしていないということになるんでしょうか。
(答)
環境面でという判断はしていません。
(毎日新聞)
わかりました。それともう1点なんですけれども,県がやっているひろしまEVタウン推進事業で,事業者を選定する段階で,実はフランチャイズの親会社ウィンドカーというのが,2009年6月の段階で既に債務超過だったというのがわかっていまして,だったらどうして今の事業者が選ばれてしまったのかなと。少なくとも財務状況については確認するべきだったんではないかと思うんですけれども,知事のお考えをお伺いしたいんですが。
(答)
2009年の時点でフランチャイズの元ですよね,フランチャイザーが債務超過であったというのは公表事項ですか。
(毎日新聞)
そうですね。僕が記事にも書いてますけれども,帝国データバンクさんに聞くと,そういうことはわかってましたよということになっています。だから当初,会社にちゃんと問い合わせていれば,それはわかったんではないかといっていますが。
(答)
それは,把握はしてませんでした。
(毎日新聞)
この事業自体,当初, 10億円の国からの経済活性振興系の補助金かなんかがあって,そのうちの1割をEV事業に使うということだったと思うんですけれども,この事業自体,知事の方がけっこう力を入れてたんじゃないかという話も聞くんですけれども,事業自体における知事の期待感はやっぱりあったんでしょうか。
ごめんなさい,言い方を変えます。この事業を企画するに当たって知事の方から何かこういう事業をやった方がいいんじゃないかっていうような発案はあったんでしょうか。
(答)
EVタウン,レンタカーとかに投入するということですか。それはちょっとよく記憶にないですけれども,僕が積極的にレンタカー事業を進めようという提案をしたわけではないと思いますけど。
(毎日新聞)
最後に1点。この事業を進めるに当たって事業者は最終的に3グループから1グループを選ぶということだったんですけれども,その3グループから1グループを選ぶ過程がプロポーザルで,そのプロポーザルの点数を入れる人たちっていうのが県の職員だったわけですけれども,県職員が6人が選んでその結果この事業者に決まっていると。しかしながら,一番最初の段階で債務超過だったというのは,県の仕事としてもうちょっとちゃんとしてほしかったという声もあると思うんですけれども,今後プロポーザルを県内部だけでやる時にはもっと注意をしてやらなければならないんじゃないか,もちろん外部でやるときも同じように注意はしなきゃいけないと思うんですけれども,こういう事業者を選ぶということに対してもっと引き締めるべきではないかと僕は思うんですが,知事はいかがでしょうか。
(答)
結果としてはそうかもしれないですね。その時点で債務超過ということが公表されていたんであればですよ。されていなければわからなかったと思いますけど。
(毎日新聞)
ありがとうございます。
(幹事社:朝日新聞)
ほかに。
(中国新聞)
重ね重ねすみません。昨日,また井戸兵庫県知事の方から大河ドラマのご意見があったようなんですが,それについて何かお考えはありますか。
(答)
昨日はどういうご発言だったんでしたっけ。
(中国新聞)
昨日は,瀬戸内海の海はもうちょっと青いという発言とですね,世論が後押ししていけばNHKも変わるというか見直さなくてはならなくなるという主旨の発言だったと理解していますが。
(答)
瀬戸内の海は青くなくて,緑色だと,翡翠色だと思いますので,それが瀬戸内の特徴だと思うし,美しさだと思うので,青じゃなくてもいいんじゃないかと思いますけれども。
(中国新聞)
緑色,翡翠色という観点でいくと,今の大河ドラマの映像の色というのはその色になっているということでよろしい,感じてらっしゃるということでよろしい。
(答)
翡翠色というのは深緑ですから,深くなるとあんまり青く見えたりとかしないですよね。浅瀬を写せば緑色に見えるんですけどね。
(中国新聞)
知事ご自身の色に対する思いと,今の,2話ですか,映像表現については,知事の思いと合致したものだという感じで受け止めてらっしゃいますか。
(答)
合致したとか合致してないとかそういう観点で評価してないからね。むしろ,僕は人間ドラマっていうか,平清盛としての政治家であり,アントレプレナー〔企業家〕であり,またある意味でいうと革命家でもあるわけですよね。社会体制を変更していったということで。そういう清盛の人間の部分に評価を当てて,進めていくドラマだというふうに思いますから,それを一番期待してますけれども。
(中国新聞)
改めてですけれども,井戸知事がおっしゃったことに関しては,前回と同じくそれぞれのコメントだということで。
(答)
そうですね。いや,だから瀬戸内の海は緑ですよって言いたいっていう。
(幹事社:朝日新聞)
ほかにございますか。ないようですのでこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。
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