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知事記者会見(平成22年1月12日)

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月1日

記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報広聴課でとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はYouTubeのサイトでご覧になれます。(別ウィンドウで表示されます)

会見日:平成22年1月12日(火曜日) 動画は次のリンクからご覧になれます。なお,動画の収録内容は下の発表項目及び質疑のとおりです。

【動画リンク】 1/5 2/5 3/5 4/5 5/5

(発表事項) 
○国の2次補正に伴う経済対策について
 
※上記項目の動画は上の動画リンクの「1/5」をご覧ください。

(質疑)
○鞆港埋立架橋計画に係る現地視察を終えた感想と今後の取組について
 
※上記項目の動画は上の動画リンクの「2/5」,「3/5」,「4/5」,「5/5」,をご覧ください。

【会見録】

(幹事社:共同通信)
 では定例の記者会見を始めたいと思います。幹事社の共同通信です。よろしくお願いします。まず,知事の方から発表項目について,よろしくお願いします。

○国の2次補正に伴う経済対策について

(答)
 はい。本日は国の二次補正に伴う県の経済対策について,発表したいと思います。
まず,今回の補正予算の趣旨ですけれども,広島県の経済・雇用情勢が,依然として,予断をばかりさない状況にある中で,先月末,国の方で緊急経済対策とそれから平成21年度の第2次補正予算案が閣議決定されまして,この18日に召集される予定の通常国会に提出される見込みであるということで,この予算が成立した場合ですね,県として迅速な対応が必要であると。
 このため,本県として,早急に,緊急経済・雇用対策に取り組むための補正予算案を取りまとめました。今日はその概要をご説明をしたいと思います。それから,今日,午前中に,この補正予算案をご審議いただくための臨時議会を,1月19日にですね,招集をすることとなりましたので,これについてもご報告を申し上げます。
 それで,補正予算案の概要ですけれども,先月,国で閣議決定された,緊急経済対策とそれに伴う第2次補正予算を最大限活用しまして,大きく3つの項目ですね,厳しい雇用情勢に対応するための雇用機会の創出,それから,生活安全施設の整備などを図るための地域生活基盤の整備,そして中小企業の厳しい経営環境に対応するための県内企業の支援,この3つ,これを大きな柱として,平成22年度当初予算と一体的で切れ目のない緊急対策に取り組んでいきたいと考えております。
 補正予算案の規模としては,総額で約83億円を計上する予定でございます。
で,内容ですけれども,まず,雇用機会の創出としまして,広島県緊急雇用対策基金を積み増すとともにですね,この基金を使って,新卒高校生などの未就職卒業者などの研修,就業体験,あるいは介護施設で働きながら介護福祉士の資格取得を目指す失業者の支援などの経費,これを約36億円,計上をします。
それから,地域生活基盤の整備といたしまして,国の方で出していただきました,きめ細かな臨時交付金と,これを活用しまして,橋梁の耐震化や補修,それから電線の地中化や公園施設の補修,そして公立〔小〕学校の校庭の芝生化,信号機のLED化などの地域生活基盤の整備を進めてまいります。
 次に,県内企業などの支援として,中小企業の厳しい経営環境に対応するために,緊急経営基盤強化資金の融資期間を延長しまして,低利かつ長期の資金を供給していくというものでございます。
 ちなみにですけれども,臨時会における予算関係議案以外の付議事項として,専決所分が1件ございます。

 私からの発表は以上でございます。

(質疑)

(幹事社:共同通信)
 では,発表項目について,質問がある社はお願いします。〔沈黙〕

○鞆港埋立架橋計画に係る現地視察を終えた感想と今後の取組について

(幹事社:共同通信)
 よろしければ,ではまた後ほどこの質問も受け付けるということで,幹事社の方から質問ということでお願いしたいと思います。
 鞆の浦の件について,2点確認させていただきたいと思います。昨日,現地を視察されたわけですけれども,かねてより知事がおっしゃられている住民の話し合いの場っていうかですね,対話の場というか,もう少し,数十人規模のですね,まさに話し合いとか対話の場という意味なのか,もう少し,100人とかですね,何人規模かわかりませんが,集会というかですね,そういうイメージを持てばいいのかですね,それを知事としてどういうでイメージで,合意形成の場として考えていらっしゃるか,これが1点目ですね。
 あと,2点目なんですけれども,昨日の視察後の記者会見の中でですね,第三者も交えてとという話もあったんですが,知事としては,どういう必要性からですね,第三者というふうなおっしゃり方をされたのか,その話し合いの場にですね,第三者というのがどういうふうに臨むのか,知事としてどのように考えられているか,お願いします。

(答)
 はい。まず会合のイメージですけれども,すみません,私の頭の中にあってなかなか伝わってないのかもしれませんけれども,やはり,あんまり大きな集会というよりはですね,実質的な話し合いができるような会合にしたいと思ってます。
 そういう意味では,人数はあまり大きいと話し合いになりませんので,ある程度,絞られた形になると思います。そういう意味で,じゃあだれが入っていただくのかとか,そういった調整がありますので,それを2月の下旬までにできればと思っているところですけれども,ちょっといろいろと難しい問題もあるかもしれませんので,それを目標にということで考えたいと思ってます。
 それから,第三者の必要性ということですが,やはり,これまで立場的に対立をしてきているものでありますから,議論の整理をする時にですね,これまで,この事業に直接関わってきている人ではない人が仲介役になった方が,議論がですね,円滑にいくだろうという考えのもとで,第三者の正に仲介役というか,入っていただくのがいいんじゃないかというふうに考えております。

(共同通信)
 仲介役ということは,行司をするというか,司会とかそういうイメージでよろしいのか,例えば有識者を招いてですね,推進派,反対派の立場からですね,こういった影響があるだとか,こういった例えば議論のポイントがあるだとか,そういった第三者としての意見を提示するというよりも,調整とか,行司役というイメージですか。

(答)
 まず,行司役ということが必要だと思います。

(共同通信)
 県としては,そこの議論の場にどういうふうに関わるか,いわゆる県は,議論の司会進行をせずに,県としてはどういうふうに・・・

(答)
 県としても,もちろん会合全体を運営していかなければいけませんので,その運営者として,県は関わってまいりますけれども,議論の進行自体はですね,これまで直接携わってない第三者の正にお願いをすると。例の高速5号のトンネルでも,委員会をつくってやってますけれども,ああいうふうに第三者の正に参加をしてもらって,あれもちょっと違いますね。とにかく,賛成でも反対でもない中立な人がですね,進行するということによって,これまでの歴史的なわだかまりであるとか,感情的な部分だとかっていうのを,なるべく排除しながら,議論ができれはというふうに考えているところであります。

(幹事社:共同通信)
 ありがとうございます。各社からお願いします。

(中国新聞)
 中国新聞の加納です。先ほどの共同通信,幹事社さんの質問に重なるんですけれども,第三者というのは,県がお願いする形になるのか,それとも双方の住民の方が,この人がいい,といったように,お願いするのか,どこが主体に・・・

(答)
 それは県がお願いすることになりますが,住民の方ももちろんご納得いただける方というのが,当然,条件になると思います。

(中国新聞)
 わかりました。

(NHK)
 すみません。NHKですけれども,昨日,両方,賛成派の方と反対派の住民の方と意見交換をしてですね,かなり溝が大きかったという発言も,昨日,ありましたけれども,実際,住民の方と意見交換をしてですね,今,一定の合意点といいますか,落としどころが見つけられるかどうかという辺りの手ごたえとしては,知事としてはどういうふうに感想を持たれましたか。

(答)
 手ごたえとしては,根っこのところはですね,やはり共通するものがあると思うんですね。根っこのところが何かというと,やっぱり鞆を大事にしたいであるとか,このままじゃいけないとかですね,生活面あるいは鞆を活性化していくために,例えば観光っていうことも含めてですけれども,いろんな基盤が必要だと思いますが,そういったものを前進させていかなければいけないだとかですね,そういったことは共通していると思います。つまり,課題の認識については,共通している部分がかなりある,ただし,それに対する解決策というところで,今は相違が生じているという状況かなと思いますので,もう一度課題に立ち返ってですね,話し合いを行えば,共通点は見い出せるのではないかと,最終的な解決方法についても,ということですけれども,これについても共通点を見い出していけるのではないかというふうに,私は感じております。

(朝日新聞)
 朝日新聞の鬼原です。よろしくお願いします。2点ありまして,ちょっと1点確認なんですけれども,先ほど,対話の場の説明のところでですね,2月下旬っておっしゃったように聞こえたんですが,これは議会が始まる前ということで・・・

(答)
 はい。議会が始まる前という意味です。

(朝日新聞)
 分かりました。それともう1点がですね,昨日,現地を視察された後にですね,関係部局に何か指示をしたことがあるかどうかという質問なんですけれが,昨日,たたき台という話がちょっと出たんですけれども,県として,例えばこういうものを用意して2月の対話の場に臨むとかですね,そういったこと,何か指示されたことがあるのかと,もし,ない場合は,知事の中でどういうふうにお考えになっているかというのを,もう一度お聞かせ願えますか。

(答)
 特に,あらためて〔指示をした〕ということはありません。もともとそういった対話の場を設定するということを住民の正にお話しをしてですね,ご了解をいただくという前提で,準備をしますので,その準備については,粛々と今進めているところです。
 それで,県からの提案という部分につきましては,今も申し上げたように,共通する部分というところまで立ち返っていかないとですね,なかなかうまくいかないと思うんですね。橋を架けるとか,トンネルを掘るとか,最後の解決法の部分だけが最初にボンと出てくるとですね,肝心の根っこの議論にならないので,我々はどこかの時点で,もちろん県としてのあらためてのご提案をするというのをすることがあるかもしれませんけれども,現時点においては,まず,一度立ち返った根本の課題のところから始めるのが適切ではないかと,私は感じております。

(読売新聞)
 すみません。読売新聞です。あらためて根本的なところの質問なんですけれども,対話の場ということで,両者が同じテーブルに着くということに,湯崎さん,こだわっておられますけれども,中では別々の場にした方がいいんじゃないかという意見もある中で,あえて同じテーブルにつくことの意味というか,どの辺に意味があると感じておられるかということをちょっと聞かせていただけたらと思いますが。

(答)
 一つ,これは,議論を通じてですね,よりよい解決方法を,コンセンサスを作りながらよりよい解決方法を見出していこうということですよね。ですから,それが手法としての話ですし,それからそもそもですね,これはやはり鞆のまちの話が基本にあるんですね。そういう意味では県として,これはまちづくりということなんでちょっと一歩踏み出したような話になるかもしれませんけれども,もともとはまちづくりのお話ですから,ここは住民の皆さんが,両方,両方というかですね,立場の異なる方々が話し合いをされるというのがですね,基本にあるのかなと思うんですね。そういう意味も含めて,やはり両者,両者というか両者だけじゃないかもしれないです。ひょっとすると中立という方々も入っていただく必要があるかもしれませんが,それはちょっとおいておいてですね,そういう一同に会するということが意味があるのかなと思います。

(NHK)
 NHKの稲垣です。第三者を交えた,ということで,住民双正に納得していただける方,ということですけども,もう少し,例えばどういった知識を持っているような方が望ましいとか,そういう,もう少しどういうふうな正に入ってもらいたいと考えているのかを教えてください。

(答)
 そうですね,それはもうちょっと調整をさせていただいてから発表させていただきたいと思います。まあでも,議論の整理ができる人でないとだめですけどね。

(中国新聞)
 中国新聞ですけども,福山市とはどういったように連携をとって,この会合というのは開いていかれるお考えですか。

(答)
 福山市さんももちろん関与していただかないといけないことだとは思っています。それで,それがどういった形での参画になるのというのはですね,まだ調整中でございます。

(NHK)
 すみません,NHKの平間ですけれども。現実的な問題としてですね,橋を架ける,架けないという話しでいうと,片方の方は橋を架けて欲しくない,と言っている中で,根本的な共通のところに立ち返るというお話はよく分かるんですけれども,現実的な問題としてはですね,今あるその橋を架けるという計画じゃない別の,何て言うんですかね,オルタナティブと言うか,何かそういうのを提示しないと現実的に解決しないんじゃないかという気がするんですが,その辺,知事はどうお感じになってますか。

(答)
 それは,話し合いを進めてみないと,分からないっていうのが私の正直なところです。

(共同通信)
 共同通信ですけれども,最初,私がした質問で,あまり大きな集会というよりもある程度人数を絞って,という話だったんですが,数十名とか,合わせても,そんなイメージかを。

(答)
 そうですね,多分なかなか,どういう形にしたらそれぞれの意見が代表されていくのか,という問題ですので,今ちょっと,にわかにですね,何人がいい,適当だとか言いにくいところはあるんですが,ただ,イメージとしては今回9名くらい,10名くらいご出席いただいたのですが,それくらいの数でないとですね,なかなか実質的な議論っていうのは難しいかな,と,私としての印象は持ってます。ただ,詳細はまだ現地の鞆の皆さんと詰めてませんから,いやいや,それじゃあちょっと足りないよ,とかですねというお話になったらですね,もうちょっと増やしていかないといけないと思いますし。ポイントはしっかりとした意見をですね,述べていただく正に,それぞれいろんな立場がある中で,しっかりそれぞれのご意見を言っていただく,とそういう場にするということですから,なるべく少なく,かつ,きちっと代表される,というですね,その辺の接点を探りたいと思ってます。

(共同通信)
 あと,昨日の記者会見でも,なんとなくニュアンスでは私も理解したつもりではいるんですが,議論の進め方としてはですね,一番,橋を架けるとかですね,双方の対立が表面化しやすいものではなくて,双方の共通できるというか,そういうところから確認していくとは,どういう。

(答)
 例えば,あそこの町内を通る交通についてですね,これはこのままでいいという人はいらっしゃらないと思うんですよ。で,これは解決する必要がありますよね,っていうところでまず合意ができるじゃないですか。それから生活排水についても,例えばこれはこのままでいいですよね,というふうにおっしゃる方はまず少ないというか,いないんじゃないかなあと思うんですが。じゃあそこは共通認識としてできますと。そういうものをどこまで積み重ねられるかということですね,まず。次にじゃあその生活排水の課題を解決するための方法っていうはどういうものがあるんだろうかと。浄化槽を置きますとか,やっぱり下水道が必要なんですよ,とか。そこはいろいろ出てきますよね。交通の所理についてもいろいろあります。それは一つは例えば,トンネルでも橋でもあるんですけれども,あとはいろんな議論が過去にもされてますけども,交通規制をしたらどうなんだとかですね,いろんなことがあると思います。そういった解決方法というのを探っていくと。そういうものを積み重ねていくことによって結論というものを得ていけるんではないかというふうに考えてます。

(共同通信)
 議論が始まっていないので全くこういうことを言うのは恐縮なんですけれども,例えば,そういう,その架橋するにしてもトンネルするにしてもですね,今,この時点でもうああいう交通の状況だということで,架橋かトンネルかはちょっと別としてですね,今,緊急に手当てをするというか,何かその,やらなきゃいけないっていうそういうことだとか,あと例えば今おっしゃった交通規制だとするとですね,試験的に何かをしてみるだとかそういう・・・

(答)
 そういうことも出てくるかもしれませんね,はい。
 その解決方法の実効性を探るためにですね,一定の社会実験をやるとか,そういうことも可能性としてはあるかもしれません。ただ私は,そういったことについて予断を持って進めたくないと思ってまして,それは話し合いを進めながらですね,積み上げていくのが適切なのかなというふうに今,私自身は考えているところです。

(朝日新聞)
 すみません,朝日新聞です。再度ちょっと確認をさせてください。福山市の関わり方なんですけれども,ちょっとごめんなさい,イメージがわかないんですけれども,どういう関わり方が考えられるんでしょうか。運営する立場としてということですか。

(答)
 そうですね,基本はまず運営する立場に入っていただかないと,というのはありますけれども,あと,福山市としては今,当然推進をされるというお立場ですので。ただそこでどういう関わり方をしていただくのがベストなのかっていうのはなかなか微妙なこともあると思うんですね。行政として進める話ですので,一方の立場をとっていくと,行政としてはそういう立場なんだ,ってことになってしまうと,せっかくこの集積をどんどん進めようとしている枠組みっていうのが崩れるかもしれませんし,そこはすみません,正直まだ考えているところです。

(朝日新聞)
 県は,計画を進める当事者としてはいるんですけれども,その対話の場にはあくまで中立的な運営者として関わると。

(答)
 そうです。

(朝日新聞)
 その域を福山市が脱する,つまり県とちょっと違った立場で対話の場に参加するっていうこともある,ということですか。

(答)
 そもそもまちづくりっていうのは,福山市ですね,鞆町っていうのは福山市ですから。そういう関わり方がまずあるわけです。で,その中に架橋,埋立っていうものがあるわけですから。架橋,埋立っていう部分だけを取り出すとですね,今まさに問題が先鋭化している部分になってしまうわけですよ。ただその,まちづくりっていうのはこれは福山市も深く関わって行っているものですので,この部分で福山市はもちろん,第三者じゃないというか離れられないというかですね,そういう面もあるわけで,そういうことも含めて,今,検討して,また調整中であるということです。

(朝日新聞)
 では例えばその対話の場の中に,その発言権を持った参加者の一人として福山市が出てくる可能性もあるということですか。

(答)
 うーん,それは可能性としてはあるかもしれないですね。ただ,だから今ちょっと可能性の議論ですから。可能性は何でもあるわけですけれども。そういうのが適切かどうかということで,今,ちょっと考えている,というところです。

(朝日新聞)
 そうですね,関わり方次第では,結構反対派の住民の方から特に・・・

(答)
 そうなんです。行政がどっちか一方の立場をとって何かやるっていうと,これはなかなか難しいものが出てくるかもしれません。ただ,ベースのその課題のところについてはですね,福山市の当然,知見というのもあるし,こうしたい,というのもあるわけで,下水についてはきちんと整備したいんだ,とかですね,いろいろありますので。そこは横に置いといて,というわけにもいかないんでですね。まあ,なかなか難しい問題なんですよ,これ,あなたもお分かりのとおりですね。

(朝日新聞)
 そうですね,分かりました。

(幹事社:共同通信)
 知事の予定がありますので,あと一問ということでお願いします。

(HTV)
 では,短く。すみません,広島テレビの延広です。今回の進め方,この進め方というものは,いろいろ例えば行政として県がこういう方針だ,というものをひとつドンと表してやるやり方もある中で,実際にこの合意形成っていうのを一番に考えられるやり方を,現地に行ってまずその第一歩を踏み出されたわけですけれど,あらためてこのやり方が今一番だというふうにやはり感じられているのか,自信を持って進められようとしているのか,それとも,ちょっと難しいなという部分を多く感じられたのか,昨日の感想ということになるかもしれませんけれど。

(答)
 当然,問題としては難しい問題なんで。そう簡単にいくとはそもそも思ってません。ただ,これはずっと申し上げているとおりですね,私が何かね,いやもうこれはこうなんです,というふうに決めてそれで済むのか,というとですね,そうではないというふうに感じているんですね。それはもう相当な禍根を残すっていうことになるというふうに感じてますので,こういったプロセスが難しかろうが,そうでなかろうがですね,そうでなければ踏む必要はないのかもしれませんけど,難しい課題であるからこそ,こういうステップを踏まないといけないのではないかなというふうに私自身は考えてます。

(幹事社:共同通信)
 すみません,では,後の公務がありますので,これで打ち切りたいと思います。ありがとうございました。 

 

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