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知事記者会見(令和元年12月24日)

印刷用ページを表示する掲載日2019年12月24日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和元年12月24日(火曜日)

発表項目

〔動画(1)(2)〕

(1)今年の漢字について

質問項目

(2)今年の漢字について

〔動画(3)〕

(3)旧広島陸軍被服支廠の安全対策について

〔動画(4)(5)〕

(4)旧広島陸軍被服支廠の安全対策について

(5)復旧・復興プランの進捗状況について

会見録

 (幹事社:HOME)
 幹事社の広島ホームテレビです。これから知事定例会見を始めます。終了時刻は,11時00分を予定しています。ご協力をお願いいたします。それでは,まず知事からの発表がありますので,お願いいたします。

 今年の漢字について

 発表というわけでもないのですけれど,先週,お答えをできなかったので,あらためて今年の漢字ということでお答えしたいと思うのですけれども,〔私の〕今年の漢字は,〔裏返した色紙をカメラに見せ,色紙には「数」と記入。〕「かず」,「すう」です。

 (幹事社:HOME)
 知事,その心は。

 (答)
 心は,今年,新たにデジタルトランスフォーメーション推進本部というのも作ったのですが,サンドボックスというのも進めている中で,ご承知のとおり,地域における産業構造の転換であるとか,あるいは経済発展,また,少子化・人口減少に伴う労働力の減少といったような社会構造の課題の解決を両立する〔チャンス〕,このデジタル〔技術〕によって,〔経済発展と課題解決を両立する〕チャンスになっているのではないかと思って,行政としてもこの潮流に取り残されない,むしろ先頭に立って進んでいくために,デジタルトランスフォーメーション推進本部を作ったわけですけれども,三つの柱「仕事,暮らしのデジタル化」「地域社会のデジタル化」「自治体行政のデジタル化」,これで取り組むことにしております。こういう形で令和元年〔から取り組みを開始したわけ〕なのですけれども,新たな時代の幕開けが本県にとって「スーパー・スマート広島県」を掲げてデジタルトランスフォーメーションへの第一歩を踏み出した「デジタル元年」であるということから,「数」というのを,今年の漢字として挙げさせていただいたということでございます。

 (幹事社:HOME)
 〔色紙の文字は〕直筆ということでよろしいでしょうか。

 (答)
 直筆です。やっぱり聞かれるのですね。ここ〔記者会見室〕で書くわけではないので,誰かに書いてもらってもいいのではないかと〔担当者に〕言ったのですが,直筆でお恥ずかしながら〔書きました〕。

 (幹事社:HOME)
 この件について質問のある社はよろしいでしょうか。

 (中国新聞)
 中国新聞の村田です。1年の漢字ということなので,今年1年の話を少しだけお伺いします。ちょうど〔知事就任〕10年というお話は11月の終わりにもお伺いしましたけれど,10年目を迎えられての感想をあらためてお尋ねしたいのと,あと,今年の,この後,質問で出るでしょう被服支廠を始め,例えば信託事業の清算でありますとか,〔今年1年の〕冒頭で言えば,鞆のトンネルの調査に始まり,かなり懸案だった物事にそれぞれ道筋をつけたり,あるいは決着させたりというような1年だったように見ているのですけれども,その辺り何かご感想とかいただければと思います。

 (答)
 いろんな懸案事項というか,もちろん〔懸案事項は〕あるのですけれども,これは私としては常に懸案に取り組んでいて,〔それ〕で,それがたまたま今のタイミングになっているのではないかと思いますが,今年はやはり災害復旧というのが非常に大きな取り組まなければならない事項でしたので,これは県庁の中も大変でしたけれども,住民の皆さんも大変な思いをしながら,この1年過ごしてこられたのではないかと思っています。それを少しでも前に進むように努力して参りました。その他,DX〔デジタルトランスフォーメーション〕と申し上げましたけれども,次の時代に向かって行かなければならないというところで,今,新しい県の総合計画の検討にも取りかかっているところですので,こういった新しい動きなどにもきちんと対応しながら,次の時代に向けてのステップというか,力を溜めるというか,そういう時でもあったかと思っています。

 (中国新聞)
 今,懸案というのは常に取り組んでいるというお話がありましたけれども,DXとか,あるいは総合計画,災害対応という話もありましたが,何か一番印象に残った,こう行政トップとしての政治決断と言いますか,何か道筋を付けたものの中で,もし挙げるものがあればと思うのですが〔いかがでしょうか〕。

 (答)
 そう急に言われると,政治決断というか,何か意思決定をして〔というものですか〕。大きな意思決定。何だろう,こう流れの中であるものは,たくさんありますけれども。大きな意思決定と言われると,難しいな。山田副知事を,新しい副知事どうしようかというのが,非常に重大な決断だったので,これが大きな,今年,完結したものでいう意思決定だと思います。

 (中国新聞)
 もう1点。そういう意味で,いろいろたくさん決定もあったという話でしたけれども,やっぱり今年やらねばならないことは,きちんとやってきたというような1年だったというお考えなのかどうでしょうか。

 (答)
 〔きちんとやってきた〕というか,多分皆さんご関心があるのは,例えば5号線だの,今の被服支廠だのという話とかではないのかなと思うのですけれども,それはまだ,仕掛けなのです。〔仕掛け〕なので,まだ決まったということではないですし,あえてもう一つ〔挙げる〕とすれば,やはり鞆〔地区道路港湾整備事業についてでしょうか〕。これは,もうほぼ決まってきたことなので,住民の皆さんのご理解もほぼ得られて,あとは設計だとか,具体化するところはありますけれども,大きな町づくりの方向性ということは決まってきたのかなというところはあると思います。

 (中国新聞)
 ありがとうございました。

 (幹事社:HOME)
 その他〔,質問はございますでしょうか〕。

 (NHK)
 NHK秦です。すいません,すごい細かいことなんですけれども,この〔漢字「数」の〕読み方は,知事としては「かず」か「すう」かどちらですか。

 (答)
 漢字なのでどちらでも良いと思います。

 (NHK)
 どちらでも良いんですか。いや,放送で紹介するときに〔「かず」か「すう」か〕どちらで紹介しようかと〔思いまして〕。

 (答)
 〔それでしたら〕何となくデジタルっぽいので,「すう」で音読みで〔お願いします〕。

 (NHK)
 ありがとうございます。

 (幹事社:HOME)
 「すう」で統一でお願いいたします。

 旧広島陸軍被服支廠の安全対策について

 (幹事社:HOME)
 他に〔質問は〕よろしいでしょうか。〔他に質問がないようですので,それ〕では,幹事社質問に入ります。先ほど,お話に出ていましたが,広島市の松井市長が,被爆建物の旧陸軍被服支廠について「できる限り全棟を保存してほしいと,県に伝えた」と発言されましたが,その発言についてどのように受け止めているか,また,どのように広島市に返答したのか伺います。さらに,「県が募金などによって資金集めを行う場合は協力する」とも発言がありましたが,広島市と財政面の話や,具体的な資金集めの方法について話し合いを持たれる予定はあるのか伺います。

 (答)
 「旧被服支廠1棟保存,2棟解体」という県の対応方針案は,平和であるとか,あるいは建築といったいろんな分野の関係者,また専門家の方々からご意見いただいて,また,県財政への影響といったことも当然考慮に入れて総合的に勘案して,そして国や市などの関係者のご意見もお聴きしながら取りまとめたものでございます。その過程で,「3棟全棟できれば保存してほしい」という広島市のご意見というのは当然お伺いしているところでございまして,それをこの度,松井市長があらためてご発言されたということだと受け止めているところです。〔それ〕で, 市長のご発言を受けて,特に広島市に対して何か特別に返答したということはありません。〔それ〕で,県としては,今,パブリックコメントを募集しておりますので,そういった中での,県民の皆さまのさまざまなご意見もしっかりと受け止めて,これまで,研究会を通じて市や国からご意見もいただいてますし,今,申し上げたように平和あるいは建築といった分野の専門家,関係者の方々からのご意見,県財政への影響,こういったことを総合的に考慮しまして,引き続き,国・市〔など〕の関係者の協力も得ながら,ふさわしい保存・利活用について,財政面も含めて,検討を進めていきたいと考えているところであります。

 (幹事社:HOME)
 〔それ〕では,この件については,質問はありますでしょうか。

 (中国新聞)
 中国新聞の樋口です。まず,広島市との話でいきますと,広島市が県の方に最後の今回の案を出される前の最終協議のところでかなり「3棟全部残してほしい」と繰り返し伝えられてまして,それを今回行政トップ〔松井市長〕があらためて言われたということかなと思っているんですけれども,非常に協議録の中で知事もやっぱり3棟全部残したいという思いがあるという発言も県側からあってですね。知事の中にも,平和の発信という意味でやっぱり残したいという思いがあるんだなということがあらためて分かったんですけれども,結局ネックになるのが非常に巨大〔な建物〕ですからお金がかかるとか,そういったことだと思うんですよね。〔それ〕で,その時に,じゃあ広島市が3棟残したいと言っているということであれば具体的に残すことについて,残す可能性について,例えば,資金の話とか,これまでも水面下では,検討されていたと思うんですけれども,今回,こういうふうなお互いオープンな形に今なってるんで,そういったことを表立って,皆さんの見えるところで,例えば協議していく,可能性を探っていくとか,そういったお考えというのは,今の知事の中にはないでしょうか。

 (答)
 見えるところでやっても,見えないっていうと変ですけれども,別に秘密にしているわけではないのですけれど,実際に今回の協議の様子というのは,開示文書でご覧になったということだと思いますけれども,それは引き続き,国や市を含めてふさわしい保存・利活用については,検討していきたいと考えています。その中で,市がどうおっしゃるかというのはあると思いますし,そもそも被爆建物登録制度というのは広島市が設けられたものでありますし,市長がおっしゃっているように被爆建物が減少して価値が相対的に増しているということなので,〔被爆建物の価値が増している〕ということであれば広島市においても既存の補助制度というだけではなかなか保存が難しいという現実もあるようにも思えるので,より積極的な保存策の打ち出しについても検討していただきたいと思います。

 (中国新聞)
 一番,まさに協議の中でも,今,おっしゃったような積極的な保存に向けた検討っていうのを市の方でも進めてほしいというような,類する意見が県の方から出ていましたけれども,例えば,活用っていうところがキーになると思うんで,ただ残すだけじゃ意味がないんで,やっぱり,もし残すのであればどう使っていくかということだと思うんですけれども,その知事が今,おっしゃった積極的な保存策っていうのは,例えば,市としてもこういうふうに使えるんじゃないかとか,そういった提案をもっと積極的にしてほしいとか,そういった意味ですか。

 (答)
 そういう意味だけではなくて,今の財政面の話で補助制度を今の補助制度だけではなく,さらに踏み込んだ保存のための財政負担というのも,これだけ被爆建物が減っているということを踏まえると必要なことかもしれないという,そういうことも検討していただだきたいということです。

 (中国新聞)
 ちょっと調べましたら,今,市は確かに補助制度を持っているんですけれども,民間に対してのみが対象になっていて,県の被服支廠っていうのは,だから国の補助対象にはなり得るけれども市の補助対象にはならないということなんですよね。そういったところをやっぱり,例えば,県のものも被爆建物として重要であるなら,対象にするとか,例えばそういったことですか。

 (答)
 補助というか,一緒に保存のために努力していくということかと思います。

 (中国新聞)
 あと,あらためてですね。1点だけごめんなさい。やっぱり保存,知事の思いとしても保存したいということはあったと思うんです。今でもあると思うんですが,最大のネックというのがですね。保存に向けたネックが何なのかだけあらためて確認させてもらって〔よろしいですか〕。

 (答)
 これは検討の過程の中で,保存についていろんな考えがあるのです。〔それ〕で,安全性ということももちろんありますし,ご意見の中では,今,VR〔仮想現実〕を使ってということもありますけれども,それが新たな保存という考え方として,あり得るのではないかというようなご意見もありまして,その方が,例えば中に入っていけるとか。それは何棟保存でも同じことかもしれませんけれども,そういう体験だとか,あるいは実感できるようなことがあれば,必ずしも3棟いらないのではないかという,いろんなご意見もあるので,そういったことを勘案して,今,こういう案と言いますか,それをご提示しているわけです。〔そう〕ですので,何かがボトルネックになっていて,こういう案になっているということでは,必ずしもないということです。

 (NHK)
 NHK秦です。先ほど国と市も含めて保存・利活用を検討していきたいとおっしゃったと思うのですけれども,これからも国と市を含めた検討は続けていかれるということでよろしい〔のでしょうか〕。

 (答)
 最終的にどうするかということは,これは保存だけではなくて,その後の使い方も含めて,関係者で皆で検討しなければならないことですから,それが実際に最終的な形が決まって,それが運営されるまでは当然,国や市も含めて皆さんと考えていくということだと思います。

 (NHK)
 検討の形は,特に非公開でこういう協議でとかいうのは決まっているわけではないのですよね。

 (答)
 こういうことはいろんな形で検討を進めますので〔決まっているわけではありません〕。

 (NHK)
 先ほどもちょっと質問であったのですけれども,去年の6月の協議の段階では,知事は3棟保存したいという思いだとおっしゃったという記述が〔開示文書に〕あったのですけれども,その思いは変わっていらっしゃらないのか,変わったとしたら,いつどういうタイミングで,何があって変わったのか〔教えてください〕。

 (答)
 私個人の思いを述べても仕様がないと思うのです。〔そう〕ですから,今の保存とか,利用とかのあり方総体,どこにどういうお金をかけていくのかということも含めて,それこそ無尽蔵にお金をかけられるのであればすべてのことをやるということも〔選択肢として〕あるわけですけれども,〔それ〕でも地元へのインパクトということもありますし,そういういろんなご意見がある中で,今の案になっているとご理解いただくのが良いのではないかと思います。

 (HTV)
 広島テレビの松岡と申します。先ほどのご回答の中でもあったのですけれども,広島市が補助金だったりとか財政面で協力をしてくれるならば,全棟保存に関して前向きに県として検討するということでよろしいでしょうか。

 (答)
 今,〔NHKの〕秦さんのご質問にも,〔中国新聞の〕樋口さんのご質問にもお答えしたとおり,必ずしも単に財政的に費用がかかるからというだけではないので,これは総合的ないろんな考え方だとか,ご意見,どういう保存の在り方が良いのか,あるいは利用というか,被爆建物としての実感を持ってもらう,それをどの部分にどういうお金を使っていくのかということを総合的に勘案して今の案をご提示しているわけですから,広島市が負担すれば3棟保存するという,何というか単要素というか,そういう話ではないということです。

 (HTV)
 今のお答えだと非常に難しいかもしれませんが,広島市としては全棟保存を求めたいって,県が方針を示した後にもそういう意見をあえて会見で先日,市長〔が〕おっしゃっている中で,全棟保存を広島市が求めるなら,広島市に対して一番求めたいこととしてはどういうことになるでしょうか。

 (答)
 ごめんなさい,全棟保存を〔どういうことでしょうか〕。

 (HTV)
 広島市としては全棟保存を求めたいと先日の会見でもおっしゃっているのですけれども,知事としても本心の部分では全棟保存を,仮にいろんな問題がクリアできるとしたら,おそらくそういうお考えだと思うので,全棟保存に向けて仮に前向きに動くとした場合,広島市に対してはどういうことを求めたいというお考えでしょうか。

 (答)
 繰り返しますけれども,どういう保存形態にするのが良いのかというのは,正直いろんなご意見があります。それを総合的に勘案して今の案なのですけれども,引き続き,そこはいろんな皆さんのご意見を聴取しているところでありまして,広島市に対しては,いずれにしても,特にこういう大きな建物で,ある意味でいうと建物全体として残っているものとしては数少ないものの一つでもあるので,それをどう,例えば平和発信に活用していくのかという,特に広島市なり,松井市長がおっしゃってきていることですけれども,被爆の実相を伝えていくというのは,広島市の平和活動のメインのものであると,よくあんぱんのあんと皮という〔例えをされますが〕,我々は皮であんは何かというと被爆の実相を伝えていくということ,被爆者証言を中心としてということだと思うのですけれども,そこは被爆建物というのも入っているという認識なので,そういう位置付けにあるわけですから,どう活用していくか,それこそ,ただあるだけではあれなので,今,例えばツアーの中に入っているとかそういうこともありますけれども,そこに加えてどういうことがあるのか,あるいは今の財政的な問題だとか,そういう総合的なことについて,積極的な関与というのを〔お願いしたい〕。関与と言うか,どう活用するか。活用というと何となく「美術館にします」とか,「何とかにします」というイメージを持ってしまいますけれども,そういう狭い話ではなくて広い意味で活用していくということを,保存して活用していくかといったことに関わっていくということをお願いしたいと思います。

 (幹事社:HOME)
 〔まもなく予定の時刻となりますので次を〕最後の質問にさせていただきますが〔いかがでしょうか〕。

 (朝日新聞)
 朝日新聞の北村です。ちょっとあらためてのところもあるんですけれども,今回のこういった方針というのは,今,パブリックコメントも求めていますが,基本的には,もう最終決着というか,というのは被爆建物という意味でいうと,震災以降で言えば,例えば,〔震災で被災した〕東北地方の南三陸町の庁舎なんていうのは,意見がある面,いろいろある上で,一時保存っていうかですね,解体を〔撤回し〕一時保存するという決定が出ているところもあると思うんですが,そういったパブリックコメント等を含めて,そういった一時的に〔保存か解体かどちらかに決めるという〕考えを止めて,保存するのか,解体するのか,っていうのを動きを止めるということは,可能性としてあるのか,ないのかっていうことについてはいかがでしょうか。

 (答)
 いずれにしても,安全対策を施さなければいけないということがあるので,そこがまず軸だということです。なので,完全にストップするとその安全対策が施せないので,それをどうするかということをやっていかないといけないと思っています。なので,このタイミングでこういうこと,去年の〔大阪北部地震の〕ブロック〔塀〕の話があってから,あらめて,これは非常に放っておくと危険であるということを我々としても〔認識しており〕,もう放っておけないという,そういう状況だと考えているのです。

 (朝日新聞)
 やはりブロック塀の,昨年の大阪北部地震っていうのが一番大きなきっかけ〔だったのですか〕,あらためての確認ですが。

 (答)
 きっかけとしては,そのブロック塀に関わってそういう危険な公共建築物というか,ブロック塀を含む,危険なものがあるのかということを再レビューしていった中で,これも早急にやはり対応していかないといけないという,もちろん前から課題だったのですけど,これは,もう,ちょっと待ったなしだなと〔いうことです〕。特に非常に影響が大きいので,ということです。

 (幹事社:HOME)
 〔他にまだ手が挙がっていますので〕じゃあ,すいません。これを最後〔の質問〕にさせていただきます。

 復旧・復興プランの進捗状況について

 (NHK)
 NHKの辻です。冒頭の1年の振り返りのところでも少し出ましたけれども,西日本豪雨からの復興の関連でですね,間もなく1年半を迎えるタイミングでもありますけれども,この1年の復興状況についてのあらためての総括をいただけたらと思います。

 (答)
 もうすぐおっしゃるとおり1年半なんですけれども,まずこの中で10月にはJR芸備線が全線再開して,鉄道網もすべて復旧したということがあって,県民生活であるとか経済活動の日常というのは,全体としては,戻りつつあるのだと認識しています。いくつかさらに項目がありますけれども,被災者の生活再建については,10月には全世帯で個別支援計画の作成が完了しておりますし,仮設等に入居されている方もピーク時の約4割に減少して,住宅の再建も進みつつあるというところがあると〔いうことがあります〕。〔それ〕で,そうは言っても,災害関連事業の進捗などによって,住宅再建が遅れる地域もあるので,応急仮設の期間延長です。これも国の方に認められたというような状況がございます。一方で,自宅再建,まだ意思決定ができていないというような被災者の方々もいらっしゃいまして,これは再建費用もありますし,被災地から,生活拠点であるところから,他の地域に引っ越して行くといったようなことも,これは子供さんがいたら転校を伴う,そういったようなことで環境変化に対して戸惑いがあるとか,そういういろんな理由があるわけですけれども,そういうことから決まってないという方もいらっしゃいますし,健康調査をすると,やはり心理的なストレスを大きく抱えておられるというようなこともある,ということでありまして,これは引き続き地域の支え合いセンターをベースに被災者に寄り添った支援を続けていかなければいけないということですし,今の住宅再建については,資金面等について,いろんな有利な融資制度であるとか,あるいは公営住宅の斡旋というようなことを入居者の状況,あるいは意向を踏まえた上で行っていって,住宅再建が進むように取り組んでいかなければいけないと思っています。インフラについても,いろんな取組をして進むようにやってきましたし,情報提供もさせていただきましたが,なかなか不調不落であるとか,そういった状況もあって,工事も遅れるという懸念が出てきたというところだと思っています。一定完成しているところもありますけれども,やはり遅れというのが非常に課題なので,今後,県だけではなくて市町であるとか管理者の枠を越えて,いろんな発注の予定なんかも踏まえて,管理していかなければいけないと思っていますし,ため池も非常に大きな課題に直面しておりますので,同様に当面の安全確保対策を行いながら,やらなければいけないというような状況であります。いろんな復旧・復興というのは,そういうところですけれども,やはり総合的に言って,また避難ということも大きな課題があって,これについては,今,調査分析を進めているところでありますので,その結果を踏まえて,自助・共助・公助に渡るより効果の高い被害防止策を構築して,令和2年度はあらためて「みんなで減災県民総ぐるみ運動」の新たなスタートの年にしていかなければならないなと感じているところであります。

 (NHK)
 最後にすいません,おっしゃったように進んだ面,なかなか進まない面〔が〕ある中で,それに伴って,被災された方の復興の進度にも,よりそういう意味では格差が出てくるタイミングなのかなとも思うんですが,そういう部分について,来年度あらためて,そういう状況を踏まえて,どう取り組んでいきたいかというところを最後にお願いいたします。

 (答)
 先ほど申し上げたように,特にやはり住宅,どこに住むのかというのが非常に大きな要素だと思うのです。それが決まらないと要するに落ち着かないというところがあると思うのですが,まずやはり住宅についての対応策というのを先ほど申し上げたような形でご支援していくということと同時に今のストレスというようなこともありますので,これは地域支え合いセンターでサポートさせていただいていますけれども,それを引き続き,きめ細かに寄り添った形で行っていくということが必要だと考えています。

 (幹事社:HOME)
 〔それ〕では,予定の時刻を過ぎましたので,これで知事定例会見を終わります。次回の定例会見は,1月7日火曜日の午後1時30分,13時30分からを予定しています。ありがとうございました。

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