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知事記者会見(令和7年11月28日)

印刷用ページを表示する掲載日2025年11月28日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ、掲載しています。
 なお、〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

 会見日:令和7年11月28日(金曜日)

発表項目

動画

(1)退任のあいさつ

質問項目

(2)平和行政について

(3)4期を終えるにあたっての気持ち

(4)任期中の一番重い決断、課題について

(5)県民へのメッセージ

(6)今後について

(7)4期の最大の成果について

(8)転出超過とジェンダー問題について

(9)4期の中でやり残したことについて

(10)今日のネクタイの色について

(11)イノベーション立県について

(12)横田新知事に期待することについて

会見録​​​​​​ 

(司会:広報課)
 ではこれから湯崎知事の退任会見を始めます。終了時刻は15時を予定しておりますのでご協力をお願いします。知事から発言がありますのでよろしくお願いします。

(知事)
 記者クラブの皆さんにも、この16年間本当にお世話になりましてありがとうございました。県もいろんな情報発信をしますけれども、今、いわゆるSNSとか、インターネットメディアの時代ではありますが、とはいえ、今でも新聞であるとか、テレビであるとか、いわゆる編集メディアの皆さんの発する情報というのは非常に影響力が多くて、何か我々がお伝えしたいことというのも、皆さんのお力をお借りしないと、広くはなかなか伝わりにくいということがありました。そういう状況の中で、もちろんいいことも悪いこともあったのですけども、皆さんのご協力のおかげで、いろんな施策も、県民の皆様にお届けすることができたし、いろんな情報もお知らせすることができたのではないかと思います。県民の皆様もいろんな形で元気になったり、あるいはちょっと腹を立てたりということもあったかもしれませんが、本当に情報の伝達について、お力いただいたこと、皆さんに感謝を申し上げたいと思います。

(司会)
 では続いて質問に移ります。質問がある社は、挙手をして社名を名乗ってからお願いします。なお、手話通訳の方が通訳しやすいよう、質問をはっきりとおっしゃっていただきますようお願いします。それでは挙手をお願いいたします。

〇平和行政について
(朝日新聞)
 朝日新聞の武田といいます。16年間お疲れ様でした。知事が核兵器廃絶の取組を県政の柱の1つとして取り組まれてきたと思うのですが、今、国際情勢が一番厳しいというか、核兵器が使われるかもしれないという厳しい状況の中で、退任を迎えられたことへの思いと、今後、何かライフワークとして、核兵器廃絶のために取り組む予定があれば、できればなるべく具体的に教えていただければと思います。

(答)
 まず、今のこの国際社会の状況は非常にやはり憂慮するものであります。いわゆる核のタブーが、今にでも破られてしまいかねないという状況かと思います。大きな問題は、この今のウクライナとロシアとが、落ち着く方向に少しあるかもしれませんけども、こういったことを契機に、核兵器あるいは力による支配、あるいは力による現状変更といったようなことがまかり通るようになってきているということが、最も憂慮すべきことではないかと思います。そういう中で退任せざるを得ないのはこれは仕方ないことですけれども、こういう厳しい現状を逆バネにして、その危機感が高まるということもあるので、その危機感をしっかりとみんなで共有して、核兵器廃絶なり平和の取組に力を入れて前進をさせていかなければいけないということではないかと思います。私自身の今後どうするかということについては、全く白紙なので、平和の課題、問題について関わっていくかどうかというのも含めて、分かりませんけれども、何か社会の中で、求められることがあれば、私もお役に立ちたいとは思っていますし、何かしらの形で貢献できればもちろん私も嬉しいことだと思っています。

〇4期を終えるにあたっての気持ち
(TSS)
 テレビ新広島の若木です。改めて、4期16年を今日という日に終える、今の率直なお気持ちをまず伺ってもよろしいでしょうか。

(答)
 どういう気分になるかと思ったのですけど、なるべく、いつもと変わらないようにと思ってきたのですが、いつもと変わらないです。ただ、少し議会のあいさつ回りをさせていただいたりとか、先ほど引継式みたいなこともやって、普段と違うことが少しずつあるので、ちょっとずつ、もうすぐ終了に向かっているという感じを今しているところです。

(TSS)
 ご自身としては16年というのは長かったのか、あっという間だったのか振り返っていかがでしょうか。

(答)
 これは月並みな答えかもしれませんけども、長かったですし、その時間が実際、どう感じられたかというとやはり短かったです。あっという間に過ぎていったと思うのですけども、改めて、どんなことがあったかというのを考えたら、すごくいろんなことのてんこ盛りです。本当にいわゆる危機管理的なこともたくさんありましたし、その前の藤田知事時代にはそんなになかったと思うのです。G7サミットもありましたし、カープが3回優勝するとか、サンフレッチェが3回優勝するとか、ルヴァンカップが今回2回目の優勝をするとか、そういうようなことも〔ありましたし〕、バスケットボールチームが、最初はプロがもう難しいみたいな感じだったのが、ドラゴンフライズにまとまって、優勝もしてくれるとか、そんなこともあったし、〔サッカーの〕新スタジアムができているし、今そういういろんなことがあったので政策的にもいろんなことをやらせていただいたというのを振り返ると、こんなこともあったという感じもします。

〇任期中の一番重い決断、課題について
(TSS)
 改めてその中で16年の中でいろんな決断があったと思うのですけれども、最もご自身の中で重い決断だったと思うもの、また難しかった取組を伺えますでしょうか。

(答)
 重い決断というか非常にやはりしびれたということは、コロナの一連の取組というか、対応かと思います。人の命がかかっているし、他方で、例えば飲食店に対する制約というのは、今度はそういう事業に携わってる皆さんの生活だとかに直結しているようなことでもありますので、これをどう進めていくのかは非常に難しい判断というか、それも進めていかなければいけないので、非常に慎重に、でも動かなければいけない時間は決まっていますので、迅速に取り組まなければいけなかったというのは、大変だったと思います。

(TSS)
 ありがとうございます。

(司会)
 その他、質問がある方はいらっしゃいますか。

〇県民へのメッセージ
(読売新聞)
 読売新聞の高田です。先ほどの今後のことは白紙とおっしゃっていましたけれども、ご自身としてこういったことがしたいとか、そういったことがあれば教えてください。

(答)
 自分探しの旅に出てきます。

(読売新聞)
 と言いますと。

(答)
 まだ分からないので、自分が何をしたいのかということも含めて、ちょっとよく考えたいと思います。

(読売新聞)
 退任にあたって県民への何かメッセージをいただければと思います。

(答)
 広島県はやはり非常に大きな底力を持っていると思います。私のこの16年は、その底力を引き出していくために、汗をかいてきた16年であったと思います。これからも広島県はますます発展していく力があると思いますので、人口減少だとか、いろんな難しいチャレンジはもちろんありますけども、それを乗り越えて、必ずすばらしい県に引き続き発展をしていくと、それができると思いますので、皆さんのお力というか、県政だとか、あるいは行政、市や町の行政という話もありますけれども、やはりその本当の力を持っているのは、県民の皆さんだと思うので、いろんなプレーヤーと連携して、その力を発揮して、発展していくことを大いに期待したいと思います。私も何かお役に立てることがあれば、それはお役に立っていきたいと思っております。

〇今後について
(読売新聞)
 ちょっと繋がるかもしれないのですけれども、ここ数日テレビにも出演されたりとかもされていたと思うのですけれども、その中で「市長選についてどのようにお考えですか」という質問に、「出るとも出ないともない」というお話をされていたかと思います。改めて市長選については今どのように考えてらっしゃるのでしょうか。

(答)
 そんな具体的なことは全く何も考えてないので、出るとも出ないともないということです。

〇4期の最大の成果について
(共同通信)
 共同通信の安藤と申します。少しざっくりした質問になるのですけれども、4期16年を振り返ってご自身で考える最大の成果、あるいは手応えを感じた政策について教えてください。

(答)
 最もと言って比較ができるものではないですけども、すごくざっくりと言うと、結構広島は元気になったのではないかと思います。県の調査でも、正確な文言が分からないのですけど、いわゆる満足度的な調査がありますけども、これは高まって、高いところで高原状態になっていると、コロナの間も含めて、そういう状況でありましたので、そういういろんな施策もいろいろ関わって、最後そういうところに繋がっていくと思うのですが、あるいはいろんな認識とか経済状況とかも含めて、そうなっているのはよかったかと思います。あとは全国に、広島県の存在をもう1回再認識してもらっているというところ、観光客が増えているというようなことも、それがベースにあると思うのですけども。そういったこと、それはまた県民の皆さんの誇りにも繋がっているかと思うので、そういうことはよかったと思います。

(共同通信)
 今のところの関連ですけれども、県民の満足度が増したとか、全国に広島という存在が再認識されたというところは、どういった政策からそういうところに繋がったと考えていますでしょうか。

(答)
 そこはいろいろ複合的なことで、観光キャンペーンみたいなものもありますし、あるいは最初の育休の話もやはり影響していると思いますし、我々もいろんな形で、広島県を取り上げていただくような努力もしましたし、いろんな先端的な政策というのもやっているので、政府の中でも、広島県のこういう取組が、いいよというような紹介もいろんなところでしていただいたりとかいうこともありますから、そういう1つ1つのことということではなくて、こういうことは、相対的なものなので、いろんなことが組み合わさって、そうなっているのではないかと思います。

(共同通信)
 最後ですけれども、先ほどのご質問にも少し関連するのですけれども、8月に知事選への不出馬を表明された会見の際に、政治活動は何らかの形で当面続けたいということをおっしゃっていたかと思いますけれども、お気持ちは今も変わらないということでよろしいでしょうか。

(答)
 そうです。

(共同通信)
 ありがとうございます。

〇転出超過とジェンダー問題について
(フリーランス)
 フリーランスの宮崎と申します。先日の朝日新聞のインタビュー記事において、ジェンダー問題というよりは、人口減の問題として考えてきたということをおっしゃっています。今広島県においては、転出超過の問題もずっと取り沙汰されて、知事もいろいろな取組をされてきましたけども、この転出超過の問題とジェンダー問題との掛け合わさった議論は、なかなか行われていないように思うのですけども、新知事への期待を含めて、その部分の問題意識を知事に最後にお聞きしたいのですけどもよろしいでしょうか。

(答)
 ジェンダー問題と人口減の問題というのは、どこで繋がっているかというとやはり女性活躍のところだと思います。例えば、出生率の問題点はいろんな要素がありますけども、今であれば、例えば経済的な問題であるとかが大きいですし、これはいろんなところにも関わってきますけども、例えば所得の中央値というのが下がっているところで、その中央値が下がっている中で、子育てにお金がかかる。それをカバーしていくためには、共働きにならなければいけない。でも共働きを進めるにあたって、これは男性活躍という話に繋がってきますし、また、それができていないので、女性のL字カーブが引き続き問題であるとか、それプラス、例えば同じ正社員でも男女で給与格差があるというのは、ジェンダー問題でもあるわけです。だから、説明するとすごく長くなりますので、それはもうやめますけども、そこは非常に重なっているところがあるので、例えば何で男性活躍をかなり強調して言おうとしていたかというと、いわゆるジェンダーエクイティのまさに、人権的な観点というか、ジェンダーエクイティという問題にも関わるし、経済の問題にも関わるし、つまり、女性の所得が上がれば、その分GDPは上がっていくわけですから、そういう問題もあるし、それから、経済力が向上することによる少子化に対するポジティブの影響ということもあるし、いろんな側面があります。それが結局、ジェンダーと経済、それから人口減少、それから社会減にもそこは繋がって、社会減とか社会増とか働きやすい場所です。バイアスがない働きやすい職場とかそういうことにも関わってきます。すみません、ちょっとあまりまとまっていないですけど。

(フリーランス)
 関連で1点だけ〔お願いします〕。そのバイアスに関しての認識はおありだということは前回の会見等でも見たのですけども、記事においても男性が変わらないとということをおっしゃっています。この場で聞くのはおかしいかもしれないですけども、広島県の男性に対して、ご自身も自分で変わらないとということで、育休を取る等々されてきましたけども、何か一言おっしゃっていただけませんか。

(答)
 この非常に難しい時代にあって、男性・女性が協力して、この社会を作っていかなければいけないということでありますので、男性自身、まさに、自分たちとして何ができるかというのを、もう一度よく考えて、協同して、社会づくりを進めていただきたいと思います。

4期の中でやり残したことについて
(中国新聞)
 中国新聞の和多です。先ほど、任期中の成果と手応えの質問がありましたので、逆にお伺いしたいのですけど、やり残された課題、県政課題、心残りなどあれば教えてください。

(答)
 今の男性活躍とかというのもそうですし、それをまた大きくひっくるめて、社会増減の話で、これはさっきちょっとご質問にありましたけど、社会減とか若い者の社会減とかというのは、広島の固有の課題かのように受け止められていますけども、決してそうではないわけで、これは日本全国のほとんどの県での課題です。我々はそれを早く認識をして取り組んでいかなければいけないという取組をしてきましたけれども、構造的問題でもあり、その構造的な問題であるがゆえに、なかなか簡単に我々だけの力でも解決することは難しいというのもあって、それが多く残っていることだと思います。自然減にしても、これも出生率は上昇傾向だったのが、また、急速に下がってきた。特にコロナの後、下がってきたということがあって、これはまた複合的な要因だと思いますけれども、こういう大きな社会の方向をなかなか反転させるのが難しいというのは、大きく残ったことかと思います。

(中国新聞)
 はい。ありがとうございます。1点だけ関連しまして、先日もおっしゃっていましたが、虚偽公文書問題の調査チームの調査が任期中に終えられなかった点を陳謝しましたが、改めて知事のお気持ちをお聞かせください。

(答)
 これはある意味で言うと、負の遺産的なものなので、新知事にお渡しするのは非常に申し訳ないと思っていましたから、それが完了しなかったのは非常に残念であります。ただ、そのために調査を薄めてやるということでもないので、ここはしっかりと調査をして、いろんな構造的なものがあるとすれば、そこを改善する取組というのをしていく必要があると思っています。

今日のネクタイの色について
(広島テレビ)
 広島テレビの門脇です。2点お伺いします。1点目ですけど、今日が任期最終日ということで、今日つけられているネクタイ、なぜそのネクタイをしたのか、それに決めたのか教えてください。

(答)
 これは初日と同じネクタイです。残念ながら着ていたスーツはちょっと捨てたのですけど、ネクタイはとっていました。

(広島テレビ)
 ありがとうございます。それでもう1点ですけども、知事の任期を終えられて、今までできなかったことをようやくやれるとか、何か楽しみに思っていること、プライベートのことでもいいですし、何かあれば教えてください。

(答)
 先週のテレビ番組でも言ったのですけど、今から冬に向かっていくので、平日にスキーに行きたいというのがございます。あとは、ちょっとこれからどんなことが起きるのかがまだちょっとよく分かってないので、どれぐらい時間があるかも分からないですけども、時間があるのであれば、もうちょっと本とかを読みたいとかそう思います。

(広島テレビ)
 すみません、1問だけ〔お願いします〕。今日ご自宅を出られる際に、何かご家族から声を掛けられた言葉とか何かありますでしょうか。

(答)
 行ってらっしゃい、です。

〇イノベーション立県について
(日本経済新聞)
 日本経済新聞の北川です。産業政策についてお伺いしたいのですが、イノベーション立県というものを掲げられて、企業誘致であるだとか、ユニコーン創出を目指すとおっしゃっていましたが、現状の到達点を自らどういうふうに評価されてらっしゃいますか。

(答)
 イノベーション立県というところまでは、まだやはり行けていないと思います。というのはどういうことかというと、イノベーション力は高まっているとは思うのですけども、どんどん新しい企業だとか、新しいこれまでなかったようなものがどんどん生まれてくるようなそういう環境を作っていくということですけども、それについてはやはりまだ道半ばだと思います。先ほどのちょっと質問の中で、お答えできませんでしたけども、まだまだ、例えばスタートアップにしても、もっともっと増えていかなければいけないと思いますし、もっともっとそれが急速に育っていく、起業するとかはかなり増えてきましたけども、ただそれが大きく伸びていくというのは、まだまだ少ないので、そういうこと、あるいはその既存の企業が、新しい技術を開発して、大きく世界のマーケットで伸びていくとかそういったことも、まだまだ道半ばだと思うので、これからもその取組は継続していかなければいけないと思います。

(日本経済新聞)
 まだ道半ばとおっしゃいましたが、行政がいかに声を上げても民間が、金融機関であったりだとかあるいは事業会社のようなものが、起業を育てる気概がなければなかなかスタートアップは育たないと思います。そこのボトルネックになっているもの、あるいはこれからイノベーションを進めていく上で、今必要だと思うものはいかがでしょうか。

(答)
 エコシステムということだと思います。特に、ロールモデルができると自分もできるのではないかと思ってもらえるというところがあるので、こういう取組は、これまでも記者会見などで、ちょっと例として申し上げたりしたことがあるかもしれませんけども、例えば、日本人はなかなか100メートルを10秒切れなかったではないですか。でも、10秒を打ち切る力を持っている選手は実はたくさんいて、これ為末さんが「誰か1人10秒を切ったら、もう堰を切ったように、10秒を切る人が出てきます」と言われていたのです。それはやはり自分の心理的な制約というのがあって、10秒はなかなか切れないものだという、そういう心的制約がある。それを誰かが切ると、自分もできるのではないかと転換をするので、そこでそういうことが起きるということなのですけど、スタートアップも同じで、非常に急成長したりとか、大きなマーケットを取って成功するみたいなことが、例えば広島だともうかなりしばらく起きていないです。例えばダイソーだとか、あるいはアンデルセンだとか、新しいものでもそういうようなぐらいの企業なので、直近は起きていないです。だけどそういう企業が生まれれば、自分たちもできるのではないかと思うし、〔その〕力はあると思うのです。だからそれができる人たちが増えていくのかと思うので、そういうロールモデル、そこに形成されていくエコシステム、それは先ほどの金融機関だとか、そういうことも含めてですけども、それを合わせて作っていくということかと思います。

(日本経済新聞)
 ありがとうございます。もう1問だけ。スタートアップが育ちづらい環境と、広島というのは製造業、あるいは自動車産業が非常に強い地域であると。そことの関係性というのは、今振り返ってどのようにご覧になられますか。

(答)
 スタートアップが成長しにくいとかということではないと思います。ベースはあると思います。それは日本中実はそういう環境なわけであって、今ちょっと変わりつつあるのは東京ぐらいだと思います。本当の意味で変わりつつあるのは。そういう意味では、決して何かが特に広島が足を引っ張っているということではないと思います。ただ、広島のこれまでのものづくりであるとか、あるいは大きな企業があってサプライチェーンがやはりしっかりとしているという環境の中で、やはり人材はそういうとこに張り付いてるわけなので、そこからの例えばスピンアウトだとか、別に会社としてスピンアウトするということだけではなくて人がスピンアウトしていくとか、そういうこともないと、なかなか難しい側面もあるのではないかと思います。

(司会:広報課) 
 時間がそろそろ参りますので最後の質問にしたいと思います

〇横田新知事に期待することについて
(毎日新聞)
 毎日新聞の川原です。最後ですけど、次の横田新知事への期待だとか想いとか、頑張って欲しいという、何かエールでも、何かこういうことを期待していることがあれば〔お願いします〕。

(答)
 それはまずもって、僕とは違う目を持っているので、その目を持って、新たな横田さんなりの視点からの政策を取り組んでいただきたいと思います。もちろん目指すところは基本的には同じで、言い方はいろんな言い方があるかもしれませんけども、広島がより住みやすいとか、みんなが広島のことを愛するとか、発展していくとか、そういったようなことだと思うので、横田さん的フレーズで言うと、実りある広島新時代です。それが実現できるように、大いに頑張って欲しいと思います。

(司会:広報課)
 時間が参りましたのでこれで湯崎知事の退任会見を終わります。ありがとうございました。

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