記者会見などにおける知事の発表や質疑応答を広報課でとりまとめ、掲載しています。
なお、〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。
会見日:令和7年9月9日(火曜日)
(1)ちぃと もやもやジェンダー川柳コンテスト2025について
(2)ブロードリスニングについて
(3)新病院について
(4)石破総理退任について
(5)知事選について
(6)日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地利活用について
(7)核燃料の中間貯蔵施設について
(8)新浪氏の報道に伴う広島県の平和行政への影響について
(9)ひろしま未来チャレンジビジョンの改定について
(幹事社:広島テレビ)
幹事社の広島テレビです。これから知事定例会見を始めさせていただきます。終了時刻は11時を予定しております。ご協力よろしくお願いいたします。まず知事からの発表がありますのでよろしくお願いいたします。
〇ちぃと もやもやジェンダー川柳コンテスト2025について
1点目です。「ちぃと もやもやジェンダー川柳コンテスト2025」についてでございます。広島県では、皆さんが毎日抱いている固定的な性別役割分担意識や思い込みへの“もやもや”した思いや違和感を、川柳で表現いただきます「ちぃと もやもやジェンダー川柳コンテスト」を実施しているところであります。今年度の募集は9月2日から開始をしているのですけども、この1週間で早速約500句の応募がございました。昨年度は3,700句を超える応募をいただくなど、多くの方が「男だから」とか、「女だから」という固定観念に対して、何かしらのもやもやを抱えているということが明らかとなったところであります。こうした意識につきまして今年度、県が実施した調査では約7割の方が、「『家族』や『職場』など他者から影響を受けた」と回答されていることから、社会全体におきまして、一人一人が、自らのアンコンシャス・バイアスに気づいて、意識変容につなげていくことが重要と考えています。こうした中で今年度は県内企業17社に広報啓発にご協力をいただいている他、県内〔特別〕協賛企業といたしまして、昨年度もご協力をいただいた、ひろぎんホールディングス様、広島電鉄様、フジ様に加えて、中国電力様、広島ガス様、マツダ様の3社からも企業賞をご提供いただくなど、ジェンダーバイアス解消に向けた共感の輪が、地元企業、あるいは社会にも、さらに広がりつつあると感じているところであります。そして、今年度の私の一句ということで。
「『手伝うよ』言った時点で、他人ごと」という句です。
最近は「手伝うよ」という言葉は、虎の尾を踏む言葉になっているかと思いますが、共働き世帯が増えている中で、1日あたりの妻の家事時間というのは、依然として夫の約4倍となっているなど、女性に依然として家事育児の〔負担が〕偏っているという傾向にございます。「手伝うよ」という言葉は、つい、男性は言ったりしませんか。言わないほうがいいですよ。一見何か思いやってるように聞こえるような言葉かもしれませんけども、やはり自分ごととして捉えていないという証左でありまして、私としては家庭内での家事育児の負担が、一方のパートナーに偏ることがないように、パートナー同士がともに家事育児を自分ごととしてとらえて、主体的に参画して欲しいと願ってこんな句を詠みました。もちろん、実際の具体的な役割分担というのはそれぞれの家庭で色々あるので、それは家庭で決めていただければいいのですが、それはあくまでもそれぞれの責任で、それぞれがやるということで、誰かがやることを手伝うということではないということです。本コンテストのテーマは、「届け!もやもや」でありまして、同じようなもやもやを抱える皆さんの共感を得るとともに、それが思い込みであるとか、決めつけといったようなものだと思っていなかった方々の気づきに繋がって、性別による固定観念の解消の気運を広げていくということを目指していきたいと考えています。特設サイトなどから10月13日まで、応募が可能ですので、皆様のご応募を心からお待ちしております。以上です。
〇ブロードリスニングについて
続きまして、ブロードリスニングについてでございます。「デジタル化で描く未来の広島」につきまして、県民の皆様から先週3日までですけども、約2,800件のご意見をいただいておりまして、この場をお借りして感謝を申し上げたいと思います。ご意見については引き続き募集していますけれども現在、AIを使って、いただいたご意見を中間結果として取りまとめて、県のホームページで公表しております。県民の皆様からは子育て関連を中心に、デジタル技術の活用による利便性向上への期待とともに、情報格差対策であるとかアクセス環境の整備といった、誰もが使いやすい環境を求めるご意見をいただいているところであります。いただいたご意見は、県庁内の関連部署で共有しまして、今後の行政デジタル化アクションプランの改訂作業であるとか、広島県のデジタル化推進の参考にさせていただきたいと考えております。行政にはこれまで以上に多様な価値観であるとか、県民ニーズに柔軟かつ的確に対応する住民の意見をこの施策形成に生かしていくことが求められていると思っております。このため県では、県民の皆様から寄せられた意見をみんなが見ることができる環境と、そういった意見を参考に、さらに新たな意見が出されるといった過程を繰り返して、議論を深めていきたいと考えています。そして、その実現に向けて何ができるのか、県だけで取り組むのではなくて、あらゆるプレーヤーの皆様と一緒になって、県民の皆様から共感を得られるような施策を検討して参りたいと考えております。私から以上です。
(幹事社:広島テレビ)
ありがとうございます。それではこの件について質問がある社は、挙手をして、社名を名乗ってからお願いいたします。なお、手話通訳者の方が通訳しやすいよう質問ははっきりとおっしゃっていただきますようよろしくお願いいたします。それではまず、ジェンダー川柳に関して質問のある社、よろしくお願いいたします。いかがでしょうか、よろしいでしょうか。
(中国新聞)
中国新聞の新谷と申します。先ほど知事が掲げられたジェンダー川柳についてですけれども、これはご自身の実感とか実体験がおありだったのでしょうか。
(答)
これは申し訳ないのですけど、手伝うというのが非常に問題な言葉だといろんなところで言われていまして、いろんな場でこれが話題になるので、これを使わせていただきました。私も数年前から言われていると思うのですけども、言わないように気をつけているというか、何も言わずにまずやるという、そういうことに気をつけるようにしております。
(幹事社:広島テレビ)
この件に関して他にありますでしょうか。それではないようでしたら続いてのデジタル技術を活用したアイディア募集に関して質問のある社はよろしくお願いいたします。よろしいでしょうか。それでは続いて、幹事社質問に移らせていただきたいと思います。
〇新病院について
新病院についてお伺いします。広島市東区に新病院を整備する計画についてです。県は現在、基本計画の見直しを進めていますが、いつまでに改定したものを公表する予定でしょうか。また、開院時の病床数は、当初の計画の1,000床規模から縮小となることも報じられています。見直した計画においても、全国トップレベルの医療を提供する医療機関という認識に変わりがないか、お伺いいたします。
(答)
ご趣旨は、これは最終的な改定というか、当面の改定がいつかということだと受け止めておりますけども、この基本計画の見直しにつきましては、昨今の国における医療改革の動向などを踏まえて検討を行っているところでありまして、9月3日に基本計画策定会議を開催して変更案についてお諮りをしたところであります。こうした会議などでいただいたご意見を踏まえて、さらなる検討を進めて、来月には結論が得られるようにしたいと考えているところであります。新病院の理念や〔新病院が〕果たす役割はもちろん、損なうということではなくてその理念に基づいた変更になるということで、その上で、持続可能な病院経営を実現することを前提として検討を進めているところでありまして、今回の見直しにおいても目指す姿に何らの変更があるのではないとご理解いただければと思います。
(幹事社:広島テレビ)
ありがとうございます。それではこの件について質問がある社は、よろしくお願いいたします。
(中国新聞)
中国新聞の和多です。重ねての質問になるのですが、施設の基本計画策定会議の中でも、開院当初は1,000床から病床を860床に縮小するという見直し案を示されたのですが、病床を縮小して開院したとしても高度医療人材育成拠点としての機能を維持できるというお考えでよろしいでしょうか。
(答)
もちろん、今申し上げたように基本的な理念などは変えるということではないのですけども、今回減らしている病床は主として一般病床でありまして、見直し後も引き続き重症系の病床は県内最大級であるとか、一般病棟においても、感染症の流行時にゾーニング可能な設計にするとかあるいは、陰圧対応が可能な手術室を確保するとか、陰圧というのは、手術室の中の気圧が低いので、そこから空気が出ていかない、なので感染症などの場合でも、ウイルスが外に出ていかないと、そういったようなものですけども、そういうものであるとか、今回新たに感染症病床を8床設置もして、感染症医療の充実も図るといったようなこともしております。さらに県立のがんセンターとしての役割を発揮するために、緩和ケアも設置をすることにしまして、緩和ケアに関する専門人材の育成もしていこうという、もともとする予定だったのですけども、それをより適切に緩和ケア病棟があればできるのではないかということで設置することとしたといったようなことで、見直し前よりも医療機能の充実も図っていると考えていまして、患者さん、それから医療従事者の双方にとって、魅力的な環境を作っていこうと、取り組んでいるところであります。そういう意味で、全国トップレベルの高水準かつ安全な医療を提供できるような体制にしていきたいというところは変化はないということであります。
(中国新聞)
ありがとうございます。もう1点だけ、見直し案では、建築費の高騰に伴う総事業費の増大、事業費が増えるということも示されたと思うのですが、この点についての知事の受け止め、開院スケジュールへの影響についてお聞かせください。
(答)
まずスケジュールについては、今回、二葉の里病院を活用するので、建築面積というか新築の面積が減りますので、これで工期短縮が図られて、開院スケジュールには大きな影響はないだろうと考えているところです。物価高騰は、外部環境の変化で我々としては如何ともしがたいところでありますけれども、全国でこれが進んでいるところでありまして、様々なこの病院関係の、団体、あるいは関係者、国に対しても、状況をいろいろと申し述べて、改善というか配慮を要望しているところだと思いますけれども、公立病院なんかもそうですけども、我々も常日頃からこの建築単価の上昇に対して、これは交付税の交付率というか、カバー率になってくるのですけどもそういったところの、カバー率というよりも基準単価です。これの適切な改善みたいなことを求めています。この非常に緩やかな物価上昇だったらあれなのですけども、急速に上がっていますので、それに対応するいろんな策、今の単価の問題もありますし、あるいは診療報酬の問題、そういったものもありますので、しっかりと検討するようにお願いしていきたいと思ってます。もちろん我々としても、建築単価高騰に対して、対応できるように、今のような見直しも行っているということでもあります。
(幹事社:広島テレビ)
その他ございますでしょうか。それでは、一般質問に移ります。他に質問がある社、お願いいたします。
〇石破総理退任について
(RCC)
RCCの平田と申します。石破総理が、おととい退任を表明しましたけれども、これについての知事の受け止めをお聞かせください。
(答)
石破総理も、大変なこの状況の中で、特にトランプ関税など対外的な課題や、目前に山積している中で、そこを何とかひと区切りつけて、今般のこの選挙の責任を取られたということだと考えています。地方創生について非常に理解のある総理で、昨日も、知事との意見交換会を開催していただいて、非常に決まった発言ではないフランクな議論ができたのですけども、そういった配慮していただける総理として、今回の退任は、少し残念だと思うところがございます。
(RCC)
広島の関係で言いますと、平和式典に出席されて挨拶をされた一方で国民の不満といいますか、物価高とか、結果的に対処できなかったのではないかといった指摘もありますけれども、その辺りについて個人的にどのようにお考えでしょうか。
(答)
物価高対策というのは様々な考えがあるので、一概に、打ち出された政策が正しかったとか間違っていたとか、そういうことではないと思うのですけれども、特に例えば、ガソリン税の問題も、今、各党の間で議論されていますが、非常に大きな財源なので、特に軽油については地方財源なので、簡単にはいかないことだと思うのです。そういったことで時間がかかっているというのも、ある程度仕方ない面もあると思っています。いずれにしても、国民のいろんな期待というのがあると思うのです。それに対して的確に説明なり、その答え、それは例えば消費税を減税して欲しいみたいなところがあると思うのですけど、それが本当にいいのかというと、ちょっと正直私は個人的には疑問だと思っていますが、ただ、それに対する適切な説明だとか、その他の選択肢だとか、そういうことを示すことが十分にできていなかったのかと受け止めています。
(RCC)
自民党でこれから総裁選に向けて動きが進んでいくと思うのですけど、新しいリーダー選びということで、どういった方が望ましいかお考えがあればお聞かせください。
(答)
私がちょっと気になっているのは、もちろん選挙を受けての国民の一定の意思が示されたと思うわけですけども、そこに対して応えていこうという動きであることは間違いないことだと思うのです。なので、適切に、そこは対応していただきたいと思うところですけれども、いろんな方々の発言を聞いていると、「自民党のために」という発言がすごく多いです。これは自民党のためではなくて、国民のために行っていただきたいと思っております。
(幹事社:広島テレビ)
これに関連してありますでしょうか。それでは他に質問がありましたら、よろしくお願いします。
〇知事選について
(中国新聞)
中国新聞の野平です。知事選についてお伺いします。知事はこれまで、与野党三会派から支援を受けて、立候補してこられたと思うのですけども、昨日、立憲民主党の広島県連の幹事会の方で、次の知事選で独自候補の擁立も含め、検討する方針が確認されたのですけれども、これについて知事としてはどのように受け止めますか。
(答)
立憲民主党の皆さんの今の議論の過程だと思いますので、私は何かコメントを申し上げることではないと思っております。
(中国新聞)
これまで知事は、立憲民主党広島県連の所属する民主県政会さんからの支援を受けて出られたと思うのですが、今回知事としては横田さん支援に回ると思うのですが、その上でこれまでとは違った動きになるかもしれない今の状況をどのように受け止めますか。
(答)
私も、これは報道ベースでしか見ていないので、実際にどういう意思決定をされたのかはよく分かりませんけれども、少なくとも報道ベースでお伺いする限りは、今後支援候補を決定するということであって、つまり、例えば横田さんは、応援しないことにしたでもないし、違う人を応援することにしたでもないので、これから意思決定をしていくということが決まったのかと受け止めています。横田さんはまだ、政党で、例えば推薦だとか、各会派の正式な応援要請はまだされていないと思うのです。これからなのだと思うのですけど、それを踏まえてまたご判断されることになるのではないかと理解していますので、これからのプロセスだと受け止めています。
(中国新聞)
場合によっては、いわゆる与党系の候補と野党系の候補が対立した形で、知事選を迎える構図もありえると思うのですが、そうなった場合は知事としてはどう受け止めますか。
(答)
これは微妙な話で、ものすごく仮定の話ですよね。だから、今どうなるか全然分からないところで、その仮定のことについてコメントするのは適切ではないと思います。
(中国新聞)
分かりました。ありがとうございます。
〇日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地利活用について
(中国新聞)
日〔本製〕鉄〔瀬戸内製鉄所〕呉〔地区〕の件で伺いたいのですが、先日、防衛省が概算要求を発表されましたけれども、その際に知事は、「これからも引き続き意見交換の場を設けて協議を続けていきたい」という旨の説明をなされたと思うのですけど、あれから協議についての進捗はどうなっておりますでしょうか。
(答)
先週金曜日5日に防衛省と呉市の事務方と、県の事務方で、意見交換を行ったところです。その中で今後の防衛拠点の整備に係るスケジュールであるとか、あるいは概算要求が出されていると思うので、その内容であるとか、民間企業誘致などについて意見交換をさせていただいたというところです。
(中国新聞)
事務方の意見交換というのは、どういった形であったのですか。
(答)
どういった形というのは〔どういうことですか〕。防衛省と市と県ということなのですけど。
(中国新聞)
3社で集まられて〔ということですか〕。
(答)
そうです。
(中国新聞)
今後についてはどのようにされていきますか。
(答)
今後も随時、そういった意見交換の場は行っていくと考えております。
(中国新聞)
分かりました。ありがとうございます。
(幹事社:広島テレビ)
その他ございますでしょうか。
〇核燃料の中間貯蔵施設について
(TSS)
TSS若木です。中〔国〕電〔力〕が建設を計画している中間貯蔵施設に関して、上関町が適地と判断されたことを受けて、まず受け止めと今後町の方であったり、山口県の方が主体となって受け入れについての協議をされると思うのですが、安全性であったり、永久に保存をされるのではという懸念があるということで同じ瀬戸内海で近いということもありまして、この問題に対して県としてどう向き合っていくべきだとお考えでしょうか。
(答)
広島県としては、山口における立地の問題なので、これはまた機微にわたることでもあるので、原発よりもさらに影響としては限定的なので、直接的に我々が何か意見を言う立場にはないと考えているところです。ただ、いわゆる核燃料サイクルというのが、六ヶ所村も含めてうまく回っていないという現実がある中で、ただ、今、データセンターであるとか、あるいはAIの活用といった形で、電力需要が今後おそらく爆発的に伸びていくという恐れというと変ですけども、予測もあるわけです。一方で、先般の、洋上風力も非常に強力な電源として認識されていたわけですけれども、これすら非常に難しいという中で、原発の役割というのをどう考えるのかというのをやはり、今、政府としては、原発の活用と舵を切っていますけども、改めて、今後の、そういった需要に対してどう向き合うのかということをしっかりと国民の皆さんにも説明していく必要があると思いますし、原発の依存度を増やすということであれば、今の核燃料サイクルについて、改めてどう考えるのか、ということもしっかりと説明していただく必要があると思っています。
〇新浪氏の報道に伴う広島県の平和行政への影響について
(中国新聞)
中国新聞の河野と申します。2点あるのですけども、まず1点目が新浪剛史さんの件についてお聞きしたいと思います。違法薬物疑惑でサントリーホールディングス会長を辞任して、経済同友会も活動自粛となりました。これまで広島県の平和行政に色々な役割を担って来られたと思うのですけど、これまでどのような役割を担ってきたのかということと、広島平和行政への今後の影響をお聞きしたいと思います。
(答)
特に今年のひろしま国際平和&ビジネスフォーラムで議長を務めていただいて、その企画における同コミッティのメンバーとしても色々な形でご貢献をいただいていたので、今回こういう形でご退任されたというのは、非常に残念に思っています。我々、まだちょっと十分会議の結果を受けて、特にESGPというのをこれから普及していきたいと考えているところですが、そういった面でもご貢献いただけるのではないかと考えていたので、そこは当面は難しい状況でありますから、そういった影響は出てくる可能性はあると思っています。ただ、私は個人的に新浪さんとは結構付き合いは長いのですけれども、非常に物事をしっかりと捉える方なので、今回の件もリスクマネジメントして、少し甘かったというのはご本人の弁ですけれども、違法なことをあの立場としてやるとか、そういうことは全く考えるような人ではないということは私ははっきり信じていますので、早急にやはりこの警察の捜査なりにおいて、その潔白が証明されるということを期待しているところです。
〇安心▷ 誇り▷ 挑戦 ひろしまビジョンの改定について
(中国新聞)
分かりました。あともう1点の安心▷ 誇り▷ 挑戦 ひろしまひろしまビジョンについてお聞きしたいと思うのですけれども、安心▷ 誇り▷ 挑戦 ひろしまひろしまビジョンの改定作業というのを進めてらっしゃったと思うのですけど、湯崎知事がこの11月で退任になるということで、そういう新しい総合計画というのは、基本的に新しい知事が決めるものなのですけども、改定作業を続けるのかどうかということをお聞きしたいです。
(答)
改定作業はもちろん続けます。スケジュール的には2月議会で議決をいただいて、決定するということになるので、11月末の、〔新〕知事が着任して、その最終調整をした上で、議会に諮るということになるかと思います。
(中国新聞)
湯崎県政で総合計画を議論するというのは、基本的には総合計画は新しい知事が決めるべきだと思うのですけども、湯崎県政で決めてそのレールに乗っていくというのは、いわゆる横田〔前〕副知事の当選が前提になっているような感じになっているのですけども、なぜそこで議論を進めるのかが分かりにくいです。
(答)
ですから決めるのは、新知事が決めるということです。ですから新知事が11月の29日から就任するので、決定するのは、新知事が決定をします。なので、そこで新知事が、これまでの議論では不十分だとか、これまでの議論では、ここはちょっと違うとかというのであれば新知事がそこで修正をすればいい話であって、私が決めるわけではありません。今議論されてるのは、総合計画審議会で議論されているので、私が決めているわけでもありませんし、その審議会での議論を踏まえて、ある程度取りまとまったものというものを新知事がご覧になって、最終決定をすると。何ら問題はないと思います。
(中国新聞)
分かりました。
(幹事社:広島テレビ)
それでは最後の質問になりますが、その他ありますでしょうか。ないようでしたらこれで知事定例会見を終わらせていただきます。次回の定例会見は別途お知らせいたします。ありがとうございました。
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