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知事記者会見(令和4年10月25日)

印刷用ページを表示する掲載日2022年10月25日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和4年10月25日(火曜日)

冒頭発言

〔動画〕

(1)新型コロナウイルスの感染状況等について

質問項目

(2)新型コロナウイルスの感染状況等について

発表項目

(3)G7広島サミット第1弾PRポスターの完成について

(4)「Hiroshima FOOD BATON」採択チームの決定について

質問項目

(5)G7広島サミット第1弾PRポスターの完成について

(6)「Hiroshima FOOD BATON」採択チームの決定について

(7)マスクの着用について

(8)誘客促進事業について

(9)円安の本県経済への影響について

(10)学校用PC等に係る入札参加業者に対する公正取引委員会の排除措置命令の発表について

会見録

 (幹事社:TSS)
 幹事社のテレビ新広島です。これから知事定例会見をはじめます。終了時刻は,11時を予定しています。ご協力をお願いします。まず,知事の方から冒頭発言が1件ありますので,よろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスの感染状況等について

 それでは,まず新型コロナウイルスの感染状況等について,ご説明したいと思います。お手元の資料をご覧いただきながらですけれども,まず,〔資料の〕2ページになりますが,8月下旬のピークアウト以降,新規感染者〔数の〕減少傾向が続いていましたけれども,直近の推移を見ますと,高い水準のまま横ばいの傾向となっています。現在,国内外で,オミクロン株BA.5の系統とは異なる変異ウイルスが確認されておりますし,冬にかけて,季節性インフルエンザとの同時流行も懸念されるところでありますので,今後も感染動向を注視していく必要があると考えております。〔資料の〕3ページ目ですが,全国の状況を見ても,赤い〔棒〕グラフ〔が〕,前週比1〔以上〕,つまり〔新規感染者数が前週に比べて〕増加に転じている都道府県の数ですけれども,新規感染者数〔の〕前週比〔を見ると〕,本県〔を〕含めて7割以上の都道府県で〔前週比〕1を上回っておりまして,直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は折れ線〔グラフ〕になります〔が,その数字〕で見ても,再び増加傾向となる可能性があるという状況です。本県でも,今後,感染が再拡大すると,医療機関には大きな負荷がかかって,医療体制がひっ迫する可能性もありますので,あらためて,県民の皆さま一人一人の感染対策への取組をお願いしたいと思っております。マスクについては,国のリーフレットを参考にお示ししていますが,屋内,屋外など,場面に応じた適切な着用をお願いしたいと思います。また,感染の不安があれば,積極的に検査を受けていただきまして,発熱など症状がある場合には速やかに医療機関を受診してください。また,オミクロン株対応ワクチンの追加接種も始まっております。〔資料の〕5ページ目になりますが,これまで,年末年始で新型コロナが流行するパターンがありまして,今後,再度流行する可能性があるということで,このたびオミクロン株対応ワクチンは,前回の接種から3か月以上経過している方が1回のみ接種できるようになりましたので,今後の年末年始の感染拡大や医療のひっ迫を防ぐためにも,12月末までの接種を,ぜひご検討いただければと思います。私からは以上です。

 (幹事社:TSS)
 この件に関して,質問がある社は挙手をお願いします。社名を名乗ってからお願いいたします。なお,手話通訳者の方が通訳しやすいよう,質問は,はっきりとおっしゃっていただきますよう,お願いします。

 (中国新聞)
 中国新聞の平田です。よろしくお願いします。〔新規感染者数の〕減少ペースが鈍化していて,感染水準が高いまま下がりきらないということなのですけど,状況として,〔全国〕旅行支援が始まったりとか,人出,人流が増えているというのが当然あると思うのですが,知事の中で,下がりきらない原因というか,要因としてどんなことが上げられると思われますか。

 (答)
 明確な要因というのはわからないのですけれども,一つはワクチンの接種〔について〕,これは時間が経つと,だんだんとその効果が減衰していくということもありますし,もう一定期間,私もそうですけれども,〔ワクチンを〕3回打ったとしてもかなり時間が経っていますし,2回目の〔ワクチンを打った〕方も,かなり相当〔の〕時間が経っているというようなこと〔でワクチンの効果が減衰していること〕です。それもあると思いますし,活動がやはり活発化して,接触機会も増えていくといったようなことがあり得るかなということで,そういったことに注意が必要かと思っています。

 (中国新聞)
 現段階では,第8波とか,そういった流行には繋がっていないという認識〔でしょうか〕。

 (答)
 現段階では,明確な〔感染〕増加という状況ではないので,横ばいですから,新しい急拡大の波とは認識していません。

 (中国新聞)
 ありがとうございます。

 (幹事社:TSS)
 他に〔関連の質問は〕いかがでしょうか。

 (RCC)
 RCCの寺岡と申します。よろしくお願いします。冒頭発言の中にもあったと思うのですけれども,新たな変異ウイルスの確認という部分なのですけれども,県内の状況としては,今どういうものがあるか,もしわかればお願いします。

 (答)
 〔事務方に向かって〕県内では今,〔新たな変異ウイルスは〕キャッチされていないでしょうか。

 (事務方)
 〔新たな変異ウイルスはなく〕BA.5のみです。

 (答)
 いずれにしても,ゲノム解析を続けて,把握していきたい,監視はしていきたいと思っています。

 (幹事社:TSS)
 他に〔関連の質問は〕いかがでしょうか。〔関連の質問が〕なければ,次に,知事からの発表が2件ありますので,よろしくお願いします。

G7広島サミット第1弾PRポスターの完成について

 1点目ですけれども,G7広島サミット第1弾PRポスターの完成であります。広島サミット県民会議では,市民,県民の皆さまに,G7広島サミット開催について知っていただくためにポスターを作成しております。その第1弾ができましたので,〔ポスターを示して〕こちらにあるとおりでございます。この第1弾のポスターでは,G7広島サミットの開催時期を,市民,県民の皆さまに広く知っていただきますとともに,この〔ポスターの〕中央に,先日作成いたしました県民会議のロゴを大きく掲載して,しっかりと皆さんの目に触れて,覚えていただくというようにデザインしております。なお,ポスターは第3弾まで企画しておりまして,それぞれ段階的に,県民の皆さまにお伝えしたい内容を示していくという予定としています。〔それ〕で,第1弾となる今回は,作成枚数〔は〕1万枚で,配布先は,広島サミット県民会議構成団体,それからサミットを応援いただける企業,団体,県内の小,中,高等学校などを予定しております。11月7日から,関係機関へ随時発送する他,サミットを応援する取組に応募していただくことで,ご活用いただけますので,皆さまの事務所や店舗など,さまざまな場所に,このポスターを貼っていただきまして,サミットを一緒に盛り上げていただきたいと思っております。

「Hiroshima FOOD BATON」採択チームの決定について

 発表項目〔の〕2点目〔は〕,「Hiroshima FOOD BATON〔ひろしまフードバトン〕」の採択事業者決定についてであります。県においては,6月から「Hiroshima FOOD BATON〔ひろしまフードバトン〕」の参加募集を行っておりまして,このたび,3チームを採択いたしましたので,ご紹介いたします。「Hiroshima FOOD BATON〔ひろしまフードバトン〕」ですけれども,生産から販売に係るさまざまな企業と農業経営体が連携して,新たな「食」のビジネスを創発して,農業経営体の「稼ぐ力」を高めるということを目的とした事業であります。採択されたチームには,事業の立ち上げに必要な取組に対して,今年度300万円を上限に支援する他,専門家による伴走支援を行ってまいります。このたび採択されたのは,お手元の資料にあると思うのですが,3チームでございまして,一つ目は,「薬局DE〔で〕野菜」です。こちらは,「美味しく,健康でいたい」層をターゲットに,県内の調剤薬局に野菜の販売棚を設置する他,栄養機能に着目した商品開発など,医療現場など今までにない業界との協業によって,新たな価値を創出するというプロジェクトです。二つ目の「HIROSHIMA HYBRID DESIGN〔ひろしまハイブリッドデザイン〕」ですが,こちらは,市場流通できない廃棄野菜を活用したアップサイクル型の商品など,とれたて,できたての,高品質な冷凍食品をスピーディーに商品化しまして,百貨店や高級スーパーなどで販売するプロジェクトであります。三つ目〔の〕「comorebi commune〔こもれびコミューン〕」ですが,こちらは,都会在住クリエイターを因島に呼び込んで,「クリエイターズコミュニティ」を立ち上げて,耕作放棄地を活用して,今までにない視点での商品開発や魅力を発信するプロジェクトでございます。以上,三つのチームが採択されたということです。これを受けて,10月31日月曜日になりますが,13時30分から,ここ,講堂で,記者の皆さま向けの発表会を行います。当日は,採択された意欲あふれる3チームが,自身の事業計画を詳細に説明していただきます。また,関連する商品の試食やサンプルなどもご用意しますので,ぜひお越しいただければと思います。県では,こういった取組を通じまして,「美味しい」をキーワードにした農林水産業の振興に加えて,「元気」「暮らしやすい」を追求する視点で,新たなビジネスの創出を推進してまいりたいと考えております。発表項目は以上でございます。

 (幹事社:TSS)
 この件に関して,質問がある社はお願いします。

G7広島サミット第1弾PRポスターの完成について

 (HOME)
 広島ホームテレビの岡森と申します。G7サミットのPRポスターについてお伺いしたいのですけれども,このデザインとして,原爆ドームから平和公園を望んだような写真を採用されていますけれども,そういったところの狙いなど,意図などを〔聞かせて〕もらえますでしょうか。

 (答)
 今回,まず先ほど申し上げたように,市民の皆さま,県民の皆さまに,広島でサミットが開催されるということを広く周知するということが目的でありまして,市民,県民の方〔の〕多くは「〔広島で〕サミットがある」ということはご存じだと思うのですが,ポスターを街中で目にすることで,あらためて意識していただけるのではないかと思っております。〔それ〕で,〔今回のPRポスターでは〕時期というのを意識していただきたいので,タイトルと開催日を大きく目立たせたと〔いうところ〕で,〔また〕ロゴの浸透を図るために,中央に〔県民会議のロゴを〕大きく置いているわけですが,1番下の写真については,これは今回,「平和とサミット」というテーマも含めて,広島市の平和ということをイメージできるような写真を使ったということです。

 (HOME)
 ありがとうございました。

 (NHK)
 NHKの石田です。〔G7〕サミットのポスターですけど,第3弾まで予定されていると伺ったのですけど,第2弾,第3弾も,県民会議の方で独自に作成されるのでしょうか。それとも何か公募とか,市民,県民の方からデザインを募ったりとか,そういう第2弾,第3弾に向けての方針とか決まっていましたら,お願いします。

 (答)
 それは,〔事務方に向かって〕どうするかまだ決まっていないですか。第2弾が11月に〔作成することに〕なるので,これはちょっともう,こちらでデザインするということになると思うのですが,2月〔に作成する第3弾〕の方は,まだ何とも言えないというところです。

 (NHK)
 わかりました。もう1点〔質問〕ですが,来週の〔10月〕31日で,サミット開催まで200日になるということなのですけど,あらためて,ちょっと数字的にも,まだ遠いですが少し見えてきたという中で,あらためて意気込みでしたり,今回のポスターもありますが,一言あれば伺えればと思います。

 (答)
 サミットというのは,来年の5月ですけれども,間もなく,あと200日ということで,意外とこう,すぐにやってくるということだと思います。これまで,準備ができるところはしっかりと進めてきておりまして,宿泊の予約だとか,あるいは食事の準備だとか,機運醸成とか,いろんな応援事業をしたいという応募があって,認定も60〔件〕ぐらいしているのですが,やはり,これからそれを,さらに加速していかなければいけないというところで,我々としては,まず,しっかりと,会議が円滑に行われるということをサポートしていくということと,広島の魅力を発信していくということ,それから若者に,ぜひレガシーというのを残していきたいという,そういったことを軸に,引き続き,全力を挙げて,「オール広島」で準備を進めていきたいと考えています。

 (日本経済新聞)
 日経新聞の阿部でございます。よろしくお願いします。今,応援イベントや協賛についての言及がありましたけれども,県内の企業さんからも,かなり,応援,イベント,グッズの認定とか,協賛の認定が相次いでいますが,こういうふうに,徐々に機運とか,企業さんの方で盛り上がってきているのかなと思うのですが,知事としてはどういうふうに捉えていらっしゃいますか。

 (答)
 まさに,今月の21日時点で,先ほど申し上げたように,60件〔の〕応援事業を認定させていただいておりまして,多くの皆さま,事業者さんに関心を持っていただいてるのかなと思います。いろんな応援事業を行っていただくことによって,機運の醸成はもちろんですけれども,それぞれの企業でも,もちろんアピールになると思うのですが,こういったことが,実際の会議の,宿泊であるとか,飲食であるとか,そういったことも含めて,経済効果にも繋がっていくと思いますので,ぜひいろんな形で参画いただきたいと思いますし,これからいろんなイベントも作っていって,若者であるとか,あるいは,さまざまな県民の皆さまから,多くご参加いただけるような形を進めていきたいと考えています。

 (日本経済新聞)
 ありがとうございます。サミットの主要テーマとして,安全保障と言いますか,平和みたいなところも挙げられると思うのですが,こういうふうに協賛とか相次いでいるというのは,広島県の県民さんとか企業の方が,平和とかそういうことに対する意識とか思いが強いということのあらわれと見て良いでしょうか。

 (答)
 もちろん,それはあると思います。この協賛事業そのものが,そのあらわれと言って良いかというのは,それぞれいろいろあると思うのですけれども,ただ,それにかかわらず,やはり「広島」と「平和」ということは,これは非常に強く結びついていると言うか,我々が,ある意味で言うと,何と言いますか,背負っていかなければいけない運命でもあると思いますし,それをポジティブに捉えて,やはりしっかりと平和をつくっていくということに貢献していくということがあると,そういったことは,県内のいろんな団体だとか,そしてもちろん企業の皆さまも,とても強く意識していただいていると思います。

 (日本経済新聞)
 ありがとうございます。

「Hiroshima FOOD BATON」採択チームの決定について

 (日本農業新聞)
 日本農業新聞の西野です。「Hiroshima FOOD BATON〔ひろしまフードバトン〕」についてお聞きしたいのですけれども,今日,採択3チームを発表されましたけれども,あらためて,これからこの新規事業が本格化していくと思うのですけれども,あらためて知事の思いであったり,それぞれの採択チームに期待したいことがあれば,お聞きしたいです。

 (答)
 それぞれ三つのチーム〔から〕ユニークなアイデアを出していただいていると思うのですけれども,農業経営体が,バリューチェーンの中で,いろんなプレーヤーがいる中で,そういった,その〔バリュー〕チェーンの中にいらっしゃる他の事業者と連携して,新しいビジネスを創ったり,あるいはアップサイクルで県内のフードロスを減らしていくという,これは新たなエシカル商品ということで,新しい消費者が今求めているバリュー,そういったものに訴求するようなものだったり,あるいはいろんな人を巻き込んで,地域のコミュニティを活性化していくというような,そういうような取組になっていますので,それが実現していくと,そういう中で,農業経営体の「稼ぐ力」が高まっていくということを期待しているところです。

 (日本農業新聞)
 ありがとうございます。

 (幹事社:TSS)
 他に〔関連の質問は〕いかがでしょうか。

マスクの着用について

 (幹事社:TSS)
 〔関連の質問が〕ないようですので,続いて幹事社質問に移ります。コロナ後,ウィズコロナの生活に向け,国は,屋外では原則マスク不要としています。先ほど,知事の説明にもあったと思うのですが,しかし県内では,屋外でも多くの方がマスクを着けられていて,感染予防というよりは,他人の目を気にされているようにも感じます。そこで,場面に応じたマスクの着用について,知事のお考えを聞かせていただけないでしょうか。

 (答)
 これは,ご承知のとおり,屋外では人との距離が2メートル確保できるような場合であるとか,徒歩,自転車とかで通勤,通学する場合に,人とすれ違うぐらいの状況では,マスク不要だということは,県のSNSであるとか,ホームページを含めて,これまで繰り返しお伝えしてきたところではあります。一方で,マスクの着用というのは,基本的な感染対策としては,引き続き重要であるということは変わらないところです。先ほども,冒頭〔発言〕でも申し上げましたけれども,リスクの高い場面など,必要に応じて,きちっと〔マスクを〕着用していただくということは重要です。例えば,高齢者の方に会う時とか,医療機関にかかる時とか,通勤ラッシュだとか人混みといったリスクの高い場面では,やはりマスクの着用が望ましいということで,県としては,特に注意が必要な場面について,引き続き具体的に周知していきたいと考えています。いずれにしても,大事なことは,感染防止対策というのは,マスクはもちろんなのですが,それだけではなくて,手洗いだとか,換気,それから,いわゆる三密は一つでも避けると〔いうこと〕,そしてワクチン接種といった,いろんな対策を重ねて行うことで,より高い効果が期待できると考えておりますので,引き続き,県民の皆さまには,こういった対策にしっかりと取り組んでいただくようにお願いしたいと考えております。

 (幹事社:TSS)
 この件で,他に質問がある方はいらっしゃいますか。〔質問が〕なければ,一般質問に移ります。他に質問がある社はお願いします。

誘客促進事業について

 (HOME)
 たびたびすみません。ホームテレビの岡森です。全国旅行支援「〔やっぱ広島〕じゃ割」についてお伺いしたいのですけれども,〔10月〕11日から始まった全国旅行支援で,県内の宿泊施設が直接販売するプランの完売が相次いで,県は19日に予算の追加配分を決められていますけれども,今後,大手サイトのプランであったり,またその予算が底をついてしまうようなことがあると思うのですけれども,その際,またさらに追加配分されるのかどうかなど,今後の見通しについてお伺いできますでしょうか。

 (答)
 県全体の予算を使い切った場合には,またあらためて議会にかけてとか,そういったようなことになってくるので,それは今後の検討ということになるかと思いますが,今の予算の枠内の中では,順次,また追加配分もしておりますし,旅行業者についても,既に使い切った事業者などに対しては,追加配分は検討していきたいと考えています。

 (HOME)
 わかりました。

 (幹事社:TSS)
 他に〔質問は〕いかがでしょうか。

円安の本県経済への影響について

 (NHK)
 NHKの石田です。先週に,円安の影響を受けた中小企業への金融支援の相談窓口の設置の話があったと思うのですけど,あらためてちょっと,県内に限らずですけど,円安において,今,企業がかなり苦しんでいる状況と〔いうのがあり,それに対する〕県の施策に関して,狙い〔を〕,ざっくりで構わないのですけど,一言いただければと思います。

 (答)
 〔県内企業への〕ヒアリングによると,これはまだ今取りまとめているところですけれども,多くの企業で,やはり円安によって悪い影響があるとご回答いただいているところです。今後,資金繰りの悪化で倒産が増えるとか,それに伴って地域経済が悪化したり,あるいは雇用が喪失するといったようなことも懸念されるので,金融支援を緊急に提供するということにしたところです。今の金融支援に加えて,相談窓口も設置しておりますので,今回の,新しく追加した金融支援であるとか,あるいは政府系金融機関の資金の活用もできるので,そういったことを紹介したりとかしていきたいと思っています。いずれにしても,こういった急激な為替の影響も含めて,原油価格,それから物価高騰もありますので,〔さらには〕コロナ〔の影響〕もありますので,さまざまな課題に迅速かつ適切に対処していきたいと考えているところです。

 (NHK)
 ありがとうございます。

 (幹事社:TSS)
 他に質問はあるでしょうか。

学校用PC等に係る入札参加業者に対する公正取引委員会の排除措置命令の発表について

 (中国新聞)
 中国新聞の河野と申します。学校のPC談合の件についてお聞きします。県の方も,先週,指名除外という対応をなされました。こういうことに至ったことへの知事の受け止めと,あと,PC周辺機器の業者を指名除外することによる,県の調達への影響,その辺のことをちょっとお聞きできればと思います。

 (答)
 まず,こういった違反行為については大変遺憾だと考えています。〔それ〕で,指名除外を行ったわけでありますけれども,今後,まず,新しい調達の場合には,もちろん,いろいろ工夫しながら,しっかりとしていかなければいけませんし,今,賃貸〔借〕期間中のものについては,学校の方も,教育活動に影響が出てはいけないので,適切に対応していくと聞いていますので,これからそういった対応をそれぞれしていくということになると思います。

 (中国新聞)
 具体的なものは,まだ特にはお聞きしていないということでしょうか。具体的に影響が出るものとかというのは,今のところまだ調査中というか,精査中というか〔そういう状況でしょうか〕。

 (答)
 新しい入札とか〔ですと〕,これは少し,手続きを進めて,どれぐらいの入札があるのかということも含めて見ていかなければいけないと思います。

 (中国新聞)
 わかりました。ありがとうございます。

 (幹事社:TSS)
 他に〔質問は〕よろしいでしょうか。〔質問が〕なければ,これで知事定例会見を終わります。次回の定例会見は,11月1日午後1時30分からを予定しています。ありがとうございました。

ダウンロード

(資料)新型コロナウイルスの感染状況等について (PDFファイル)(533KB)

(資料)G7広島サミット第1弾PRポスターの完成について (PDFファイル)(276KB)

(資料)「Hiroshima FOOD BATON」採択チームの決定について (PDFファイル)(502KB)

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