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知事記者会見(令和4年8月23日)

印刷用ページを表示する掲載日2022年8月23日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和4年8月23日(火曜日)

冒頭発言

〔動画〕

(1)新型コロナウイルスの感染状況等について

質問項目

(2)新型コロナウイルス感染者の全数把握について

(3)新型コロナウイルスの感染状況等について

(4)旧統一教会について

(5)安倍元総理の国葬について

会見録

 (司会)
 お待たせいたしました。それでは,これから知事定例会見を始めます。終了時刻は11時5分を予定しております。ご協力をお願いいたします。まず,知事から,今回,オンライン会見になった理由についてご説明した上で,冒頭発言が1件ございますので,よろしくお願いいたします。

新型コロナウイルスの感染状況等について

 はい,よろしくお願いします。本日は,私が濃厚接触者に該当する可能性があるということで,念のために,リモートとさせていただいております。それでは,本日は,まず,資料をお配りして,お手元にあると思いますけれども,新型コロナの感染状況等について,まずご説明したいと思います。まず,直近の感染状況ですけれども,お盆期間で医療機関が休診となった影響などから,一時〔新規〕感染者数が減っていましたけど,〔資料にある〕この青い棒グラフが実数ですけれども,ちょっとお盆期間中〔新規感染者数が〕減ったりしておりましたが,その影響を受けて,逆にお盆期間終了後,新規の感染者数が跳ね上がって,先週の後半には8,000人台を記録しているところです。〔資料の〕次のページをお願いします。前回お示しした感染者数のシミュレーションを,直近1週間の人口10万人当たりの数で見ますと,お盆の時期に,先ほど申し上げたとおり一時的に〔新規感染者数が〕減少しましたけれども,その反動で〔お盆期間終了後に〕急拡大していまして,現在は少しずつ影響は平準化してきて,県が行ったシミュレーションのうち,8月下旬ピークアウトのシミュレーション,このグラフで言いますとオレンジ色の線グラフになりますけれども,ここに近似してきているという状況です。〔それ〕で,入院患者を見ますと,入院患者数も増加傾向が続いていますけれども,現段階では,このオレンジの,低い方のシミュレーションライン,オレンジの実数の方に近い状況で,〔シミュレーションラインに〕沿って推移しているというところであります。以上のように,感染状況は予断を許さない状況でありますけれども,ご協力いただいております多くの病院や診療所におきましては,依然として厳しい状況が続いておりますので,先日発出いたしました「医療非常事態警報」は継続いたします。また,病床確保のフェーズにつきましては,予定どおり,明日8月24日から,緊急フェーズ2に引き上げまして,入院病床を確保いたします。県民の皆さまには,引き続き,限りある医療資源の適正な利用をお願いいたします。特に,無症状で,陰性確認を目的とした受診は控えるようにお願いいたします。感染の不安がある方は,PCRセンターや登録薬局などを活用していただきたいと思います。また,自宅療養中の方は,それぞれ専用の相談窓口がございますので,ご活用いただければと思います。発熱や咳のみといった軽症の場合には,救急車の利用は控えていただきたいと思います。こういったことについて,ご協力をお願いいたします。また,県では,診療・検査医療機関への受診の集中を緩和するために,「陽性者登録センター」を設置いたします。〔資料の〕概要にございますように,薬事承認を受けた医療用の抗原定性検査キットを用いて,自己検査の結果が陽性と判明された方につきまして,インターネットで申請を受け付けて,その情報を基に,センターの医師が陽性確定診断を行います。これによりまして,陽性となった方は医療機関に受診することなく,迅速に陽性判定ができまして,保健所などによる療養支援を受けることができるということになります。〔それ〕で,対象の方は,県内在住の65歳未満の方,重症化リスクのない方,無症状または症状が軽くて安定している方といたしまして,65歳以上の方や重症化リスクのある方は,これまでどおり医療機関に受診いただくようにお願いいたします。ご注意いただきたいのは,〔資料の〕右上の枠の囲みの中にありますけれども,自己検査に用いる検査キットは,「医療用」または「体外診断用医薬品」とされているものに限ります。量販店で販売されている,いわゆる認可されていない,研究用というようなもの,医療用でないものは対象外となるので,ご注意ください。国におきましても,検査キットのインターネット販売の仕組みが整いつつありまして,今後,自分で検査して陽性となるケースも増えてくると見込まれます。医療機関の外来のひっ迫を抑制しまして,必要な方に必要な医療を届けられるように,症状が軽く安定した方につきましては,陽性者登録センターを積極的にご活用いただきたいと思います。そして,県民の皆さまには,感染リスクを抑えるための対策に継続して取り組んでください。また,なるべく早くワクチンを接種して,基本的な感染防止対策を徹底してください。高齢者や基礎疾患のある方と会う場合や,普段会わない人と過ごす時には,特に注意していただきまして,会食時はマスク会食をしていただくよう,お願いいたします。私からは以上です。

 (司会)
 それでは,この件について質問がある社は,画面のビデオをオンにしてください。司会が指名しますので,指名されましたら,質問される際に,音声をオンにして質問していただければと思います。それでは,質問がございましたらお願いいたします。ご質問いかがでしょうか。ご質問がないようでしたら,幹事社質問に移りたいと思いますが,記者会見室の方もよろしかったでしょうか。

 (事務方)
 はい,こちらも特段〔質問は〕ございません。

 (司会)
 それでは,幹事社質問〔に移りますので,幹事社の〕中国新聞さん,ご準備をお願いいたします。

新型コロナウイルス感染者の全数把握について

 (幹事社:中国新聞)
 中国新聞の永山です。よろしくお願いします。先ほどの会見の内容とも被るのですけれども,新型コロナウイルスの感染者の,全数把握の仕組みを早急に見直すべきだという声が,複数の知事からも上がっていて,今,政府も見直しを検討中ということです。広島県内の,感染者数把握の現場の負担の状況をまず教えてください。それから,全数把握を続けていくべきか否か,湯崎知事の考えも聞かせてください。

 (答)
 まず,感染拡大,今,爆発的に〔感染者が〕増えているという状況〔で〕,非常に高いレベルにあるという状況ですけれども,発生届を作成したり入力するという医療機関であるとか,あるいは,その後,疫学調査,それから健康観察を行う保健所の業務負担というのは,非常に大きい状況にあります。本県では,陽性者に対するSMSの発信によって管理するなど取り組んでおりまして,改善を図ってきたところです。全数把握ということで言われているのですけれども,本来の論点というのは,医療機関や保健所の負担を軽減するものだということだと思います。それであれば,HER-SYS〔ハーシス〕の入力項目,これが特に負担が大きいということがありますので,これを削減するとか,あるいは陽性者への連絡の効率化といったような,まずは現在の仕組みの中で,できることから取り組むべきではないかと思います。一言で全数把握という形でくくられているのですけれども,要するに,患者さんを特定して,その情報を収集するということと,それに伴って,適切な医療提供に繋げていくということをやっているわけですが,その中には,今,情報の把握ということと,適切な対応ということが含まれているわけであって,情報の把握ということで言うと,正確な感染の流行状況の把握であるとか,あるいは重症化リスクの高い方の把握であるとかといったようなことになりますし,適切な対応ということでは,今の重症化リスクが高い方を把握した上で,入院調整をしたり,あるいは健康観察をしたりということがあります。さらには,そこをベースとして,医療費を公費負担するというようなこともあるということがあります。しっかりと感染者を把握するということは,これは同時に,一定期間療養をお願いすると,元々は全者入院だったわけですけれども,それがホテル,それから自宅療養と移ってきていますけれども,一定隔離をしていただくということで,これは感染制御するという意味合いです。そういうことが私は非常に重要ではないかと思いますけれども,定点把握であるとか,一部ハイリスク者のみの報告だと,こういったことができなくなる,特に感染制御が弱くなるというようなことがおそれとしてあると思います。国は,見直しについて速やかに対応すると言っていますけれども,見直しにあたっては,保健所であるとか,あるいは医療機関の負担軽減を図るということを中心に進めていただきながらも,今申し上げたような,適切な医療に繋げるであるとか,あるいは感染制御といったようなこと,こういったことはしっかりできるような検討を行っていただきたいと思っているところです。

 (司会)
 それでは,この件に関しまして,ご質問がある社はビデオをオンにしていただきますよう,お願いいたします。質問〔は〕よろしかったでしょうか。

 (事務方)
 すみません。記者会見室から1件ありますので,よろしくお願いします。

 (RCC)
 すみません。RCCの寺岡と申します。よろしくお願いします。今の件で,確認にはなるのですけれども,知事のお考えとしては,全数把握というのは維持しつつ,その入力項目だったりとか,作業の簡素化をまず着手すべきだというお考えでよろしいのでしょうか。ちょっと確認の意味を含めて〔の質問〕です。

 (答)
 全数把握をやめるとかやめないとかという議論の立て方になっているのがおかしいのだと思うのです。まず,今,負担が一番問題になっているので,その負担軽減をするべきだと思うのです。〔それ〕で,一方で,感染制御を,今,かなりの部分で放棄して良いかというと,それは,そうではないのではないかなということです。それから,やはり重症化リスクのある方はいらっしゃいますので,そういった方はしっかりと把握して適切な医療に繋げていく,そもそも今,やはり死者も増えてきているところで,適切な医療を提供するということも重要なことだと思いますので,そういったことはしっかりと行う必要があると,だから全数把握する,しないということではなくて,そういった,どういった機能を必要としているのかという観点から検討すべきだということだと思っています。

 (RCC)
 ありがとうございます。

 (司会)
 その他,ご質問がある社がございましたら,ビデオにしていただきますよう,お願いいたします。その他,ご質問〔は〕よろしいでしょうか。それでは,一般質問に移ります。他に質問がある社はお願いいたします。それでは,会見室〔から質問を〕お願いいたします。

新型コロナウイルスの感染状況等について

 (中国新聞)
 中国新聞の平田と申します。よろしくお願いします。引き続きコロナの関係なのですけれども,先ほど,12日に見直したシミュレーションとの比較という点で,見解を述べられたと思うのですが,一つ気になる点として,死亡者数の増加が見受けられるなと思っています。第6波のピーク時だった2月には142人ぐらいの方が亡くなられているのですが,直近で8月21日時点で8月中にはもう既に84人ぐらいの方が亡くなられていて,ちょっと死亡率が2月と比べて低いとは言えど,かなりの数〔の死亡者〕が出ているのではないかと思うのですが,まずはこの死亡者数の増加について受け止めを聞かせてください。

 (答)
 やはり,県民の皆さまの命と健康を守る立場として,死亡者数が増加しているという現状は非常に重く受け止めているところです。8月21日までの死亡者数は601人に上るわけですが,そのうち3分の2に当たる399人が,今年の1月以降に死亡されています。これは,オミクロン株が非常に感染力が強いわけですけれども,重症化率だとか死亡率自体はかなり低下してきているのですが,母数になる感染者が増えることによって,死亡者の数が増加していると考えています。また,70代以上の高齢者が死亡者の9割を占めているのです。いわゆるコロナによる呼吸器症状だけではなくて,基礎疾患が悪化して死亡されるというケースも多くなっています。このため県としては,高齢者を感染,それから重症化から守るために,高齢者施設などの従事者に頻回検査を行っておりますし,陽性者が発生した施設に迅速に医療を提供できる往診体制も整備してきたところです。また保健所による健康観察については,今は高齢者など重症化リスクの高い方に重点化しているといったようなことに取り組んでおりまして,引き続きこういった対策を継続していきたいと考えています。加えて,やはり母数の拡大ということが原因となっているわけですので,リスクの高い高齢者などに感染が広がらないように,全体として感染を抑制していくということも,やはり引き続き重要でありまして,県民の皆さまには,あらためてお一人お一人の基本的な感染防止対策の徹底をお願いしたいと考えておりますし,先ほどの全数把握の問題もありましたけれども,感染制御という観点からの把握ということを現時点で放棄するのはいかがなものかなとに考えているところです。

 (中国新聞)
 引き続き,すみません。これ〔死亡者数の増加〕についてですが,2月と8月というのを単純に比べた時に,行動制限を伴った対策というものが,2月はまん延防止〔等重点〕措置だったり,集中対策だったりがあったのですが,これぐらい死亡者数が増えてきているというのを鑑みて,今後,そういう行動制限を伴うような対策というものは,知事の中で念頭に,今あるのでしょうか。

 (答)
 これは従来から申し上げていますけれども,医療との関係において,医療機関がひっ迫して,明日から〔病床を緊急〕フェーズ2に移行するわけですけれども,さらに病床を,こういった形で増やしてもひっ迫して,まさに医療的に,非常に問題になるということになれば,接触機会を減らすというために,行動制限を含む何らかの対策が必要になる場面はあるだろうと考えています。

 (中国新聞)
 それは,今,全国で26県余りが発出しているBA.5の対策強化宣言などというのも含まれているという認識でしょうか。

 (答)
 BA.5の〔対策〕強化宣言は,行動制限というのは含まれているとは考えていませんので,高齢者の外出自粛ということを言うというのもありますけれども,従来のものとは若干違う,非常に柔らかいものでありますので,これだけで,いわゆる,従来のような厳しい行動制限というものとは違うのだろうと考えています。ただ,〔BA.5〕対策強化宣言を,ないしはそれに類するものを発する,これも先般以来申し上げていますけれども,アナウンスメント効果ということもありますので,そういったことを狙って,宣言的なものを出すということはあると考えています。

 (中国新聞)
 可能性としてはなくはないという捉え方だと思いますし,あと今後,県独自の対策を,このままの状況が続いたりとか,さらに厳しい状況になれば,〔県独自の対策を〕打ち出すという考えという理解でよろしいでしょうか。

 (答)
 県独自の対策というのは,どういうものを想定されているのでしょうか。

 (中国新聞)
 今の状況,もしくはもっとさらに厳しい状況になった時に,行動制限を伴う対策,もしくはそれに準じた,今さっきのようなBA.5対策強化宣言などを,県として出す可能性があるということを念頭に,今検討しているという認識でよろしいのでしょうか。

 (答)
 先ほど申し上げたように,行動制限を出すということは,それに伴った何らかの対応というのも必要なのですけれども,現時点では,国はそういうことを準備していないわけなのです。なので,県独自で何らかの行動制限というのは,非常に難しい。ですから,国と議論をする必要があると考えています。

 (中国新聞)
 ありがとうございます。

 (司会)
 その他,質問がございましたらビデオをオンにしていただきますよう,お願いいたします。各社さん,ご質問〔は〕よろしかったでしょうか。記者会見室の方も質問等ないでしょうか。

 (事務方)
 すみません,こちら〔記者会見室〕から1件ありますのでお願いします。

 (司会)
 〔それ〕では,お願いします。

旧統一教会について

 (中国新聞)
 中国新聞の永山です。〔旧〕統一教会の関係についてお伺いします。以前の記者会見でも,湯崎知事自身は,〔旧統一〕教会とは関わりは把握していないというような回答だったと思いますけど,あの時点でも「現時点では」というような言い方でした。その後,おそらく事務所でも調べていると思いますが,寄付をもらったり,逆に〔旧〕統一教会関係のイベントに会費を払って出席したりであるとか,あとは選挙を手伝ってもらったりというようなことが,あったかなかったか,というところをまず確認させてください。

 (答)
 まず,選挙を手伝ってもらったりとか,応援を受けたということはありません。献金だとかパーティー券の購入もないものと認識しています。調べた限りでは〔ないということ〕です。調べた限りというか,ないと〔いうことで〕,もう全く,その後ろの後ろの後ろの方に隠れていたらどうかと言われると,全て把握できるわけではないのですけれども,少なくとも旧統一教会だとか,あるいはその関連団体から,献金とかパーティー券の購入があったということはありません。

 (中国新聞)
 続いてもう一つ〔質問です〕。県の行政体として,〔旧〕統一教会やその関連団体への後援であるとか,あるいはそういった関連団体から県として寄付をもらったというようなことが,事例があるかどうか,もし調べているようでしたら教えてください。

 (答)
 これは非常に,実はご承知のとおり,旧統一協会の関連団体は広範にわたるので,なかなか調査が大変なのですけれども,自治体としての関わり方としては,一般的に言うと,補助金といった公金を支出するということ,あるいは逆に寄付金を受領するというようなこと,それからイベントの後援名義であるとか,あるいは祝電といったようなことが想定されるわけですけれども,先ほど申し上げたように,非常に数が多いので,なかなか調査に時間を要しているところです。現時点においては,旧統一教会と関連があると考えられる団体への補助金,あるいは公金支出,それから寄付金の受領というのは該当がないと認識しています。次に,旧統一教会と関連があると考えられる団体が関与したイベントに後援名義を使用許諾しているという件が,これは本年度1件あるということがわかりました。それから祝電というのはないです。この後援名義等は,文書の保存年限の5年間〔の範囲〕ということで調査しています。ただ,この後援名義の使用許諾をしたイベントは,実際には実施されておりませんで,申請が取り下げられて,県として承諾を取り消しているといった状況になっています。

 (中国新聞)
 その1件について,どのようなイベントだったか,もう少し具体的に教えてください。

 (答)
 このイベントは,いろんなところで出ていると思いますけど,「Peace Road〔ピースロード〕 2022 in Hiroshima〔ひろしま〕」という名称でありまして,世界平和を願いながら県内を自転車で巡るというもので,平和公園で開会式のイベントをやった後で,県内市町の中心地を走行するといったような内容だったと認識しております。

 (司会)
 その他,ご質問がございましたら,ビデオをオンにしていただきますよう,お願いいたします。記者会見室〔から質問が〕ありますでしょうか。お願いいたします。

安倍元総理の国葬について

 (朝日新聞)
 朝日新聞の大久保と申します。よろしくお願いします。安倍総理の国葬の関係でお伺いしたいのですけれども,今,国内でも国葬としたことについての賛否が分かれておりまして,知事として岸田政権が国葬という判断をしたことについて,どのように受け止められているかと,通例でありますと,国葬に,知事は参列の対象者になると思いますけれども,湯崎さんとして招待された場合,国葬に参列するお考えがあるかどうか。加えて,一部の県では既に知事の参列にあたって,公金の支出を差し止めることを求める住民監査請求等も起きている県もあります。参列する場合,県としての公金支出をどう考えるかについてもお願いできますでしょうか。

 (答)
 まず,今回,国というか政府として,安倍元総理が憲政史上最長にわたって,卓越したリーダーシップと実行力で,内外情勢に直面する我が国のために内閣総理大臣の重責を担って,その功績は誠に大きいと,それから国内外,特に海外からの高い評価と哀悼の意が寄せられたということ,こういったことを踏まえて,国葬という形式で葬儀を行うと判断されたと理解しています。これは国として,政府として判断されるということであると思いますので,実施にあたっては,私としては,政府として国民の理解を得る努力をしっかりとしていただきたいと考えているところです。現時点で,都道府県に対して国葬の案内はされていないところでありまして,今後,その案内などを踏まえて検討したいと考えております。それから,公金支出の差し止め監査請求ですけれども,そもそも憲法に違反するかどうかということについてはコメントを差し控えたいと思いますが,やはり政府として,国民の理解を得る努力をしっかりとしていただきたいと考えているところです。

 (朝日新聞)
 ありがとうございます。

 (司会)
 それでは予定の時刻が迫ってまいりましたので,次を最後の質問にしたいと思います。質問がある社はビデオをオンにしていただきますよう,お願いいたします。記者会見室の方も質問はございませんでしょうか。

 (事務方)
 はい。こちらもございません。

 (司会)
 ありがとうございました。それでは,これで知事定例会見を終了します。次回の定例会見は8月30日火曜日10時30分からを予定しています。ありがとうございました。

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(資料)新型コロナウイルスの感染状況等について (PDFファイル)(824KB)

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