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知事記者会見(令和4年3月22日)

印刷用ページを表示する掲載日2022年3月22日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和4年3月22日(火曜日)

冒頭発言

〔動画(1)(2)〕

(1)直近の感染状況と対策について

質問項目

(2)直近の感染状況と対策について

〔動画(3)(4)〕

(3)核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議について

(4)核共有について

〔動画(5)(6)〕

(5)知的障害者施設における入所者への対応について

(6)JR西日本のローカル線見直し方針について

会見録

 (幹事社:NHK)
 幹事社のNHKです。これから知事定例会見をはじめます。終了時刻は,14時00分を予定しています。ご協力をお願いします。まず,知事から冒頭発言が1件ありますので,お願いします。

直近の感染状況と対策について

 まず冒頭に,直近の感染状況と対策について少しご説明させていただきたいと思います。まず新規報告者数の推移ですけれども,3月1日時点でシミュレーションを実施しておりますが,それと比べますと,今は上振れを,〔モニターを示しながら〕このような形でしているという状況です。こういうふうに下がっていくというシミュレーションだったのですが,実際には横ばい,ないしは,やや微増というところであります。感染者の発生は横ばいから微増なのですけれども,入院患者数の実績につきましては,この赤い棒グラフになっていまして,このシミュレーションの青い棒グラフと比べると,下回っていると,基本的に〔下回っている状況〕です。そういった状況で推移しております。3月8日に,現在よりも1段階下の病床フェーズであります,通常フェーズ4の病床数の50パーセントにあたる298床を下回るという状況になっていまして,現在の傾向が継続すれば,一般医療と両立可能な水準を維持できると考えております。感染者数が明確に減少傾向〔にあるわけ〕ではないのですけれども,一方で入院患者数が減少しているということの背景としましては,高齢者における感染が減少傾向にあることがございます。直近の60代以上の感染者が全感染者に占める割合としては,2月上旬の半分程度まで減少しております。こちらの円グラフをご覧いただければと思いますけれども,〔2月上旬には〕60代以上〔の感染者が全感染者に占める割合が〕19.6パーセントだったのが,最近では9.9パーセントとなっています。2月中旬以降,高齢者へのワクチン3回目接種が進んできている,あるいは高齢者施設への対策が進んだことが,高齢層の〔感染の〕減少に繋がっているのではないかと考えております。現在のワクチン3回目の接種率を見ますと,65歳以上で,2回目の接種完了後6か月を経過するといった形で3回目の接種が可能になっている方,これを分母として,その接種率を見ますと,8割を超える,〔モニターを示しながら〕こちらです。84.7パーセントを超える状況であります。まだ〔2回目の接種完了から〕6か月以上経っていない方もいらっしゃいまして,そういった方も含めて65歳以上全体で見た場合でも,77.2パーセントとなっておりますので,かなり上がってきております。全年齢で見た場合も,接種可能な方,〔つまり〕2回目接種から6か月以上経っている方については63.8パーセントということで,これもかなり上がってきております。ワクチン3回目接種のさらなる進展に向けまして,大規模接種会場の開場期間を延長することといたしました。具体的な内容はこちらのとおりでございます。ワクチンの3回目接種の効果につきまして,広島大学との官学連携事業で実施した抗体保有率調査からも重要なデータが得られております。通常,ワクチン2回目接種後には時間の経過とともに抗体価の下降が見られるわけでありますが,3回目の接種を行うことで,抗体価が再び上昇して,しかも,2回目接種後の抗体価よりも高くなるということが確認されております。こちらのとおりです。3回目接種して1週間以上経った場合,2回目接種の1か月後よりも高い抗体価となっているということであります。3回目接種を推進することで,この感染症との戦いを有利に進めていくことができるものと考えております。実際に,3回目接種の進展に伴いまして,高齢者全体の死亡率も低下しているということが示唆されております。また,死亡に限らず,中等症2以上に症状が悪化する確率も下げることが期待されています。特に,中等症2以上でも〔症状悪化率が〕若干下がっていることと,重症以上ですと2回目〔接種〕から3回目〔接種〕というところで〔症状悪化率が〕半分以下になっているということであります。このように,ワクチン接種を推進することで,重症化リスクの高い高齢者への対策が進むものと考えております。これに加えまして,高齢者施設などの従業者検査をさらに強化してまいりたいと考えています。検査回数について,月2回から週1回に拡大しているところでありますけれども,さらにこれを倍にしまして,週2回に拡大いたします。頻繁に検査していただける体制を整備いたします。対象施設につきましても,先日拡大したところでありますけれども,対象となる従事者は約4万人と見込んでおります。これによりまして,検査の回数は,一月当たり32万回となるわけですが,施設へのウイルスの持ち込みを防いで,入所者への感染拡大防止に繋げてまいります。前回の会見の際にもお伝えしたように,今後は,感染対策の徹底とワクチン接種の両輪で進めることが非常に重要であります。これから人の移動も活発になるシーズンであります。若い人も含め,引き続き正しい感染対策の徹底をお願いいたしますとともに,ワクチンについては,県の大規模接種会場をご利用いただくなど積極的な接種をお願いいたします。私からは以上です。

 (幹事社:NHK)
 この件について,質問がある社は挙手をして社名を名乗ってからお願いします。なお,手話通訳者の方が通訳しやすいよう,質問は,はっきりとおっしゃっていただきますよう,お願いします。

 (中国新聞)
 中国新聞社の長久です。よろしくお願いします。資料のページ〔番号〕が書いていない〔のですが〕,現状について,横ばいから微増という表現をされましたけれども,大きく感染者数で見た時に減ってこない要因についてはどのように見ていらっしゃいますでしょうか。

 (答)
 これは,なかなか難しいところではあるのですけれども,これを見ますと,〔感染者の〕中の状況を見ますと,20代から50代は横ばい傾向,その中でも実は20代,30代は少し増えている。〔それ〕で,10代以下が増加しています。〔それ〕で,これは家庭内感染なのですけれども,これも分析するとそういう状況にあるということです。これは,3月6日に,やはり,まん延防止等重点措置が解除されて,夜間,それから昼間の人流が増えているということで,人と人との接触は,やはり増加していると思われます。先ほど申し上げたように,特に10代未満が増えているのですけれども,感染対策が難しい子供を,これは家庭内で感染している,その親も実は感染している〔のですが〕,なぜその人が感染しているかというのは,先ほどもあった人流が増えているということなのかなと思いますが,飲食の場でも若干,感染例が増加しているということもありまして,新規感染者全体としてなかなか減っていないというところかなと考えています。

 (中国新聞)
 わかりました。一方で,病床使用状況というのは改善が続いているということで,病床のフェーズを通常フェーズに戻す,そのタイミングの目途等あれば,お願いします。

 (答)
 今は緊急フェーズ1なのですけれども,このまま減っていけば,いわゆる通常フェーズに戻して,通常フェーズ4ということになりますけれども,〔通常フェーズ4の〕病床使用率50パーセント以下で運用できると〔考えています〕。今それを下回って推移していますので。これがいつなのかということよりも,今,現状そういう状況にあるということなので,これが継続するということを見極めていくということが必要だと思っています。

 (中国新聞)
 わかりました。すみません。もう何点か〔質問が〕あります。高齢者の割合が低下しているというところで,ワクチンの効果のうちの感染を防ぐという,感染予防の効果というのも発揮できているというふうに捉えてよろしいのでしょうか。

 (答)
 それは,ちょっと断言できないというところです。

 (中国新聞)
 わかりました。関連しまして,感染状況が一時に比べて改善しているということで,今停止している,観光キャンペーンの「やっぱ広島じゃ割」,あと飲食のGoToイートの,これらの再開のタイミングについては,今どのように考えていらっしゃいますでしょうか。

 (答)
 今この入院患者数は比較的落ち着いてはいるとは言え,依然として感染状況が高い水準にあると認識しておりまして,県としては感染をしっかりと押さえ込んだ上で本事業を再開したいと考えています。現在は,感染状況を踏まえながら検討しているところですけれども,国の方も,そもそもこれは国の補助金を使ってやっているわけですけれども,国の方も,専門家の意見を確認した上で,4月以降も含めた詳細な制度設計を行うということも言っておりますので,そういった動きも見ながら,再開の時期であるとか,事業期間について検討したいと〔考えています〕。今の制度は一応3月で終わりということになっていますので,もうあまり間もないということも含めて,そういった動きも見ていきたいと考えているところです。

 (幹事社:NHK)
 他に〔関連の質問は〕ありませんでしょうか。

 (RCC)
 RCCの寺岡と申します。ちょっと医療フェーズのところの関連なのですけれども,今県内の感染状況はレベル2だと思うのですが,これを下げる判断というよりも,医療提供体制のフェーズと連動するというような形で考えてよろしいのでしょうか。

 (答)
 このレベルについては,病床〔使用率〕だけ〔で判断するもの〕ではないので,これについては,感染状況なども含めて検討する必要があると考えています。

 (RCC)
 目途的なものというのは,今何か考えられているところがありますか。

 (答)
 今,なかなか先ほどお示ししたように,感染者数自体としては横ばい,ないしは微増というところなので,今何か目途があるというところではありません。これが,ワクチンの進展と,重症化率とか要入院率というか,そういうものの変化で,何か,何と言うのでしょうか,根拠を持って変更できるという状況があれば,それはそれでまた考えていくのではないかと思いますが,今は少なくとも,かなり感染レベルとしては高い状況が続いているので,今すぐに,ちょっと見通しは立たないというところです。

 (RCC)
 すみません。最後に1点〔質問です〕。今の感染状況で,10代未満の感染が増えてきているというところで,3回目のワクチン接種の話もありましたけれども,今,子どもへのワクチン接種も始まってきているところだと思いますが,その点については知事としてどのように考えられていますか。私も子供がいる家庭であるので,なかなか迷うところもあるのですけれども,知事としてはどのようなお考えかというところをお聞かせ願います。

 (答)
 ごめんなさい。ワクチン接種について〔ですか〕。

 (RCC)
 子供へのワクチン接種の効果とか,そういったところについてです。

 (答)
 〔子供への〕ワクチン接種については,それぞれ,やはり基礎疾患があるとかそういった状況も含めて,それぞれの状況で接種の判断をしていただくことが前提ですが,基礎疾患があるとか,重症化リスクが高いお子さんについては,早めに接種をご検討いただきたいと思っています。我々としては,そのために,正しいワクチンについての情報を提供していくことが重要だと思っていますので,それに基づいて保護者の方がワクチン接種を判断していただけるようにしたいと思っています。そのためにも,国に対しては判断に資する情報というのをしっかりと提供してほしいということを申し上げていきたいと思いますし,県においても提供をできるだけ行っていきたいと思っているところです。

 (幹事社:NHK)
 他に〔関連の質問は〕ありませんでしょうか。

 (中国新聞)
 すみません。ちょっと先ほど聞ききれなかった部分で,先ほどワクチン〔接種と感染予防〕の関連が断言できないというお話だったと思うのですけれども,高齢者の感染者が減っていることと,ワクチンの3回目接種が進んでいること,これは,何らか関連は考えられるという理解でよろしいでしょうか。

 (答)
 関連は考えられます。〔考えられるのは,〕もちろんそうなのです。関連は考えられますが,その因果関係があるというところまで明確に言えるものがあるわけではないということです。

 (中国新聞)
 わかりました。

 (幹事社:NHK)
 他に〔関連の質問は〕ありますか。

核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議について

 (幹事社:NHK)
 〔それ〕では,続いて幹事社質問に入らせていただきます。NPTについてお伺いします。NPT核拡散防止条約の再検討会議についてですが,新型コロナの影響で延期が繰り返されてきました。今月に入って,今年8月1日から26日まで国連本部で開催することが決まったとの発表がありましたが,以前から参加の意思を示されてきた湯崎知事が,あらためて参加の意思があるかどうか,その辺について伺わせてください。また,プーチン大統領が核戦力を念頭に,抑止力を特別警戒態勢に引き上げるよう命じるなど,国際社会で緊張感が高まる中,NPT再検討会議が果たす役割についてどのように考えているのかも,あわせて伺わせてください。

 (答)
 ご承知のとおり,NPT運用検討会議は,2020年4月に当初予定されていて,それが2年間にわたって延期されているわけですけれども,これは新型コロナの感染拡大ということもあってやむを得ないことだとは思いますけれども,核兵器廃絶への思いを1日でも早く会議を通じて世界に届けたいという被爆者の皆さまの思いを考えますと非常に残念なことであります。そうなのですが,やはり踏み込んだ議論が必要だということで,そのためには対面で会議を行うことが必要だということで,今回,8月の開催ということになったものと理解しています。本県としても,このことは歓迎した上で,国連を始めとする関係者の皆さまの努力に敬意を表したいと思いますけれども,このNPT運用検討会議を,まさに対面で行うということは,各国の核政策を担うリーダーであるとか政策担当者が一堂に会する場でありまして,核兵器廃絶の目標の合意に向けた機運を醸成していくための貴重な機会と捉えています。そういったことを踏まえると,やはり,可能であれば,県としてぜひ参加して,ひろしまイニシアティブの発信を含めて取り組んでいきたいと考えています。一方で,コロナの影響で,渡航制限であるとか,あるいは今回,元々年初に予定されていた時には,参加者の数の制限もあったわけなので,そういうさまざまな制約で,参加ができない状況も想定されますので,引き続き情報収集を行った上で,参加の可否というのは見極めていきたいと考えています。ロシアのウクライナ侵攻との関係で言いますと,これはまさに,軍事侵攻によって,国際社会というのは大きな危機に直面していると思っております。特に,ロシア大統領であるとか外務大臣の核に関する言動というのが,我々としては許容できないような内容で発されているわけでありまして,世界中の人々に大きな不安であるとか恐怖を引き起こしていると思っています。そういう意味で,核兵器廃絶に向けて,かつてないほど厳しい事態になっていると思っています。この度の侵攻を契機に,核兵器の存在そのものが,やはり大きな脅威であるということが現実として突き付けられていると感じていますので,こういった状況下にあるからこそ,NPT運用〔検討〕会議において,各国政府は合意文書の採択,もちろん中身としては,核軍縮に向けて大きく前進するような,そういう内容で合意できるように,一致協力して取り組んでいただきたいと思っています。

 (幹事社:NHK)
 ありがとうございます。この件について,質問がある社はお願いします。〔質問がないようですので〕すみません。幹事社のNHKです。この〔会議の〕期間は8月6日とも重なる可能性がありますが,その辺で参加の可否に影響することはあるのでしょうか。

 (答)
 もちろん,8月6日には広島にいなければなりませんので,日程的な制約というのはあろうかと思っています。

 (幹事社:NHK)
 ありがとうございます。〔関連の質問は〕よろしいでしょうか。〔それ〕では,一般質問に移ります。他に質問がある社はお願いします。

核共有について

 (共同通信)
 共同通信の平等です。よろしくお願いします。ロシアの軍事侵攻に関連して,自民党内,その他一部の野党では,核共有というふうな議論も出始めてしばらく経ちます。岸田さんは,「政府では議論しません。ただ,自民〔党〕の中での議論は容認します」というような考えですが,まずこの核共有の議論について,知事はどのように捉えていらっしゃるでしょうか。

 (答)
 まず,前提としては,核共有というのは,非核三原則と相容れないものでありまして,これは非核三原則というのは我が国の国是でありますから,容認できないものだと,まず考えています。〔こういう議論が出てくる〕背景には,いろんな安全保障に関する国民の不安の高まりであるとか,これを機に,元々核保有について議論したいと〔いう方が〕,これを機に問題提起しているのではないかと思いますけれども,そもそもまず非核三原則というのは,人類史上初の原子爆弾の惨禍を経験した広島として,また日本としても,絶対に守るべきであるものだと思っておりますし,よくリアリスト対理想論というか,現実主義と理想主義みたいな形で言われますけれども,これ私〔は〕従来から言っているように,現実的に物事を見たときに,核兵器の使用ということは,現実として,それがどうなるかという結果も現実として,我々はわかっているわけです。広島と長崎を見て。〔それ〕で,核抑止というのは,これは観念のものでしかないわけです。現実にはないのです。観念上,成り立っているということでしかないので,〔それ〕で,今回のプーチン大統領の言動にも表れているように,ないしは我々が切迫して感じるように,本当に核兵器国のすべてのリーダーが今後,何世代になるのかわかりませんけれども,今後,永遠に核兵器国のリーダーというのが本当に〔核兵器を〕使わないという保証があるのか。これはロシアのような強権国だけだと思われるかもしれませんけれども,それ以外のところでもおそれがあるのではないかということは,むしろ明確ではないかと思うのです。その現実を考えると,リアリストとして言うと,これは〔核を〕廃絶しない限り使われる可能性というのが消すことができない。つまり,抑止論というのはあくまで観念的なものなので,それはいくらでも現実,物理的に核兵器が存在しているわけですから,現実としてです。それが使われないという保証はないので,そこを使われないということを保証するのは,やはり廃絶しかないと思います。そういう意味で,その現実をしっかり見て,核兵器の問題というのに取り組まなければいけないと思いますし,それについては粘り強く訴えていきたいと思っています。

知的障害者施設における入所者への対応について

 (共同通信)
 承知しました。すみません,もう1点,ちょっと別件になって恐縮なのですが,2月の下旬に報道で広島県を含む4県の公的な,公立の知的障害者施設の方で入所者の一部を,ほぼ終日外側から施錠した部屋で閉じ込めているというような対応が確認されたというふうな記事が配信されました。公的な施設ということもあるので,まず県として,この受け止めというのを伺いたく思うのですが,いかがでしょうか。

 (答)
 ちょっとなかなか報道というか,〔報道に対してお答えするのが〕難しいと思うのですけれども,そこにある背景というか,〔背景〕というのがあって,それはご家族だとか,あるいはご本人も含めた背景というものがあって,これが必ずしもいわゆる虐待に当たるものではないと認識しています。なかなか,そうは言っても長時間に渡る,部屋で鍵かけということがあるのも事実で,これは非常に何と言いますか,難しい問題だと思っています。

 (共同通信)
 県として,具体的に対応とか指導とかということは考えていらっしゃるのでしょうか。

 (答)
 指導というのは,それは前提として,それをやるべきでないという前提ですよね。ですから,ただこれはちょっと個別の事情を何と言いますか,皆さんにどこまで我々が開示できるのかという問題もあるので,ちょっと今,はっきりしたことを申し上げるのが非常に難しいですけれども,ちょっとそれを確認しないと〔いけません〕。どこまで言えるのかとか,どこまで言えないのかというのが,やはり個人に関わる問題でもあるので,ちょっと言いにくいのですけれども,施設側としては,さまざまなことを配慮した上で対応しているということで,我々としては,その施設が一方的に何かやるべきでないことをやっているとは受け取っていないということです。できるだけ,そういった状況を少なくするということは望ましいことなのだろうと思いますが,それについては施設側も認識しているので,また,そういった努力もされているので,何と言いますか,我々が指導という状況ではないということです。

 (共同通信)
 わかりました。

JR西日本のローカル線見直し方針について

 (毎日新聞)
 毎日新聞の池田です。JRのローカル線の見直しの動きについて伺います。JR西日本は,4月に鉄道の区間ごとの収支を初めて公表するという方針を示しています。〔それ〕で,対象は利用状況が落ち込む区間で,JR側はローカル線の見直し議論を進めたい狙いがあるのではないかとみられています。公表の対象になっている芸備線についても,既に県も入って利用促進の検討会議が進んでいます。3日には,湯崎知事も国交省の有識者会議に出席されているので,ちょっとそことも重なってしまうのですが,あらためてローカル線の見直しを進めようとするJRの一連の動きと,その知事の受け止めと,あと今後JRに求めていきたいことを伺えればと思います。お願いします。

 (答)
 これはJRに求めていきたいということよりは,我々〔は〕JRに求めていきたいことについては,やはり廃線だとか,そういったことについては,慎重に取り進めていただきたいということがまずあるわけですけれども,今般の全体の問題について言えば,JRというのは株式会社で株主に対する責任があると,〔それ〕で,なおかつ,今のコロナの状況であるとか,あるいは長期的な鉄道輸送の収益ということを考えた時に厳しい状況であると,〔それ〕で,株主に対する責任ということを考えた場合に赤字を減らしていく,ないしは,もっと言うと黒字を増やしていくということは一つの責任としてあるということは,これは十分に理解できることなのです。他方で交通というのは,非常に公共性の高いものでもあって,その一企業,特に都会でたくさん競合する路線があるとか,そういうところは別かもしれませんけれども,そうではないところで,収益だけで路線の存廃について判断していくというのも,それは適切なのかということが問題提起として大いにあるものだと思います。そういう中では,そのJRの判断はもちろんそうですけれども,国としても日本の中で公共交通の体系,特に鉄道についてどう考えるのかということをしっかりと考えなければいけないと思うのです。〔それ〕で,ですから,いやいやいやJRが民間企業でそれはもう何と言いますか,それはもう〔路線を〕維持したいのだったら,地方公共団体がただ考えてください,サポートしてくださいというのでは済まない問題ではないかなと思いますし,いやいやこの鉄道がもうからないから後はバスに転換すれば良いんですというふうに単純に済む問題ではないのだと思うのです。鉄道は非常に大きな資産が必要なものでもあるわけなので,一度なくすと簡単に復活することが難しいということも含めて,そこは国全体の議論ということも含めた対応が必要なのだろうと思いますし,そういう意味ではJRのあり方自体,そもそもJRを民営化した時に赤字路線も含めて,〔赤字路線も〕ひっくるめて収益を確保していくということが前提になっているので,じゃあ赤字が増えたから,〔赤字の〕路線は廃止しますということではないのだと思うのです。永遠に,ずっともうJR全体として,それぞれの会社全体として,もうずっと,とてもじゃないですけど黒字化の見込みが立ちませんということであれば別かもしれませんけれども,そういう部分も含めて,これは関係するところがみんなで今後どうあるべきかとか,あるいはそのために必要な対策は何だろうかと〔いうことを〕しっかりと議論する必要があると思っています。

 (幹事社:NHK)
 〔終了の〕時間も近づいてきましたので,これで最後の質問としたいと思います。よろしいでしょうか。〔それ〕では,これで知事定例会見を終わります。次回の定例会見は3月29日火曜日の10時30分からを予定しています。ありがとうございました。

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(資料)直近の感染状況と対策について (PDFファイル)(1.58MB)

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