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知事記者会見(令和4年1月18日)

印刷用ページを表示する掲載日2022年1月18日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和4年1月18日(火曜日)

発表項目

〔動画(1)(2)〕

(1)ワクチン大規模接種会場の設置について

質問項目

(2)ワクチン大規模接種会場の設置について

〔動画(3)(4)〕

(3)医療提供体制について

(4)新型コロナウイルスの感染状況等について

〔動画(5)(6)(7)(8)〕

(5)「核兵器のない世界に向けた国際賢人会議」について

(6)JR西日本のローカル線見直し方針について

(7)現FMP開発事業用地の利活用に係る公募結果について

(8)G7サミットの広島誘致について

会見録

 (幹事社:朝日新聞)
 幹事社の朝日新聞です。これから知事定例会見をはじめます。終了時刻は,11時00分を予定しています。ご協力をお願いします。まず,知事から発表が1件ありますので,お願いします。

ワクチン大規模接種会場の設置について

 発表項目〔が〕1件ございます。ワクチン大規模接種会場の設置についてでございます。県内での感染の急拡大や,国における高齢者等の追加接種の前倒し方針などを踏まえまして,県のワクチン大規模接種会場の開始時期が決まりましたので,お知らせしたいと思います。まず,設置場所ですが,広島市の天満屋八丁堀ビル,それから福山市の県立ふくやま産業交流館,いわゆるビッグ・ローズでございます。期間は,広島会場が1月28日から4月16日まで,福山会場が2月4日から4月16日までであります。設置期間内の接種回数は,広島会場で28,210回,福山会場で20,090回を見込んでおります。対象者は,追加接種用の接種券をお持ちの方で,2回目接種の完了から7か月以上経過した高齢者の方,2回目接種の完了から6か月以上経過した医療従事者,高齢者施設従事者などの方,それから2回目接種の完了から8か月以上経過した18歳以上の方であります。各市町におきましても,対象となる方に対して,順次,接種券送付を急いでおりますので,まだお手元にないという方は,もう少しお待ちいただければと思います。この他,各会場におきまして,ワクチン未接種者の方などを対象としました,1回〔目〕,2回目用の接種用の予約枠も設定いたします。より接種していただきやすくするため,1,2回目接種用の枠の一部は,予約なしでも受け付けますので,未接種の方は,この機会に接種をご検討ください。接種の予約は,ウェブ又は電話により,1月21日から順次受け付ける予定としております。この会場で接種しますのはモデルナ〔社〕製のワクチンでありますが,それ以外のワクチンを1回目,2回目で接種した方も,今回の大規模接種会場で追加接種を行うことができます。これは交互接種となるわけですけれども,交互接種におきましても,抗体価が十分上昇するとされておりまして,また3回目の接種後の副反応も,安全性の面で許容されると報告されております。オミクロン株によるブレイクスルー感染も認められていますけれども,重症化予防の効果はあると言われておりますので,ぜひ,交互接種もご検討いただければと思います。県では引き続き,希望する県民の皆さまが,1日も早く,一人でも多くワクチン接種を受けられるように,市町と協力して接種事業に取り組んでまいりたいと考えております。私からは以上です。

 (幹事社:朝日新聞)
 この件について,質問がある社は挙手をして社名を名乗ってから質問をお願いします。なお,手話通訳者の方が通訳しやすいよう,質問は,はっきりとおっしゃっていただきますようお願いします。

 (NHK)
 すみません。NHKの重田と申します。県内で感染拡大する中,こういった大規模接種会場の前倒しをすることの狙いについて,あらためてお伺いしてよろしいでしょうか。

 (答)
 これまで,市町で接種体制を整備していなかったモデルナ〔社〕製のワクチンの配分が増加しているところでありまして,全市町でモデルナ〔社製〕のワクチンの接種体制を整備する必要があるというところであります。〔それ〕で,現在,市町で接種体制〔の〕準備をしているところなのですけれども,特に,やはり人口,接種対象者が多い広島市と福山市においては,特に体制の整備に苦慮されていると伺っていまして,県の大規模接種会場の設置の要望があったということで,今回接種を加速していくためにも,大規模会場を設置するというところであります。

 (NHK)
 ちょっと似たような質問になるのかもしれないのですが,大規模接種会場を設置することによって,どのような効果を期待されていますか。

 (答)
 今回,それぞれ2万件ぐらいの予約枠を,接種枠を設けるのですけれども,それによって少しでも〔ワクチン接種が〕早く進んでいくということを期待しています。

 (NHK)
 最後に,この〔大規模接種〕会場の設置をめぐって,県民に呼びかけることがあったらお願いします。

 (答)
 今,オミクロン株が感染拡大しているところですけれども,3回目の〔ワクチン〕接種をすることによって,引き続き重症化予防の効果をしっかりと発揮して,社会全体,それからご自身の健康を守っていくということになりますので,ぜひ積極的に接種の検討をお願いしたいと思います。

 (NHK)
 ありがとうございました。

 (HTV)
 広島テレビの越磨と申します。今回,モデルナ社製のワクチンを使用されるということなのですけれども,1回目や2回目と接種量自体に違いはあるのでしょうか。

 (答)
 モデルナ〔社製ワクチン〕の接種量ですか。

 (HTV)
 はい。

 (答)
 これは確か,〔事務方に向かって〕半分の量になるのですか。

 (事務方)
 半分です。

 (答)
 1〔回目や〕2回目の半分の量になるということです。

 (HTV)
 ありがとうございます。

医療提供体制について

 (幹事社:朝日新聞)
 続いて幹事社質問に入ります。県内の医療従事者の感染者数と,感染及び濃厚接触による欠勤者数について教えてください。また,それにより,手術の延期や,救急外来を停止するなど,医療提供体制に影響が出ているかについて教えてください。

 (答)
 これまで,複数の医療機関でクラスターが発生しておりまして,医療従事者が感染する,あるいは濃厚接触者となるということで欠勤となるケースも出ていると聞いております。そういった医療機関のうち,救急外来を一時停止しているというところもあると聞いていますけれども,地域の医療機関が輪番体制で協力して,全体としての影響は最小限に抑えられていると聞いているところです。コロナ患者の入院受入病院については,現在,把握しているところで,医療従事者の欠勤者数というのは,先週末時点になりますけれども,〔先週末というのは〕14日時点になりますが,医師が16名,看護師が115名,その他の医療従事者が65名,合計で言いますと196名となっておりますけれども,患者の受入れに支障が出ているという報告は受けておりません。ただ,入院者というのは,感染者の増加から遅れて増えてくるということもありますので,動向を注視していきたいと考えております。一方で,軽症とか無症状の方が増えているところでありまして,これについては,医師会などとも協力して,感染者の重症化を予防するために,早期に診療あるいは薬剤の処方を行っていくということと,自宅療養中に症状が悪化した場合に,地域の医療機関であるとか,県のオンライン診療センターから迅速に医療提供する体制を整えたところでありまして,引き続き,総体として適切な医療提供に努めていきたいと考えているところです。

 (幹事社:朝日新聞)
 ありがとうございます。この件について質問がある社はお願いします。〔質問がないようですので〕それでは,関連で,その他に質問がある社はお願いします。すみません,ここから一般質問に移ります。

新型コロナウイルスの感染状況等について

 (RCC)
 RCCの末川と申します。まん延防止等重点措置の件についてなのですけれども,1都10県でも,政府は〔まん延防止等重点措置の〕追加の適用の方針を決めていると思うのですけれども,広島の〔適用〕期間はあと2週間ほどだと思うのですが,今の感染状況で,〔まん延防止等重点措置の〕延長の可能性について教えてください。

 (答)
 現時点で,まだ延長するとか,あるいはしないとかという判断ができる状況ではないので,まだそこは何とも言えないというところであります。

 (RCC)
 あらためてなのですけれども,緊急事態宣言を要請する判断基準というのはいかがでしょうか。

 (答)
 これは,いろんなことを総合的に判断するわけですけれども,一つは病床使用率50パーセントというのがありますし,あとは感染経路不明割合であるとか,感染が増加傾向なのか,減少傾向なのかというようなこともありますし,あるいは今エッセンシャルワーカーへの影響というのも出ていますので,そういった状況がどうなっているかとか,そういうことを総合的に判断することになると思っています。

 (RCC)
 特にここ1週間ですと,1日当たりの新規感染者数が千人前後と,かなり多くなっていると思うのですけれども,もうその対象というか,〔まん延防止等重点措置の〕適用期間を終えずに緊急事態宣言〔を要請する〕という〔ことを〕今すぐ判断するわけではないということですか。

 (答)
 今すぐ判断するわけではありません。今のところ,大体2日で〔新規感染者数が〕1.3倍になるというシミュレーションにほぼ沿った形で推移していまして,そろそろピークアウトするかしないかというようなところに差しかかっているというところです。今日の〔新規感染者の〕発表数は比較的落ちると思うのですけれども,これは医療機関が日曜日〔は〕閉まっているということもあって,かなり減少するということになると思います。ただ,〔医療機関が閉まっているとか〕そういう影響があるので,必ずしも〔感染者が〕減っていると見られるわけではないというところで,今後,本当にピークアウトするのかどうなのかということを見極めていく必要があると思います。病床使用率は,今45パーセントぐらいですから,ここでピークアウトすれば,50パーセントは行ってもそれほど大きく超えない可能性が高いですし,このまま〔感染者数が〕伸びると50パーセントを超えていくというようなことにもなっていくだろうなというところで,まだ今後の動向について判断できる状況ではないというところです。

 (RCC)
 ありがとうございます。

 (中国新聞)
 中国新聞の長久と申します。よろしくお願いします。関連して,まん延防止等重点措置についてお願いします。広島県に適用されて9日が経っていますが,人の削減なども含めて,効果についてはどう見ていらっしゃいますか。

 (答)
 いわゆる人出,人流については,まず夜の人出,これがかなり,これまでの経験だと感染者数と非常に相関が強いのですけれども,これは我々が常に目標にしています,広島市中心部で5,000人というレベル,これはこれまでの緊急事態宣言でのレベルですけれども,そこまで今〔夜の人出が〕落ち込んでいるといった状況です。昼間の人流も比較的大きく減っているというところでして,これはやはり,まん延防止〔等重点措置〕の効果と,それからかなり感染者が増えたということで,県民の皆さまの警戒感が強くなっているというところだと思います。そういう意味では,人流抑制という観点から直接的な効果は観察されるというところです。飲食を中心とした感染が非常に多かったのですけれども,これについては,まだ何と言いますか,まだ〔まん延防止等重点措置の適用が〕始まってまだ9日しか経っていないというところで,どれぐらい変化したのかというのはちょっとまだわかりませんけれども,少なくとも人流については減っていると,夜の人流も減っているということは,そういった飲食での感染もおそらく減っているだろうと想定しています。

 (中国新聞)
 前回の会見で,シミュレーションの中で17日を新規感染者のピークと置かれましたけれども,これはその後変わっていないかというか,この辺はいかがでしょうか。

 (答)
 その見方は変わっていないのですけれども,ただ先ほど申し上げたように,これがたまたま,昨日〔が〕17日ですけれども,月曜日〔や〕火曜日〔の新規感染者数〕というのは〔日曜日の検査結果を反映しており,日曜日は〕診療機関が開いているところが減るので検査〔数〕が減るというところがあって〔月曜日や火曜日の新規感染者数が減少するため〕,それで直接的に,ちょっとまだ計れないというところです。ですから,水曜日とか木曜日の〔新規感染者の〕数字をちょっと注視していく必要があると考えています。

 (中国新聞)
 考え方として,先ほどピークアウトするかしないかに差しかかっているという表現もありましたが,一方で首都圏や関西圏でかなり感染が増えているという状況の変化もあると思いますが,その辺りの影響というのはどう見ていらっしゃいますか。

 (答)
 これについては,今後注視していかなければいけないと思っています。広島で〔感染者が〕減り始めても,また新たに関西圏,首都圏との往来で新たな感染が入ってくるというおそれがありまして,これについては,我々〔が〕以前から何度もご説明させていただいている,人流の,人の流入指標というのがあって,東京〔や〕大阪の感染状況と,そこからの人流の状況を指標化したものがありますけど,それは今,広島の感染拡大に影響を与えるというレベルを超えて推移しているので,それは東京〔や〕大阪の感染状況がやはり悪くなっているので,ですから広島で,〔東京や大阪から広島への〕流入人数は減っているのですけれども,感染状況が悪くなっているので,その指標としては高くなっているというところで,今後,特に〔広島での感染者数が〕減り始めるというような状況が見えてきた場合に,この東京〔や〕大阪との往来というのは非常に注意する必要が出てくるとは思っています。

 (中国新聞)
 最後にもう1点〔お願いします〕。まん延防止等重点措置の開始時に,その終了時期について,ピークアウトしてから病床50パーセントを下回るまでという一定の目安を示されましたが,この考え方は今も維持していらっしゃるのでしょうか。

 (答)
 基本的にはそうです。

 (中国新聞)
 わかりました。ありがとうございます。

 (朝日新聞)
 すみません,朝日新聞です。現在,感染が拡大する中で,PCR検査を受ける方が急増していて,それで以前よりも予約が取りにくかったりとか,あとは臨時スポットでの〔検体〕提出日がかなり先になったりとか,そういった体制が切迫しているような状況なのではないかと思うのですが,今後の検査体制について,県としての対応と,検査について県民に呼びかけることがあれば教えてください。

 (答)
 PCRセンター,いわゆるその場で取って,その場で検体採取するというところについて言うと,非常にやはり予約が増えていまして,そういう意味で,何日か先まで予約が埋まっているといったような状況が生まれています。最大〔で〕,一番混んでいるのが観音の〔PCR〕センターなのですけれども,5日先ぐらいまでいっぱいになっているというような状況があります。これについては,検査会場の増設を今準備しているところです。〔それ〕で,PCRの臨時スポット,〔キットの〕配布をするところですけれども,これについては,医療機関の検査にちょっと優先的に回していたというのもあって,この〔臨時スポットにおける検体〕回収日の指定をしていたのですけれども,今は概ねそれを解消している状況にあるかなと考えています。ただ,広島駅と流川〔の臨時スポット〕については,非常に〔キットの〕配布数が多くて,これについては回収する時の,人がワッと集まってくるというのもあって,この混乱を避けるために,回収日を指定させていただいているという状況です。いずれも,検体回収から翌々日には結果を概ね通知できていると思うのですが,抗原検査も,PCRセンターあるいは薬局でも対応できていますので,そういったことをご利用いただくということも,ご検討いただきたいと思っています。いずれにしても,検査数のキャパ〔シティ〕については,今まだ一定の余裕があるという状況で,〔それ〕で,窓口がちょっと詰まっているので,そこの窓口の増加を基本的には検討しているというところです。

「核兵器のない世界に向けた国際賢人会議」について

 (朝日新聞)
 すみません,追加で朝日新聞から質問させてください。1問だけ〔です〕。昨日,岸田首相が施政方針演説の中で国際賢人会議の創設と,あと,今年中の広島での初会合を表明しました。これについての知事の受け止めを教えてください。

 (答)
 岸田総理が被爆地広島選出の議員として,核兵器廃絶を「ライフワークである」というのは繰り返しおっしゃっているところだと思います。これまでも外務大臣を務められていた時に,賢人会議というのを設定,設置されて議論されてこられましたし,またオバマ大統領〔当時〕の広島訪問も実現にご尽力されてきたということがあると思っております。昨日の演説の中で,本年中を目標に広島で〔国際賢人会議を〕開催したいと述べられているわけですけれども,これ〔は〕岸田総理のまさにライフワークとしての,この強い思いを表されたのかなと思っていまして,もちろん地元の知事としては大いに歓迎したいと思っています。〔それ〕で,実際にどういったメンバーの方が,この賢人会議に入られるかというのはわかりませんけれども,これまでの岸田総理の著書などにもあるような,かなりトップレベルの方々,今回のご発言の中にもちょっと触れられていたと思いますが,そういった方がメンバーになって広島で被爆の実相について認識を深めていくということは,核軍縮に向けた進展に大きな推進力になる,なりうると思っております。県としては,今後,外務省は詳細を詰めていくと聞いていますけれども,できるだけ協力していきたいと思っております。岸田総理には,やはり唯一の被爆国である日本の代表,〔それ〕で広島から選出の総理として,この被爆者の長年の核兵器廃絶に対する思いというのを肌身に感じておられると思いますし,それを受け止めた施策展開というのをこれまでも努力してこられたということだと思いますので,その被爆者の願いに思いを寄せて,1日も早い核兵器廃絶の実現に向けて具体的なプロセスが進むようにリーダーシップを発揮していただきたいと思っているところです。

 (幹事社:朝日新聞)
 他に質問はございますでしょうか。

 (中国新聞)
 中国新聞の河野と申します。関連で岸田総理が国際賢人会議というのを,方針を打ち出しましたけれども,知事はこれまで,外務省は賢人会議という会議体とかを進めてきましたけれども,核兵器廃絶〔への動き〕というのが日本政府〔で〕なかなか進んでいない。世界で進んでいないということに,いろいろご発言されてきました。その今の現状の,外務省の賢人会議の議論で進んでいないことの現状と,これから新たにどういったことを期待したいかというところをちょっとお願いしたい〔です〕。

 (答)
 日本政府は,これまで特に核兵器禁止条約などについて,不参加というか,そういう意向を示しておられるわけですけれども,その代わり,核兵器国と非核兵器国のこの溝を埋めていくと,そういう努力をしていくと言われているわけです。〔それ〕で,岸田総理もそういったことをご発言されているわけですけれども,具体的にやはり核兵器の削減と最終的には廃絶に結びついていくということが非常に重要なので,よく違うアプローチというふうに言われていますけれども,その違うアプローチをされるのであれば,それが実効的に核兵器廃絶に結びついていくような,そういった取組になるように進めていただきたいと思いますし,そうなることを期待しています。

JR西日本のローカル線見直し方針について

 (中国新聞)
 すみません。ちょっと別の質問で,JR西日本のローカル線の更新についてお聞きします。JR西日本の社長が,輸送密度が1日平均乗客数で2,000人以下のローカル線を目安に,路線見直し,不採算路線の見直しという方針を示しました。広島も呉線三原〔から〕広とか,多くの路線が対象になると思います。このことへの受け止めとか,考えをお聞きしたいと思います。

 (答)
 正直申し上げまして,2,000人〔を目安にする〕ということであれば,相当な路線なり区間を廃止するという,そういうことになってくるので,そういったことを表明されたのかということは,非常に驚きというか,それで良いのかという思いを強くするところであります。また,そういった路線の沿線の皆さんにとっても非常に驚きではないかと思います。ちょっと極端なご発言ではないかなと思っています。鉄道というのは,広域ネットワークで繋がっているということがやはり重要なことなので,2,000人に至らないところをブツブツ切っていったら一体どうなるんですかということだと思いますし,そういったことが必ずしも適切ではないのではないかなと思います。今,芸備線の利用促進について,関係の県市で,JR西日本と利用促進に取り組んでいるところでありますので,引き続き多くの方に利用していただけるような取組を進めていきたいと考えているところです。

 (中国新聞)
 JRは民間企業であり,コロナ禍での巨額赤字を踏まえると,ローカル線廃止はやむを得ないと同調する意見もあるということなのですけれども,その辺りはどのようにお考えでしょうか。

 (答)
 これまでの国鉄時代の赤字体質というものを脱却していくということと,それから国の財政の改善に資するということでJRの株の売却なども行ってきたと思いますけれども,それが本当にこの日本全体にとって良いことなのかということを見直さざるを得ないような,そういった状況になっているのではないかと〔思います〕。これはいわゆる新しい資本主義ということにも関わってくることで,西日本の場合には,関西圏だとか広島都市圏だとか,一定収益が上がるところもあるのだと思いますけれども,新幹線も含めてです。例えば,北海道だとか四国だとか,九州だとかです。これ〔に〕同じ基準を当てはめて,いや民間企業ですから,どんどん〔路線を〕廃止して良いんですということになったら,日本からかなりの部分の鉄道が失われるということになるのではないかと思うのです。それで良いのかということを,これはしっかりと国において,国会においても議論すべき大きな問題ではないかと思います。

 (中国新聞)
 細かいんですけれども,JRとの協議で上下分離方式とか減損補助などの財政支援を求めてこられた時とかの県の支援とかどのように考えていくのか〔どうでしょうか〕。

 (答)
 その地域の交通を,全て地域が面倒〔を〕見ていくということになるのか,それとも,もっと国全体として考えていく問題なのか,我々はそういったことに対して財政支出をするような,財政上の計算になっていないわけです。それは,つまりどういうことかと言うと,標準,基準財政の大きさを計算する上で,その地域公共交通をかなり大規模に維持していくということは〔県の財政上の〕対象になっていないので,そういったことも含めて検討していく必要があるのではないかということだと思います。

現FMP開発事業用地の利活用に係る公募結果について

 (中国新聞)
 あと,1個だけすみません。先日,発表があった広島マリーナホップの件についてお聞きします。市民の関心が結構高くて,驚きの声,戸惑いの声が出ています。あらためて,マリーナホップから,車の体験型施設にするということになった背景,理由とか,あとはここの〔新しい〕施設に期待することなどをお聞きしたい〔と思います〕。

 (答)
 背景とか,理由と言うか,これについては,そもそもの事業期間というのがあって,〔それ〕で,これは何年だったか,2024年か〔202〕5年かちょっと今,手元に〔資料が〕ないのであれですけれども,〔それが事業期間〕になっていて,〔それ〕で,これについては,早めにその次をどうするかということを考えていかないと今の事業者も困るし,次に行うという事業者も困ると〔いうことがあります〕。いずれにしても,継続するにしても継続しないにしてもです。だから,今の事業者が継続するにしても,その契約期間〔終了後〕に新しい事業者になるにしても,早くそれをどうするかということを決めないと困るという,そういうことがありまして,〔それ〕で,ですから契約期間終了の今3年か4年前だと思うのですけれども,〔早め〕に新しい募集を行ったということです。それが背景なわけですけれども,それで今回,その契約期間後に,どういった提案があるかということで募集したわけでありまして,〔それ〕で,これについていくつか応募がありまして,その〔応募内容について〕有識者〔等により〕審査〔を行う選定〕委員会を設置して,審査していただいた結果,今回の事業予定者が選択されたということです。今回選ばれた事業者のご提案というのは,アジア圏随一のモビリティ・エンターテイメントの聖地というのを作っていくということで,かなり大規模な投資も行って,さまざまな楽しみ,車ということだけではなくて,いろんなVR体験だとか,あるいはグランピングとかバーベキューができるような施設だとか,そういったこともご提案されていて,そういう中で,国内外から多くの観光客を呼び込んだりとか,MaaSだとか次世代モビリティの実証実験をやるとか,そういったことがあるので,本県の観光であるとか,DXの推進といったようなことにも合致していると認識しておりまして,公募する時に,にぎわい創出を通じた広島県経済の活性化ということを大きな目標にしているのですけれども,そこに大きく貢献していただけるのではないかと期待しているところです。

 (幹事社:朝日新聞)
 時間になりましたので,次を最後の質問にしたいと思います。

G7サミットの広島誘致について

 (HTV)
 広島テレビの越磨です。G7サミットの件でお伺いさせてください。先日,福岡県知事や〔福岡〕市長が政府にホテルの件でアピールされるなど動かれていましたが,その辺りをどのように受け止めていらっしゃるでしょうかというのと,今月26日に協議会を設置されるなど,広島で動きがあればお願いします。

 (答)
 官民一体となって誘致活動を行うというために,今月中に県と市と経済団体で構成します「2023年G7サミット広島誘致推進協議会」というのを設立したいなと思っていまして,具体的な日程とかについては,また決定次第発表したいと思っているところですけれども,いずれにしても,そこでまた〔2023年G7サミット広島誘致推進〕協議会から国に対する要望書という形で,働きかけをしていきたいと思っているところです。

 (幹事社:朝日新聞)
 それでは,これで知事定例会見を終わります。次回の定例会見は,1月25日火曜日の10時30分からを予定しています。ありがとうございました。

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(資料)ワクチン大規模接種会場の設置について (PDFファイル)(187KB)

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