記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。
会見日:令和3年8月31日(火曜日)
(1)「Yahoo!防災速報」アプリにおける「マイ・タイムライン」機能の実装について
(2)「ひろしま さとやま未来博2021」の開催について
(3)「みんなのDX研修」について
(4)緊急事態宣言について
(5)ワクチン接種について
(6)護国神社の例大祭への出席について
(7)自民党総裁選について
(8)全国知事会会長選挙について
(幹事社:毎日新聞)
幹事社の毎日新聞です。これから知事定例会見をはじめます。終了時刻は,11時00分を予定しています。ご協力をお願いします。まず,知事から発表が3件ありますので,お願いします。
私から,今日,3点発表項目〔が〕ございます。1点目〔は〕「Yahoo!防災速報」アプリにおけます「マイ・タイムライン」機能の実装についてでございます。ヤフー株式会社のスマートフォンアプリであります「Yahoo!防災速報」に「防災タイムライン」が実装されて,昨日,8月30日から全国同時に運用開始されました。これは,DXを推進する広島県として,企画段階から全面的に協力させていただいたものでありまして,いわゆる「マイ・タイムライン」をデジタル化したものの一例でございます。県とヤフー株式会社は,平成30年3月に「災害に係る情報発信等に関する協定」を締結いたしまして,スマートフォンアプリ「Yahoo!防災速報」の機能強化を中心に,さまざまな取組で連携してまいりました。今回の取組はその連携の成果の一つでございます。新しい機能の開発にあたりましては,協定に基づく県とヤフー株式会社との継続的なパートナーシップを背景に,県の「平成30年7月豪雨災害に関する県民の避難行動の調査・分析」等で得ました知見を活用するなど,企画段階から全面的に協力してまいりました。主な機能としては,お住まいの地域の,土砂災害や浸水についての想定危険度を確認することができたり,災害の危険性が高まった場合には,あらかじめ設定したタイミングで防災行動の開始を呼びかけるプッシュ通知が届くなど,役立つ機能が満載となっております。県民の皆さまには,ぜひこの「防災タイムライン」を作成・活用いただきまして,適切な避難行動に繋げていただきたいと思います。県では,県民の皆さま,お一人お一人が,災害から命を守るための適切な行動に繋げられるよう,こういったデジタル技術の活用や災害情報の迅速・的確な発信に努めてまいります。
次に,「ひろしま さとやま未来博2021」の開催についてでございます。里山・里海に想いを持ち,地域に変化を生み出そうとする人の輪を大きくしていくことを目的に「ひろしま さとやま未来博2021」を開催いたします。開催期間は,9月5日から12月19日までの約3か月間半となります。会期中は,既に県内各地で活躍するメンターの皆さんに学びながら,仲間と一緒に作り上げていく体験プログラムや,中山間地域に関係するテーマで語り合うワールド・カフェなど,工夫を凝らしたさまざまなコンテンツを用意しております。「さとやま未来博」は,平成29年に開催いたしまして,プロジェクトをきっかけに約73万人の来場者増加に繋がりました。また,参画いただいた方のうち,158人の方に,地域づくりに関わる人材のプラットフォームであります「ひろしま里山・チーム500」に登録いただくなど,未来に繋がる活動の大きなうねりを創り出してきたところであります。今回は,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,ZoomであるとかYouTubeなどのオンラインを活用して実施いたします。オンラインで実施することにより,これまで現地まで行くことが難しかった方にもご参加いただけますし,動画はどなたでも,また時間にとらわれず,いつでも閲覧していただくことが可能となります。さらに,オンラインでも,中山間地域の魅力に触れて,その価値を感じていただけるプログラムになっていますので,ぜひ多くの皆さまにご参加いただきたいと考えております。今回の未来博によりまして,地域内外の多くの方々に,中山間地域の未来を考えていただくきっかけとなり,地域の魅力や豊かさを将来にわたって大切に引き継ぐ活動の広がりに繋げてまいりたいと考えております。
次に,「みんなのDX研修」についてでございます。県では,デジタル技術やデータを活用して,全ての県民が個々のニーズに合った最適なライフスタイルを実現できるよう,デジタルトランスフォーメーション,いわゆるDXの取組を推進しております。DXに対する正しい理解と実践意識を醸成するため,DXの基礎を学ぶ研修を9月から開催いたします。この研修は,県内の企業,団体,官公庁にお勤めの方であれば誰でも無料で受講できます。あらゆる業種や世代の方に受講していただきたいという思いを込めまして,「みんなのDX研修」と名付けました。オンラインのライブ講義で,1回あたり定員30人〔の研修です〕。これを50回実施いたしまして,最大1,500人の受講を予定しております。こうした大規模なDXの研修を,自治体が開催するということは前例がないと思っていまして,全国初の取組だろうと考えております。この研修では,「DXとは何か」から始まって,「データの利活用方法」などを学ぶことができるようになっております。デジタル技術について詳しくないという方でも理解しやすいような工夫をしております。さらに,DXの取組が県民の皆さまにどういったメリットを生むのか,そして,すぐにどう実践できるのかという具体的なノウハウについてもお伝えしてまいります。申し込みは,明日,9月1日から受付を開始いたします。この取組によりまして,多くの方にDXに対する正しい理解を深めていただきまして,全県的なDXが加速していくことを期待しております。私からは以上でございます。
(幹事社:毎日新聞)
この件について,質問がある社は挙手をして社名を名乗ってからお願いします。なお,手話通訳者の方が通訳しやすいよう,質問は,はっきりとおっしゃっていただきますようお願いします。いかがでしょうか。〔質問は〕よろしいですか。
(幹事社:毎日新聞)
〔質問がないようですので,〕続いて幹事社質問に入ります。新型コロナウイルスについて大きく2点お伺いします。新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受けて,県では,8月20日から八つの徹底した感染対策を県民に求めていました。その効果について,どのように受け止めていらっしゃるかをお伺いしたいと思います。そしてもう一つ,〔8月〕24日の会見で,このまま感染拡大が続いた場合に,早ければ26日にも宿泊療養施設の確保室数を超える可能性があるというご発言がございました。現時点でのひっ迫状況と今後の対応についてお伺いできればと思います。よろしくお願いします。
(答)
8月29日までの10日間,八つのお願い,特に大きく3点〔ですが〕,同居のご家族以外と食事をしないといったことであるとか,あるいは体調に異変がある場合に家族全員で検査を受けていただくとか,それからとにかく外出を半減するためのいろんな取組をしてくださいというお願いをしてきたところでありますが,なかなか,定量的にどれくらいやっていただいたかというのを確認することは難しいのですが,例えば検査について見ますと,PCR検査の状況を見ると,呼びかけ前〔の〕8月19日の木曜日は3,941件だったのですが,8月26日の木曜日を見ますと5,603件に増加していたり,日曜日で言うと,8月29日が最終日ですけれども,呼びかけ前の8月15日は2,400件〔だったの〕が,8月29日には4,560件になっていまして,増加していると〔いう状況です〕。それから人出〔の状況〕を見ますと,コロナ前の令和2年1月下旬が基準になりますけれども,呼びかけ前の8月19日〔の〕木曜日は29.3パーセント減だったのが,26日〔の〕木曜日は32.6パーセント減と,若干減少幅が拡大していると〔いう状況です〕。日曜日でも, 15日の日曜日は45.5パーセント減だったのですが,29日は49.0パーセント減で,いずれも半減は達成できなかったのですが,一定の減少がやはり見られたというところであります。一方で,感染者数は,8月18日に300人を超えてから,高止まりの状況ということになっていまして,〔それ〕で,これは,8月20日からお願いしてきた八つの徹底した感染対策について,少しずつ効果があらわれてはいるのだろうと思っておりますが,はっきりとした効果というの〔があらわれるに〕は,もう数日必要なのかなと思っております。この〔八つの〕対策〔をお願いする〕期間は終わりましたけれども,8月27日からは緊急事態宣言が適用されるような厳しい感染状況が続いているということです。引き続き,人と人との接触機会の削減が,感染拡大を抑えていく上では非常に重要であるということを意識していただきまして,外出の半減などに一緒に取り組んでいただきたいと思っています。〔それ〕で,宿泊療養施設の状況ですけれども,先週末に,東部地域の1施設が稼働しまして,これは一旦休止していたものが再稼働したのですが,8月30日時点で見ますと,稼働室数が1,748〔室〕,利用率は58.7パーセントとなっていまして,入所者〔は〕1,026人です。現時点では,確保室数を超える状況にはなっていないというところです。しかしながら,感染者は依然,多数発生していますし,今,皆さまにご協力いただいたおかげで,感染の伸びを止めるということで八つのお願いをしましたけれども,伸びは何とか止まっているところですが,今後,また再度〔感染〕拡大するといったことになると,入所ができなくなる可能性も引き続きありますので,宿泊療養施設の確保を現在も進めているというところです。具体的には,西部地域には2施設で合計約430室になりますけれども,それから東部地域では2施設,これは230室くらいになります。これ〔らの施設〕が9月上旬から中旬に稼働できるように調整を行っているところでありまして,これで〔約〕2,400室の確保〔ができる〕ということになります。引き続き,3,000室を目標に,感染状況を見ながら,宿泊療養施設の確保に努めていきたいと考えているところです。
(幹事社:毎日新聞)
この件について,質問がある社はお願いします。
(HTV)
広島テレビの門脇です。〔緊急事態〕宣言の対象期間が9月12日までということで,〔期間の終了まで〕2週間を切っています。感染拡大を抑えるために,ある程度の日数がかかると思いますけれども,現段階で12日以降の延長などについて知事のご意見はいかがでしょうか。
(答)
〔緊急事態宣言の適用を〕解除するかどうか,これは国が最終的に決めることですけれども,一つの目安である,新規感染者数〔が〕人口10万人当たり25人というのが目安になっています。ここまで到達するかどうかというのを考えると,解除は正直なかなか難しい状況だと思っています。と言うのも,9月12日に人口10万人当たり〔新規感染者数〕25人まで下がっていくためには,前週比を,この期間平均で0.53〔というペース〕で減っていかなければいけないということで,これは新規感染者が毎週半減していくというペースになります。〔それ〕で,その結果,9月12日時点で新規感染者数が1日70人程度に下がるということになりまして,これで,1日〔の新規感染者数が〕平均100人,1週間〔の新規感染者数が〕700人,〔人口10万人当たり新規感染者数が〕25人という数字になってきます。これまで,平均0.53というスピードで〔新規感染者数が〕下がったことがないです。最も早い,前回の時〔は〕かなり早く下がりましたが,その時でも〔前週比〕0.6が最高だったので,ちょっと〔前週比〕0.53で下がるというのは,現状難しいのかな〔と考えています〕。と言うのも,やはり人流が大きくかかわってきますけれども,宣言が適用された後を見ても人出があまり減っていないといったような現状もあります。そういう状況で急速に感染が減少していくというのは,なかなか期待するのが難しいのかなという状況になっています。
(HTV)
現段階での予測という形にはなるのですけれども,感染者の割合が〔人口〕10万人当たり25人を下がる見込みというのは,どういったことを県としては予測していますか。
(答)
ごめんなさい,質問の意味が分かりません。
(HTV)
〔人口〕10万人当たりの新規感染者〔数〕が25人の基準を下回るのは,いつ頃と予測されていますか。
(答)
日数ですか。
(HTV)
はい。
(答)
現時点では予測は難しいです。まだ感染者が下落傾向になっていると言いにくいので,そのピークがいつで,下がり始めてから,どれくらいのペースで下がっていくのかということが,ちょっと今,予測がしにくい状況になっています。もっと言うと,繰り返し申し上げているように,人出の状況というのが,緊急事態宣言になって少し減ってはいますけれども,先程ご紹介したように〔です〕。ただ,前回の人出の状況と比べると,前回というのはゴールデンウイーク前後の感染拡大期における人出の状況〔ですが,それ〕と比べると,やはりまだ,十分下がっていないというのもあるので,前回と同じようなスピードで下がるのも,なかなか期待しにくいですし,デルタ株の影響もあるので,ちょっと今見通しが非常に難しくなっているというところです。
(HTV)
ありがとうございます。
(幹事社:毎日新聞)
その他〔質問は〕いかがでしょうか。
(中国新聞)
中国新聞の中川です。明日から本格的に学校の再開ということも,9月1日から始まると思うのですけれども,生徒の感染も依然として相次いで確認されていますが,現状の知事の認識と,先程のお話では,なかなか感染者も下がってこないということで,9月12日以降も部活動の休止などが続くというような認識でよろしいでしょうか。
(答)
今,12日以降の対策については,まだ今発表する段階ではないので,ちょっと申し上げられませんけれども,現状を見ると非常に厳しい状況にあるということは変わらないということです。
(幹事社:毎日新聞)
その他〔の質問〕はいかがですか。
(HTV)
すみません。広島テレビの門脇です。緊急事態宣言の要請内容を発表された際に,大規模施設への要請内容を,今後さらなる要請内容を検討しているということでしたけれども,5月の〔緊急事態〕宣言の時は,10,000平方メートルを超える商業施設に土日の休業を要請するなどされましたが,その辺の何か新しい取組については,何かありますでしょうか。要請内容として〔何かありますでしょうか〕。
(答)
今,入場者の管理だとか入場制限等もやっていただいていまして,その状況の評価をしているところです。
(HTV)
現段階では,見極めているという状況〔でしょうか〕。
(答)
今,検討中というところです。
(幹事社:毎日新聞)
その他〔の質問は〕いかがですか。すみません,私からも1点質問させてください。25日〔の〕緊急事態宣言の適用の時の会見で,〔感染の〕ピークを迎えているかどうかもわからないというご発言があったのですけれども,今は知事の感染状況の認識としては,伸びは止まったというようなご発言でしたので,今ピークは迎えたという認識でよろしいでしょうか。
(答)
いえ,それはまだわかりません。伸びは止まったことは間違いないのですが,このまま下がっていくという傾向が確定したとまでも言えないので,再度〔感染〕拡大するかもしれませんし,繰り返しになりますけれども,その裏にある人出の状況を見ると,感染拡大地域からの流入というのは引き続き高いレベルで推移しています。それから県内の人出の状況も,飲食の休業等が始まっているにもかかわらず,夜も前回よりも若干高いのです。〔それ〕で,昼間〔の人出〕は全然減っていないと言うと言いすぎですけれども,かなり乖離がある。減ってはきましたけれども,前回のボトムと比べるとまだ乖離があるという状況なので,それでなおかつデルタ〔株〕が8割近い状況になっているという中で,これで〔感染状況が〕下がっていくと今は言える状況にはまだないと思っています。
(幹事社:毎日新聞)
わかりました。ありがとうございます。幹事社質問に関してはよろしいですか。〔それ〕では,一般質問に移ります。質問がある社はお願いします。
(RCC)
RCCの小林です。先日,異物が混入したモデルナワクチンと同じ工程で製造されたワクチンを接種した後に死亡した二人のうち一人が,広島県内に住む男性だったということがわかったのですけれども,このことについて,知事の受け止めを伺いたいと思います。
(答)
まず,お亡くなりになられた方については,心からお悔やみを申し上げたいと思います。我々も事実は聞いているのですが,国に対して報告した上で,因果関係等については,国の審議会において評価を行っていくということになりますので,我々としては早急に,この因果関係の評価を行っていただきたいと思っているところです。
(RCC)
今回のモデルナワクチンの事態を受けて,全国的にも接種を見合わせるような自治体があったり,さまざまな対応があるわけなのですけれども,このことについて県内,広島県としては,どういった対応を今後求めていかれるのか,あるいは呼びかけられるのか,そのあたり,いかがでしょうか。
(答)
やはり,まず大事なことは,この異物の関係がどうなっているのか,今,いろんなところで発見されているという事態になっていますので。広島県では,そういった異物は確認されているわけではないのですけれども,やはりこれは,国民の皆さまが安心して〔ワクチンを〕受けていただけるように,早急に因果関係を〔評価していただきたいと思っています〕。そもそも,異物と言われるものが,どういうものなのかということを明確にして,それが影響するのか,しないのか。それから今回の事案についても,どう関係があるのか,その内容について,早く公表していただきたいと思っています。
(幹事社:毎日新聞)
この件に関して〔他に質問は〕いかがですか。
(中国新聞)
中国新聞の岡田です。今の〔質問〕に関連して,ワクチンをこれから接種する人の中には,なかなか,受けて良いのかどうか不安に思う人もいると思うのですけれども,県としては,基本的にワクチンを希望する人は,ぜひ受けてほしい,接種してほしいという姿勢に変わりはないのでしょうか。
(答)
安全性については,我々は,なかなか判断できる立場にないので,国の方が評価していると思いますけれども,現在のところ接種を,全ての,例えばモデルナ〔社製ワクチン〕について,接種を中断してほしいということでもありませんし,いずれにしても,そういった指示がないということで,強い因果関係が疑われるとか,異物について非常に何か危険があるとか,ないしは〔そういったことが〕確定しなくても,そういった恐れがあるとか,そういったことがない限りは国の推奨に従って接種を進めるということになると思います。
(幹事社:毎日新聞)
この件に関して〔他に質問は〕いかがでしょうか。〔この件に関して質問が〕なければ,他のご質問も含めて,いかがでしょうか。
(共同通信)
共同通信の平等です。話は変わるのですが,昨日から報道がありまして,全国の戦没者をまつる護国神社に関するものなのですが,各道府県の対応について報道がありまして,広島県〔は〕過去5年間に地元の護国神社の例大祭に職員の方が公務で出席して宗教的な行為にあたる玉串奉奠というのを行っています。報道では,これと同様に公務出席をしているのは,靖国神社のある東京を除いて,46道府県中広島県など7県のみという状況です。これらの行為が社会的儀礼の範囲とは言い難く,政教分離の原則に反するのではないかと指摘する憲法学者もいます。知事の認識を教えていただけますでしょうか。
(答)
いろんなご意見があるというのは承知していますけれども,これは依頼としては,神社から来ているのではなくて,何と言いますか,慰霊祭の実行委員会のような形で来ているのではないかと認識しているのですけれども,玉串奉奠ということ自体は,宗教的な,外形的なことを含んでいますけれども,例えば,いろんな工事を行うとか,建設工事を行うとか,そういう際の地鎮祭のようなものもあったりして,そういうところで,私も玉串を納めるといったことはございます。これが,だから,純粋〔な〕宗教的行為なのか,それともむしろ社会儀礼的な行為なのか,そこが我々としては,現時点では,純粋〔な〕宗教的な行為と言うよりは,かなり社会儀礼的なものであるのではないかと考えているところです。
(共同通信)
先ほどおっしゃったところなのですけれども,実行委員会の方から依頼があって出席されているということ〔なのでしょうか〕。
(答)
確かそうだったと思うのですけれども,ちょっと,急なご質問なので,ちょっと事実関係を確認していませんけれども,そういった内容だったと思います。
(共同通信)
わかりました。直近では10月に,護国神社では秋の例大祭が予定されていますが,そこにも職員の方が参加され再び玉串を納められるという予定が今のところは〔あるのでしょうか〕。
(答)
いつですか。
(共同通信)
10月に,護国神社で例大祭がある予定のようなのですが,そこにも参加というか,変わりなく〔職員が出席される〕ということでしょうか。
(答)
今,招待の状況など把握していないので,ちょっとわかりません。
(共同通信)
わかりました。ありがとうございます。
(中国新聞)
中国新聞の岡田です。岸田文雄前政調会長が,自民党総裁選に立候補を表明されましたけれど,今回の再挑戦,立候補をどう受け止めておられるか〔をお聞かせいただけますでしょうか〕。
(答)
岸田衆議院議員は,与党の総裁選候補者として総理になられる可能性があるという状況だと思っていまして,そういう意味において,私も,地元広島から総理が出るというのは大いに期待したいところでありますし,岸田先生を応援したいと思っています。
(中国新聞)
今回,特に,地方創生とか地域活性化の観点から,総裁選に立候補される岸田さんにはどのような期待をされますでしょうか。
(答)
これは以前から岸田先生とやり取りしたりする中で,今の格差社会であるとか,そういったことに非常に,何と言いますか,注力する必要があるという,そういうご主張で,東京一極集中であるとか,そういった側面も,日本国内でのバランスのある発展という観点から,是正が必要があるというような認識でいますので,あとはデジタル田園都市構想ということも打ち出したいというふうにおっしゃっていますけれども,デジタルを活用して,まさにこの密から新しい,我々の言葉で言えば「適散・適集」というような,そういうところの方向を目指しておられると認識していますので,それを強力に推進していただくことを期待しているところです。
(中国新聞)
知事は自民党員ではないと認識していますが,今回の総裁選では,例えば知事仲間に呼びかけるとか,そういった具体的な応援はどう考えていらっしゃいますか。
(答)
自民党員ではありませんので,そういった何か具体的な,まずこれは自民党の中の話ですから,私が他県に何か働きかけるということはないのだろうと思っていますけれども,ただ私としては,岸田総裁誕生を応援しているということでご理解いただきたいと思っているところです。
(中国新聞)
もう1点,昨日,鳥取県の平井知事が全国知事会の会長に就任されましたが,同じ中国地方から立たれて,湯崎知事が代表推薦人にもなられた経緯があるので,推薦人になられた経緯と平井知事,新会長に期待することを教えていただけますか。
(答)
平井知事は非常に普段から親しく連携させていただいている知事仲間の一人ですし,中国地方で,非常に,一緒にさまざまなことに取り組ませていただいている知事であります。この1年〔を〕見ても,コロナ対策において,非常に重要な,知事会の役割があったと思いますけれども,それを果たす上で取りまとめなどにも非常に苦心されて,汗をかいて,そして実際に飯泉会長を補佐しながら,いろんなことを実現して来られたと思っていますので,そういう意味で,何人かの知事で推薦のコアを作っていった時に,〔平井知事と同じ〕中国地方〔の〕知事ということもあるので,私が代表推薦人とならせていただいて,そして,多くの知事の皆さまのご賛同もいただいたというところであります。
(中国新聞)
新会長への期待は〔いかがでしょうか〕。
(答)
今申し上げたように,今,コロナ禍という中で,非常に困難な局面に直面していますから,まずは国と連携しながら,我々〔が〕現場の中で感じることというのは多々あって,平井知事ともよくやり取りしていますけれども,認識〔が〕共通するところも多々ありますので,そういった我々〔の〕現場からの声をしっかりと届けて,コロナ対策をしっかりと進めていくということがまずあると思います。それから,やはりそうは言っても,ポストコロナというところもしっかりと準備していかなければいけないということもあるので,ポストコロナにおける我々の経済と,それから社会的にもいろいろ痛んでいるところがありますから,経済,それから社会をどう回復させる,これがかなりの速度〔で〕,ピョーンと跳ねるような感じで回復させていかなければいけないと思うので,そういったことの取りまとめ,それを地方からの声として取りまとめて,我々自身が実行していく部分というのもたくさんあると思うので,それを知事会としても実行していく。〔それ〕で,国に申し上げることは申し上げて提言,提案していくと,そういったことを大いに期待したいと思っています。
(幹事社:毎日新聞)
すみません。終了時刻が過ぎておりますので,他になければ終了したいと思いますが,よろしいでしょうか。すみませんが,本日は終わらせていただきます。次回の〔定例〕会見は,9月7日火曜日の10時30分からを予定しています。ありがとうございました。
(資料)「Yahoo!防災速報」アプリにおける「マイ・タイムライン」機能の実装について (PDFファイル)(282KB)
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