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知事記者会見(令和3年8月3日)

印刷用ページを表示する掲載日2021年8月3日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和3年8月3日(火曜日)

発表項目

〔動画(1)(2)(3)〕

(1)「健康経営の推進に向けた実証試験」について

質問項目

(2)「健康経営の推進に向けた実証試験」について

(3)オフィス誘致の状況と促進策について

〔動画(4)(5)〕

(4)ワクチン接種について

(5)早期集中対策について

〔動画(6)(7)(8)(9)〕

(6)黒い雨訴訟について

(7)早期集中対策について

(8)黒い雨訴訟について

(9)早期集中対策について

会見録

 (幹事社:日刊工業新聞)
 幹事社の日刊工業新聞です。これから知事定例会見をはじめます。終了時刻は,11時05分を予定しています。ご協力お願いいたします。まず,知事からの発表が1件ありますので,よろしくお願いいたします。

「健康経営の推進に向けた実証試験」について

 私から,今日〔の〕発表項目〔が〕1件ございます。「健康経営の推進に向けた実証試験」についてです。県では,DXの取組の一環といたしまして,健康診断のデータを活用して,健康寿命の延伸に向けて若い時期からの適切な生活習慣の定着を目指す「健康経営の推進に向けた実証試験」を本年度から開始いたします。この実証試験におきましては,AIを用いて将来の生活習慣病の発症リスクを「見える化」し,働き盛り世代の従業員の健康づくりに繋がる実効性ある取組を検証いたします。「健康経営」に取り組む企業と連携いたしまして,働き盛り世代の従業員の健康づくりを後押しするこうした実証試験は,都道府県レベルでは全国初めての取組となります。従業員の健康管理を経営的な視点で考えて,実践する「健康経営」の注目度は年々高まっているところです。また,新型コロナウイルス感染症の影響もありまして,従業員の「健康」をいかに守るかが,企業活動におきまして,ますます重要な視点となっています。現在,この実証試験に協力いただける県内企業を募集しておりまして,参加は無料でありますので,「健康経営」への取組として,ぜひ実証試験にご参加いただければと思っております。人生100年時代を迎える中で,若い時期から適切な生活習慣を身に付けて,心身ともに健康な状態を維持していくということは,県民一人ひとりにとって,また,企業にとっても,重要性が高まっているところであります。このため,県では,こうした取組を通じて,県民一人ひとりが生涯にわたり健康で高いQOLを,〔つまり〕クオリティ・オブ・ライフです。〔QOL〕を実感できる姿を目指してまいります。一緒に取り組んでまいりましょう。私からは以上です。

 (幹事社:日刊工業新聞)
 この件について,質問がある社は挙手をして社名を名乗ってからお願いいたします。なお,手話通訳者の方が通訳しやすいよう,質問は,はっきりとおっしゃっていただきますようお願いいたします。それでは,質問のある社はお願いいたします。

 (読売新聞)
 読売新聞の上羽と言います。これは県としては,県職員の方は〔参加するのでしょうか〕。

 (答)
 県職員を対象にするか,ですか。

 (読売新聞)
 はい。

 (答)
 今のところ,対象ではない〔です〕。

 (読売新聞)
 今後,検討される〔のでしょうか〕。

 (答)
 今は,企業と連携ということで進めたいということで,まずは企業に募集をかけているところです。

 (幹事社:日刊工業新聞)
 他に〔質問は〕ありませんでしょうか。

オフィス誘致の状況と促進策について

 (幹事社:日刊工業新聞)
 〔質問がないようですので〕それでは,続いて,幹事社質問に移ります。広島県は2016年度から,積極的にオフィス誘致に取り組んでいます。2020年度は広島県にオフィスの移転,拡充した企業が31社と前年度比2倍を超えています。新型コロナウイルス感染症の影響もあって,リモートワークに馴染むデジタル系企業は,地方に拠点を構えるのも適していると思われます。今年度の企業の移転,拡充の見通しはいかがでしょうか。また,県への進出を促進する支援内容の拡充についての考え方を聞かせてください。よろしくお願いします。

 (答)
 昨年度,本県が助成などの支援を行ったオフィスの移転,あるいは拡充は,ご承知のとおり,過去最高の31件であったわけですけれども,今年度も既に7月末時点で20件が決定していまして,さらに新規の相談もいただいているというところであります。地域間でのこういった企業移転に対する誘致の競争が激しくなっているところですけれども,こういった,コロナも含めた好機を逃さずに,可能な限り多くの企業に来ていただけるように,全力で取り組んでいきたいと考えています。また,デジタル企業のみならず「研究開発機能」の誘致にも力を入れているところでありまして,今年度は,初期コスト,それから賃料などに加えまして,研究開発機能の設置後3年間は,研究開発費を50パーセント補助するという支援策を打ち出したところです。さらに今後は,オフィスの移転について,いろいろ迷っていらっしゃる企業もあると思いますので,そういったところに対しては,早い段階でコンタクトして,広島でのビジネスを実際に体験していただけるような仕組みづくりをしていきたいと考えているところです。例えば,県外企業と繋がりのある,ネットワークのあるシェアオフィス事業者などと助成制度の周知をするといったこととか,誘致活動について連携しまして,より一層オフィスの移転を促進できないか,ということを検討しているところです。この他,本県へ進出した企業へのフォロー,進出後のフォローアップにも力を入れているところでして,例えば,ひろしまサンドボックスのプログラムへ参加しませんかという呼びかけであるとか,あるいは人材獲得〔が〕課題ですから,その支援であるとか,県庁内のいろんな課が連携してサポートを実施しまして,進出企業同士,あるいは地元企業との繋がりを創出するという観点から,7月には進出企業6社と地元企業との交流会を開催して,これは好評だったということです。こういった交流会は継続的に企画していこうと考えていまして,今後は進出企業とメディアの皆さんとの交流会も考えていきたいと思っています。進出企業の本県への満足度が高まれば,県外企業に再度情報発信していただけるということもあると思いますので,多くの企業に本県の魅力を感じて,知っていただけるのではないかと思っております。こういった進出のサポートとフォローアップの一連の取組で,好循環を作っていきたいと考えています。

 (幹事社:日刊工業新聞)
 進出企業とメディアとの交流会は,いつ頃を考えておられますか。

 (答)
 そこはちょっと,コロナの状況もありますので,それも踏まえながら考えたいと思います。

 (幹事社:日刊工業新聞)
 わかりました。この件について,質問がある社はお願いいたします。それでは,〔質問がないようですので〕一般質問に移ります。他に質問がある社はお願いいたします。

ワクチン接種について

 (中国新聞)
 中国新聞社の長久と申します。よろしくお願いします。新型コロナウイルスのワクチン接種についてお尋ねします。広島県でも,7月末で高齢者の接種を終える見通しだとされていました。これに対して,7月31日時点の高齢者の接種率,おそらく75パーセントくらいだと思うのですけれども,数字がどれくらいになったのかという点と,接種状況について,どのように評価されているのか,お考えをお願いします。

 (答)
 8月1日時点になりますけれども,1回接種された方が86.66パーセント,2回目〔の〕接種を終えられた方が76.87パーセント〔です〕。〔それ〕で,この1回目と2回目で若干ギャップがあるのですけれども,これはV-SYSへの登録とかのタイムラグがあるのではないかと考えていまして,ほぼほぼ終了しているだろうと〔考えています〕。若干の遅れはあるかもしれませんけれども。いろんな事情で,〔例えば〕ちょっと風邪を引いてしまったとか,いろいろなことがあるかもしれませんので。〔そういった事情を除いて〕ほぼほぼ終わっているだろうと考えています。86.66パーセントということなので,大体〔ワクチン接種を希望する方は〕これくらいなのかなと考えています。今後もちろん,何らかの事情でこれまで受けておられない方は受けていただきたいと思いますけれども,大方は〔接種が〕終了してきているのかなと思っています。

 (中国新聞)
 確認ですが,〔ワクチン接種を〕希望する高齢者の方については,ほぼ終えているという状況〔ということでしょうか〕。

 (答)
 そうです。

 (中国新聞)
 今後ももちろん,8月以降も高齢者の方で予約〔を〕入れている方もいらっしゃると思いますけれども,そういう方への接種はどのように進めていこうと思われていますか。

 (答)
 それはもう普通に予約を入れていただければ,普通に打てますので,何らかの事情で受けておられない方,あるいは気持ちが変わって受けたいという方は,ぜひ受けていただきたいと思います。

早期集中対策について

 (中国新聞)
 わかりました。あと,感染状況の現状と対策についてお聞きします。先月末から再び独自の集中対策期間に入りました。開始して数日ではありますが,現在の人出の削減状況などについては,どのように見ていらっしゃいますか。

 (答)
 この土日を見ると,それなりに〔人出が〕減っているところもあるのですけれども,ただ夜が減りが少ないということがあります。あと,平日の減りがやはり非常に少ないというのがありまして,いずれにしても5割削減というところには到達していないので,まだまだ人出の削減ということは取り組んでいかなければいけないと思っています。

 (中国新聞)
 対策慣れと言いますか,対策が終わって1か月足らずで,再び対策期間に入ったのですけれども,どのように徹底していただくのか,どのようにお考えでしょうか。

 (答)
 どのように〔というのは,どういうことでしょうか〕。

 (中国新聞)
 どのように周知させていったり,対策を取っていただくのをメッセージとして発信させていくか〔ということについてはいかがでしょうか〕。

 (答)
 そこはいろんなチャネルを通じて繰り返し呼びかけていくしかないと思っていますけれども,ウェブにはもちろん出しますし,メディアの皆さんにもご協力いただいて発信していただいていますが,今どうしてもテレビの中の,あるいはメディアの結構な部分がオリンピックの成績とかに縛られているというところもあって,なかなか露出がうまく届かないというか,一定の紙面とか一定の時間を取っても皆さんの注意がオリンピックに行っている可能性があると個人的には感じています。自分で見ていても,そっちのニュースの方がどうしても注目度が高いという印象がありますので。日本の選手が活躍しているというのは,それ自体は良いことなのですけれども,やはり今こういう状況にあって,さらに今後,拡大要素があると先日から申し上げているように,これからお盆にかけて感染拡大地域からの人の流入が増えることが想定されますし,他県を見ると,東京などは特に典型的なのですが,非常に感染が高いレベルにあるにも関わらず,〔新規感染者数が〕前週比2倍以上で推移しています。あれだけ高くなると普通は下がるのですけれども,ものすごい勢いで,どういうふうに言って良いのか,どう表現したら良いのかわからないくらい〔です〕。職員にも,どう表現したら良いのかと言ったのですけれども,なかなか〔表現することが〕難しいと。すごいのです,本当に。このままだとものすごい勢いで〔感染者数が〕増えていくおそれがあるのです。広島県がそれをなぞるかどうかは,今はまだ,デルタ〔株〕の影響というのは出始めていますけれども,まだ2割とかというレベルなので,ここでしっかりと〔感染を〕抑え込むことによって,そういったことが回避できる可能性もあると思うのですが,そのためにはやはり人出を減らしていくことが非常に重要ですので,そういったこともご理解いただけるように,いろんなチャネルでご説明したいと思っています。

 (中国新聞)
 もう1点〔ですが〕,人口10万人当たりの1週間の新規感染者数が15人を超えれば,県としては,まん延防止等重点措置を政府に要請するということでしたけれども,15人を超える見通しと言いますか,大体いつくらいに超えそうか,その辺はどのような見通しでしょうか。

 (答)
 これは近日中に,県全体の指数で15人を超えるだろうと見ています。

 (中国新聞)
 具体的に何日に〔超えるか〕というのは〔いかがでしょうか〕。

 (答)
 具体的には差し控えますけれども,いずれにしても近日中に超えるだろうと思っています。

 (中国新聞)
 ありがとうございます。

 (NHK)
 NHKの牧と申します。すみません。先ほどの質問とも被るのですが,明日から〔飲食店の時短要請も始まり〕集中対策がいよいよということですけれども,ねらいと呼びかけをあらためてお願いできますでしょうか。

 (答)
 今回,従来よりも一段早い段階で集中対策を開始しました。今,感染が拡大しておりまして,今後,感染拡大地域との往来の影響が出てくるということも予想されておりまして,本県の状況は非常に厳しいところにあると考えております。首都圏が,先ほども申し上げましたように,〔新規感染者数が〕前週比2〔倍〕というような数字で伸びている,これだけ感染レベルが高い中でそういった状況になっていると,非常に厳しい状況が生まれていまして,そういった状況に広島県もなるということも可能性としてあります。〔それ〕で,これまでと同様の人出の削減ということが,今のタイミングで非常に重要になってまいります。夏休みとかお盆とかで,久しぶりのご友人であるとかご家族と会いたいという県民の皆さんも多いと思うのですが,この夏は我慢していただきたいと思います。〔それ〕で,これから,飲食店の時短も始まりますし,夜の外出〔削減〕,それから昼間,テレワーク〔による出勤削減〕も含めて昼間の人流削減,ぜひ一緒に頑張ってまいりたいと思います。

 (HTV)
 大変恐縮で申し訳ないのですが,ちょっと被ってしまう部分があるのですけれども,間もなく〔人口10万人当たりの新規感染者数が〕15人〔となり〕,国に対してまん延防止等重点措置の要請を求めるということなのですが,あらためて,今知事が感じている県内の感染状況への危機感と県民への呼びかけをあらためてお願いします。

 (答)
 呼びかけは今申し上げたので,危機感という観点から言うと,やはり人出の状況が十分に減っていない。特に夜の人出が,まだ時短が始まっていないというのもありますけれども,従来と比べると非常に高いレベルで推移しています。これはまたあらためて,しっかりとご説明させていただきたいと思っていますけれども,我々がターゲットとするような,夜の人出のレベルを落としていくということが重要だと思っていますので,対策期間を長引かせないために,あるいは医療崩壊を防いでいくためにも,今,この時点で,ぜひ人出削減にご協力いただきたいと思っているところです。

 (幹事社:日刊工業新聞)
 その他〔に質問はいかがでしょうか〕。

黒い雨訴訟について

 (中国新聞)
 中国新聞の河野と申します。黒い雨のことについて,ちょっとお聞きします。菅総理が8月6日に黒い雨〔訴訟の〕原告と面会するという,あと原爆資料館を視察するという話があります。県として,何か情報が入っているかどうかと,そのことの受け止めをお願いします。

 (答)
 今,まだ調整中ということなので,我々も確たることは聞いてはいないというところです。そういう意味で受け止めというか,まだ決まっていないので,何とも言えませんけれども,もし,〔黒い雨訴訟の原告と〕お会いいただいたり,資料館をご覧いただけるとすれば,それは我々も希望することでもありますので,総理がこの被爆の実相ということをご理解〔を〕あらためて〔して〕いただくという点において,ありがたいと思います。

 (中国新聞)
 総理が自ら上告を断念すると言って,面会して,これが実現すれば,それは前向きに受け止めたいというか,もし面会が実現すればです。それは知事として,やはり総理にありがたいことだなと感じる形になりますか。

 (答)
 やはり実際の状況というのがどういうものなのか,そういうことを直接ご確認いただくということは意義あることだと思いますので,それが実現することは,我々も嬉しく思います。

 (中国新聞)
 ありがとうございます。あと,その後,国の方は指針を改定する。黒い雨〔訴訟〕の原告以外も含めた,黒い雨被害者の救済に向けて早急に〔改定を〕進めると言っています。〔それ〕で,今,現在の状況と,今後どのように県として意見を言いながら指針改定を進めて行くことをお考えか,現状をお聞きしたいと思います。

 (答)
 今,実務的なやり取りはスタートしているところでありますけれども,先週,総理からも〔ご発言が〕ありましたけれども,同じような事情にあった方々への救済に向けて,早急に検討を進めて行くということが必要だと思っていますので,本県としても,早期の制度自体の改正をしていくということに向けて広島市と一緒に国と調整していきたいと考えています。

早期集中対策について

 (中国新聞)
 ありがとうございます。あと,ちょっとまったく話が変わるのですけれども,先ほども〔人口10万人当たりの新規感染者数が〕15人とか新型コロナウイルスの関係で,15人行くかどうかという話がありましたけれども,ちなみに本日の新規感染者がどれくらいの見込みかというのは,わかっていますでしょうか。

 (答)
 今日は,ごめんなさい。今,ちょっと数字を覚えていませんが,事務的に確認していただければと思います。

 (中国新聞)
 はい。ありがとうございます。

 (幹事社:日刊工業新聞)
 その他〔ご質問がある社は〕,お願いします。

黒い雨訴訟について

 (朝日新聞)
 朝日新聞の東郷と申します。先ほどの,黒い雨〔訴訟〕に関連してなのですけれども,これから原告以外の救済が焦点になっていきますけれども,知事として,救済の範囲とか対象について,どのような提案をこれから国とかにされていくお考えなのか,教えてください。

 (答)
 基本的には,黒い雨,これは黒い雨に関わらず被爆当日に降った雨というのは,一連の爆発とそれから火災によって,さまざまな放射化した物質が,原爆由来の放射能相応分と強い放射能を浴びることによって放射化したいろんな物質が巻き上がって降下していると,これは雨として,雨の中に含まれて降下したものもありますし,塵として降下したものもあるという理解ですけれども,いずれにしてもそういう一連の雨ですから,そういった雨にあわれた方が基本的には救済されると,そういうことに繋げていきたいとは思います。では,それをどういうふうに確定していくのかということについては,いろんな考え方もあると思いますので,国は個別認定みたいな〔ことを〕言っていますけれども,個別認定と言うと一つ一つ,精査して時間がかかるような感じもしますし,エリアを決めると,ではそのエリアの外はどうなんだとか,いろんな議論もありますので,少し議論して早急に決めていければと思っています。

 (朝日新聞)
 今のお話で言うと,高裁判決はその11疾病〔の発症〕に関わらず,黒い雨を浴びたことが否定できなければ,被爆者に当たるというふうに判断されましたけれども,疾病の有無については,取り払うべきだというふうにお考えという理解でよろしいでしょうか。

 (答)
 それについても,今後,このいわゆる今の法体系になる第一種健康診断特例区域,このあり方にも関係してくるということになるので,国と協議していくということになろうかと思っています。

 (朝日新聞)
 県として,高裁判決はもうとにかく黒い雨を浴びた方々が被爆者なのであると,〔被爆者の範囲を〕広くとりましたけれども,あえて県の方でその判断よりも狭い範囲で,例えば,11疾病〔の発症〕というのが前提にあるべきだみたいな,そういう主張をされていく可能性というのはあるのでしょうか。

 (答)
 そこは国とよく議論して,今,特定のポジションを持っているわけではないので,〔国とよく議論して〕決めていきたいと考えています。

 (幹事社:日刊工業新聞)
 その他,〔質問は〕ございませんか。

早期集中対策について

 (中国新聞)
 中国新聞の岡田です。ちょっと行ったり来たりして,すみません。まん延防止等重点措置についての考え方を確認したいのですけれども,県全体で〔人口10万人当たりの〕直近1週間の新規規感染者数が15人を超えたら,すみやかに〔まん延防止等重点措置を〕要請するという理解でよろしいでしょうか。

 (答)
 そうです。〔15人を超えた〕その日になるかどうかは別にして,そういう準備を今しているところです。

 (中国新聞)
 その場合,エリアを恐らく〔まん延防止等重点措置に〕指定された場合に県として,〔対象とするエリアを〕指定していくことになると思うのですけれども,今の重点エリアである,3市,広島〔市〕,廿日市〔市〕,三原〔市〕を念頭にされているのでしょうか。それとも,広島市に限るとか,その辺はいかがでしょうか。

 (答)
 現時点では,広島市,それから廿日市市,廿日市〔市〕は特に広島〔市〕と一体化しているというのもあって,その中で感染状況が動いているということもあるので,廿日市〔市〕,それから三原〔市〕は特に,今,非常に高いレベルで感染状況が続いていますので,そこが念頭にありますけれども,いずれにしてもその時点の感染状況を踏まえて,判断していきたいと考えているところです。

 (中国新聞)
 あともう1点,先日,重点区域に指定するかどうかで福山〔市〕と尾道〔市〕は,今後,〔感染状況を〕注視するという話だったのですが,現状は追加するような状況になっているのか,その辺のお考えはいかがでしょうか。

 (答)
 現在もまだ注視中です。

 (中国新聞)
 減少局面に入りそうという状況〔でしょうか〕,それとも悪化する〔状況〕か,まだわからない。

 (答)
 まだわからないです。

 (幹事社:日刊工業新聞)
 その他,〔質問は〕ございませんでしょうか。それでは,これで知事定例会見を終わります。次回の定例会見は8月17日火曜日の10時30分からを予定しております。ありがとうございました。

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(資料)「健康経営の推進に向けた実証試験」について (PDFファイル)(364KB)

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