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知事記者会見(令和3年4月20日)

印刷用ページを表示する掲載日2021年4月20日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和3年4月20日(火曜日)

発表項目

〔動画(1)(2)(3)〕

(1)「広島コロナお知らせQR」プレゼント企画について

質問項目

(2)バッハ会長の広島訪問に関する報道について

(3)本県の新型コロナウイルス感染状況について

〔動画(4)(5)〕

(4)広島本通り高層ビル計画について

(5)本県の新型コロナウイルス感染状況について

〔動画(6)(7)〕

(6)「広島コロナお知らせQR」プレゼント企画について

(7)PCR検査集中実施等について

会見録

 (幹事社:共同通信)
 幹事社の共同通信社です。これから知事定例会見をはじめます。終了時刻は,11時00分を予定しています。ご協力をお願いします。まず,知事からの発表が1件あります。知事,お願いします。

「広島コロナお知らせQR」プレゼント企画について

 私から,本日1件発表項目〔が〕ございます。「広島コロナお知らせQR」プレゼント企画についてでございます。広島県では,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の一環といたしまして,「広島コロナお知らせQR」の取組を実施しているところでございます。このたび,複数の企業から,感染対策にがんばっている県民の皆さまを応援したいという趣旨で商品のご提供をいただきましたので,QRを読み込んでいただいた方を対象としたプレゼント企画の第2弾を実施することといたしました。今回,ご協力いただきました企業は,JA全農ひろしま様,カゴメ株式会社様,カルビー株式会社様,そして株式会社広島東洋カープ様の4社でございます。プレゼント企画は,本日,4月20日から5月19日までの間にQRを読み込んで,企画に応募していただいた方の中から,抽選で65名に,お米や野菜ジュース,かっぱえびせん,カープ選手のサイン色紙など,素敵なプレゼントをお贈りします。県民の皆さまには,マスクの着用やこまめな手洗い,手指の消毒などの基本的な感染症対策の徹底など,感染拡大防止の取組に取り組んでいただいており,感謝申し上げます。県内でも感染状況が厳しくなってきておりますが,外出しなければいけない機会ももちろんあると思います。その時には,基本的な感染対策とあわせて,「広島コロナお知らせQR」を積極的に活用いただくことで,迅速な検査に繋げて,感染拡大を防止していきたいと考えています。この機会に,県民の皆さまには,ぜひ積極的に「広島コロナお知らせQR」を活用していただきますよう,あらためてご協力をお願い申し上げます。私からは以上です。

 (幹事社:共同通信)
 この件について,質問がある社は挙手をして社名を名乗ってからお願いします。なお,手話通訳者の方が通訳しやすいよう,質問は,はっきりとおっしゃっていただきますよう,お願いします。〔質問が〕ないようですので,幹事社質問に入りたいと思います。

バッハ会長の広島訪問に関する報道について

 (幹事社:共同通信)
 報道によるとIOCのバッハ会長が,広島市の聖火リレーの関連式典にあわせて広島を訪れるとのことですが,バッハ会長にどのような発信を期待されますでしょうか。知事の受け止めをお願いします。

 (答)
 訪日の意向は承知しているところでありまして,〔バッハ会長が〕式典に参加されることが決まれば,それは大変喜ばしいことだと思います。まだ正式には何もご連絡はありませんので,〔参加されるかどうか〕わかりませんけれども,我々もさまざまな機会を通じてバッハ会長に広島にお越しいただくように要望してきたところでありますので,県民を代表して,もし〔バッハ会長が広島に〕いらっしゃるのであれば,心から歓迎の意を申し上げたいと思います。世界がコロナ対策に追われて,核軍縮問題への関心がやや陰に隠れてしまっているような中で,バッハ会長には,ここ広島から世界に向けて,核兵器のない平和な世界の実現に向けたメッセージを発信していただければと思います。オリンピック・パラリンピック期間中にNPT運用検討会議の開催が予定されていまして,また来年1月には核兵器禁止条約の締約国会議なども予定されています。こういった機会を捉えて,我々も,核兵器のない平和な国際社会の実現に向けて,飛躍的に賛同者を拡大して,また今後の具体的な取組に繋がるように取り組んでいきたいと考えているところです。

 (幹事社:共同通信)
 この件について,質問がある社はお願いします。〔質問がないようですので,それ〕では,一般質問に移りたいと思います。他に質問がある社はお願いします。

本県の新型コロナウイルス感染状況について

 (HTV)
 広島テレビの門脇です。よろしくお願いします。昨日〔の〕本部員会議の資料で「広島県第4波初期と比較して」という文言が,「医療機関PCR検査状況」という資料の中にあるのですけれども,知事としては,今,現状,もう第4波に入っているという認識ということでよろしいでしょうか。

 (答)
 いや,〔広島県の〕現状は,第5回目です。

 (HTV)
 今は第5回目というか,では,県としては第5波という,5回目のコロナの波が来ているという認識でしょうか。

 (答)
 今,その入り口にあるというか,それがどうなるのかというのはこれからなので,何とも言えませんけれども。

 (HTV)
 今の感染状況をあらためてなのですけれども,昨日,知事が対策本部員会議の中で,集中対策の部分で,近日中に,また〔具体的な〕対策の方を発表していきたいというようなことがありましたけれども,あらためて,そこへの認識なのですけれども〔マイクの不調により中断〕。すみません,〔あらためて〕お願いします。集中対策は,どこにターゲットを置くかということで,既に対策はやっているというような認識を示されていると思いますが,飲食,職場について,既に対策をとっていく必要性があるというような,昨日,知事のご認識だったと思います。そこについて,近日中に〔対策を発表する〕ということで話がありましたけれども,今の段階で,知事としては,どのような対策をとっていく必要性があるという認識でしょうか。

 (答)
 それを今,検討中です。飲食の,これ以上の飲食を通じた〔感染〕拡大しないということと,職場での感染例が増えているので,そこでの〔感染〕拡大も抑えていきたいということで,今,具体的には検討中です。

 (HTV)
 今の感染状況〔について〕,昨日も30人を超える県内での感染者が出ていますけれども,こういう状況が続いた場合ですけれども,あらためて,時短要請など〔を行った〕集中対策期間というものがありましたけれども,あれと同様の対策を行う必要性があるという認識でしょうか。

 (答)
 いや,「今の状況が続けば」ではなくて,「これ以上,また拡大するということになれば」ということです。今,広島市で〔直近1週間の〕新規の報告数が人口10万人当たり9〔人〕を少し超えているような状況で,県全体〔の直近1週間の人口10万人当たりの新規報告数〕としては6〔人〕くらいです。福山市〔の直近1週間の人口10万人当たりの新規報告数〕が5.8〔人〕ですけれども,これが15〔人〕とかを超えて20〔人〕というように上がっていくような傾向になってくれば,そこは,行動制限も含めた対応というのも考えていかなくてはいけない〔ですけれども〕,現状がこのまま続けば,そこまでの対応をとるということではないということです。

 (HTV)
 今月に入って,変異株のことなのですけれども,変異株の感染確認も,数的には増えていると思いますが,今,知事として変異株の感染者拡大というのを,どのように受け止めていますでしょうか。

 (答)
 変異株〔の割合〕は,ずっとだいたい20パーセントから25パーセントくらいでコンスタントに推移しています。幸い,非常にそれが席巻して,それが原因となって〔感染が〕急拡大しているという状況には,今はまだなっていないので,引き続き,注視というか高い警戒感を持って,徹底的に変異株の周辺の接触者などの検査によって,この抑え込みというか,囲い込みはしていくということを続けていかなければいけないと思っていますし,変異株が,またさらに入ってくるのも,外から〔入ってくる〕ということもありますので,そういった県外由来の感染についても,引き続き高い警戒感を持って,早期発見できるように努めていきたいと考えております。

 (HTV)
 最後の質問で,昨日ステージ2に,県の警戒レベルを引き上げられましたけれども,これを受けて,知事があらためて県民の方に発する,要望するというか,メッセージがあればお願いします。

 (答)
 これは,また昨日申し上げたことではありますけれども,5点です。ちょっと待ってください。しっかりとそれを言わないといけないので〔資料を確認します〕。昨日,申し上げたことと被るというか,同様のことですけれども,一つは検査へのご協力ということで,今,春の〔PCR〕集中検査を行っておりますし,それから症状がある方には引き続き医療機関で早めの検査を行っていただくといったようなこと〔です〕。そういった検査にご協力をお願いしたいということが一つと,もう一つは積極的疫学調査へのご協力です。今,先ほどご指摘されたように,変異株については,発見されたらその周辺を徹底的に調査して囲い込んでいくということが重要ですので,そういったことも含めて積極的疫学調査にご協力をお願いしたいということと,それから県外往来です。特に,まん延防止〔等重点〕措置等が発令されているところ,あるいは人口10万人当たりの新規感染者が15人を超えているような地域との往来については最大限自粛をお願いしたい,控えていただきたいと思いますし,それ以外のところについても,注意していただきたいと思います。それから飲食の場面〔です〕。ここは感染拡大の,やはり鍵になるので,飲食店というだけではなくて,職場でちょっと休憩してお茶を一緒に飲むとか,あるいはもちろん,昼間の喫茶店でお茶をするとか,そういったところでの感染例もございますので,マスクを外す場面になる飲食については,しっかりと注意して,感染対策をした上でお願いしたいということです。それから職場〔です〕。今,職場〔での感染〕が拡大しています。今,申し上げたような職場でのちょっと〔した〕休憩時間とか,お弁当の時間とか,あるいは長い会議で密室でこもるとかといったようなところでの感染,あるいは職場の皆さんで連れ立ってお昼ごはん,あるいは飲みに行くといったようなシーン。こういったシーンで感染しているというケースが多々ありますので,職場での感染リスクにご注意いただきたいという,以上5点でございます。

 (幹事社:共同通信)
 他に質問のある社はお願いします。

広島本通り高層ビル計画について

 (中国新聞)
 中国新聞社の長久です。よろしくお願いします。先週,本通り商店街で大規模な再開発ビルの建設計画が発表されたと思うのですけれども,実現すれば中心市街地が大きく変わることになりますけれども,知事としまして,この計画の発表をどのように受け止めてご覧になられましたか。

 (答)
 今,広島市が,多くの建物が建て替え時期に当たるようなタイミングになっていまして,各地で再開発の計画あるいは老朽化したビルの建て替えというものが進もうとしています。今,建て替えるビルというのは,これから,最低50年,今のこの建て方とか,そういったものだと100年は使われるようなものになっていきますので,今後の広島の街をある意味で言うと規定していくような,そういった建物になっています。そういう意味で,個別の小さな建物が,こまごまと建て替わっていくというよりは,大きな全体のコンセプトの中で,しっかりと,まちづくりが進められていくというのは非常に重要なことですし,好ましいことだと考えています。県としても,十分に,これは主体はもちろん〔広島〕市になるのですけれども,県としてもやはり中心市街地,特に中枢の,この中四国地方の中枢になるといったような部分でありますので,しっかりと〔広島市と〕連携しながら,このまちづくりが,この大きなコンセプトに沿ってしっかりと進められるように,支援していきたいと考えています。

 (中国新聞)
 関連しまして,この計画に伴って,本通交番の建て替えが延期されるということが発表されましたけれども,今後の再開発の動きをにらんだ上で,どのように中心部の交番機能を維持していくかという点について,知事としてのお考えがあればお願いします。

 (答)
 これは主に警察がもちろん所管をしているわけですけれども,県警本部としては,我々が聞いていますのは,本通りという非常に人通りが多いところでの治安維持であるとか,あるいは,さまざまな困りごとみたいなことが起きるので,そういったことを処理するために,本通りの近傍にこの交番があるというのは非常に重要であると認識しております。そういう〔ことが〕県警の認識として〔あり〕,我々もそう思っています。一方で,その交番もまちづくりというか,街の中に入っているものでありますから,このまちづくりの全体の計画の中で,適切に配置であるとか,あるいはデザインであるとか,〔計画に合うような〕そういったことになるように,協力していきたいと考えています。

 (中国新聞)
 わかりました。

 (幹事社:共同通信)
 他に質問のある社は,いかがでしょうか。

本県の新型コロナウイルス感染状況について

 (NHK)
 NHKの五十嵐です。コロナ対策の方に戻るのですけれども,大阪府の方で国に緊急事態宣言の発出を要請することを正式に求める方針であります。〔それ〕で,一方で東京都の方も現在,緊急事態宣言の方を検討されているということですけれども,先ほど県外往来の話もありましたけれども,あらためてこういった県外往来の,特に感染が増えている地域に対しての県民に向けたメッセージをお願いします。

 (答)
 大阪ないしは関西圏,それから東京です。今,非常に感染が拡大しているような状況にありまして,まん延防止〔等重点〕措置,あるいは緊急事態宣言も今後,出るとすれば,そういった地域との往来というのは,最大限控えていただきたいと思っています。そうではない〔地域〕,そういう対象ではない地域についても〔人口10万人当たりの新規報告者が〕15人以上とか〔の地域〕,そういったところについては,本当に今,行く必要があるのかということを慎重に検討して,判断していただきたいと考えています。

 (NHK)
 その上で,今,現在,県の方で進めていらっしゃるPCR検査をどういうふうに活用してほしいかというのはいかがでしょうか。

 (答)
 まず,今,春の〔PCR検査〕集中実施を実施中でありまして,出張であるとか,あるいは転入といった形で,県外から〔来た方や〕,県外往来がある方については,ぜひ,この検査を受けていただきたいと思いますし,また,そういった方々と接触がある方,そういった方々もぜひ受けていただきたいと思っています。

 (幹事社:共同通信)
 他に質問がある社はお願いします。

「広島コロナお知らせQR」プレゼント企画について

 (中国新聞)
 中国新聞社です。先ほど聞けなくて大変申し訳なかったのですが,そのQRコードに戻っても良いですか。

 (答)
 これ〔フリップを掲げて〕ですか。

 (中国新聞)
 見えにくかったので。

 (答)
 僕がこれ〔フリップ〕を持った方が良かったですね。失礼しました。ここに既に〔掲示して〕あったので,すみません。

 (中国新聞)
 このQRコードの登録によって特典が得られるようなものというのは,これが初めてになるのでしょうか。

 (答)
 これが第2回目になります。

 (中国新聞)
 このタイミングであらためてこういう企画をされるというところで,その理由や背景として,例えば,登録がなかなか伸びていないとか,そんな問題意識などがおありなのでしょうか。

 (答)
 登録はなかなか伸びていないと言うか,今,一日300とか400とか,そういったレベルの〔登録です〕。個人の皆さんの登録です。お店はそれなりに増えているのですけれども,実際にお店に行ったときに,実際にQRコードを読み込んで登録していただいている方,これ〔は〕そもそも広島県に飲食店が1万7千件とか,もっとある中で,1日〔で登録が〕300件というのは,お客さんがそれだけしか来ていないということはあり得ないので,非常に〔登録が〕少ないということがやはり大きな課題だと認識しています。これを〔登録〕していただければ,追跡するのも非常に追跡しやすいですし,お客さまというか県民の皆さまにとっても何かあったときに安心できるということになると思うので,ぜひこれは登録していただきたいと思います。

 (中国新聞)
 重ねてで申し訳ないのですが,これは何か特別な登録というか,手続きがいるものなのでしょうか。それとも,登録してしまえば,そこで完了という形〔でしょうか〕。

 (答)
 これは基本的に登録すれば,メールアドレスを登録していただく形になるので,このQRコードで〔です〕。そのメールアドレスにお知らせが行くと,当選のお知らせが行くということになります。

 (中国新聞)
 ありがとうございます。

 (幹事社:共同通信)
 他に質問がある社はいますか。

 (答)
 ちなみに,ごめんなさい。〔先ほどの質問ですが〕一応,応募するときには,応募するというのは,チェックマークを入れていただく必要はあります。その登録の手続きの中でです。そうすると,あとは自動で〔メールが〕くる。

 (中国新聞)
 はい。

PCR検査集中実施等について

 (RCC)
 RCCの末川と申します。春の〔PCR検査〕集中実施についてなのですけれども,今週の25日に一旦この期間が終了するということで,その一方で,新規感染者数が増えてきていて,昨日,〔県議会の常任〕委員会でも,県議会議員の方から「検査場所を増やした方が良いのではないか」「期間の延長も考えた方が良いのではないか」といったお話も出たと思うのですけれども,そこをあらためて知事の見解を教えてください。

 (答)
 昨日,ステージ1からステージ2に移行したということを踏まえて,それから現下の感染状況を踏まえて,今,対策を,どういった対策を具体的にとるべきかということを検討中でありますので,今,〔PCR検査〕集中実施に加えてというか〔そういったことも〕含めて,どういう形の対策にするのかというのを早急に検討して実施していきたいと考えているところです。

 (RCC)
 今の段階で答えをいただくのは非常に難しいかと思うのですが,〔PCR検査集中実施の期間〕延長の可能性については,どれくらい考えられるのかというのを教えてください。

 (答)
 すみません。今の段階では,申し上げられません。

 (RCC)
 ありがとうございます。

 (中国新聞)
 中国新聞の岡田です。先ほど,緊急事態宣言の話も出ていましたが,首都圏と関西圏,特に大阪がまた感染拡大していると,〔それ〕で,春先に〔緊急事態宣言を〕解除するときも早いのではないかという話もありましたけれども,結局,その後,1か月,2か月くらいで〔感染が〕急拡大する事態になっていると,そういった大阪なり首都圏なりの都市部で増えるから,広島県にも人が入ってきて〔感染者が〕増えている事態だと思うのですけれども,大都市圏で〔感染拡大が〕抑えられていない現状,東京都であるとか,大阪府,あるいは政府のコロナ対策について,今,どう感じていらっしゃいますでしょうか。

 (答)
 どういう考え方でコロナ対策を行っているのかということをある意味,しっかりと定めていく必要があるのではないかなと思います。これは国民の皆さんのコロナに対する受入感情だとか,これは受け入れるというのは変ですけれども,認識だとか,そういったことにも関わってくることです。大きな問題というのは,一つは当然,コロナによって重症化したり,あるいは亡くなってしまったりという健康上の問題というのがあって,これをどのようにどこまでコントロールするのかということと,それに伴って,経済に大きな影響を与えてきますので,その経済についてどうコントロールしていくのか,という二つが特に大きな問題だと思います。これについて,当然,経済と健康というのを両方守っていくということが必要なのだと思いますけれども,その考え方として,どういう戦略なり考え方に基づいて行うのかというところを,あらためてしっかりとコミュニケーションを含めて,打ち出していただきたいと思います。

 (中国新聞)
 打ち出していただきたいというのは,政府なり,例えば東京都,大阪府にということでしょうか。

 (答)
 そうです。

 (中国新聞)
 失敗しているという認識はありますか。コロナ対策についてです。

 (答)
 何を成功と言って,何を失敗と言うのかというのが,そもそも目標があれば,これはそれに照らして成功とか失敗とか言えるのですけれども,それもなかなかないので,これが成功だとか失敗だとかというのは言い難いところです。例えば,死亡者について言えば,ヨーロッパとかアメリカと比べると格段に少ないので,これは大変成功していると言えますし,アジアを基準に考えると比較的悪いので,これは失敗しているとも言えるかもしれません。ですから,その評価が非常に難しいということです。そういうことも含めて,どういった目標でどういったことをやっていくのかということを,しっかりと固めてコミュニケーションして,そこに向けて,やはり自治体,それから国が連携して,対応を取っていく必要があるのではないかと思います。

 (幹事社:共同通信)
 そろそろ時間になってまいりましたので,次を最後の質問にしていただければと思います。質問のある社はありますか。〔それ〕では,〔他に質問が〕ないようですので,これで知事定例会見を終わります。次回の定例会見は4月27日火曜日の10時30分からを予定しています。ありがとうございました。

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(資料)「広島コロナお知らせQR」プレゼント企画について (PDFファイル)(491KB)

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