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知事記者会見(令和2年10月7日)

印刷用ページを表示する掲載日2020年10月12日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和2年10月7日(水曜日)

発表項目

〔動画(1)〕

(1)安心 誇り 挑戦 ひろしまビジョンの策定について

質問項目

〔動画(2)〕

(2)安心 誇り 挑戦 ひろしまビジョンの策定について

会見録

 (司会)
 お待たせいたしました。ただ今から,「安心 誇り 挑戦 ひろしまビジョンの策定について」説明を行います。終了時刻は16時を予定しておりますので,ご協力をお願いします。説明者は湯崎知事です。それでは,お願いします。

安心 誇り 挑戦 ひろしまビジョンの策定について

 それでは,今般の議会で決議をいただきました新しい広島県の総合計画でございます「安心 誇り 挑戦 ひろしまビジョン」のご説明をさせていただきたいと思います。詳細はもちろん本編と言うか,本体をご覧いただければと思うのですが,今日は,その理念的な部分というか,骨格となっている考え方についてご説明させていただければと思います。〔資料の1ページから〕まず〔安心 誇り 挑戦 ひろしま〕ビジョンの前提でありますけれども,今の取り巻く状況を見てみますと将来に向かって非常に大きな社会・経済環境に変化があるだろうと,しかも,それがどのように変化していくかというのが現時点では見通すことが非常に難しい。また変化も非常に速いですし,内容もわかりにくいという状況があると思っております。そういう中で,次の10年はどのようにつくっていくかということでございます。〔それ〕で,そのために次のページ〔2ページ〕になりますけれども,まず,概ね30年後の「あるべき姿」,これは〔外部の〕環境もあるのですけれども,我々としてこうなりたいという姿を〔構想し〕,そこから引き戻して10年後には,これぐらいになっていないといけないだろうということで,「目指す姿」をつくりまして,その実現に向けた取組の方向性というものを描いているということでございます。〔それ〕で,基本理念といたしましては,将来にわたって,「広島に生まれ,育ち,住み,働いて良かった」と心から思える広島県の実現というところは変わらないのですが,そこにおいて目指す姿の象徴的な形として置いておりますのが,「県民一人一人が「安心」の土台と「誇り」により,夢や希望に「挑戦」しています」ということでございます。そしてサブタイトル的に,「仕事も暮らしも。里もまちも。それぞれの欲張りなライフスタイルの実現」というのを置いております。今回のビジョンのポイントですが,3点ございまして,1点目が「安心」の土台と「誇り」の高まりによって,夢や希望に「挑戦」していこうということであります。〔それ〕で,二つ目の点が「適散・適集社会」のフロントランナーになるということであります。そして,3点目が,このビジョンを貫く三つの視点といたしまして,三つ挙げておりまして,デジタルトランスフォーメーション〔DX〕の推進,ひろしまブランドの強化,生涯にわたる人材育成ということでございます。それぞれ,少し詳しくご説明申し上げますけれども,まずは,「安心」の土台と「誇り」の高まりですが,この「安心」という部分,裏を返せば,現状,今,足元を見ますと,いろんな調査を見ると,現在の生活には,県民の皆さま〔は〕比較的満足されているという状況がございます。満足度自体も高まっているのですが,同時に「何か不安である」ということも感じておられると,それはさまざまな原因があると考えていますが,夢や希望を持っていただくためには,まずはこのさまざまな不安を軽減して,安心に繋げていくことが大事だろうと考えております。〔それ〕で,その不安を安心に変えるということで,例えば,仕事の面〔で言えば〕,イノベーションを起こして,しっかりとした経済基盤をつくっていくとか,あるいは,何かあったときのセーフティネットを構築していくとか,そういったような形で不安を安心に変えていくということに取り組んでいきたいと考えています。それから,「安心」の土台とともに「誇り」を高めていくということでありますけれども,本県のさまざまな強みがございます。こちら〔6ページ〕に挙げておりますような自然条件であるとか,あるいは,美味しいものがたくさんあるとかといったような,どちらかと言うと自然環境的な部分,それから,かつてのたたら製鉄ですとか,あるいは,遣唐使時代からの造船技術とかです。そういった昔から未来を切り拓いてきたような産業であるとか,あるいは,豊かな自然と都市機能が近接している。こういった強み,これをベースに「誇り」を磨いていって「誇り」を高めていくということで,その「安心」の土台の上に「誇り」を原動力として,「挑戦」を進めていくということです。〔それ〕で,次の「挑戦」への後押しということですが,今,申し上げたように「安心」を土台として「誇り」を高めていくと,これが原動力となって県民一人一人が抱く,それぞれの夢や希望をあきらめることなく,更なる一歩を踏み出していくという「挑戦」を後押ししていきたいと考えています。これは,これまで県のビジョンとして掲げてきました,一人一人の「欲張りなライフスタイルの実現」するということにも繋がってきていると考えております。〔それ〕で,今の「挑戦」というところで,「仕事も暮らしも。里もまちも。〔それぞれの欲張りなライフスタイルの実現〕」というサブタイトルを置いておりますが,「仕事も暮らしも。」というのは,従来から申し上げている「欲張りなライフスタイル」というところでありますが,仕事と暮らしのどちらもあきらめることなく追求できる,追求していく,ということがあります。そして「里もまちも。」というのも,これはまた後ほど,ご説明申し上げますけれども,都市それから中山間地域,これが非常にどちらも重要であるということが〔新型〕コロナ〔ウイルス感染症〕を通じて認識されているのではないかと思いますが,同時にこの都市と中山間地域を繋ぐ比較的集約された都市というのも,広島県〔には〕多くありますので,そういったところの強みを磨いていくということを考えています。それから「適散・適集社会」というところでありますが,これは新型コロナの影響と言いますか,これによって,あらためて認識されてきたことであります。これまで,いわゆる3密,密集・密接・密閉,これがいわゆる都市化とともに進んできたわけであります。中国などもそうですけれども,都市化することによって,経済成長,あるいは経済効率を進めて行くという考えがありました。しかしながら,そこに非常に大きな課題が潜んでいたということが,あらためて今回のコロナで顕在化したのではないかと思います。まず東京一極集中という形が非常に脆弱な構造であるということが認識されましたし,これはいわゆる感染症だけではなく,災害にも非常に弱いということであります。それからもう一つ,デジタルが遅れているということがありましたが,逆にデジタルがあれば,この3密を必ずしも,物理的な3密をつくる必要が少し薄れているのではないかということもあるわけです。〔それ〕で,このコロナによって新しい価値観として,過度な3密というものを避けて,分散が持つ価値というものがあらためて重要なのではないかということが認識されてきたと思うのですが,まず,開放的で快適な環境というのが人間らしさ,あるいはリスク〔回避〕の観点からも重要ではないかということ,それからテレワークを強制的にやるようになって,実はデジタル技術によって,空間的な制約が緩和できると,これまで「密にならないといけないのではないか」というところが,実は「そんなことないのではないか」という気付きであったりとか,あるいは,密をつくるために特に大きな都市では非常に長い時間通勤して,その時間はあまり生産的〔な時間〕ではなかった。あるいはみんながとにかく会議のために東京に集まるとか,そのために非常に大きな移動時間,時間とコストを掛けていたということに気が付くと,それが生産的な時間に組み入れることができるのではないかと,それが新しい時間を生んでいるということなのですけれども,そういうことがあるのではないかということです。一方で,あらためて対面の重要性ということも認識されている部分もあると思います。イノベーションを生んでいくための,この知の集積や集合,ただ,この対面というのも,リアルに対面することも重要ですけれども,一方でデジタルによるバーチャルでの対面もできると認識されていると思います。その中で,過度な集中による外部不経済みたいなことも含めて,あるいは,そのリスクを低くしていくということも含めて,過度な集中をやめて適切な分散をすると,それからもちろんイノベーションに必要な適切な集中も実現するということで,これを上手く組みあわせた「適散・適集社会」というものが今後求められていくのではないかと,そういう認識に立っておりますし,今,そういう方向に動いていると思っています。そういった「適散・適集社会」これのフロントランナーに広島はなれるのではないかということであります。広島県は100万都市を抱えて,広島市もそうですけれども福山〔市〕も,50万ある。備後都市圏で70万,80万〔人が〕場合によっては見込めるような大きな都市圏でありまして,これは他県で言えば十分に,県庁所在地とか1番大きな都市以上に大きい経済圏であります。そういった,都市,一定規模の都市でありますが,かと言って密過ぎない。また,すぐその横に非常に美しくて豊かな中山間地域があるということで,「都市と自然の近接性」というのは,今,まさにコロナでみんな気が付いた新たな社会が求める環境と合致しているのではないかと思います。そういう中で,さまざまな特にデジタル技術を活用した働き方だとか,もちろんデジタルを活用して分散したところに暮らしを持っていくことができるということです。それがまさに「適散・適集社会」というものに繋がっていくと考えておりまして,場所であるとか,あるいは時間にとらわれない自由度も満足度も高い暮らし方と働き方ができる。あるいはそれを目指していけると考えています。それから,施策を貫く三つの視点というのも,今回のビジョンの特徴でありますけれども,一つは,デジタルトランスフォーメーション〔DX〕の推進,それから「ひろしまブランドの強化」,それと「人材育成」ということであります。〔それ〕で,デジタルトランスフォーメーションの推進というのは,これは今もデジタルによってということを縷々申し上げましたけれども,時間と空間の制約を取っ払って,新しい時間を生み,そして新たな働き方,新たなコラボレーションの仕方,そしてもちろん,今,例えばMBD〔Model Base Development:モデルベース開発〕に取り組んでいますけれども,あるいはMBR〔Model Base Research:モデルベース研究〕と言われるようなものにも取り組んでいますけれども,新しい付加価値を生んでいくベースになっていくということであります。それから,「ひろしまブランドの強化」というのは,これもちょっと冒頭でご説明したように,この「誇り」というのが非常に重要になってきますけれども,それは自分自身も認知をする。世界にも認知していただくという中で,「誇り」を高めていく,それがファクトをつくっていくということに繋がっていくのではないかと思います。そしてもちろん,それを支える人材育成です。〔それ〕で,これは本当に教育大綱の中でも謳っていることでありますけれども,多様で多層の人材をつくっていくということが非常に重要だと考えています。そして,今回のビジョンを推進するに当たりまして,ビジョンは10年なので,10年をゴールに目指すと非常に長いということもありますので,5年後を到達点とする目標をつくって,そこに向かっての具体的な取組内容,あるいはKPIを設定したアクションプランをセットでつくってまいりたいと考えています。そして,もちろんそれを動かしていく上で,これまで進めてきた施策マネジメント,行動理念であるとか,あるいは,市町それから県民の皆さまとも連携・協働,あるいはPDCA,そしてもちろん行政経営,人事,あるいは組織というところです。そういったものをしっかりと取り組んで,このアクションプランとしてビジョンの実現に取り組んでいきたいと考えています。〔それ〕で,ビジョンの中を個別に見ていきますと,今の〔説明〕が大きな考え方なわけですけれども,17の分野にわかれていまして,〔14ページの〕一番左上の子育てから一番右下の環境とありますが,こういった個別分野でのそれぞれの施策推進を図るとともにそれぞれがやはり連関していますので,従来,従来というか,この前の〔ひろしま未来チャレンジ〕ビジョンでは四つの分野を連関させて相乗効果を生むと言ってまいりましたが,それと同じような効果というのがありますので,それぞれを連関させて進めて行きたいと考えています。主な10年後の目標値の例がここ〔14ページ〕に書いてありますが,こういった目標値も置きながら10年後を目指すと,そして,さらに今もご説明したように5年後〔の目標〕というのもつくって,途中のチェックを図っていくということを進めたいと思います。今回の「安心 誇り 挑戦 ひろしまビジョン」によりまして,県内のどこに住んでいても,県民の皆さまお一人お一人が,夢や希望に挑戦できる,そういった広島県をつくってまいりたいと考えております。私からは以上でございます。

 (司会)
 以上を持ちまして,説明は終了しました。これより質疑に移りたいと思います。ご質問の際は,社名をおっしゃってからお願いいたします。それではお願いいたします。

 (NHK)
 NHKの五十嵐です。よろしくお願いします。今回のこの新たな総合計画のとりわけビジョンの4ページの「適散・適集社会」のフロントランナー広島,これを目指すということを知事,非常に強調されていましたが,あらためて,このアフターコロナの時代における非常に高い目標を掲げていらっしゃるわけですが,どういうふうに,この総合計画を,しっかり今後10年において実現していきたいかという意気込みを伺えますでしょうか。

 (答)
 それが実は,この三つの視点ということと関わってくると思うのですけれども,三つの視点というのは,個別の施策ではなくて,各施策を貫いている共通する視点,というか,取り組むべき課題と言えるかもしれませんが,デジタルトランスフォーメーション〔DX〕というデジタル技術の活用をいかに進めていくかということが,これから経済分野でも社会の分野でも,あるいは教育の分野でも非常に重要だと考えています。それからこの〔ひろしま〕ブランドです。この広島の強みというものを磨いていくということがあるわけですけれども,このブランドという中には,二つの側面があって,認知されないとブランドにはなりません。認知されるということは非常に重要ですけれども,そのベースとして認知されるものがあるという,これはファクトの部分でありますけれども,それが広島の強みであります。この広島の強みを磨いていく,例えば,ものづくりにしても広島の強みですけれども,これが今,デジタルの大きな波に洗われていて,デジタル化,デジタルによる付加価値の向上ということも進めていかなければいけない。これはビジネスモデルを一定変化させるということも含めてです。そういうようなことが求められていると思うのですが,そこでデジタルの,あるいはDXの観点も入っていますけれども,そういったことを磨く,それによって強いファクトをつくっていくと同時に,それを世の中に認知してもらうための努力もするということで,そうすると日本全体,あるいは世界から認知されて受け入れられて,そうすると,また人を集めやすくなるとか,あるいは皆さん,そういう物とかを買っていただくとか,あるいは観光だと来ていただくと〔そう〕いうことになって,それがまたブランド強化になるということに繋がっていくと,そして,人材育成ということ,これは,今,不確実な時代そして変化が激しい時代,その中で自ら考えて,解決策を提示することができる。それをまた実行することができる。そういう能力が社会的に求められているわけで,それを実現するために,今,我々,学びの変革もやっていますけれども,学校教育だけではなく,人生のあらゆる局面において,そういった新しいことを吸収して,そして提供していくという力も求められていますので,そういった人材育成を進めることによって,今,申し上げたようなことを実現していくと,そういった三つの視点を軸にして,さまざまな施策に取り組んでいくということが,このビジョンの実現ということに繋がっていくのではないかと考えています。

 (NHK)
 追加でもう1点,この総合計画を実現するに当たって,当然,県庁の職員の方一丸となってやっていらっしゃると思うのですけれども,今後,県民一人一人に向けても,この取組を呼びかけていく必要があると思うんですが,その点については,どういうふうに県民に協力を呼び掛けていきたいですか。

 (答)
 おっしゃるとおりで,このビジョンに掲げています目指す姿というのは,県庁が実現するというよりは,県民の皆さまが実現するようなものなのだと思うのです。これはどの分野でも〔です〕。いわゆる17分野ありますけれども,県が何かして変化するのではなくて,県はあくまでも触媒になったりとか後押しをしたりとかいうような形になると思うのです。そういう意味では,県民の皆さまと県が一緒になって取り組んでいかなければいけないものでありますので,県民の皆さま一人一人の行動というか,それが実現に繋がっていくということだと思います。そういう意味では,県民の皆さまに共感いただくということが非常に大事なことだと思いますけれども,そのためにも,いろんな,皆さんと一緒に考える機会というようなことも,これからつくっていきたいと思っていますし,もちろん,まず「こういう考えです」ということを説明する。そういった機会もつくっていきたいと思っています。もちろん,今や多様な社会になっていますから,多言語でも,今後,リーフレットなどもつくって,皆さんにお届けするようにしたいと思っています。

 (HTV)
 広島テレビの門脇です。7ページの「安心」「誇り」「挑戦」という形で載っているのですけれども,「安心」という土台に関して,コロナ禍の中だったりとか,豪雨だったり自然災害の影響もある中で,やっぱり「安心」というものが大事になってくると思うんですけれども,あらためて,そこに関して,環境づくりですね。知事が考える「安心」の部分の認識をもう一度お願いします。

 (答)
 むしろ,5ページをご覧いただくと,今,いろんな不安要素というのはあると思います。健康であるとか,老後であるとか,老後ということに関していうと,自らの老後はもちろんありますけれども,それは年金だったりとか,自らの健康であったりしますけれど,高齢の親〔がいる〕とかです。それは介護をどうするかとか,そういったような不安であるとか,いろんな不安があると思います。〔それ〕で,もちろん県ですべて解決できるということではなくて,国のシステムに大きく依存するというか,国として取り組んでもらうこともたくさんあります。一方で,逆に,県として取り組むことができることもたくさんあって,〔5ページの〕下の方にありますけれども,例えば,経済的な不安,この老後の不安というのは経済的な不安というのもありますけれども,それに対して,やはりしっかりと付加価値の高い職というのを県内でつくっていくということも重要なことでありますから,そういった付加価値の高い職で,働き甲斐のある職場のようなものをつくっていくというようなことであるとか,あるいはこの〔5ページの〕一番下に地域共生社会とありますが,これも災害を機に,地域の支えあいセンターというものもつくりましたけれども,地域の中で,いろんな制度のはざまにあるような方々もいっらしゃいます。例えば,いわゆる8050とかの問題などありますけれども,制度のはざまに入って,うまく救えていないという,そういったところを地域のみんなで支えあうことによって,課題解決していきましょうという動きを今していますけれども,その,言ってみれば,自助と公助の間に,共助ですけれども,共助をよりきめ細かく提供できるようにしていくことによって地域で暮らしていくことの安心を増やしていくとか,それは実は,高齢になって介護が必要になるような場合の地域包括ケアとか,それに近いものがありますけれども,そういった全体の地域社会での支えあいの中で,安心をつくっていくとか,そういった分野に応じて,いろいろありますけれども,教育においてもです。例えば,不登校の問題だとか,あるいは学力が経済格差によって,格差が生まれてくるとかです。そういったことがないようにしていくとか,さまざまな取組によって,安心というものをつくっていきたいと思っております。

 (HTV)
 ありがとうございます。最後に1点だけ,こういった具体的な政策だったり,取組について,どういった,いつまでにとか,具体的な指針というか,働きを決めていく予定なのか,スケジュールとかは見えていますでしょうか。

 (答)
 まず,10年後にどういう姿にしていきたいかということは,このビジョンの中に入っています。〔それ〕で,そこにおける10年後の目標というか,それもこのビジョンの中に定めてあります。〔それ〕で,ただ,10年というとあまりにも長いので,5年後というところでの,もう一つの区切りをつくって,それについては,アクションプランという形で,これは来年度に実行できるように,アクションプランをセットでつくっていきたいと思っています。

 (HTV)
 その〔アクション〕プランについて,いつ発表するとか目安とかは分かっていますか。

 (答)
 〔事務方に向かって〕具体的な日程はどうでしたか。

 (事務方)
 10月,11月で,議会とも議論していく形になっています。

 (答)
 〔事務方に向かって〕最終的には2月議会になるのでしたか。

 (事務方)
 議決にはかけないので,委員会の審議です。

 (答)
 来年度の予算の中に,組み込めるような形でアクションプランをつくっていきます。

 (HTV)
 ありがとうございます。

 (司会)
 その他〔質問は〕,ございますでしょうか。

 (中国新聞)
 中国新聞の岡田です。総合計画なので,多岐に渡る話だったのですけれども,この中で特に,〔計画の期間として〕10年もあるのですけれども,どこから手をつけていくとか,プライオリティみたいなものは,知事の中にありますでしょうか。

 (答)
 それは,この三つの視点というところが,やはり大事ではないかなと思っています。その視点から入ってくると言いますか,この特定の〔施策領域〕,例えば,「スポーツはあれだけど平和がこうです」と言うよりは,もちろん若干,そういう側面もありますけれども,デジタルトランスフォーメーション〔DX〕を進めていくとか,あるいは人材育成を進めていくとか,そういった観点での優先順位というか,プライオリティというか,そういうものがあると思っています。もちろん,従来,今の〔ひろしま未来チャレンジ〕ビジョンの中で,四つの分野〔人づくり,新たな経済成長,安心な暮らしづくり,豊かな地域づくり〕があって,人づくり,それから〔新たな〕経済〔成長〕の部分というものが,まず,原動力になってくると申し上げていましたけれども,そういった側面があるのは間違いないと思っています。

 (中国新聞)
 いろいろ幅が広いのですけれども,特に「ここ」という,何でしょう,目玉みたいなところも,やはり三つの視点〔が大事になる〕みたいな〔そういうことでしょうか〕。

 (答)
 三つの視点とか,あるいは「安心」「誇り」「挑戦」〔という構造です〕。「安心」〔が〕土台,〔それ〕で「誇り」を磨いて,「挑戦」していこうというところです。この構造部分と,それから今の「三つの視点」,それから「適散・適集社会」というところです。

 (中国新聞)
 その「適散・適集社会」で,例えば,具体的にこんなことから始めたいというような,何か,今〔,お考えはありますか〕。例えば,来年〔の予算編成を見据えて〕アクションプランに反映させるとか,そういう,今,具体的な施策の方向というのは見えているのでしょうか。

 (答)
 これも〔これまでの説明と〕被ってくるのですけれども,適散・適集を実現していくためには,一つはデジタルトランスフォーメーション〔DX〕を活用して,例えば中山間地域でも働きやすい環境を整えていくとか,そこに企業を誘致してくるというようなことがありますし,また,適集の方では,よりクリエイティブな仕事をつくっていくということが重要だと思うのですけれども,そのためには都市機能の充実,これは今,例えばサッカースタジアムとか,そういうこともありますけれども,広島市あるいは福山市を中心とした拠点が,より拠点性を増していくということが,この適集のところには重要で,またそこで,惹かれてくる人たちが,例えば「住むところは,中山間地域で良いではないか」と,「そんなに毎日毎日,ここ〔都市部〕にいなくても,週に2日来られれば良いではないか」というようなことになってくるので,そういう意味というか,都市機能の充実ということも重要になってくると思います。

 (中国新聞)
 最後に1点,〔総合計画〕審議会の会長からも「予算の裏付けをもって進めてほしい」ということを言われたと思うのですけれども,とはいえ,先に示された財政見通しでは,かなり税収も落ち込んで,一般財源も苦しくなるのですが,この当面〔の話として〕,来年度以降,アクションプランなり,予算にも反映していくことになると思うのですけれども,その辺の予算的な裏付けと言うのは,例えば,これぐらい確保したいとか,そういうものはあるのでしょうか。

 (答)
 予算的な裏付けと言うか,まず我々は,行政の特徴として歳入というのは決まっているのです。つまり,頑張ったら売り上げが上がって〔経営〕資源が増えるというものではありませんので,景気動向に左右されながら,歳入が決まってくるということがあります。〔それ〕で,当然,これに付随する計画として,財政運営の基本方針というのも,5年間の〔スパンで〕つくりますから,そこで入ってくると見込まれる歳入,つまり,我々が使える資源というのを見通していきます。〔それ〕で,この5年間のアクションプラン,これを〔財政計画と〕完全に紐づけていくというのは,ちょっと〔難しく〕,アクションプランは,まだつくるところがあるので,財政の計画とすぐに紐づけるというのは,ちょっと難しいと思っているのですけれども,この5年間のアクションプランを最も実現していくための,今,見えている資源の配分のプライオリティの考え方であるとか,そういうものを考えていきたいと思っています。

 (司会)
 その他にご質問はよろしいでしょうか。よろしかったでしょうか。それでは,以上を持ちまして終了いたします。ありがとうございました。

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(資料)「安心 誇り 挑戦 ひろしまビジョン」の策定について (PDFファイル)(2.84MB)

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