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知事記者会見(令和2年9月15日)

印刷用ページを表示する掲載日2020年9月18日

 記者会見などにおける知事の発表や質疑応答をブランド・コミュニケーション戦略チームでとりまとめ,掲載しています。
 なお,〔 〕内は注釈を加えたものです。
 動画はインターネットチャンネルのサイトでご覧になれます。

会見日:令和2年9月15日(火曜日)

冒頭発言

〔動画(1)(2)(3)〕

(1)令和2年国勢調査の実施について

発表項目

(2)鞆の魅力「再発見」フォトコンテストの作品募集について

質問項目

(3)次期広島県総合計画の策定について

〔動画(4)〕

(4)自民党総裁選について

〔動画(5)(6)〕

(5)広島空港の優先交渉権者の決定について

(6)Go To トラベル事業について

会見録

 (幹事社:朝日新聞)
 幹事社の朝日新聞です。これから知事定例会見をはじめます。終了時刻は,11時00分を予定しております。ご協力をお願いいたします。まず,知事から冒頭発言が1件ありますので,よろしくお願いいたします。

令和2年国勢調査の実施について

 本日発表項目が1つございますけれども,その前に,令和2年国勢調査の実施について発言させていただければと思います。今回の調査,大正9年の第1回調査から数えまして,100年の節目を迎えます。国勢調査は,ご承知のとおり,日本に住むすべての世帯が対象となる国の最も基本的な調査でございまして,その意義や重要性は,ますます増しているところであります。例えば,国勢調査によって「日本に住む人や世帯」について把握することで,防災計画など,私たちの生活に欠かせないさまざまな施策に役立てられますので,すべての県民の皆さまに,漏れなく,また,正しくご回答いただきたいと思います。回答方法は,「インターネット」,「郵送」,「調査員へ提出する」の三つの方法がございます。新型コロナウイルス感染症の感染防止のために,人との接触が少なくて済み,また,簡単で便利なインターネットを,ぜひ,ご活用いただきたいと思います。なお,調査員は,腕章を着用しまして,顔写真入りの調査員証を携行しております。銀行口座やクレジットカード番号などをお聞きすることは絶対にありませんので,国勢調査を装った不審な「かたり調査」や詐欺には,くれぐれもご注意ください。最後になりますが,国勢調査の回答期限が10月7日となっておりますので,県民の皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

 (幹事社:朝日新聞)
 この件について,質問がある社は挙手をして社名を名乗ってからお願いいたします。なお,手話通訳者の方が通訳しやすいよう,質問は,はっきりとおっしゃっていただきますようお願いいたします。〔質問がないようですので,それ〕では,続いて,知事から発表が1件ありますので,お願いいたします。

鞆の魅力「再発見」フォトコンテストの作品募集について

 それでは本日の発表項目,鞆の魅力「再発見」フォトコンテストの作品募集についてでございます。広島県では,『「鞆・一口町方衆」応援プロジェクト』で,町並みの保存や伝統文化を継承するため,ふるさと納税制度を活用した寄附を募集しています。この度,本プロジェクトの一環として『鞆の魅力「再発見」フォトコンテスト』を実施いたします。本日から作品募集を開始いたします。募集する作品のテーマは,「あなたが残したい 鞆の風景・魅力」です。鞆地区には,江戸時代から続く常夜灯や雁木といった港の施設や伝統的な町屋が多く保存されて,また,幾多の伝統行事も人々の暮らしの中に溶け込みながら今日まで継承されてきました。こうした魅力あふれる鞆に,多くの方に訪れていただき,町中を散策する中で新たな魅力を発見していただく,あるいは,自分が知っている隠れた鞆の魅力について,ご応募いただく作品で,ご紹介いただきたいと思います。なお,入賞作品につきましては,『「鞆・一口町方衆」応援プロジェクト』に2回以上ご寄附をいただいた方へ進呈する絵葉書への写真や,公式サイトに掲載するなど,鞆の魅力の発信に活用させていただきます。応募方法等について,詳しくはホームページをご覧いただければと思います。県としては,このフォトコンテストを含む,あらゆる取組を通じまして,鞆の魅力を感じていただき,多くの皆さまに鞆ファンになっていただくことで,『「鞆・一口町方衆」応援プロジェクト』へのご賛同とふるさと納税による寄附について,あらためてご協力をお願いしたいと考えております。報道機関の皆さまも,「鞆・一口町方衆」応援プロジェクトの取組や今回のフォトコンテストの趣旨についてご理解いただきまして,作品の募集また支援の呼び掛けについてご協力いただければ大変ありがたく存じます。私からは以上でございます。

 (幹事社:朝日新聞)
 この件について,質問がある社は挙手をして社名を名乗ってからお願いいたします。〔質問がないようですので,〕続きまして,幹事社質問に入ります。

次期広島県総合計画の策定について

 (幹事社:朝日新聞)
 広島県の次期総合計画が9月議会を経て決定されます。新型コロナウイルスの感染拡大が生じ,県民生活や経済などに大きな影響が出ており,先行きの不透明感が強まる中,次の10年を見据えた次期総合計画はどのような方針で策定したのか伺います。また,現行のチャレンジビジョンと比べて,特に力を置いたのはどのようなポイントか,お聞かせください。

 (答)
 まず今,ご承知のとおり,人口の減少が加速していますし,グローバル化というのも,今,ますます進展〔しています〕。それに対する反動みたいなものも出ていますけれども,そういったこと,あるいはデジタル化の進展,それから大災害なども各地で頻発しているといったような,本当に先行き不透明で変化が激しいということが前提にございます。しかしながら,そういう中でも30年後にどうあるべきなのかという姿を構想いたしまして,そこから10年後の目指す姿を作って,そこに至る取組の方向を示すという形で〔計画を〕作っています。これはバックキャストと呼ばれ〔る手法であり〕ますけれども,それによって県民の願いであります仕事と暮らしの充実を目指して,検討してきたところであります。また,新型コロナを契機としてさまざまな変化が出てきていますけれども,これをチャンスに転換するという視点を持って,新たな広島県づくりに向けた議論を行ってきたところであります。新たなビジョンのポイントは三つほどあります。1点目は,「安心・誇り・挑戦」をキーワードに据えたというところであります。具体的には,県民の皆さまが抱くさまざまな不安を軽減して,安心に繋げていくということ。その安心は土台となりますので,それを土台として,誇りに繋がる本県独自の強みを伸ばしていくということ,〔それ〕で,県内のどこに住んでいても,夢や希望に挑戦できる社会を目指すこととしております。ビジョン自体の名称も「安心▷誇り▷挑戦 ひろしまビジョン」といたしました。2点目は,ポストコロナにおける「適散・適集社会」のフロントランナーとなることであります。新型コロナは,これまで効率を追求してきて,その結果として都市化・密ということを追求してきたのですが,そこから,人と人との距離を保つ分散というのも大事だということについて,気付きをもたらしたのではないかと思います。今後の社会では,時間や場所にとらわれない暮らし方や働き方などが求められるようになるだろうということであります。本県の強みであります「都市と自然の近接性」これを最大限に生かして「適切な分散」と「適切な集中」を創造していくということが重要になると考えています。こうした新しい社会は,これまで本県が取り組んできた働き方改革などを通じた欲張りなライフスタイル,これの実現であるとか,あるいは豊かな地域づくりといったものと方向性が同じであると考えています。〔それ〕で,3点目になりますが,デジタル化の進展やポストコロナの今,申し上げたような「適散・適集社会」を踏まえますと,空間的な制約を解消するデジタル技術を積極的に活用していくということは,ますます重要だろうと考えておりまして,そういったことを進めるために,まずは「DXの推進」がございまして,さらには「ひろしまブランドの強化」,それから「生涯にわたる人材育成」というこの三つの観点,三つの視点を施策を貫くものとして重点的に取り組むことで,目指す姿の実現に向けて,着実に成果に繋げていきたいと考えているところであります。

 (幹事社:朝日新聞)
 この件につきまして,質問がある社はお願いいたします。

 (中国新聞)
 中国新聞の岡田といいます。今,ご紹介いただきました「適散・適集社会」,たぶん新しいワードだと思うのですけれど,これは何と言うか具体的にどういうものをイメージしていらっしゃるのか知事の考えをお聞かせいただけますか。

 (答)
 とにかく密というのが,今の,これはグローバルなトレンド,特にアジアでです。〔そこで〕きていたトレンドなのだと思うのです。密集することによる生産性の向上という,それが追及されてきたのですけれども,現実を見ると,例えば,東京の生産性というのは,この15年,20年ぐらいは,全国平均より低いのです。実は,そこに既に限界がきていたということがあります。その上で,さらにこのコロナのリスクです。これは,コロナに限らず,新しい感染症というのがこれから一定の期間,定期的にくるだろうと〔考えられます〕。あるいは,去年も,台風のときにありましたけれども,浸水して二百何十万人が避難しなければならないと,東京都の機能が失われると,そんなリスクもあるということも認識されつつあるところで,これまでは何とかそのリスクの実現からは,逃れていますけれども,どこかでそういうことが起きるのだと思うのです。あるいは震災が起きる。そのようなことがある。〔それ〕で,今また,さらにデジタル技術というのがあって,必ずしも密にならなくてもさまざまな意見の交換であるとか,あるいは,仕事を進めていくということができるようになってきたということで,とにかく密にすれば良いというものでもなかろうということです。〔それ〕で,分散していくと。そこが適当な,適切な分散が必要になってくる。一方で,集積というのも一定程度やはり必要な場面もあるし,必要なものもあるわけで,それもとにかく密で,今の東京のように生産性が落ちていってしまうようなレベルまで密にするのではなく,適切な集積というものが必要であろうと,そう考えているということです。それをどう評価するか,どう表現するかということがあって,いろいろあって,今の,我々もご意見を伺いましたけれども,例えば,慶応〔義塾大学〕の安宅教授です。「開疎」という言い方をされていますけれども,我々は集中の部分も,東京の視点から見ると「開疎」という方向になると思うのですけれども,我々から見ると「適切な集中」も「適切な分散」も必要だろうということで,「適散・適集」という言い方にしています。

 (中国新聞)
 1点〔追加の質問〕です。「適散・適集」という言葉が,今後社会に定着していくと思いますか。

 (答)
 定着するように努力しなければいけません。

 (幹事社:朝日新聞)
 他に何か〔質問は,〕ございますでしょうか。すみません,関連で幹事社から1点伺います。今,お話の中で,新型コロナウイルスの部分でそういう変化をチャンスにするというような話がありましたけれども,具体的に言うと,どのようなイメージなのか,もうちょっと噛み砕いて教えていただければと思います。

 (答)
 一つは,今の「適散・適集」にも掛かりますけれども,集中に対するリスクということが認識された中で,この東京一極集中是正という方向,これを推し進めていく一つのチャンスだろうと思っています。それから,これまでデジタル対応ということも言われながらもなかなか進むことが難しかったのですけれども,今回のコロナで,ある意味,否が応でも進めなければいけないということがあって,〔それ〕で,やってみると実は「結構できるのではないか」という発見もあったのだと思うのです。そういうのは,やはりこの危機から来たチャンスではないかと思います。そういったことが他のいろんな場面でもあって,そういうところから少しずつ普遍〔化〕していくと,もっとデジタル化に対応した,製造業にしてもです。取組だとか,そういったことで生産性を上げていくとか,あるいは新しいビジネスモデルが生まれてくるとかです。そういったようなことがあるのではないかと思っていまして,現実としても,今コロナで非常に幅広い業種で売上減に苦しんでいる企業が多い中で,逆に伸ばしているというところもあるので,そういった「新しさ」というところを見つけていくということが必要ではないかと思います。社会的には,さっき言ったようなデジタル化の推進,例えば,行政のデジタル化,何ていうのも,なかなか本当に我々,自治体でもいつも,何と言うか苦労していたのです。その「共同開発しましょう」とか「クラウドにしましょう」と言ってもなかなか歩調があわなかったのですけれども,これを一挙に進めていくであるとか,そういったことがチャンスになっていくのではないかと思います。

 (幹事社:朝日新聞)
 他に〔質問は〕ございませんか。〔他に質問がないようですので,〕それでは一般質問に移ります。他に質問のある社は,よろしくお願いいたします。

自民党総裁選について

 (NHK)
 NHKの牧と申します。昨日の総裁選のことについてなのですが,かねてより応援されていらっしゃった岸田さんとかが落選されて,菅さんが選出されましたけれども,一夜明けて,これについてあらためて受け止めをお願いしたいのと,党四役などもだいたい決まりまして,菅さんのカラーも出てきたところではありますけれども,新総裁に期待されること,また,広島県としては,黒い雨,河井問題,被服支廠など,知事として要望されたいことがありましたら,よろしくお願いします。また,今日,合流新党の結党大会がございますけれども,こうした野党の動きについても受け止めをお願いいたします。

 (答)
 まず,広島県から宮澤喜一総理以来になります岸田総理の誕生を強く期待していましたので,今回の結果は非常に残念だということがあります。岸田先生には,引き続き「分断から協調」という理念,これは広島県の施策にも通じるところがありますので,格差是正であるとか〔です〕。あるいは核軍縮についても思いを述べられておられましたので,そういった取組など,我々が直面している諸課題の解決に向けて,先頭に立って活躍されて,次の総裁選を,また目指していただくということを期待しているところであります。〔それ〕で,菅新総裁,総理になられるのだと思いますけれども,これは,まず,もちろん,新型コロナウイルス対策ですが,これを適切に対応していただきたいと〔思います〕。これは地方と連携,協力しなければいけませんので,強力なリーダーシップを発揮しながらも,しっかりと我々と連携して取り組んでいただくということを期待しておりますし,また,次の時代に向けて,昨日も申し上げましたけれども,成長戦略というのが〔あり〕,安倍政権の,この方針を引き継ぐという中で,成長戦略というのが,一つ,大きく取り残されている部分だと思いますので,そこについては,新総裁ご自身も意欲を語っておられますけれども,ぜひ,進めていって,この日本のポストコロナに向けた構造改革ということを進めていただきたいと思っています。それから,広島との関係で言いますと,もちろん被爆者支援ということがありまして,これは今,黒い雨がありますけれども,その他の被爆者認定についても,いろんな課題もありますし,今の,この被爆75年を経て,被爆者も非常に高齢化しているという観点から,この被爆者救済に向けた,思い切った決断というのを期待したいと思っていますし,安全保障面で言えば,この核兵器廃絶に向けて,日本政府は,核兵器国と非核兵国の橋渡しをするというスタンスで,これまでずっと,こられていますけれども,具体的な動きというのが,なかなか見えないという中で,もっと強力なリーダーシップを発揮していただいて,現実〔には〕,今,核兵器を巡って,非常に不安定な,あるいは危険な状況になりつつあると思うので,そういったところに歯止めをかけて,核軍縮から廃絶へと向かう流れを作っていく上で,大きな役割を果たしていただきたいと思っています。

 (NHK)
 すみません,ありがとうございます。合流新党に〔ついては,いかがでしょうか〕。

 (答)
 合流新党については,やはり〔同じように〕大きく期待したいと思います。この国会での論戦を含めて,国民に選択肢を提示していくということが大きな役割だと思いますので,それがまた,政権与党に対する緊張感〔となり,いわゆる〕政策競争です。そうなっていくことによって,まさに,何と言いますか,競争による改善というか,競争によって,より良い政策,さらに国民の意思を反映しつつ,また将来を見た必要な対応というのも見つつ,良い政策が生まれてくるのではないかと思いますので,そういったことができるような野党となっていただくということを強く期待しています。

 (幹事社:朝日新聞)
 その他,〔質問は〕ございますでしょうか。

広島空港の優先交渉権者の決定について

 (中国新聞)
 中国新聞の畑山です。先日,広島空港の民営化の関係で企業グループ,地元有力企業も含めた企業グループが優先交渉権者として決まりました。知事〔から〕もコメントは頂戴しているのですけれども,あらためて,民間,地元の企業,いわゆる〔広島の〕御三家と言われるような企業が入っていることも含めて,期待する部分というのを教えてください。

 (答)
 今回,優先交渉権者が決まりましたけれども,11月頃には,運営事業者になるのかと思っています。まずは,民間のノウハウとか,創意工夫というのを最大限発揮していただいて広島空港の利便性の向上,それから地域活性化です。これに積極的に,もちろん県とか地域とかと連携しながら,取り組んでいただきたいと思っています。我々としては,広島空港が中四国地方の拠点空港になるということを目指していきたいということがベースにありますから,それの実現に向けて取り組んでいただきたいということです。さらには,今,新型コロナの影響を受けているときでもありますので,ここからどう回復していくのかというのが足元の課題でもあると思うのです。そういったところでの戦略なども含めて,この新たな知恵と言うか,それを発揮していっていただきたいと考えています。

 (中国新聞)
 今,後半にお話しになったコロナで,国内線はだいぶ便数が減っていますし,国際線については,ずっと止まっている状況であるわけですけれども,今,ちょうどそこのところのコロナ後も含めたとおっしゃいましたが,具体的にどういう期待を持たれていますか。

 (答)
 今,国際便が止まっていますけれども,これが永遠に続くというわけではないと思うのです。〔それ〕で,いずれ旅客需要というのは,戻ってくると〔考えています〕。あるいは,よりグローバル化した経済,特にアジアにおける交流というのも戻ってくるだろうと〔考えています〕。〔それ〕で,所得もみんな上がってくるので,さらにそういったニーズというのは,高まってくるだろうと思うわけですけれども,そこに向けて,今,申し上げたような,中四国地方の拠点空港としての位置付けというのを確立していくと,そういうことを期待したい。そこがまさに民間の皆さんの知恵の出しどころではないかと思っています。

 (中国新聞)
 県として,何か考えているようなバックアップと言いますか,後押しというところは,何かありますでしょうか。

 (答)
 もちろん,特に国際線需要ということを考えたときには,一つは観光需要と,もう一つはビジネス需要とあるわけです。〔それ〕で,ビジネス需要というのは,民間の,例えば,商工会議所なり,〔経済〕同友会なり,そういった経済団体とも連携しながら,開拓していくということになりますし,観光需要については,この域内観光をまたブラッシュアップしていくということが非常に重要になりますので,〔それ〕で,そこにおいては,またいろんな,そうは言っても環境変化もあると思うのです。〔これまでのように〕LCCみたいな〔経営形態〕の〔企業〕が,これまでと同様に国際線で成立するのかということを含めて,戦略の調整が必要なのだと思うのですけれども,そういった調整を踏まえながら,この域内の観光需要というのを掘り起こしていくといったようなこと,そういったバックアップというよりも,協働して,連携して,旅客需要の拡大に取り組んでいくということが,まずあると思っています。

 (日経新聞)
 日経新聞の田口です。空港関連で今回の入札〔ですが〕,本来,3陣営まで通過できる1次審査の段階でそもそも2グループしか名乗りを上げなかったりですとか,2次審査の段階で一つ〔のグループ〕が撤退するといったことがありました。名乗りを上げる数ではなくて,空港運営の提案内容というのが重要だと思うのですけれども,一方で,他の先行していた空港の民営化プロセスに比べて盛り上がりに欠ける面があったかなと思っているのですけれども,例えば,軌道系アクセス〔を〕引く,引かないという話〔があった〕,その辺からずっと広島空港の民営化のプロセスをここまでご覧になっていて,そもそもコンセッションという,その在り方等も含めて,知事はこれまでの経緯をどのように評価されていらっしゃるでしょうか。

 (答)
 なかなか,まだ提案内容について,現時点で公表されていないところがあるので,その評価を含めて申し上げにくいところがあるのですけれども,ただ,私の理解では,〔国の審査委員会でも高い評価を得ていることから〕非常に積極的な提案であると理解していますので,何と言いますか,いろんなグループの提案があったら,また,それぞれ特徴もあったかもしれませんけれども,ただ,〔それ〕では,今回の提案が,例えば,消極的でギリギリだったのかと言うと,そういうことではないと思うのです。詳細はこれからになりますけれども,なのでまずは良かったと思っています。〔それ〕で,一番問題なのは,そういったことを実行に移して実現していくということなので,そこにこれから三井グループが中心になっていますけれども,東急とです。そういう力を発揮していただいて,そしてもちろん地元〔企業〕も入っていますので,地元の事情も良くわかりますから,いろんな知恵を集める形で実行して,実現していくということを期待したいと思っています。

 (幹事社:朝日新聞)
 終了時刻が近づいてまいりましたので,次の質問を最後とさせていただきたいと思います。

Go To トラベル事業について

 (中国新聞)
 中国新聞の宮野です。政府の観光支援事業「Go To トラベル」で10月から東京を追加する政府の方針について,お伺いします。東京からの観光客が増えることの期待がある一方で,秋から冬の風邪やインフルエンザの流行シーズンにあわせて,人の往来が活発になり感染が広がるというおそれもあります。知事のお考えを伺いできますでしょうか。

 (答)
 まず,これは東京に限らず旅行する場合にですが,これは広島に来ていただく場合も,広島から行く場合もそうですけれども,手洗いだとか消毒だとかマスクの着用といった,もちろん3密を回避するといったような,感染防止策の徹底をお願いしたいと思っています。その上で,東京についても,今は落ち着いてきている方向にあるとはいえ,新規患者の数ですが,これは全国平均の倍以上あるところなので,引き続き状況を注視していく必要があると思いますし,我々としては専門家の皆さまのご意見も伺いながら,誘客の対象エリア,どういった都道府県を対象に誘客していくか,というようなことについても見極めながら進めていきたいと考えているところです。

 (中国新聞)
 〔誘客の〕対象エリアから,今回,東京を除くというようなことを考えているわけではない〔でしょうか〕。

 (答)
 「Go To」は,東京が対象になるわけです。ですから「Go To」で来られる方は東京からも来られるということがありますけれども,我々がキャンペーンだとかプロモーションを掛けていくというところは,コントロールが可能なので,そういった面で状況を見極めながら対応していく必要があるだろうと考えています。これは東京に限ったことではなくて,やはり局面局面で〔感染者が〕急増するような地域が今後も出てくる可能性もあるので,そういったことはきめ細かく見ながら,対応していく必要があると考えています。

 (中国新聞)
 もう1点,「Go To」の対象に,広島から東京に行く旅行も対象になるのですが,東京に旅行に行くことについて,県の考え方がありますか。

 (答)
 これは従来から対処方針の中にも入っていますけれども,やはり地域それぞれの感染状況を見て,行先の地域での注意事項なども各自治体から出されていますので,そういったことにも注意しながら感染防止にも,もちろん留意しながら対応していただきたいと考えています。ですから一律に制限するとか,そういうことは考えていないです。それはこれまでもやっていません。

 (幹事社:朝日新聞)
 それでは,これで知事定例会見を終わります。次回の定例会見は,10月13日火曜日の午前10時30分からを予定しています。ありがとうございました。

ダウンロード

(資料)令和2年国勢調査の実施について (PDFファイル)(3.57MB)

(資料)鞆の魅力「再発見」フォトコンテストの作品募集について (PDFファイル)(6.93MB)

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