令和7年6月5日(木曜日)12時15分~16時00分
三原市本郷生涯学習センター(三原市本郷南六丁目25番1号)
広島県教育委員会事務局生涯学習課 社会教育監 半田 光紀
行政説明では、「国・県の施策の動向」について、広島県教育委員会事務局より説明いたしました。
【講師】
岡山県立大学保健福祉学部現代福祉学科 教授 近藤 理恵
講演では、現代社会の新しいリスク(1科学技術の発展によるリスク 2新しい貧困(社会的排除)のリスク)に触れながら、文化資本と社会関係資本の構築や他者との信頼関係の構築等について御説明いただきました。中でも、美術館と社会教育について、フランスや岡山県での事例を取り上げながら、子供や若者が文化へアクセスすることの大切さや対話型鑑賞において学芸員や来館者等の他者と対話することの重要性を教えていただきました。これからの社会教育は、子供や若者が文化的な生活の中で他者との信頼関係を構築し、存在論的安心を得ることができるよう取り組んでいくことが大切だということを学ぶことができました。
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【事例発表者】
長野県岡谷市教育委員会生涯学習課 生涯学習推進主幹 清水 浩史
長野県岡谷市社会教育委員 関島 良治、山岸 みち子、今井 鈴子
廿日市市佐方市民センター 所長 加芝 洋二
【ファシリテーター】
岡山県立大学保健福祉学部現代福祉学科 教授 近藤 理恵
事例発表では、長野県岡谷市教育委員会生涯学習課及び岡谷市社会教育委員の方々や廿日市市佐方市民センター所長に御登壇いただき、先進的な実践について紹介していただきました。その後のテーマトークでは、講演に続き、近藤先生のファシリテートのもと、「社会教育からのチャレンジ~地域や家庭で共に学び支えあう社会~」について考え、「「地域」をどうつくるか」に視点をあてながら意見交流を行いました。参加者の皆様とも意見交流を行い、それぞれの地域や立場でできることについて考える機会となりました。
事例発表者等のプロフィールはこちらから (PDFファイル)(231KB)
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