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令和元年度「親プロ」講座の様子 「県立呉昭和高等学校」

教材:呉市オリジナル 「自立にむけて~大人になる準備はOK?」

期日/場所

令和2年1月23日(木)13:30~15:20/県立呉昭和高等学校

実施機関・団体など/参加者数

県立呉昭和高等学校 /1年生 74名

講師(ファシリテーター)

統 括:青木 美於
メイン:深田 聡美
サ ブ:長尾 美香,榎 幸代,野田 尚子,村上 民子

講座の様子

 昭和高校で「親プロ」講座を実施しました。今年で3年目でした。毎年1年生に行っており,今年で3学年全員が体験したことになります。
【はじめに】
 オリエンテーションとして「親プロ」「ファシリテーション」などについて簡単に説明を行いました。その後,「スケジュール」,「ねらい」,「ゴール」を示し,「4つの約束+1」として,「勇気をもって自分の意見を言う」ことを心がけてほしいと話しました。自由に座っていたところから,グループに分かれ,アイスブレイクを兼ねた自己紹介を行いました。自分の「名前」と「今ハマっていること(マイブーム)」をA4の用紙に書いて紹介し合いました。書けなかった子には、好きな芸能人について話すように伝えました。
① ② ③
【ワーク】
 小学生の日常生活で体験しそうなエピソードを2つ挙げ,小学生に向けて,お姉さん・お兄さん目線で「自立」という視点を持ちながらアドバイスをしてもらいました。自分の考えを書いた後に,グループで共有し,意見交換をしました。さらに自分が「自立」についてどんなことをイメージするのか,大切に思っていることは何なのかを具体的に考えてもらうために,「小学生に伝えたかったことは何だろう?」と問いかけました。その後,全員で協力して場作りをしました。机を移動させ,椅子を持って74名で1つの大きな輪になりました。この時間のワークを少し振り返り,また,これからみんなは大人になっていくことを確認したあと,「では高校生になった今,自立するとはどういうことだと思いますか」と問いました。思っていることをB5の色付きの紙に書いてもらい,椅子に置き,立ち上がってみんなの意見を読みながら,ゆっくり全員でぐるっと一周しました。始める前に,輪の途中(当日誕生日だった生徒の隣)に,あめちゃんコーナーを設けて,「そこに行ったら好きな飴を1個取ってもいいよ」と伝え,楽しみながら行えるようにしました。
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【おわりに】
 「学習を振り返りましょう」という形で,自分の中でわかったことや,考えが変わったことを書いて,何人かに話してもらいました。いろいろな意見が出ていました。

生徒の声

・これまでは,人に流されて行動することが多かったけど,この講座を受けて,自分で行動していこうと思いました。
・自立するということは,人の助けも借りながら自分の意思を大切にするということが大事であることがわかりました。
・自立に対しての考え方がみんなそれぞれ違っていて,自分だけの考え方が全てではないと改めて感じました。人の意見も尊重することが大事だと思いました。

ファシリテーターの声

 打ち合わせの内容から,教材はオリジナルを作成することにしました。エピソードの内容を考えるのは難しかったですが,アドバイスするという形を取りながら,少し自分たちの行動についても振り返るようなものにできたと思います。
 話をしたことのない生徒同士のグループもたくさんあったと思いますが,それなりに意見交換はできていたと思います。
 私自身の反省として,楽しい雰囲気の中でしっかり考えたり感じたりする場面と,メリハリをつけ,もっとうまく切り替えられるといいと思いました。


ワークシート (PDFファイル)(329KB)
展開案 (PDFファイル)(179KB)

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