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「マッくんとプーちゃん夢の町3丁目」6

印刷用ページを表示する掲載日2011年11月1日

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夕方,マッくん,プーちゃんの家では,みんながお話をしています。お父さん:「なあ,母さん,もし,マッくんや,プーちゃんが,知らない人に連れて行かれそうになったら,2人とも逃げ出すことができるかな?」お母さん:「ええ,そうね。子どもたちには,大声を出したり防犯ブザーを鳴らすように教えていますけど,本当に恐ろしい目に遭ったときは,シャイ君のように何もできないかもしれませんね。心配だわ,どうしたらいいのかしら?」ジージ:「そうじゃな,子どもたちには危ない場所へ行かないように教えんといかんな。子どもが危ない場所へ近寄らなければ,悪いことをする人に会うこともなかろうし,大声を出したり,防犯ブザーを使うこともいらなくなるからな。」お母さん:「危ない場所って,どんな場所かしら?」ジージ:「それは,悪いことをする人が,簡単に子どもに近づけて,誰からも気づかれない場所,つまり『入りやすくて見えにくい』場所なんじゃ。たいていの事件は,この入りやすくて,見えにくい場所で起こっているんじゃよ。」お父さん:「入りやすくて,見えにくい場所・・・」お父さんも真剣に考えています。ジージは,マッくん,プーちゃんの手をしっかりとにぎりながら,ジージ:「この町にも,入りやすくて,見えにくい場所は,たくさんあるはずじゃ。子どもたちが,そんな危ない場所を知ったら,きっと近づかないだろうし,どうしても通らなければいけないときは,気をつけるだろうからな。」お父さん:「ジージの言うとおりだね。なあ,みんな,こんどのお休みの日に,みんなでこの町を探検してみないかい?危ない所を調べたり,楽しい遊び場所を見つけたりさ。」マッくん:「わー,楽しそう!ぼく,探検したいよ~。」プーちゃん:「私もしたいよ~。」お母さん:「お父さん,それはいい考えですね。じゃあ,おいしいお弁当を持っていきましょうね。」ジージ:「わしは,『秘密の棒』を作るぞ。」みんな:「秘密の棒?」みなさん,ジージの『秘密の棒』ってなんでしょうね?

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