「子供の安全な環境づくり」の一環として、広島市立竹屋小学校において、保護者の方々の協力を得て「地域安全マップづくり」が行われました。
令和6年10月9日(水曜日)午前8時30分から午前11時50分まで
・ 広島市立竹屋小学校 3年生児童60名、保護者10名、教員6名
・ 広島県県民活動課職員 3名
広島市立竹屋小学校及び周辺地域
事前学習は、体育館で行いました。
広島県職員が講師となり、パワーポイントを使って、クイズを交えて「危険な場所」と「安全な場所」を見分けるためのキーワードについて学びました。
危険な場所のキーワードは、「見えにくい」「入りやすい」
安全な場所のキーワードは、「見えやすい」「入りにくい」
事前学習のあとは10班に分かれ、先生方や保護者の方々が補助役となり小学校周辺のフィールドワークを行いました。
フィールドワークでは、事前学習で勉強したキーワードを使って、自分たちで「危険な場所」や「安全な場所」を見つけたり、地域の方にインタビューを行い、地域の危険な場所、安全な場所について学びました。
学校に戻り、各班ごとに分かれて地域安全マップを作製しました。
自分たちが撮影した写真を基に、「なぜ安全なのか」「なぜ危険なのか」を友達同士で考えながら、メモした紙を地図上に貼り付けていきました。
折り紙などで工夫しながら、どの班も分かりやすい地図を作ることができました。
最後は、2つの班が代表して、完成した地域安全マップを掲示しながら、発表を行いました。
自分たちで発見した「危険な場所」や「安全な場所」を、キーワードを使って分かりやすく発表することができました。
当日参加くださった保護者の方からは、「子供達が進んで安全マップづくりに取り組んでいる姿を見ることができて良かった。」と感想をいただきました。
保護者の方にとっても、子供たちと一緒にフィールドワークをすることで、地域にある「安全な場所・危険な場所」を発見する良い機会になりました。
この度の「地域安全マップづくり」では、子供達が自ら体験し、それをまとめ、発表し伝えることで、主体的に安全について考えることができました。
取組の後には1、2年生達へ安全マップの紹介も行い、学びをアウトプットする活動にも取り組みました。
今後も、子ども達が自分の身を自分で守る力を身につけられるよう継続して取り組んでいきたいと思います。