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万引き防止マニュアル

印刷用ページを表示する掲載日2011年4月1日

 広島県では,平成16年度,少年犯罪の低年齢化に歯止めをかけ,社会規範を守る青少年を育成することを目的に,知事部局,県教育委員会,警察本部が共同で少年犯罪防止緊急プロジェクトチームを設置し,非行の入り口と呼ばれている万引きに照準を合わせた取組を集中的に行い,事業者の皆様方に,万引きをさせないお店づくりを一層進めていただくための参考としていただけるよう,事業者の皆様,地域関係者,関係機関などから万引きの実態や被害防止に効果的な対策などの御意見をいただき,「万引き防止マニュアル」を作成しました。

 マニュアル作成から6年余が経過し,刑法犯の認知件数が平成14年をピークに年々減少する中,万引きに関しては,平成19年以降増加に転じ,高止まりの状況が続いています。

 「万引き」は,初発型の犯罪とも呼ばれ,これを放置することで再犯を繰り返し犯罪がエスカレートしていく傾向があるとも言われています。現実問題として,被疑者の約30%を少年が占めており,その年齢構成も低年齢化の進行が著しいとなれば,将来の治安を考える上でも看過できません。マニュアル表紙

 また,昨今の景気の低迷ともあいまって,ここ数年,高齢者による万引きが急増しており,平成21年中には約25%を占め,今後の更なる高齢化の進行を踏まえれば,その対策も急がれます。

 私たちには,「たかが万引き」といった社会の風潮に警鐘を鳴らし,規範意識の向上はもとより,「万引きを起こさせない環境づくり」を関係機関,事業者,団体等と総合的に推進することが求められています。

 この度,最近の万引き犯罪対策や防止機器に関する情報を盛り込み,「改訂版:万引き防止マニュアル」として作成しました。本書を参考にしていただき,警察,学校,地域と連携し,安心してお買い物ができるお店の環境づくりに向けた取組が広がることを期待しております。

 

平成22年12月

                    広島県・広島県教育委員会・広島県警察本部

【ダウンロード】
万引き防止マニュアル (PDFファイル)(3.34MB)

 

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