県では,4月から一人で行動することが多くなる幼稚園・保育園の年長園児に,自分の安全・安心に気を配る姿勢を身につけもらうとともに,その保護者の方々にも,子どもの安全について意識を高めていただくために,「子ども防犯教室」を開催しました。
○ 日時 平成26年3月4日(火曜日) 10時30分~11時20分
○ 場所 比治山大学短期大学部付属幼稚園
○ 対象 年長園児とその保護者
大学生ボランティア(比治山大学)のみなさんに協力してもらいました。 |
大学生ボランティアが,園児のみなさんにクイズを出し,一人で行動するときにどのようなことに注意していかなければならないか考えてもらいました。クイズの途中では,万一の場合に適切な行動がとれるように,大きな声で助けを求める練習をしたり,防犯ブザーの使い方や,知らない人に声をかけられたときの間合いの取り方などについての話もありました。
防犯クイズのようす |
この防犯クイズの様子を保護者の方々にもご覧いただき,今後家庭で子どもへ注意を促していくときの参考にしていただきました。
大学生ボランティアが,防犯をテーマにしたゲームをしました。このゲームは,自分の後ろにいる不審者にすぐ気づき,適切な行動をとるための練習を盛り込んだ内容のもので,園児のみなさんは,ゲームを通じて上手に防犯行動をとる方法を学びました。
ゲームのようす |
ゲームに続いて,大学生による紙芝居の読み聞かせがありました。この紙芝居の内容は,防犯クイズなどで学んだことを踏まえたもので,園児のみなさんは今日学んだことをこの紙芝居でもう一度ふり返りました。
防犯クイズを参観していただいた保護者の方々を対象に,県民活動課職員が,子どもの安全を取り巻く現状と,家庭で子どもに防犯の指導を行う際の方法や,犯罪の被害に遭わないための考え方などについて説明しました。