若者応援インタビュー ひろしまAI部

株式会社熊平製作所 製品開発部の村田 正和さん

セキュリティ機器の開発・製造を行う株式会社熊平製作所 製品開発部の村田 正和さん。ご自身の仕事内容やひろしまAI部との関わり・取組内容について、詳しくお話を伺いました。

知りたいを叶える インタビュー

株式会社熊平製作所 製品開発部 村田 正和さん

村田むらた 正和まさかず さん

株式会社熊平製作所 製品開発部 TSグループ 主幹

2005年、「ものづくりに携われる広島の会社」を志望して入社。セキュリティ製品の設計を担う部署でソフトウェアを担当する。2025年8月の「ひろしまAI部」企業訪問イベント時はファシリテーターとして全体の取りまとめ役を務めた。

インタビューを受ける村田さん

日常的に活用しているAIの知識と技術で社会貢献

弊社は監視カメラやセキュリティゲートなど多様なセキュリティ製品を扱っています。例えば監視カメラに映った映像から何かを見つけたり、製品開発をする際にソフトウェアのプログラムを書くところを手伝ってもらったりと、様々な形で日常的にAIを活用しています。

防災関連事業でつながりがある県担当者から紹介を受け、ひろしまAI部の活動に参加することになりました。創業して128年、ずっと広島で製造業を続けてきたので、社会貢献の一環として協力させていただいた部分もあります。一方で、ひろしまAI部の高校生たちが将来的に広島で就職となった時、頭の片隅に弊社のことが残っていてくれたらいいなという期待感もありました。

この取組は、高校生たちがAIを使った企画を考えるというのが最終ゴール。3月の発表会に向けて、参加各企業から派遣されたコーチが伴走し、サポートします。弊社からも開発担当の社員が2名ほどコーチを務めています。月1度くらいのペースで、WEB上で話をしているようです。

高校生の企業訪問

取組に参加している高校生の企業訪問を受け入れ

2025年8月には、ひろしまAI部に参加している高校生たちが広島県内の企業を訪問するイベントがあり、弊社も16名の生徒さんを迎えました。会社紹介をした後、弊社の製品を展示しているショールームを見学してもらって、「AIを活かしたセキュリティ製品を一緒に考えてみましょう」というワークショップを行いました。

ショールームでは、「普段触ることがないセキュリティゲートに触れてよかった」という声や「どうやって使うんですか?」という質問が上がり、興味を持って積極的に見学してくれたので良かったです。ワークショップでは、カバン盗難防止など、高校生ならではのシステム案が飛び出し、やはり我々とは視点や課題感が違うなと新鮮に感じました。

ワーキンググループには若手のソフトウェアエンジニアたちが入って、議論を引き出してあげるなどサポート。「こういう使い方もあるんじゃない」など、AI活用に関するアドバイスもしていました。高校生にとっても勉強になったと思いますが、我々のメンバーも高校生と話すことで刺激を受けたのではないかと思います。

高校生と話す社員の方

社員のスキルアップや社業PRなど嬉しい副産物も

社外の人と接する機会が少ない開発部門の社員や、普段はAIに携わることがない社員も、取組に関わることで刺激を受けたり新しい知識を身につけるきっかけになったりしたようなので、社員のスキルアップ効果があったように感じています。

また、熊平製作所について知ってもらう良い機会にもなったと思います。元々は金庫から始まった会社で「熊平は金庫」というイメージが定着していそうですが、現在は最新のAIなども駆使したセキュリティに注力し、幅広い製品を展開しています。

そのことを取組を通して知ってもらえたことは、1つのうれしい副産物です。コーチとして参加している社員からフィードバックをもらって検討し、2026年度以降も継続されるのであれば、引き続き参加したいと考えています。