家庭でできる食中毒予防の6つのポイント
印刷用ページを表示する掲載日2023年5月16日
食中毒予防の三原則は、食中毒菌を『付けない、増やさない、やっつける』です。
「6つのポイント」は、この三原則から成っています。食中毒は、簡単な予防方法をきちんと守れば予防できます。
1.買い物をするとき
2.食品を保存するとき
3.下準備のとき
4.調理のとき
5.食事のとき
6.食品が残ったとき
1.買い物をするとき
生鮮食品は、新鮮な物の購入を(期限表示などの確認)
- 冷蔵や冷凍が必要な食品の購入は、買い物の最後に
<参考>
賢く楽しくお買い物!~エコバッグでも食中毒~(農林水産省ホームページ)
2.食品を保存するとき
- 冷蔵や冷凍が必要な食品は、帰宅後すぐに冷蔵庫や冷凍庫に
- 冷蔵庫は10度以下、冷凍庫はマイナス15度以下が目安
- 冷蔵庫内では肉汁などが他の食品に付かないよう、食品ごとに別容器に
- 冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意、目安は7割程度
<参考>
冷蔵庫のかしこい使い方(農林水産省ホームページ)
3.下準備のとき
- 作業の前や肉、魚、卵を扱った後には、必ず手洗を
- 生の肉や魚を切った包丁やまな板で、他の食品を処理しないこと
使用後すぐに、洗剤と流水でよく洗浄を(熱湯をかければ消毒効果があります。) - ラップしてある野菜やカット野菜もよく流水で洗浄を
- 冷凍食品の解凍は、料理に使う量だけ冷蔵庫の中や電子レンジで
- 包丁、まな板、ふきん、たわしなどの消毒を(漂白剤や熱湯又は煮沸が効果的です。)
<参考>
【動画】基本の手洗い(西部保健所広島支所ホームページ)
4.調理のとき
- 調理の前には、必ず手洗いを
- 加熱調理する食品は、十分に加熱を(目安は,中心部の温度が75度で1分間以上)
- 調理を途中でやめるときは、冷蔵庫で保管
5.食事のとき
- 盛り付けは、清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に
- 食品は、室温に長く放置しない(O157は、室温でも15~20分で2倍に増えます。)
6.食品が残ったとき
- 残った食品は、早く冷えるよう浅い容器に小分けして冷蔵庫へ
- 残った食品をあたため直すときも十分に加熱を
- 時間がたち過ぎたり、ちょっとでも怪しいと思ったら、思い切って捨てましょう
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