家庭でできる食中毒予防の6つのポイント
印刷用ページを表示する掲載日2021年6月18日
食中毒予防の三原則は,食中毒菌を『付けない,増やさない,やっつける』です。
「6つのポイント」は,この三原則から成っています。食中毒は,簡単な予防方法をきちんと守れば予防できます。
1.買い物をするとき
2.食品を保存するとき
3.下準備のとき
4.調理のとき
5.食事のとき
6.食品が残ったとき
1.買い物をするとき
生鮮食品は,新鮮な物の購入を(期限表示などの確認)
- 冷蔵や冷凍が必要な食品の購入は,買い物の最後に
<参考>
賢く楽しくお買い物!~エコバッグでも食中毒~(農林水産省ホームページ)
2.食品を保存するとき
- 冷蔵や冷凍が必要な食品は,すぐに冷蔵庫や冷凍庫に
- 冷蔵庫は10度以下,冷凍庫はマイナス15度以下が目安
- 冷蔵庫内では肉汁などが他の食品に付かないよう,食品ごとに別容器に
- 冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意,目安は7割程度
<参考>
冷蔵庫のかしこい使い方(農林水産省ホームページ)
3.下準備のとき
- 作業の前や肉,魚,卵を扱った後には,必ず手洗を
- 生の肉や魚を切った包丁やまな板で,他の食品を処理しないこと
使用後すぐに,洗剤と流水でよく洗浄を(熱湯をかければ消毒効果があります。) - ラップしてある野菜やカット野菜もよく流水で洗浄を
- 冷凍食品の解凍は,料理に使う量だけ冷蔵庫の中や電子レンジで
- 包丁,まな板,ふきん,たわしなどの消毒を(漂白剤や熱湯又は煮沸が効果的です。)
<参考>
【動画】基本の手洗い(西部保健所広島支所ホームページ)
4.調理のとき
- 調理の前には,必ず手洗いを
- 加熱調理する食品は,十分に加熱を(目安は,中心部の温度が75度で1分間以上)
- 調理を途中でやめるときは,冷蔵庫で保管
5.食事のとき
- 盛り付けは,清潔な手で,清潔な器具を使い,清潔な食器に
- 食品は,室温に長く放置しない(O157は,室温でも15~20分で2倍に増えます。)
6.食品が残ったとき
- 残った食品は,早く冷えるよう浅い容器に小分けして冷蔵庫へ
- 残った食品をあたため直すときも十分に加熱を
- 時間がたち過ぎたり,ちょっとでも怪しいと思ったら,思い切って捨てましょう
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