このページの本文へ
ページの先頭です。

不妊治療と仕事を両立しやすい環境を目指して

印刷用ページを表示する掲載日2019年12月19日

バナー

不妊治療と仕事の両立の難しさに悩んでいる従業員がいます

晩婚化が進む日本では「不妊症」に悩む人が年々増えています。女性の早期退職の直接的な要因となり得るこの問題は,人材不足で悩む企業にとって当事者だけの問題と片付けることはできません。

この度,経営者,人事労務担当者を対象としたリーフレットを作成しました。企業として不妊治療に取り組む社員と向き合うために,仕事と不妊治療の「リョウリツ」,その「ゲンジツ」を知ってください。

そして企業にできる支援があります。ぜひご検討ください。

リーフレット (PDFファイル)(2.11MB)

不妊治療と退職の密接な関係

働く女性の9割が不妊治療と仕事の両立が難しいと感じています。

グラフ1

こうした中,不妊症に悩む女性の4割が働き方を変え,そのうち約半数が退職しています。

これはすでに不妊治療のサポート制度を整備している会社であっても無関係ではありません。
不妊治療のサポート制度が使いづらい現状を改善しない限り,負担は変わらないからです。

グラフ4
社内にサポートがあると回答した内,およそ6割が,社内の不妊治療サポート制度を使わなかった(使おうと思わない)という実態があります。

※アンケート出典:特定非営利活動法人Fine「仕事と不妊治療の両立に関するアンケートPart2」

なぜ仕事を続けることが困難なのか

理由(1) 急な休みが必要となる

理由(2) 周囲に相談しづらい現実

理由(3) 通院回数の多さ

一方で,不妊治療は行えば必ず妊娠に結びつくとは限らず,何度も治療に取り組むこともあるため,そのたびに精神的,肉体的,経済的,時間的な負担が発生します。

県が行ったアンケートの中には出口の見えないトンネルと表現される方もいるほど,当事者はいつまで続くか分からない不安の中で,必死に両立しようとしています。

しかし,治療の実態を知らない周囲の理解不足により,退職を選ぶ人も少なくないのが現状です。

企業ができる支援

不妊治療と仕事の両立を続けるためには周囲の支援,特に企業からの支援が求められています。

制度を設けることが理想的ではありますが,制度創設がすぐには難しい場合であってもできる取組は風土づくりです。

不妊治療をサポートする制度作り

 
半日単位・時間帯の有給休暇制度 通院回数が多いことが悩みになるため,1日単位の取得よりも,短い休暇を多く取れる制度の方が両立の負担は軽くなります。
フレックスタイム制度

1か月以内の一定期間における総労働時間を定め,労働者はその枠内で各日の労働時間を自主的に決定し働く制度。


利用されやすい支援制度を作る際のポイント
ネーミング 「不妊治療休暇制度」では,利用すると不妊治療をしていることが周囲にわかってしまいます。制度名の工夫と配慮が必要です。
心理的な取得のしやすさ 社内の周知を十分に行い,周囲(特に上司)の理解が得られやすいこと。
急なスケジュールに対応可能 治療スケジュールは急に決定されることが多いため,当日取得も可能な制度が望まれます。

『お互い様』の風土づくり

風土づくりの社内活動
管理職や従業員への啓発 所属内で不妊治療の実情を知るための研修を実施。特に管理職の理解が深い職場では,不妊治療と仕事の両立支援に係る従業員の負担は軽くなります。
相談支援

社内に従業員のライフイベントと仕事の両立について相談窓口を設置。
※県の不妊専門相談センターを紹介することでも対応できます。

企業が先回りして支援することにより,貴重な人材流出を防ぎましょう!

こちらの制度も従業員のみなさまにご案内ください

不妊専門相談センター

不妊や不育に悩む夫婦や家族に対し,不妊・不育に関する医学的・専門的な相談や心の悩みなどについて,医師・助産師などの専門家が相談にお応えします。広島県が開設する相談窓口で,相談は無料です。

詳しくはこちら

不妊検査費等助成事業

県は早期の不妊検査を推奨しています。検査を開始した時点の妻の年齢が35歳未満のご夫婦に対して,不妊検査から一般不妊治療(人工授精まで)のステップの費用の半額を助成します。(上限5万円)

詳しくはこちら(特設サイト)

妊活大調査の調査結果

県が実施した妊活に関するアンケート調査の結果,特に女性から企業のサポートを望む声がとても多い結果となりました。(アンケート結果7p,10p)

アンケート結果はこちら

働き方改革・女性活躍 取組サポートサイト 「ヒントひろしま」

子育てしやすい職場環境を目指す経営者・人事労務担当者のみなさまはこちらもご参照ください。

働き方改革・女性活躍 取組サポートサイト 「ヒントひろしま」(リンク)

企業の取組事例についてより詳しく知りたい方

厚生労働省が作成しているリーフレット「仕事と不妊治療の両立支援のために~働きながら不妊治療を受ける従業員へのご理解をお願いします~」をご参考ください。

(外部ページ) 厚生労働省「仕事と不妊治療の両立について」 https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/30.html

このページに関連する情報

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

おすすめコンテンツ

みなさんの声を聞かせてください

満足度 この記事の内容に満足はできましたか? 
容易度 この記事は容易に見つけられましたか? 

この記事をシェアする