広島県では「検査・治療費への助成」や「相談センターの運営」を行っています。
「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しない状態をいいます。
日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年とみるのが一般的である」と定義しています。
「不育」とは、日本不育症学会では、「流産あるいは死産が2回以上ある状態」と定義しています。
不妊検査には、「血液検査」や「精液検査」、「超音波検査」などがあります。
不妊治療は、一般不妊治療と特定不妊治療に大きく分かれています。
一般不妊治療には、「タイミング療法」や「人工授精」などがあります。
特定不妊治療には、「体外受精」や「顕微授精」などがあります。
広島県では、将来子どもを授かることを望むご夫婦や、不妊の悩みを持つご夫婦の妊活を支援しています。
ご夫婦そろって不妊検査を受けた場合に、不妊検査を含めた一般不妊治療の費用を一部助成する制度があります。
助成制度の対象になるか10秒でチェックできる「助成金10秒診断」や、知っておきたい基礎知識をわかりやすく紹介するコンテンツをお届けしています。
男性も女性も当事者以外の方も、ぜひご覧ください。
不妊検査・一般不妊治療(タイミング療法、薬物療法、人工授精など)に係る費用が対象です。医療保険の適用の有無は問いません。
体外受精や顕微授精は本助成の対象外ですが、治療内容によっては下記の特定不妊治療費用の助成の対象となる場合があります。
「これから不妊検査・治療をはじめようと考えている方」や「不妊検査からタイミング療法や人工授精などを行っている方」はこちらをご確認ください。
令和4年度から保険適用となった特定不妊治療(体外受精や顕微授精など)等に併せて、先進医療等の治療を受けた方が対象です。
「体外受精や顕微授精などを行っている方」はこちらをご確認ください。
不育症検査(厚生労働省が定めるもの)を受けた方を対象として助成を行っています。
広島県の助成とは別に、市町が助成を実施している場合があります。
不妊・不育に関する思いや悩み、ひとりで抱えていませんか?
広島県不妊専門相談センターでは、電話・メール・オンライン・対面など、様々な方法で専門の相談員とお話しできます。
無料・匿名で相談できますので、お気軽にご相談ください。
県内で不妊検査・不妊治療を実施している医療機関の一部をご紹介しています。
令和4年4月から、人工授精等の「一般不妊治療」、体外受精・顕微授精等の「生殖補助医療」について、保険適用が始まりました。
保険適用については、医療機関へご相談いただくか、こども家庭庁ホームページ(不妊治療に関する取組)をご確認ください。