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臨床試験でも高評価

印刷用ページを表示する掲載日2019年12月5日

浜松市リハビリテーション病院の藤島一郎院長のご協力のもと,凍結含浸やわらか食の安全性,栄養状態及び嗜好性に係わる臨床試験を実施しました。
病院で提供されている食事メニューをもとに,21種類のやわらか食を作製して昼食時に提供しました。
試験では,主菜1品,副菜2品に加えて,患者様に合わせたご飯(全粥、嚥下粥、ゼラチン粥、軟飯)の4品を食事メニューとしました。

臨床試験用に作製したメニュー

普段,ミキサー食やキザミ食などの「嚥下移行食(浜松市リハビリテーション病院の食事区分)」が提供されている20名に対して7日間のクロスオーバー試験(10名の2群に分け、7日ずつ食事を入れ替える試験)を行った結果,凍結含浸やわらか食群において「摂食量」及び「摂取栄養素量」が有意に増加しました。
QOL(Quality of life:生活の質)調査では,「飲み込みやすい」「食事が楽しい」との評価が得られました。

飲み込みやすさは食事中の身体的負担の軽減につながることから,摂食量の増加や,栄養状態の改善につながると期待できます。

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